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「Just Like Dat」のPSYCHIC FEVER、次の一手はライブ映え! ツアーをヒートアップする最新作リリース 

2024.04.04 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEの7人組グループ、PSYCHIC FEVERが注目を集めている。国内外でリスペクトを集めるラッパー、JP THE WAVYと組んだ楽曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」が世界各地でBUZZを起こした。その熱気が続く中、最新EP『PSYCHIC FILE II』をリリースし、次の一手を打った。最新ツアーの開幕も迫る。世界にまた一歩近づいたPSYCHIC FEVERの剣、中西椋雅、そしてWEESAの3人にインタビューした。

ーー「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」(以下、「Just Like Dat」)の反響がすごいです。一時期は聴こうとしなくても耳に入ってくるような感覚があったぐらい。久しぶりな感覚でした。

剣:そうなんですか!SpotifyのBuzz Trackerに選んでいただいて、渋谷とか9カ所で、僕たちの写真がモニターに映し出されて、僕も見に行ったんですけど行ったときにはもう……。期間限定だったので見られなくて……。

中西椋雅(以下、椋雅):ちょうど僕らがベトナムに行っている時だったんですよね。

ーー「Just Like Dat」が注目を集めたことで何か変化はありましたか?

剣:みんなが歌ってくれるようになりました! 今までも、聞いたよ!とか、いいね!って声をかけていただくことはあったんですど、これでしょみたいに鼻歌で歌ってくれたり、「Just Like Dat」ってところの振付をやってみせてくれたり(笑)。うれしいです。

椋雅:初めて海外で「Just Like Dat」をパフォーマンスしたのがベトナムで、30分ぐらいのパフォーマンスだったんですけど、一番の盛り上がりでした。「Just Like Dat」ってところは大合唱になるんです。この1-2年海外で活動してきた中で、一番感動したかもしれない。


「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」が流れまくった、3人が見られなかったあの日の渋谷(編集部撮影)

ーー感動を更新してますね! でもその感じは想像に難くないです。曲が始まった瞬間にオーディエンスは「キター!!!!」って感じでしょう?

椋雅:そうです、ギャー!って。この曲が本当に浸透してるんだなって思います。

WEESA:……すごいよね!

ーーライブの鉄板というか、何があっても「Just Like Dat」があれば大丈夫みたいに…

椋雅:それを超えていかないとならないですけど(笑)。

ーーそうですね(笑)。

ガッツリ踊る WOLF HOWL HARMONYにドキドキ? 最新シングル「Frozen Butterfly」で未知のウルフに会える

2024.02.14 Vol.Web Original

 LDH史上最大規模のオーディション「iCONZ〜Dreams For Children〜」から誕生した4人組ボーカル・ラップグループ、WOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー)が2月14日、セカンドシングル「Frozen Butterfly」をリリースする。数えきれない人をドキドキさせて、結果もしっかりと残したデビューシングル「Sweet Rain」に続いて彼らが届けるのは、彼らの葛藤や思いを綴った、ちょっとした懐かしさとフレッシュさを兼ね備えた踊りたくなる楽曲。同じオーディションから飛び立ったグループが踊りまくる一方で、歌声でオーディエンスを湧きたたせて来た彼らが踊りだしたら……!?

満場一致で決まった「Frozen Butterfly」

 

ーー 新曲「Frozen Butterfly」は昨年末の「LDH LIVE‐EXPO 2023」で初披露されましたが正直驚きました。みなさんのファーストインプレッションは?

RYOJI:WOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)は、プロデューサーのDARUMAさんを筆頭に、ファクトリーと呼ばれるチームで楽曲制作をしていて、「Frozen Butterfly」もファクトリーから何曲か候補が上がってきたところで試聴会をするみたいに聴きました。

 僕が感じたのは、新しいけど、どこか懐かしいなってことでした。2000年代ぐらいのサウンド感があって。それにバイオリンとか、クラスターのエッセンスも入ってたりとか、ウルフらしさがあるなって思いました。

ーー踊らないわけはないよねといったダンサブルな楽曲です。

SUZUKI:次の楽曲あたりでガッツリ踊るっていう話は結構前から出てはいたんですよね。「Frozen Butterfly」をリリースしようっていう前から。

RYOJI:実際にどの曲に取り組むかっていうのは、みんなで一緒に決めていくんですけど、満場一致でこれがいいよってなったのが「Frozen Butterfly」のデモ音源でした。

ーー ファンの方の手元に置かれる2枚目の作品。いよいよリリースとなった今の気持ちは?

SUZUKI:最初のシングルを出した時から次はいつ出そうかって先のことも全部想定しながら進めてきたので、出せるタイミングが来たことがすごいうれしいです。『Sweet Rain』を超える作品を作ろうと思って取り組んでいますが、いろいろな方にサポートしていただいてすごく盛り上げていただいたデビューシングルを超えるのは本当に簡単なことじゃないと思っています。

 ただ「Frozen Butterfly」は、これまで届けて来た曲の中ではちょっと毛色が違うので、僕たちの新たな一面を見せられると思っています。それにこの曲は、僕たちの強さも出せる楽曲で、人の背中を押せるような内容になってもいるので、ガッツリかましたいなって思っています。「Sweet Rain」も最高の楽曲ですけど、それを更新していかないといけない。

iScreamがレベルアップ! 最新作『Selfie』で、もっと自分が好きになる!

2024.01.17 Vol.Web Original

 3人組ガールズユニット、iScreamがセカンドアルバム『Selfie』を1月17日にリリースする。日本語で自撮りを意味するタイトルの本作には、この作品を通じて自分たちの姿を写し出したいという想いが詰め込まれているという。彼女たちのストロングポイントである、聴かせる歌と魅せるダンス、そしてライブや新たな経験から学び吸収して増したアーティストとしての力強さで満ちたこの作品は、iScreamの唯一性を広く浸透させそうだ。

愛を自信を持って発信していく作品


ーー最新作『Selfie』について聞かせてください。

RUI:『Selfie』は自撮りっていう意味。ファーストアルバム『i』(愛)は、自分自身を意味する〈I(アイ)〉、iScreamの根本にある〈愛を叫ぶ〉をタイトルにしたもので、愛を知っていく少女の物語を描いた作品でした。『Selfie』は、その少女がいろんな愛を知り、知ったからこそ、自分でその愛を自信を持って発信していく作品です。自分をもっと好きになって自己肯定感を上げていく、セルフラブ。それがセカンドアルバムのテーマになりました。『Selfie』なので、楽曲選びなどの制作にも携わらせていただいて、こういう楽曲が欲しい、こういう歌詞を歌いたいと提案させていただきました。

ーー『Selfie』という言葉は自分たちから出てきたものですか?

HINATA:いろんな案があったのですが、10代最後っていうアルバムを表現したくて、自分たちらしさを表現したいってなった時に、一番ぴったりだったのが『Selfie』です。

ーー制作はどのように進めていったのですか?

RUI:制作が始まったのは、コラボリリース(2023年9月リリースのGirls² × iScream『Rock Steady』)の後からなので、そんなに前の話ではないんです。ツアー( “Level 19″)の準備期間と並行して自分たちにはどういう曲が必要なのかっていうことを考えていました。アルバムのテーマを決めてから楽曲を集めよう!という計画だったので、もう本当にテーマにぴったりな楽曲が揃いました。

ーーいま自分たちに必要な曲はどんな曲だったのか。これは、iScreamが2023年に経験したことについて聞く必要がありそうです。改めて2023年はどんな年でしたか?

RUI:新しい刺激とか学び、それらを吸収する年だったと思います。Girl²とのコラボレーションがあって、iScreamでは出会うことがなかったタイプの楽曲にチャレンジして楽曲の幅が広がりましたし、11人でパフォーマンスする経験もしました。新しい場所に行き、新しい方々にも出会えました。もちろん自分たちのツアーもりました。個人的には楽しんでいたのですが、もっと良くするにはどうしたらいいのかを考えていました。

YUNA:19歳をどう過ごしたいかをよく考えて全部の行動に移したので、いろんな意味で成長できたのかなと思います。ただ、私たちが叶えたい夢はまだまだ大きくて、もっと大きなステージに立っていきたいなと思っています。そういう思いが大きいからこそ、ツアーに想いがこめられたものになったのかなと思います。ステージの大きさではなく、皆さん一人一人の愛がどれだけ深いかがすごく大事なんだなって思ったんです。

HINATA:自分では知らなかった自分ですとか、自分のキャラクターというものをより確立できた1年だったと思います。ツアーでしたり、コラボでしたり、それまで自分たちが経験したことがないことがたくさんできた年でした。iScreamとしての 3 人と、11人の中での 3人の違いも分かりました。私は、パフォーマンスする時も、レコーディングの時も、11人だけど3人で並ぶとiScreamの色が出てくるねって思っていただけるようにと思って取り組んでいました!

WOLF HOWL HARMONY「好きすぎて辛い」新曲! 「ギュッて胸をつかまれるような気持ちを表した」

2023.11.17 Vol.Web Original

 LDH JAPAN史上最大級のオーディション「iCON Z~Dreams For Children~」から生まれた4人組ボーカル&ラップグループのWOLF HOWL HARMONY(ウルフハウルハーモニー、以下ウルフ)がニューシングル「Sugar Honey」をリリースした。「好きすぎて辛い」がテーマのラブソングで、「好き」という気持ちが駆け出していく”ウルフ印”のサウンドも聴けるナンバーだ。真面目に語ってわちゃわちゃもする4人のインタビューをお届けします!

「楽曲としてすごいイケてる」


――ニューシングル「Sugar Honey」について教えてください。

HIROTO:この曲は「好きすぎて辛い」がテーマのラブソングです。その人のことが好きすぎて胸が苦しい、その人を他の人に取られたくない、ギュッて胸をつかまれるような気持ちを表した楽曲になっています。音もすごく遊び心があって、僕たちもそうですが、聴いてくださる方も一緒に楽しめるような楽曲になっていると思います。

――この楽曲を受け取ったとき、どんな印象を持ちましたか?

SUZUKI:最初に思ったのは構成が面白いなってことです。始まり方はバラード調なんですが、前作の「Sweet Rain」みたいに途中からビートが入ってきて疾走感を生み出していくところはウルフらしさになってくるなっていうのも思いながら……。

――私も思いました。この展開は今後、”ウルフ印”みたいなものになっていくのかなと。

SUZUKI:それにサビのところ、主メロの裏にもう一つメロディーがあって。音楽性の高さをすごく感じました。

RYOJI:楽曲としてすごいイケてるなって思いました。ストリングスやピアノが映えている楽曲だなと思いますし、そのなかに 2ステップさもあったりして。それなのにトップラインはめちゃくちゃキャッチーというか歌謡寄りで、ザ・ポップだなっていう。どれだけ聴きなじみがあって入り込めるかはポップであることが大事だったりもするので、すごく練られて作られているなって。この曲でまた新しいことにチャレンジできるなって。

HIROTO:僕は、自分が想像していた以上にポップな楽曲になったんじゃないかなって思っています。最初の音源、デモよりも前の段階でトップラインが入ったようなものなんですけど、それを聞かせていただいた時と自分たちが声を入れた時、本当に全然違うような聴こえ方になっているんです。最初に聴いた時は歌詞はないし、完成したらどういう楽曲になるのかなー?みたいな感じで。

ーーこれは恋が始まっていく感じの曲になる予定ですみたいな情報もなく聴くんですね……それはワクワクしちゃいますね。

HIROTO:そうなんです。僕たち、声の感じもバラバラですし、やってきた音楽ジャンルも違うので、どの曲もそうなんですが、完成形がすごく楽しみなんですよ。 完全に自分たちの色になるので。

ーーGHEEさんはいかがですか?

GHEE:ドラマの主題歌として作られているので、聴きなじみがありそうなメロディー感でありつつも少し新しいエッセンスも入っている曲、そんな感覚がありました。くっく(HIROTO)が言ったように自分たちが歌ってどういうカラーになるのか僕も楽しみにしていて、想像していた以上に新しい感じのJ-POPになったかなって思います。歌詞については「好きすぎて辛い」なので、メンバーによっては感情移入して(歌っている人物に)なりきらないといけない部分もあるのかなとも感じました。

ーー4人で一緒に生活をされていますが、こうやって音源を聴いた後、一緒に帰る時とか、家で、みんなで妄想を膨らませたりすることも?

RYOJI:してますね!

GHEE:そうやって妄想を膨らませているうちに……歌詞もいただくっていう。

「人生はなから退屈さ」のフレーズから始まった! 令和の卒業ソング『僕らまた』のSSW、SGがメジャーデビュー

2023.11.15 Vol.Web Original

 日韓ミックスのネオシンガーソングライター、SGがデジタルシングル「Palette」をでメジャーデビューした。2つのカルチャーをバックグラウンドに持つ強みを生かし日本語と韓国語で歌うカバー、令和の卒業ソングとして話題となった『僕らまた』といった楽曲でSNSで注目を集め、いま新しい一歩を踏み出す彼にインタビューした。

ーー 新曲「Palette」がデジタルリリースされました。前向きなメッセージが綴られた曲で、10月のショーケースライブでも披露されていましたね。

 ここからスタートなんだぜ、という曲です。この曲が僕のこれからの人生を彩るためのパレットになったらいいなという気持ちで作りました。音楽活動を始めた時からは長い年月が経っているんですが、世の中の多くの皆さんに届けられるようになったのはここ最近。今まで過ごしてきた人生を絵の具だとしたら、またその絵の具で第二の人生を彩っていけたら、その思いを込めています。

音楽との出会いは「日本に来たこと」

ーー 第二の人生という表現が気になりますが、まずはSGさんについて教えてください。どんなきっかけで音楽を始めたのですか?

 それは韓国から日本に来たことです。音楽にもそのタイミングで出会って、始まりもそこだと思います。

ーー日本に来たのは何歳ごろの話ですか?

 中学校3年ぐらいに学校を辞めて、1年間日本語の勉強をしてから日本に来て、日本の中学校に2年生の3学期から編入しました。日本に来た理由は、僕の家が教育にシビアなところがあって、高校に行って大学に行って……就職しろとまでは言われたことはないですが、大学は出なさいと言われていて、僕はそういうのが嫌だったから。それと、いじめにあったこともあります。母が日本人であることが原因だったりもして、子どもだから悪いのは母じゃないかって母がすごく嫌いになった時期がありました。ただ、なぜ周りにそんなことを言われなきゃならないんだって気持ちもあって、母が育ったところはどんなところなのか、日本の文化などに興味が湧き始めました。それでアニメーションを見たりするようになるんですけど、悪くない、何にも悪くないじゃんって。父が世界中の島に関する研究者なこともあって、父の仕事で一緒に日本に来た時、日本ってめちゃくちゃいい国、ここで勉強させてくれ、と。

ーーお母さまが音楽をされているという家庭環境の影響はありますか?

 それはないと思います。音楽をやれという家庭でもなかったし、母がやってるのは声楽で、いま僕がやっていることとは違いますし。小学生や中学生のころ、母が弾くピアノに合わせて歌うようなこともありましたけど、プロを目指そうとしたわけでもなかったです。ただ歌うのが好きっていうことを気づかせてくれたのかなとは思います。

 日本に来て、友達に誘われてカラオケに行って流行っている曲に接しました。アニメをよく見ていたからアニソンは分かっていたんですけど、流行っている歌は分からなかったから新鮮でした。そのなかでドハマりしたのがヴィジュアル系。なかでも、the GazettEさんにすごくハマって、人生初ライブもthe GazettEさんでした。その頃からかな、ギターやりたい!って。

ーーボーカルではなかったんですね。その後、音大に進まれたとのことで、お母さまの影響が大きいのかなと想像してました。

 僕はもともと音大に行こうとは思っていなかったんです。大学では心理学を勉強したかったんですけど、願書の締切に間に合わなかったという……

ーーそれは……痛恨のミスですね。

 そうなんです。でも、大学までは行きなさいと言われているじゃないですか? 両親に相談したら音大も選択肢としてあるんじゃないか、と。そこから願書が間に合って合格したのが音大だった、それだけです。歌が上手くなりたいとかいうのでもなく、親が大学に行けっていうから、なんです。専攻はボーカルでした。

鷲尾伶菜、20代最後のアルバムで大切な人たちに届ける「アーティスト・鷲尾伶菜」の熱

2023.10.12 Vol.Web Original

 瞬く星のようにキラキラしたグループで、ソロでは夜道を優しく照らす月のようにーー。E-girls、Flowerといったグループでの活動を経てソロで活躍する鷲尾伶菜。時が移るとともに自身の居方を変化させながらオンリーワンの歌声を響かせている。10月11日に最新アルバム『For My Dear』をリリース。アルバムには自分の好きな音楽を詰め込んだという。作品を通じて鷲尾が届けたいこととは? 本人に聞く。

 

ーー最新アルバム『For My Dear』がリリースされました。ソロとしては2枚目、前作からは約1年半ぶりのアルバムとなります。この作品が誕生するまでのことを教えてください。

 この数年の活動のなかで、いろいろなタイプの自分の好きな曲たちが溜まってきたので、そろそろ作品として出したいなと思って制作をスタートしました。こういうアルバムを作りたい!というのもなく、本当に”自分の好きな曲を詰め込みました!”っていう作品です、シンプルに。

 ーー撮りためた写真をまとめたような”アルバム”なんですね。

 こういうアルバム、こういった世界観でといったイメージを持つことはすごく大事だと思うんですけど、このアルバムに関しては、いま自分の周りにある曲を早く届けたいっていう思いだけ。聴いていただけた方が、私が好きな楽曲たちを通じて、私のいろいろな魅力や音楽性を楽しんでいただける作品に仕上がったかなと思っています。いろいろあるから……飽きずに聴いてもらえるんじゃないかな(笑)。

 ーータイトルの『For My Dear』にはどんな想いが? 同じタイトルの曲も収録されていますね。

「For My Dear」という楽曲は、グループ時代から支えてくれていたファンの皆さんに向けて、ライブの最後に歌えそうな曲を、と作っていただいた曲です。とにかく「For My Dear」という想いを伝えたい、大切な人、大切な瞬間、大切にしたい自分の気持ち、なんかそういったものすべてに共通するようなものが伝わるような楽曲を作ってほしいとお願いして仕上げていただきました。

「For My Dear」は、いつも自分を支えてくれていたり応援してくれている皆さんへ、という意味です。ソロでは伶の名義で活動をしてきましたが、それも鷲尾伶菜へと変わりました。これもファンの皆さんからリクエストを募ってライブをしたことがきっかけになっているので。

ーー「鷲尾伶菜」になったことについてもう少し具体的に教えていただけますか?

  リクエストライブでは、伶名義でE-girlsとかFlowerの曲を歌うのもいいかと思っていたんですけど、準備をしていく中で、今まで応援していただいてきた鷲尾伶菜という名前で歌うことに意味があるんじゃないかって改めて感じたんです。それ以降は、もう1回変えちゃったんだから、この名義でリリースもしようって(笑)。

Lucky² のちょっと大人な表情にドキッ! 最新EP『夢空に羽』で見せる「新しい私たち」〈インタビュー〉

2023.10.04 Vol.Web Original

 現役中高生の9人組ガールズ・パフォーマンスグループのLucky² (ラッキーラッキー)が10月4日、最新EP『夢空に羽』をリリースする。元気に跳ねて、ポップでポジティブな楽曲を送り出してきた彼女たちは、最新作では楽曲もビジュアルもぐっと大人な印象になって、ファンをびっくりさせる。リーダーの杉浦優來、佐藤栞奈、森朱里にインタビュー。

――最新EP『夢空に羽』のお話を伺いに来たんですが……ずいぶんと雰囲気が変わりましたね。なんだか急に大人になりました。

杉浦優來(以下、杉浦):前回のシングル『ラキラキLOVE!』は真っピンクで元気いっぱいでしたし、私たちも元気な表情が多かったんですよね。でも、『夢空に羽』は衣装もみんな白で揃っていて、儚げだったり、大人っぽい表情をみんなで意識しているので、大人になっていく私たちが表現できたんじゃないかなと思っています。

森朱里(以下、森):『夢空に羽』のダンス、ぜひ見てほしいです。ジャズ要素が入っていて、しなやかな動きが多くて。今までのジャンプして跳ねて元気いっぱいとは違って……

佐藤栞奈(以下、佐藤):そうだよね、大人っぽくなった感じ!

パワーアップしたLucky²に会える EP『夢空に羽』

 

―― まずは楽曲について聞かせてください。EPは、タイトルトラックの「夢空に羽」、「夏の魔法」、そして「Shooting Star」の3曲を収録。どの曲もこの夏のライブで歌ってきたそうですね。

杉浦:Lucky²はこれまで毎年夏にライブをしているんです。そこでお披露目しようとみんなで一所懸命準備した曲です。

佐藤:お披露目があるから頑張れましたね。ライブでも、めちゃめちゃ緊張しましたけど、この楽曲たちで新しい私たちをお見せできたんじゃないかなって思います。

―― 大人っぽい一面ということでしょうか?

森:それもありますが、このEPに向けて、みんなでボーカルレッスンやダンスレッスンをたくさん受けて、パワーアップしたんです。

―― この楽曲たちと向き合うのにはパワーアップすることが必要だった?

杉浦:初めて「夢空に羽」やカップリング曲の「夏の魔法」や「Shooting Star」を聴かせていただいた時、この曲たちを私たちはちゃんと歌えるのかなって思いました。たくさんレッスンをしたのもそれが理由です。ツアーと並行して進めていたんですけど、こうやって完成して振り返ってみると、やっぱりレッスンは大事だったって思います。

音楽家の梶浦由記が活動30周年!アニソンで「自分の居場所が見つかった」

2023.09.17 Vol.Web Original

『鬼滅の刃』『魔法少女まどか☆マギカ』『ソードアート・オンライン』などといった大ヒットアニメや、NHKの連続テレビ小説『花子とアン』などで知られる音楽家の梶浦由記。劇伴だけでなく、女性ボーカルユニット「Kalafina」や個人プロジェクト「FictionJunction YUUKA」など、多くのアーティストのプロデュースや作詞・作曲を行い、2020年には作詞を梶浦とLiSAが共作、梶浦が作曲を手がけた映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』主題歌のLiSA「炎」が第62回日本レコード大賞を受賞した。

 その梶浦が1993年に音楽ユニット「See-Saw」でメジャーデビューしてから活動30周年を迎えた今年7月、初の歌詞集『空色の椅子』(飛鳥新社)を発売した。一体なぜ、このタイミングで本を出そうとしたのか。これまでの音楽活動や、今のアニソン業界についてどう見ているのか、本人に聞いた。

◆ ◆ ◆

注目度上昇中のヒップホップユニット MA55IVE THE RAMPAGE  目標は「THE RAMPAGEと対バン」 9月に初のシングルパッケージをリリース

2023.08.14 Vol.Web Original

 ヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)が存在感を増している。人気も注目度も沸騰中の16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀のパフォーマー5人で構成されたヒップホップユニットだ。昨年、「ハイロー」シリーズの最新映画『HiGH&LOW THE WORST X』で劇中歌「RIDE OR DIE」を担当して注目され、今年年明けからは大型イベントのステージやB.LEAGUEのハーフタイムショーも経験。9月に初めてのシングルパッケージのリリースも決定し、勢いが止まらないMA55IVEに沖縄でインタビュー。メンバーが、MA55IVEの始まりからこの先までを語る。

 

『INVADERZ』はMA55IVEの覚悟が見える作品

ーー ユニット初となるシングルパッケージ『INVADERZ』(9月13日発売)を控えて、ファンの皆さんを中心にザワザワしています。『INVADERZ』はどんな作品になっているんですか?

山本彰吾:『INVADERZ』は、結構僕らの覚悟が見える作品になると思っています。というのも、MA55IVEの価値観と見え方が一気に改造できると思っているからです。

ーー なんだかすごそうですね!

浦川翔平:攻めたやつです……ダブステップっぽい。

山本彰吾:THE RAMPAGEでやらないことを、MA55IVEはやってくれるよなあというものになっていると思います。

ーー リリースパーティーもあり、ファンの期待も高まっています。

浦川翔平:新しい曲が皆さんに届けられる楽しみとうれしさでいっぱいです。もちろんファーストインプレッションの怖さもありますけど。

神谷健太:反応を見るのが楽しみだよね。みんな来てくれるのかなって思いますし、MA55IVEの立ち位置も分かる。それによって、これからやれることも分かってくるから。

鈴木昂秀:確かに!


始まりは「ラップやりたい人、手を挙げて!」


 
ーー さて、今日はそこからですかというところからお話を聞きたくて。まずはMA55IVEの始まり、ゼロからイチになったときのことを教えてほしいです。

LIKIYA:本当の最初でいうと、僕と翔平と(武知)海青(THE RAMPAGEのパフォーマー)だったんです。ただその時はまだMA55IVEでもなんでもないんですけど。ラップをやりたい人はいる?と聞かれて手を挙げたのがこの3人。その流れで、LDH所属のラップチームといったらDOBERMAN INIFINITIYさんですから、ドーベルさんにラップのレッスンを受けたっていう。

ーー 派生ユニットを想定しての「手を挙げて!」やレッスンだったんでしょうか。

LIKIYA:それはなかったと思います。もともと人数が多いグループなので後々そういうこともできるんじゃないかなと思ってるけど、ぐらいで。具体的には何も決まってない状態で、とにかくやってみよう!です。

浦川翔平:そこから考えると、MA55IVEって意外と長くやってるんですよね。まだMA55IVEではない状態でTHE RAMPAGEのホールツアー(”GO ON THE RAMPAGE”)でやってたのが2017年とか18年、手を挙げたのはそれより前で16とか17年だったんじゃないかな。その頃にやりたいですって手を挙げるのは度胸がいりました。THE RAMPAGEが新人ですし、まずパフォーマーとしてTHE RAMPAGEを全力でやっていく時だろうって思われる時期ですから。

ーー それでも手を挙げたんですね。

浦川翔平:子どもの頃からDJとかラップをやらせてもらってきたので、それを具現化したかったというのもどこかにあったのかもしれないですけど、単にスキルを磨きたかったんです。ドーベルさんはリアルに作品をリリースしたりライブをしているので、第一線でやっている人たちから学びたかったんです。

ーー 次に加わってくるのは(鈴木)昂秀さんですよね。

鈴木昂秀:時期的にはホールツアー前です。リハ―サル中だったと思うんですけど、HIROさんがいらっしゃって、「ラップやりたい人いないの」って軽い感じでおっしゃったんです。


「俺も好きなんです、やりたいです」

 

ーー そして順番的には、山本(彰吾)さんが登場?

LIKIYA:ホールツアーのラストだったよね、最終日。

浦川翔平:「俺も好きなんです、やりたいです」って告白してくれて。

ーーちょっとドラマがありそうですね。

山本彰吾:ヒップホップもラップも好きでしたし、チャンスがあったらという気持ちはありましたけど、自分なんてなあって思っていました。だけど、みんながやっているのを見ていたら抑えられなくなって……チャンスは今しかないなって。

LIKIYA:LINEをもらったんだよね。

鈴木昂秀:泊まってるホテルの部屋にコンコンって来てくれて、伝えてくれたんです。

山本彰吾:ひとりずつね、ボーカルも含めて。僕はもともとパフォーマーとして入っていて、マイクを持つって……結構考えたんですよ、THE RAMPAGEと共存してやっていくんだったら何も言わずに始めるのは失礼だって。それも後からポコッて入るわけだし、筋は通したくて。THE RAMPAGEで初めて筋を通したのはそこかもしれない。

ーー そして、川村壱馬さんと入れ替わるように、神谷健太さんが加わる、と。神谷さんは他のメンバーがマイクを握っているのをどんなふうに見ていたんですか?

神谷健太:みんながやっているのは知ってましたけど、自分はラップはやらないし、もともと歌が歌いたかったので自分とは別のことだと思っていました。ただ、ホールツアーでやましょー(山本彰吾)がマイクを持ってるのを見たときはちょっとあったかな……。それでLIKIYAさんに話したら、まずはラップでマイクを持ってみたらいいんじゃないか、そこから形を変えていくっていうのもあるんじゃないかと。

 

「MA55IVEのロゴがバーンと出た」

 

山本彰吾:それで、『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』ですよね。

LIKIYA:…健太が登場! それで(“RMPG”で)MA55IVEのロゴがバーンと出て

浦川翔平:アイヤイヤー!って「Determined」!  MA55IVEの名前は、VERBALさんがつけてくれました、やべぇ奴らみたいな意味合いで。

 

※初稿出稿時に時系列に誤りがありました。グループに確認し訂正いたしました。

パンサー尾形が“竹馬目線”で見るものは? 斬新な街ぶら番組『パンサー尾形の竹馬散歩』は先輩芸人も気になる !?

2023.07.07 Vol.Web Original

 お笑いトリオ、パンサーの尾形貴弘が竹馬で街を歩く番組『パンサー尾形の竹馬散歩』(TOKYO MX)が注目を集めている。本サイトでも新しいエピソードが放送されるたびに紹介しているが、そのたびにアクセスランキング上位に食い込んで、放送後もダラダラとアクセスし続けられる。8日に第9弾が放送されると聞き、いよいよ尾形本人に話を聞かなければとロケ先に向かった。


 尾形と会ったのはロケバスのなかだった。すでにロケは終了、尾形は竹馬から降りて、帰り支度も整えた様子。ロケの感想を聞くと、「今までで一番しんどかった気がします」。疲労が見える。

「……体力がなくなってきてるのかなあ。前回の収録から少し時間が空いたりすると“竹馬筋”が衰えてくるんですよ。今日は腕がずっとぷるぷるぷるぷるいってました」

 雨がポツポツと落ち、道路は雨で濡れて滑りそう。パーフェクトな竹馬日和とはいいにくい。そんな状況がいつも以上に体力を奪ったのかもしれない。

 学生時代はサッカーでならし、体力に自信はある。それゆえに体を酷使する仕事も多い。どの番組もそれなりにキツいだろうが、『パンサー尾形の竹馬散歩』はかなりこたえるという。

「トレーニングは一切していなくて、体を使う仕事が多いので仕事をする中で自然とトレーニングになってると思うんですよね。ただこの番組で使うのは普段使わない“竹馬筋”ですから」と強調する。

早乙女太一「僕らの”お祭り”にふらっと遊びに来て!」劇団朱雀の祭りが始まる!

2023.05.19 Vol.Web Original

 早乙女太一が総合プロデュース・演出、出演もする劇団朱雀の新しい祭りが始まる。19日に東京・かめありリリオホールで開幕し、その後、大阪、福岡、沖縄と全国で31公演。早乙女が思い描く”お祭り”が全国に広がっていく。劇団朱雀を再開して、コロナ禍を乗り越えて、行われる”お祭り”。早乙女が静かに、そして熱く語る「舞台で祭りをするのではなく、いつかは祭りごと作りたい」という言葉に、心が踊り、血が騒ぐ。

 

―― 劇団朱雀の公演、いよいよ初日を迎えます。

気づいたらもうこんなに近づいているのかと。焦りを感じつつ、ワクワクする高揚感もありながら、準備を進めています。『蜘蛛巣城』(舞台、KAATS神奈川芸術劇場などで上演)をやっていたこともあって、そちらに集中している時間も長かったので、公演の間に劇団朱雀のことをやってまたそっちに戻る……みたいなことをやっていましたね。

――『蜘蛛巣城』はかなりヘビーな作品でした。その最中にも劇団の準備をされてたんですね。

難しかったですよ。濃ゆい舞台だったので、簡単に切り替えられるものじゃなかったですから。

―― そうした経験を経て始まるこの公演。このタイミングでの上演を考えた理由はありますか?

劇団朱雀は舞台を作るというよりもお祭りを作る感覚のほうが大きいんですね。ただ、コロナ禍に入って、お祭り自体が難しくなって。声を出しちゃいけないとか、いろんな抑制や規制がでてきました。そのなかでも”お祭り”をやろうって言えばできたんだろうけど、自分たちがやりたいことはそういう”お祭り”じゃなかったから、次に作る時には、やりたい”お祭り”ができる環境であってほしいなと言う願いがありました。それと、このくらいの時期になればいけるんじゃないかという勝手な予想も。そしたら運良くそういう流れになってきて……良かったなと思っています。

―― 劇団朱雀は、そういう風が吹いてくるところがありません?

2019年に復活公演をやってそれが終わった1週間後に一連のコロナが始まって。そのあと、岐阜のぎふ葵劇場で幕引き公演(その劇場で行われる最後の公演)があったんですけど、それも自粛期間が明けた時で、公演が終わったら、また自粛期間になってみたいなキリギリの期間でした。まあ、たまたまでしょうけど。今回はそれに感謝するような願いもこめて作れたらいいなと思います。

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