バレエ鑑賞でステイホーム、新国立劇場が「巣ごもりシアター」

2020.05.02 Vol.Web Original
 新国立劇場が行っている「巣ごもりシアター」が人気だ。同劇場の主催公演を劇場ウェブサイトで無料配信しているサービスで4月にスタート。これまでに「トゥーランドット」などのオペラ公演を配信し、多くの人が自宅で本格オペラを楽しんだ。    5月1日からは、プログラムが新国立バレエ団によるバレエ公演になり、現在はケネス・マクミランによる『マノン』を配信している。ドラマティックバレエの最高傑作と言われる作品で、美少女マノンと神学生デ・グリューが恋に落ち、駆け落ちする。そこに大富豪が現れて、大金と引き換えに、マノンを愛人として連れ去ってしまう……という物語。  配信されているのは、今年2月に上演されたバレエ団のプリンシパルである米沢唯と、英国ロイヤル・バレエのプリンシパルのワディム・ムンタギロフが出演した公演で、当日はスタンディングオベーションが湧き上がったという。  8日からは、セルバンテスの名著を題材としたクラシックバレエの名作『ドン・キホーテ』を配信する予定。  配信期間中は何度でも見られる。

世界を震撼させた名作バレエ、マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワン・レイク~』

2019.07.11 Vol.720
 白鳥を男性がダイナミックに踊って世界を震撼させた名作バレエ、マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワン・レイク~』が再来日、11日から開幕する。 『白鳥の湖』といえば、クラシックの中のクラシック。バレエはほとんど知らない人てもバレエをイメージして浮かんでくるのは、この作品の一部であることが多いはずだ。マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワン・レイク~』は、その作品を、マシュー・ボーンが新たな解釈で表現したもの。オリジナルの優雅や繊細なイメージもありながら、それ以上にパワフル、エナジー、迫力、そして衝撃といった印象で迫ってくる。なかでも、スワンを演じる男性ダンサーたちの群舞にはあまりの迫力に身を引いてしまうほど。かつて本紙とのインタビューで、演出のマシュー・ボーンは「本物の白鳥を見ていると分かるよ、彼らは意外と獰猛なんだ」と話していたが、舞台上のスワンたちは彼が形容したまま。威嚇されると、本当に怖い。  今回の来日公演は新演出版。本作は1995年の初演以来、手が加えられることがなかったが、約20年の時を経て、マシュー・ボーン自身が手を入れて、“アップデート”したのだという。新たな技術を取り入れて、ドラマが際立ち、スワンたちのどう猛さも増しているのだとか……。  何度も来日公演が行われ、毎回足を運ぶリピーターも多い。この夏、最も見ておきたい作品のひとつ。

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