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王座決定トーナメントでレミー・パラが日本人3選手を全員KOで下しスーパー・フェザー級王座を獲得【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で行われた「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」でレミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)が決勝で横山朋哉(リーブルロア)にKO勝ちを収め優勝を果たし、王座を獲得した。

 パラは1回戦で松山勇汰(ALONZA ABLAZE)、準決勝では中島千博(POWER OF DREAM)をKOで破っており、日本人選手を3タテしての優勝だった。

 パラは海外ではWAKO世界-62kg級とIKBO世界-60kg級の2冠を獲得。2023年12月にK-1初参戦を果たすと、当時、同級王者だったレオナ・ペタスとノンタイトル戦で対戦し、判定勝ち。次戦の朝久裕貴には判定負けを喫した。昨年11月にNight Of Champions 31のトーナメントで2連勝。今年3月にはレニー・ブラジをKOしてISKA世界スーパーライト級王座を獲得している。

レオナ・ペタスが2.25kgオーバーの天野颯大に制裁の1RKO勝ち【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で約1年半ぶりの復帰戦に臨み、天野颯大(キング・ムエ)に1RKO勝ちを収めた。

 この試合は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブマッチとして行われたのだが、前日計量で天野が規定体重の−60kgを2.25kgオーバーし、試合を行うか、その場合はどういった条件で行うかで前日会見は紛糾。レオナにとっては天野に対しての制裁マッチの意味合いもあったカードだった。

 結局、30日夜に試合は天野は当日11時にリミット体重を-65kgに再設定した上で再計量を行い、1Rは減点2からのスタート。リザーバー権についてはレオナのみに与えられることとなった。

 実況アナウンサーと場内放送では11時の再計量で65.0kgでクリアと伝えられたのだが、レオナは自身のXで天野が時間に遅れ、なおかつ50gオーバーしたと明かしている。

レオナ・ペタスvs天野颯大戦が条件付きで開催へ。レオナの当日の戻し63kg要求は受け入れられず65kgに。リザーバー権にも条件【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

 K-1が5月30日夜、同日行われた「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量で規定体重を大幅にオーバーした天野颯大(キング・ムエ)の処遇について発表した。

 天野は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトでレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)と対戦の予定だったのだが、規定体重の60kgを大幅に上回る62.2kgでクリアすることができなかった。

 K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっているのだが、トーナメントのリザーブファイトという性質上、運営側も対応に苦慮。レオナ陣営との協議に決着がつかないままで行われた会見でレオナは天野と宮田充プロデューサーを厳しく叱責したうえで、この試合をもって天野のK-1追放と当日の体重の戻しを63kgと定めた上での試合の開催を提案していた。

 宮田氏はこの提案に「この会見が終わってから1時間ください」と天野の所属ジムの佐藤孝也会長との協議のための猶予をレオナに要求。

優勝候補の一角の横山朋哉が「トーナメントに勝つためにすべて仕上げてきた」とV宣言。中島千博は横山との決勝対決をアピール。松山勇汰は番狂わせに意欲【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 前王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の返上に伴って行われる「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の本戦に出場する8選手は全員規定体重(−60kg)をクリアした。

 リザーブファイトに出場するレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)は59.9kgでクリアしたものの天野颯大(キング・ムエ)は62.2kgでクリアできなかった。この事態に宮田充K-1プロデューサーは「規定時間内に2キロ未満のオーバーの場合は協議の上、試合を行う場合もあるが、2キロ以上のオーバーは失格負け」と説明したうえで「今回は王座を決めるトーナメント。レオナ選手サイドと明日はどうするか協議している。現時点ではレオナ選手サイドからは返答はまだ。本来なら試合は実施されないが、協議中」と続けた。

 計量後に行われた会見には10選手が出席した。

レオナ・ペタスが対戦相手の天野颯大の2.2kgオーバーに怒り心頭でK-1追放宣言。宮田Pらにも激高【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 計量後に行われた会見で、宮田充プロデューサーが仕切るK-1の現体制に反旗を翻した「RibelLion(リベリオン)」のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が宮田氏と対戦相手の天野颯大(キング・ムエ)らに激高する場面があった。

 レオナは「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトで天野と対戦の予定だったのだが、計量でレオナは59.9kgで規定体重の−60.0kgをクリアしたものの、天野はまさかの2.2kgオーバーの62.2kg。K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっている。

 会見で宮田氏はこの時点でレオナ陣営と交渉中であることを報告。会見には本戦に出場の8選手とともにレオナと天野も出席した。

 がっくりと肩を落とした天野は「まずは計量をクリアせずにオーバーしてしまったことに関して、レオナ選手をはじめ関係者の皆様、またこの試合を楽しみにしてくださったファンの皆様に謝罪を申し上げます。すみませんでした。以上です」と謝罪の言葉。

反乱軍のレオナ・ペタスが宮田プロデューサーの胸ぐらつかみ、あわや傷害事件。「お前のK-1、潰してやる」と捨て台詞【K-1】

2025.04.07 Vol.Web Original

 K-1が4月7日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 会見にはすでにカードが発表されている「RibelLion(リベリオン)」のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)も出席したのだが、宮田充K-1プロデューサーの発言に怒りをあらわにし、胸ぐらをつかみ関係者に引きはがされる場面もあった。レオナは「お前のK-1、潰してやる」と捨て台詞を残し会見を途中退場した。

 レオナについては3月26日に行われた会見で「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブマッチで天野颯大(キング・ムエ)と対戦することが発表されていた。

 会見では宮田氏が「なぜ前王者がリザーブファイトなのかとネット上でも私のXにも直接言ってくる方もいたり、ファイター本人もそういうことを言っているというのは耳にした。そもそもスーパーフェザー級は2年間くらい王者が防衛戦を行わず、時計が止まっていた。その中でようやく前王者のレオナ選手がベルトを返上してくれて、ようやく王座決定トーナメントが決まった。その構想を描いている中で、レオナ選手が自分と松山選手を本戦にというアピールがあった。万が一、前王者がベルトを獲ることになると、スーパー・フェザー級が冬の時代というか、また時間が止まる。言い方は悪いが不信感はぬぐえないところもある。出て必死にやってくれるのは前向きでいいが、ここで言う通りにするのはどうなのかなという思いがあった。外国人も多くスタンバイするなかで、未来のある松山選手に本戦に入ってもらおうと。レオナ選手は1年半試合をしていないので、どれくらいできるのか。なのでまずはリザーブに出てよと。負傷する選手がいたらチャンスもあるかもしれない。僕はそれは間違っていないと思っている。コンスタントに試合をしているなら分かるが、いきなり3試合はきついんじゃないかと思って、気遣いをした部分もある。そこは理解してほしい。いい勝ち方をすればそこから始まるものはあると思う。まずは5月はリザーブでということで本人にもファンの方にも納得してほしいと思っている」とレオナをリザーブファイトに回した意図を説明。

「スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の組み合わせ発表。横山朋哉、中島千博、松山勇汰が本戦出場。レオナ・ペタスはリザーブファイトへ【K-1】

2025.03.27 Vol.Web Original

 K-1が3月26日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のカード発表会見を開催した。

 開催が発表されていた「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の出場選手と組み合わせが発表された。

 1回戦の第1試合は「横山朋哉(リーブルロア)vs イゴール・ベクレフ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)」、第2試合は「ホァン・シュアイルー(中国/WHITE SHARK FIGHT CLUB/CFP)vs マシュー・ダールマン(オランダ/Hemmers Gym)」、第3試合は「中島千博(POWER OF DREAM)vs アリ・ラーマリ(スペイン/Team Jesus Cabello)」、第4試合は「レミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)vs 松山勇汰(ALONZA ABLAZE)」という組み合わせ。

 第1と第2、第3と第4試合の勝者が準決勝で対戦し、その勝者が決勝で雌雄を決する。

 またトーナメント参戦をアピールしていた「RibelLion」の前王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)はリザーブファイトで天野颯大(キング・ムエ)と対戦することとなった。
 
 K-1宮田充プロデューサーは「当初は日本人を2枠で考えていましたが、レオナ・ペタス選手からの参戦のアピールがあり、将来性を考えて松山選手を入れることにしました」と日本人に1枠与えた経緯をコメントした。レオナについては「1年半も試合が空いたので、リザーブファイトにして試合をはさんだほうがいいと思った」、天野については「思いを持って登場するはずなので、熱いリザーブファイト戦になると思っています。天野ミサイルです」と語った。

横山朋哉が松山勇汰にKO勝ちで初防衛。群馬大会開催アピールに宮田Pは「確定でいいと思う」とゴーサイン【Krush】

2024.12.09 Vol.Web Original
 2024年のKrushを締めくくる「Krush.169」(12月8日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で王者・横山朋哉(リーブルロア)が松山勇汰(ALONZA ABLAZE)を相手に初防衛戦に臨んだ。
 
 試合は激闘の末、横山が3RでKO勝ち。今年の最終試合をきっちりとKOで締めくくると本部席の宮田充Krushプロデューサーに改めてKrush群馬大会の開催をアピール。宮田氏は大会後の総括で開催に前向きな姿勢を見せた。
 
 横山は今年2月に髙橋直輝を破り、王座を獲得。7月にはK-1に出場しカベロ・モンテイロにKO勝ちを収めている。2023年2月から5連勝中で、この日の勝利で連勝を「6」に伸ばした。

横山朋哉が髙橋直輝を破り初戴冠。父母に「やっと一つ形として恩返しすることができました」と感謝【Krush】

2024.02.25 Vol.Web Original

「Krush.158」(2月24日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で挑戦者の横山朋哉(リーブルロア)がダウンを奪った上での判定勝ちで王者・髙橋直輝(若獅子会館)を破り、王座を獲得した。

 横山は2021年10月からスタートした「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で準優勝。2022年9月にはK-1の第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに参戦し、1回戦で勝利を収めるも準決勝で朝久裕貴に敗退と、チャンスはありながらももう一歩ベルトに届かない状況が続いていた。

 髙橋は2022年からスーパー・フェザー級に階級を上げると一気に覚醒。4連勝で昨年9月に王者・中島千博への挑戦を実現させると判定勝ちで王座獲得に成功。今回が初防衛戦だった。

初防衛戦の髙橋直輝が室伏広治氏に倣った“ハンマー特訓”でパワー強化へ。挑戦者の横山朋哉は「2年前の忘れ物を取りに来た」【Krush】

2023.12.27 Vol.Web Original

「Krush.158」(2024年2月24日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月27日、都内で開催され、2つのタイトルマッチが発表された。「Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ」では王者・髙橋直輝(若獅子会館)に横山朋哉(リーブルロア)が挑戦する。

 髙橋は2019年からK-1グループに参戦。フェザー級では勝ったり負けたりが続いたが、2022年からスーパー・フェザー級に階級を上げるや覚醒。4連勝を飾り、今年9月に王者・中島千博に挑戦し、判定で勝利を収め悲願のKrush王座を得した。今回が初防衛戦となる。

 横山は兄・横山巧とともにアマチュア時代から強豪選手として注目を集め、2017年のK-1甲子園で準優勝。2020年からKrushのスーパー・フェザー級のトップ戦線で活躍するようになり、2021年に行われた「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」では優勝候補と目されるも決勝で中島に敗れ王座獲得はならず。2022年にはK-1で「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場するも準決勝で朝久裕貴に敗れ、ここでも王座獲得はならず。しかし今年6月には同トーナメントで3位だった大岩龍矢、9月には元K-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生を破り、現在3連勝。今回の王座挑戦にこぎつけた。

王座戦線を占う西元也史vs松山勇汰戦が決定。「原点回帰」の西元に松山は「勝たないと先に進めない」【Krush】

2023.10.13 Vol.Web Original

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が10月13日、都内で開催された。

 今後のスーパー・フェザー級の王座戦線を占うといっても過言ではない西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の一戦がマッチメイクされた。

 西元はスーパー・フェザー級のトップ戦線で戦い、昨年12月にはKrushスーパー・フェザー級王者の中島千博に挑戦も判定負け。今年7月には髙橋直輝に判定負けを喫したのだが、髙橋は次戦で中島を破り王座を獲得している。

 松山は「K-1甲子園2020」の-60kg王者で2020年12月のデビューからここまで7戦6勝(5KO)1敗の戦績を誇る19歳のホープ。現在3連続KO勝ちで中にはタイトル挑戦経験のある岡嶋形徒からの勝利も含まれる。

 ともに王座挑戦に向け格好のアピールとなる相手との対戦となった。

 松山は「自分がいよいよKrushのベルトへの挑戦が見えるトップ戦線に上がってきたんだなという思いもあるので、今まで以上に気合が入っている。(西元は)KO率が高いので、試合中は一瞬も気が抜けない選手」、西元は「この試合のテーマは原点に返ってしっかり壊しに行くことなんで楽しみにしていてください。(松山は)会場でもすれちがったこともない。顔が小さく、身長が高く、足も長くて分けてほしいと思うくらいの見た目」などとそれぞれ語った。

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