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サトシがわずか100秒で堀江圭功に一本勝ちで5度目の防衛に成功。フェザー級王者シェイドゥラエフとの対戦には「面白い。私は誰とでもやる」【RIZIN.51】

2025.09.29 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)のメインイベントで行われた「ライト級タイトルマッチ」で王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が堀江圭功(ALLIANCE)を挑戦者に迎え、5度目の防衛戦に臨んだ。試合はわずか1R1分40秒でサトシが一本勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるのは堀江。堀江が右ストレート。サトシは右ミドル。堀江のパンチをかいくぐったサトシはタックル。そして立ち上がろうとした堀江のバックを素早く取ると、背に乗り4の字ロックでがっちりと固める。そして右腕を首に回しスリーパーホールド。堀江はなんとかこらえようとしたものの、逃げることはできずタップするしかなかった。

 サトシは試合後のマイクで「今日は5回目の防衛ができてうれしい。誰もがこのベルトを獲りたいかもしれないが、このベルトは簡単には獲れない。まだずっとこのベルトは日本にそのまま。世界に日本の力を見せたい」と笑顔を見せた。

シェイドゥラエフが初防衛戦で33秒の秒殺KO勝ち。次戦は大晦日で2度目の防衛戦を希望。階級を上げてライト級王者サトシへの挑戦にも意欲【RIZIN.51】

2025.09.28 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)のセミファイナルで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)がビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨んだ。試合はシェイドゥラエフがわずか33秒で秒殺KO勝ちを収めた。

 1R、圧をかけたシェイドゥラエフが左ジャブを突いて右フック。コレスニックはかわすと右カーフ。しかしシェイドゥラエフは構わず圧をかけるとワンツーの右ストレートを打ち抜く。これでダウンしたコレスニック。そのままの勢いで襲い掛かるシェイドゥラエフ。コレスニックは立ち上がろうとして背を向けるとシェイドゥラエフはバックからパンチを連打。コレスニックの動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

 シェイドゥラエフは試合後の会見で「今回の試合は2Rでフィニッシュするかなという想定だったが、運よく1RでKOできた。昨日、相手はいろいろ言っていたが、私はそれに対し何も言っていない。心の中で“リングの上で回答します”と思っていた」と語った。

王者サトシ「ライト級を盛り上げる。絶対にいい試合を」、挑戦者の堀江圭功は「今の自分は心身ともに過去一番に強い。チャンピオンになります」【RIZIN.51】

2025.09.27 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前日計量が9月27日、愛知・名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントで行われる「ライト級タイトルマッチ」で対戦するホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)は71.00kg、堀江圭功(ALLIANCE)は70.95kgだった。

 サトシは今回が5度目の防衛戦。当初は野村駿太を相手の防衛戦が予定されていたのだが、野村がケガで欠場に。堀江とはノンタイトル戦での対戦の予定だったのだが、カード発表会見の際にサトシがタイトル戦を直訴し、急きょタイトル戦となった。

 計量後のマイクで堀江は「今の自分は心身ともに過去一番に強いんで、それを明日、サトシ選手にぶつけて自分が勝ちます。チャンピオンになります」と王座獲りを宣言。サトシは「絶対に明日はいい試合を見せたい。またライト級を盛り上げるから、絶対にいい試合を見せたい」と語った。

 堀江は2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年4カ月ぶりの復帰戦となった2023年4月にヴガール・ケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けを喫するも打撃の真っ向勝負が高く評価された。その後、ケガで欠場し、今年6月の札幌大会で約1年4カ月ぶりに復帰。西川大和に1RでTKO勝ちを収めている。

5度目の防衛戦に臨むホベルト・サトシ・ソウザが「三角絞めで極めたい。絶対に判定までは行きたくない」とフィニッシュを予告【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、メインイベントの「ライト級タイトルマッチ」ではホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が堀江圭功(ALLIANCE)を相手に5度目の防衛戦に臨む。この試合は当初はノンタイトル戦で行われる予定だったのだが、カード発表会見の際にサトシがタイトル戦にすることを要望。急きょタイトル戦となった経緯がある。

 サトシは「今回はたくさんの友達とたくさんの生徒たちも来るから、そのプレッシャーもあるけど本当にうれしい」と地元に近い名古屋での試合に闘志を燃やす。

 堀江については「彼はフェザー級時代から本当に強い。ライト級に上げるときは“大丈夫かな?”と思ったけど、ライト級でもいい選手になったかなと思います。だからもちろん強い選手ですね」とその実力を評価。そして「フェザー級からの得意ポイントはそんなに変わらないなと思います。やっぱりボクシングとカウンターパンチ。投げのディフェンスも強い選手だと思います」と分析。

“絶対王者”サトシに挑戦の堀江圭功「いつも通りの自分をやれば普通に勝てるんじゃないかと思っている」と王座奪取に自信【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、メインイベントの「ライト級タイトルマッチ」では堀江圭功(ALLIANCE)がライト級の絶対王者と言っても過言ではないホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する。サトシは5度目の防衛戦となる。

 堀江は2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年4カ月ぶりの復帰戦となった2023年4月にヴガール・ケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けを喫するも打撃の真っ向勝負が高く評価された。その後、ケガで欠場し、今年6月の札幌大会で約1年4カ月ぶりに復帰。西川大和に1RでTKO勝ちを収めている。

 堀江は「新しい会場でタイトル戦ということで盛り上がるとは思うんですけど、いつも通りの自分の動きをしようという感じです。プラス、いつもより気合が入っているかなというのはあります」とタイトル挑戦を控えた心境を口にした。

 ここまでの練習については「あまり大きくは変えてないんですけど対策練習は今までで一番してきました」、サトシについては「めちゃくちゃ強い。柔術もMMAでの打撃も」、試合については「自分が打撃で殴り続ける、そんなイメージですね」と語った。

サトシの提案で堀江圭功との一戦が急きょタイトル戦に。堀江「酒を飲んでいても強くなれるということを試合で証明したい」【RIZIN.51】

2025.08.01 Vol.Web Original

 RIZINが8月1日、都内で「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。

 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に堀江圭功(ALLIANCE)が挑戦する「RIZINライト級タイトルマッチ」が会見中に急きょ決定した。このカードは当初はワンマッチとして行われる予定だった。

 ライト級については7月27日の「超RIZIN.4」でパトリッキー・ピットブルを破った野村駿太の挑戦が有力視されていたのだが、試合後のドクターチェックでいくつかのケガが見つかったため参戦が見送られた。

 堀江は6月の札幌大会で約1年4カ月ぶりの復帰戦で西川大和に1RでTKO勝ちを収めている。

 まず最初に堀江が「MMAを始めて約11年くらい経つんですが、今がその中で最高最高に強い自分なので、それをサトシ選手にぶつけて勝ちたい」と挨拶。

野村駿太がパトリッキー・ピットブルを撃破。9・28名古屋でライト級王者サトシに挑戦へ【超RIZIN.4】

2025.07.28 Vol.Web Original

「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)のセミファイナルで元Bellatorライト級王者のパトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)とDEEPライト級王者の野村駿太(BRAVE)が対戦した。試合は野村が3-0の判定で勝利を収めた。

 試合後には「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)でのライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)への挑戦がほぼ決定した。

 パトリッキーは弟のパトリシオ・ピットブルとともにBellatorを主戦場に活躍。RIZINには2019年に行われた「ライト級GP」にBellatorからの刺客として参戦。川尻達也、ルイス・グスタボを破り決勝進出もトフィック・ムサエフに敗れ準優勝。2023年7月の「超RIZIN.2」で開催された「BELLATORライト級グランプリ」では1回戦でAJ・マッキーと対戦予定だったがマッキーが欠場となり、急きょ参戦のホベルト・サトシ・ソウザと対戦。サトシにTKO勝ちしている。今年6月にRIZINと複数試合契約を結び、今回がその初戦だった。

サトシが1R50秒で電光石火の一本勝ちし「RIZINの名前を守れたことがうれしい。世界のトップ選手と戦いたい」【RIZIN】

2025.06.01 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)のメインイベントでRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)がキ・ウォンビン(韓国/Team Danger / Korean Zombie MM)と対戦した。試合はサトシが1R50秒でリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めた。

 サトシは2021年6月に王座決定戦でトフィック・ムサエフに1Rで一本勝ちを収め初代RIZINライト級王座を戴冠。ここまで4度の防衛に成功するライト級の絶対王者。今回は昨年大晦日の「RIZIN DECADE/RIZIN.49」でヴガール・ケラモフを相手に4度目の王座防衛を果たして以来の試合となる。

 ウォンビンは2014年3月に韓国のローカル団体KAMAでプロデビュー。以降、ROAD FC、修斗、GLADIATOR、DEEPなど日韓両国の団体で試合を行い、2022年には「ROAD TO UFC(RTU)」で準決勝まで駒を進めている。これまでに日本のGLADIATORでライト級、韓国のDouble Gでライト級の王座を獲得している。

サトシが大晦日のクレベル敗戦に「悲しい」と振り返りつつ「モチベーションが上がった」【RIZIN】

2025.05.24 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)と2度目の北海道大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の合同公開練習が5月24日、都内で開催された。

 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)は「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とグラップリングのスパーリングを行った。

 サトシはコリアンゾンビ(ジョン・チャンソン)推薦のキ・ウォンビン(韓国/Team Danger / Korean Zombie MM)とノンタイトル戦で対戦する。サトシは昨年大晦日にヴガール・ケラモフを破り4度目の防衛を果たして以来の試合となる。

 鈴木は昨年大晦日に安井飛馬に敗れて以来の試合で山本空良(パワーオブドリームジム)と対戦する。

「絶対にRIZINの名前を守りたい」ライト級王者サトシがノンタイトル戦で日韓の二冠王者キ・ウォンビンと対戦【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 今大会はケージで行い、会見では11試合が発表された。

 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)がコリアンゾンビ(ジョン・チャンソン)推薦のキ・ウォンビン(韓国/Team Danger / Korean Zombie MM)とノンタイトル戦で対戦する。

 ウォンビンは2014年3月に韓国のローカル団体KAMAでプロデビュー。以降、ROAD FC、修斗、GLADIATOR、DEEPなど日韓両国の団体で試合を行い、2022年には「ROAD TO UFC(RTU)」で準決勝まで駒を進めている。これまでに日本のGLADIATORでライト級、韓国のDouble Gでライト級の王座を獲得している。

 サトシは2021年6月に王座決定戦でトフィック・ムサエフに1Rで一本勝ちを収め初代RIZINライト級王座を戴冠。ここまで4度の防衛に成功するライト級の絶対王者。今回は昨年大晦日の「RIZIN DECADE/RIZIN.49」でヴガール・ケラモフを相手に4度目の王座防衛を果たして以来の試合となる。ケラモフ戦では1Rで三角絞めで一本勝ちを収めている。

サトシに秒殺されたグスタボの人生哲学「人生は負けと勝利、山あり谷あり。自分は人生の中で何度も難局に立たされてきた」【RIZIN.50】

2025.03.28 Vol.Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前々日インタビューが3月28日に行われた。

 昨年9月にライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザに挑戦するも、まさかの秒殺TKO負けを喫したルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)が半年ぶりの再起戦に臨む。グスタボはDEEPライト級王者・野村駿太(BRAVE)と対戦する。野村は昨年9月に江藤公洋を破り王座を獲得。今回は王座戴冠後の初戦でグスタボという強豪との対戦となった。RIZINには初参戦となる。

 グスタボは野村について「いいストライカー。だが、いらっしゃいRIZINへというような試合をしたい。ここにはライオンのような強者しかいないということを見せたい」、試合については「自分は総合的なファイター。スタンドもグラウンドも何でもできる。彼はDEEP王者ということは知っているが、自分はすでにDEEP王者を3人倒している。今回は4人目になると思う。必ず勝つ」とDEEP王者キラーとしての自信を見せた。

 前戦ではサトシにまさかの21秒でのTKO負け。試合後の会見ではがっくりと肩を落とす姿が印象的だったのだが「王者は敗北と勝利からできるものだと思っている。そしてこの前の負けは自分が初めて負けた試合なわけではないし、人生は負けと勝利、山あり谷ありだと思っている。リングの上で負けることは自分の中ではあまり意味がないこと。自分は人生の中で何度も難局に立たされてきた。家族を失ったり、お父さん、おばあさん、おじさんなどをなくしたりというとても難しい状況にあったこともあある。でもそういった経験が今、自分をこのような男にしている。なので、負けたことで落ち込むのではなく、もう一度サトシ選手と戦って、絶対に自分が王者になりたいと思っている。なので負けるということが自分の人生を形成するうえでとても大切な要素になっていると思う」と自身の人生哲学を語る。

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