団体史上初のスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)王座の2冠王を目指す!
“リアルタイガーマスク”と呼ばれ、現在SOG世界タッグ王座(パートナーは和田拓也)を保持する勝村周一朗がガンバレ☆プロレスの今年最後のビッグマッチ「BAD COMMUNICATION 2023」(12月27日、東京・後楽園ホール)でSOG世界無差別級王者の木髙イサミ(BASARA)に挑む。大一番を控えた勝村に決戦前の胸中を聞いた。
団体史上初のスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)王座の2冠王を目指す!
“リアルタイガーマスク”と呼ばれ、現在SOG世界タッグ王座(パートナーは和田拓也)を保持する勝村周一朗がガンバレ☆プロレスの今年最後のビッグマッチ「BAD COMMUNICATION 2023」(12月27日、東京・後楽園ホール)でSOG世界無差別級王者の木髙イサミ(BASARA)に挑む。大一番を控えた勝村に決戦前の胸中を聞いた。
ガンバレ☆プロレスが9月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「GIRI GIRI CHOP!2023」(10月1日、東京・新宿FACE)でのタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座(王者組は勝村周一朗&和田拓也)に挑む「変態パンチドランカーズ」の前口太尊(パートナーは佐藤光留)が超パンチドランカーっぷりを露呈し、和田の怒りが爆発した。
同王座は5月5日、東京・後楽園ホールでの初代王座決定トーナメント決勝戦を「変態パンチドランカーズ」が制して初代王座を戴冠。ところが、ベルト作製を依頼した米国の業者からの納品が遅れ、トロフィーで代用された。「変態パンチドランカーズ」は7月9日、東京・大田区総合体育館で勝村&和田の格闘コンビに敗れて王座から陥落し、ベルトを巻くことはできなかった。当のベルトは8月6日、東京・高島平区民館でお披露目され、第2代王者組が初めて腰に巻くことになった。今回、勝村組は2度目の防衛戦で、前王者組とのリターンマッチに臨む。
挑戦者組の光留は「今回タイトルマッチが決まりまして。もともと我々が初代王者だったんですけど、なんの因果かベルトが来ないまま、初代王者になり初防衛戦を終え、タイトルを失うという結果になりました。ベルトがない状態でタイトルが移動したことで“ベルトを失った”ということも言えてない。これは『A・B・C』でいったらBまでしかやってないということなんです。我々が望むのはCまでやりたい。本番がやりたい。タイトルマッチが“疑似”で終わっていることがどうしても我慢できなくて、本番をやりたいと思い続けてました。今回は流れで本番を迎えるということなので、太尊と一緒にすごいいい本番をしたいと思います」とベルトがあってこその本番だと力説。
ガンバレ☆プロレスが9月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「GIRI GIRI CHOP!2023」(10月1日、東京・新宿FACE)でのタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。今成夢人の挑戦を受け、3度目の防衛戦に臨むスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の木髙イサミ(BASARA)が王座死守を宣言した。
第2代王者で1年ぶりの王座奪還を目指す今成は「イサミ選手とこの間(9・2王子)の冨永真一郎選手の戦いを見て。僕は冨永と10年以上の友人関係で、ドキュメンタリー作品を撮って、撮られてという関係性で、ずっとそこから縁が長かった彼の人生が同時に僕の人生だなという気持ちもすごくあって。彼は働きながらプロレスとの関係を見つめて、ずっと頑張っている彼のことを尊敬していて。本当に振り絞ってイサミ選手と戦っている彼の姿を見て、僕のなかでは“冨永獲ってくれ!”という思いがあったけど敗れてしまって。でも冨永の続きが自分に描けると思いました。冨永のバトンを僕がもらってイサミさんに挑戦するのが、あまりにしっくり来ていると思ったし、獲らなきゃいけないって思って。僕も働きながらプロレスをしている身として、その矜持、強さ、このベルトをイサミさんが巻いている現状。決して面白くはないけど、そこに一手を決めたいなと思いました。冨永のバトンをもらって、イサミさんの前に堂々立つ。その気持ちが仕上がっていて、今回は盤石の心持ちで挑戦ができそうです」と意気込んだ。
ガンバレ☆プロレスが9月2日、東京・王子Basement MON☆STAR(夜の部)で「KAMIKAZE TAXI 2023」を開催した。“最強の素人”と称される冨永真一郎が木髙イサミ(BASARA)が保持するスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑むも惜敗し“3度目の正直”はならず。2度目の防衛に成功したイサミは10月1日、東京・新宿FACEで、冨永の大学生時代からの同志ともいえる今成夢人とのV3戦に臨むことが決まった。
かつてイサミがエースだったユニオン・プロレス出身の冨永は「王者がイサミさんだから勝ちたい」として、同団体を退団してからの12年をイサミにぶつけるべく挑戦。2022年3月26日(当時の王者は高岩竜一)、今年2月25日(当時の王者は渡瀬瑞基)に続き、これが3度目のチャレンジとなった。
前半はイサミが足に集中砲火。耐えた冨永は10分過ぎ、反撃に転じると、場外で張り合い、エルボーの応酬に。冨永は腕極め式フェースロックで絞め上げると、ムーンサルトプレスを放つもイサミが剣山。イサミがダイビングダブルニーを繰り出せば、冨永はオーバーヘッドキックを決め、エルボーのラリーに。冨永は必殺のJKを見舞うも、ムーンサルトプレスは自爆。イサミは張り手、バズソーキック、勇脚・斬を叩き込むと、冨永はグロッギー状態。ここでイサミは冨永の額によもやのデコピンを繰り出して3カウントを奪取した。
ガンバレ☆プロレスが8月6日、東京・高島平区民館で「アンダー・ザ・シルバーレイク2023」を開催した。勝村周一朗&和田拓也の総合格闘技出身コンビが、ハートリー・ジャクソン&HARUKAZE(リーサル・ウェポン)の挑戦を退け、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座の初防衛に成功した。
同王座のベルトは作製を発注した米国の業者からの納品が遅れ、トロフィーで代用されていたが、ようやく完成。第1試合前にお披露目され、第2代王者組の勝村と和田に贈呈された。公開調印式で王者組の勝村は「100回防衛する予定なんで、今日は100分の1にすぎませんが、100%の力でぶっ潰します」、和田は「今日勝たないと、せっかく来たのに勝村と組んでる意味がないし、勝村との物語が終わっちゃうんで、しっかり勝つ」と自信たっぷりに語った。
ガンバレ☆プロレスが8月6日、東京・高島平区民館で「アンダー・ザ・シルバーレイク2023」を開催した。YuuRIがスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の木髙イサミ(BASARA)に挑むも、惜しくも敗れ2冠獲りはならなかった。初防衛に成功したイサミには冨永真一郎が挑戦することが決まった。
YuuRIは7月17日、アイスリボンの神奈川・横浜ラジアントホールでICE×∞(アイ・シー・イー・クロス・インフィニティ)王座を奪取。その勢いを駆って、同日夜のガンプロ高島平大会でイサミにアピールし、2冠獲りを宣言していた。SOG世界無差別級王座に女子選手が挑むのは、昨年10月2日、東京・板橋グリーンホールでまなせゆうなが当時王者のハートリー・ジャクソンに挑戦して以来、2度目となった。
第1試合前の公開調印式では「イサミさんはスーパーヒーロー。スーパーヒーローを倒せば、自分がガンプロのスーパーヒーローになれる」と言い切ったYuuRIは、サッカーボールキック、エルボー連打で猛攻。イサミはアームロックでジワジワと攻め込むと、垂直落下式ブレーンバスター、ダイビング・ダブルニーを敢行もカウントは2。YuuRIは619、ジャーマン、ラリアットで反撃もスワントーンボムは自爆。丸め込みの応酬から、YuuRIがヘッドバットを繰り出せば、イサミはグーパンチを叩き込む。イサミは腕を取ると千弐四四で絞め上げ、粘るYuuRIからギブアップを奪った。
ガンバレ☆プロレスが7月17日、東京・高島平区民館で「フレンチ・コネクション2023」を開催した。新ICE×∞(アイ・シー・イー・クロス・インフィニティ)王者になったYuuRIが7月9日の東京・大田区総合体育館でスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者を戴冠した木髙イサミ(BASARA)に8月6日、高島平で挑戦することが決定。さらに、YuuRIは同月11日、東京・板橋グリーンホール大会でのまなせあみとのICE×∞王座の防衛戦を熱望した。
前日(16日)のガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)両国KFCホール大会でYuuRIは「明日ベルトを獲って、夜にチャンピオンとしてガンプロに凱旋します」と宣言。この日の昼、YuuRIはアイスリボンの神奈川・横浜ラジアントホール大会に乗り込んで、王者のトトロさつきを破り、見事にICE×∞王座を奪取した。
ガンバレ☆プロレスが7月17日、東京・高島平区民館で「フレンチ・コネクション2023」を開催した。土肥こうじ&羆嵐の“土肥羆”がガンプロ侵攻初戦で大家健&翔太を粉砕。8月6日、高島平で大家が土肥と一騎打ちすることが決まった。
大家は羆嵐と組んで、7月9日、東京・大田区総合体育館で行われた「スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座次期挑戦者決定サバイバル4WAYタッグマッチ」に出場した。ところが羆嵐が大家を裏切って、土肥こうじと結託。かつてWRESTLE-1マットなどで猛威を振るった“土肥羆”が復活。今大会では当初、大家と羆嵐が組むことになっていたが、大家の強い要望によりカード変更。大家は翔太とのコンビで出陣し“土肥羆”と対戦した。
ガンバレ☆プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座次期挑戦者決定サバイバル4WAYタッグマッチはハートリー・ジャクソン&HARUKAZEが制して挑戦権を奪取。大家健は羆嵐に裏切られたうえ、土肥こうじと2人でボコボコにされてしまう惨劇が起きた。
この一戦に出場したのはジャクソン&HARUKAZE、大家&羆嵐、藤田ミノル&下村大樹(戦闘民族)、岡田剛史&神崎ユウキの4チーム。負けたチームは脱落し、最後に残ったチームが勝ちとなるルール。
ガンバレ☆プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」を開催した。総合格闘技出身の勝村周一朗と和田拓也のコンビが、王者組の「変態パンチドランカーズ」(佐藤光留&前口太尊)を下し、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座を戴冠した。
勝村と和田は総合格闘技でアマチュア時代から、同じジムで修業を積んだ間柄。勝村は修斗世界フェザー級、和田はウェルター級キング・オブ・パンクラス王座を獲得しており、総合のチャンピオン同士がコンビを結成してプロレスのベルトに挑んだ。光留はパンクラス出身、前口は元キック王者で、格闘技ベースの4人で王座を争うことに。
ガンバレ☆プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」を開催した。BASARAのエース・木髙イサミが、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者・渡瀬瑞基を破り、“ガンプロの至宝”が流出する非常事態となった。
同王座は2021年11月に初代王者・高岩竜一(フリー)が誕生。その後も、ハートリー・ジャクソン(フリー)がベルトを腰に巻くことはあったが、遂に他団体選手の手に渡ってしまった。
前半戦はじっくりしたレスリングの攻防で開戦。イサミは強烈なアームロックで締め上げた。イサミがエプロンでブレーンバスターを見舞えば、すぐさま渡瀬は場外でブレーンバスターをお返し。リングに戻ると、渡瀬はフロントネックロック、腕極め式フロントネックロックで絞り上げた。流れを変えたのはイサミのファイアーサンダー。続けて、イサミはダイビング・ダブルニードロップ。15分過ぎ、エルボー合戦から、イサミがラリアット、エクスプロイダー。渡瀬はエルボーで返すも、イサミはパンチ、バズソーキック、そして勇脚・斬を叩き込んで勝負を決めた。