レスリング世界選手権・文田健一郎【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.10.09 Vol.web original
 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

吉田沙保里が引退会見「レスリングはすべてやりつくした」

2019.01.10 Vol.714
 レスリング女子で五輪と世界選手権を合わせた世界大会16連覇の実績を持ち、2012年に国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里(36)が1月8日、自身のツイッターで「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と書き込み、引退を表明した。

【動画あり】浜口京子がCMでお得なダンス!アニマル浜口「かわいいぞ、京子~~~!」

2018.12.26 Vol.Web Original
 浜口京子とアニマル浜口、ジャングルポケットの太田博久が19日、東京ガスの新CM発表会に出席した。  31日にオンエアがスタートする新CMは、深田恭子と浜口京子がそれぞれ「電気のおねえさん」役で登場し、子どもやお母さん、サラリーマンや花屋さんらと一緒に元気いっぱいにダンスする。京子は「とても素敵で可愛らしいコマーシャルだったのであこがれていた。このような形で参加できてうれしい」と、スカートをヒラヒラさせながらクルリと回った。ダンスは「楽しくて明るい気分になるので、みなさんも踊ってみてください」と、話した。    CMではアニマル浜口も2人のキョウコとダンスしている。「(ダンスは)難しかったけれど、気合で頑張りました! 気合だ!気合だ!人生は気合だー!」と、大きな声を会場中に響かせた。 

インドからやってきたレスリング映画の最高傑作 『ダンガル きっと強くなる』

2018.04.02 Vol.704
 映画大国インドから超エネルギッシュなスポ根映画がやってきた。『ダンガル きっと強くなる』がそれだ。ダンガルとはヒンズー語でレスリングを指す。インドはオリンピック・レスリングが盛んなお国柄で、現在は賞金総額300万ドル(約3億4500万円)!という破格のファイトマネーが保障されたレスリングのプロリーグも開催されている。  レスリング愛が異常に強い父マハヴィル・シンが2人の娘ギタとバビータにレスリングを熱血指導し、自分が果たせなかったオリンピック出場の夢を娘たちに託す。  練習や試合のリアリティ度はやたら高い。本物のレスラーが動いているかのようだ。撮影前、出演者たちは8カ月に渡ってレスリング特訓を受けたというエピソードを聞いて思わず納得してしまった。  個人的には、砂を敷きつめた屋外の試合場でギタが地元の男子レスラーを破る場面が新鮮だった。インドならではの草レスリングを垣間見ることができたからだ。  いや、この映画は私のようなレスリング好きでなくても十分楽しめる。2時間20分という長編ながら、親子ならではの愛憎劇を繰り返しながら進むストーリー展開は息をのむ。ことごとく作戦が合わないコーチとの対立は、昨今の時事問題とも重なり合う。  その一方で、まだ歴史の浅い女子レスリングという競技を扱うことで、「女性が格闘技をやるなんてもってのほか」という考えがいまだはびこるインドに根付いた女性蔑視の問題を鮮やかに浮かび上がらせている。そもそもギタは実在するインドのレスラーで、この国に女子レスリングを普及させた功労者だ。吉田沙保里や伊調馨と闘った経験を持つ。  過去に『フォックスキャッチャー』などレスリングを題材にした映画は何本かあったが、日本で大ヒットすることはなかった。すでにダンガルは中国では『君の名は』の倍以上の興行収益をあげているという。レスリング映画の常識を覆す傑作だ。(スポーツライター・布施鋼治)

日本の女子レスリング草創期から取材してきた男から見た強さの秘密 ——布施鋼治氏

2017.03.27 Vol.687
 2008年に『吉田沙保里 119連勝の方程式』で「ミズノ第19回スポーツライター賞優秀賞」を受賞したスポーツライターの布施鋼治氏による『なぜ日本の女子レスリングは強くなったのか 吉田沙保里と伊調馨』(双葉社。本体価格1500円)が刊行された。 「リオ五輪前、全国少年少女レスリング連盟の今泉雄策理事長から『吉田と伊調の足跡をシンクロさせながら、女子レスリングの歴史を振り返るノンフィクションを書かないか?』と薦められたのがこの本を書くきっかけでした」と語るのは著者の布施氏。  布施氏は古くはプロレスから始まり、今では総合格闘技、ムエタイ、レスリングを中心に取材するスポーツライター。 「87年秋の話になるけど、ヨーロッパを放浪中に第1回世界選手権を取材する機会を得たんですよ。現地を訪れた日本のマスコミは僕ひとりでした(笑)」  その時になにか感じるものがあった? 「それだけ当時の女子レスリングは世の中からマイナー扱いされていたわけだけど、当時セミプロライターだった僕を福田富昭さん(現・日本レスリング協会会長)や今泉さんは快く受け入れ、コーチの部屋に寝泊まりさせてくれました。来る者は拒まずという姿勢に居心地の良さを感じましたね」  その後定期的にレスリングを取材している布施氏は現在RIZINで総合格闘家として闘う村田夏南子もプロ転向以前から取材している。 「この本でも夏南子ちゃんにはかつての吉田の最大のライバルとして登場してもらいました。練習熱心な子なので、新天地での成功を願っています」  現在の日本のスポーツ界はレスリングに限らず、なぜか女子の活躍が目立つ。古くから女子レスリングの取材を続けてきた布施氏の目から見て、なにか原因のようなものを感じることは? 「この本の冒頭でも書きましたけど、『男性にできて女性にできないことは何ひとつない』ということに尽きますね。強くなるにつれ、女性アスリートはタレント性も磨かれているような気もします」  2020年の東京オリンピックに向け、気持ちの高まる一冊!

サンタ姿の吉田沙保里、クリスマスプレゼントは「よきパートナー」

2016.12.14 Vol.680
 リオ五輪レスリングの銀メダリスト、吉田沙保里が14日、都内で行われた映画『ペット』のブルーレイ&DVDのリリース記念イベントに出席した。  映画『ペット』は、映画『ミニヨンズ』のスタッフが手掛けた最新作。飼い主のケイティが大好きな犬のマックスを主人公にしたハラハラドキドキの大冒険ストーリーだ。  チワワとトイプードルの2匹の犬たちと暮らす吉田は「自分がいないとき、何をしているんだろうなって思います」と、想像。「(映画は)家族で楽しく見ていただけると思います。(ペットたちの姿に)癒されます」と、PRした。  イベントには、インスタグラムのフォロワーが200万超と吉田同様世界から注目を集める柴犬まるも出席。イベント途中眠りに落ちそうなシーンも多々あったが、吉田からのプレゼントであるクリスマスケーキが現れるとシャキッと背を伸ばした。  イベント終了後、報道陣からの「クリスマスプレゼントには何が欲しい?」の質問には「良きパートナー! ……プレゼントではないですけどね。運命のパートナーに出会いたいです。それが聞きたかったんでしょ」と、明るく笑い飛ばした。  『ペット』のブルーレイ&DVDは、21日発売。

4・17「RIZIN.1」MMAデビューの村田の相手が決定

2016.03.29 Vol.663
「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)で総合格闘技デビューを果たす村田夏南子の対戦相手がロシアのナタリア・デニソヴァとなることが28日発表された。  村田は幼少期から柔道を学ぶも吉田沙保里にあこがれレスリングに転向。2011年の全日本選手権ではその吉田から序盤にポイントを奪うなど後一歩まで追い込み注目を集めた。2012年には吉田欠場の全日本で初優勝。今年のリオ五輪出場こそ逃したが、「JOCネクストアスリート」に選出されるなど、2020年東京五輪への期待も高いレスリング界の至宝だ。  デニソヴァはボクサーである父の影響で幼少時から格闘技を学び、総合格闘技ではこれまで6戦4勝2敗。男子選手との対戦経験もあるなどファイティングスピリットにあふれた選手で、スタンドの打撃から最後はチョークで一本勝ちという勝ちパターンを持つという。

吉田沙保里53キロ級で優勝

2014.06.20 Vol.620
 レスリング全日本選抜選手権の最終日(15日)、今年から新設された女子53キロ級と58キロ級が行われ、吉田沙保里と伊調馨が制した。2人は身の全日本女子選手権を含め12度目の優勝。  吉田は55キロ級で五輪と世界選手権を合わせて世界大会14連覇を果たしている。今回は初めてリミットまで下げて臨んだ新階級の女子53キロ級。対戦した3選手とはいずれも初顔合わせで、準決勝では素早い攻撃をかわせずに一時は逆転も許した。 「(転向前の)55キロ級のときに比べて動きが速い。決勝も返し技を警戒して、(終了)時間を待とうとした」と振り返り、まだ新階級に完全には対応できていない様子だった。  今大会は世界選手権(9月、タシケント)の代表選考会も兼ねており、53キロ級で出場するが、直後のアジア大会は実施階級が55キロ級のため体重を増やして臨むという。

レスリングと野球・ソフトが2020年五輪最終候補に残る

2013.06.07 Vol.593
 国際オリンピック委員会(IOC)は5月29日、サンクトペテルブルクで理事会を開き、2020年五輪で実施する残り1競技の候補にレスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3競技を選んだ。  投票はロゲ会長を除く理事14人が投票し、過半数(8票以上)を得た競技が最終候補に決定する。過半数を得るまでは0票か最下位の競技を除外しながら投票を繰り返すのだが、1つの競技が決まったら、次の投票は残りの競技をすべて俎上にあげ投票を行うというもの。  レスリングは1回目に14票中8票を獲得し、候補に残った。  野球・ソフトボールは1競技目の投票で0票だったものの、2競技目の5回目の投票で9票を獲得した。しかし1回目では1票、3回目では3票で並んだスカッシュと決選投票になり8対6でかろうじて勝ち残るという薄氷を踏む展開だった。  スカッシュはその2競技目の3回目の投票で落選したものの、3競技目の投票の3回目で8票を獲得。いわば逆転で滑り込んだ格好だ。  1896年第1回アテネ五輪から実施されてきたレスリングだが、今年2月のIOC理事会では、世界的普及や女性進出の遅れが指摘され、25の中核競技から除外された。今回は一転、国際レスリング連盟(FILA)がIOCの意に沿って短期間で取り組んだ女性役員の登用やルール改正が評価されたとみられる。  3大会連続の五輪金メダリストの吉田沙保里はロビー活動のためサンクトペテルブルク入り。28日には国際会議「スポーツアコード」の会場で競技存続を訴えた。1日に日本レスリング協会の福田富昭会長(71)、馳浩副会長(52)とともに帰国し「ほっとしている」と笑顔を見せたが、「これから本当の戦い。気を抜かずにやっていきたい」と気を引き締めた。  一方、劣勢が予想されていた野球だったが、試合時間の短縮を狙って7回制の導入を決定。さらに男子の野球と女子のソフトボールとして1競技で五輪実施競技入りを訴えた試みが評価されたよう。  日本としてはレスリングと野球・ソフトボールの2つが残ったことは喜ばしい半面、次はどちらかが落選するわけで、なんとも悩ましい。もっともどちらも落選という可能性もある。  最終決定の舞台は9月にブエノスアイレスで開催される総会。約100人のIOC委員による投票で決まる。公表された投票の結果から最初に過半数の票を得たレスリングが現時点では最有力候補といえるが、一方で、復活を目指す野球とソフトボールも強力にタッグを組み、大リーガーの参加を呼び掛けるなどして巻き返しを図る。IOC委員の4割強は欧州出身者で占められているだけに、欧州で高い人気を誇るスカッシュの“底力”も侮れないという。  当のIOCのロゲ会長は31日、3日間の理事会終了後に記者会見し、残り1競技は新競技にこだわらず、基準は「質の高さ」との意向を示した。  ロゲ会長は「五輪競技の見直しの目的は最高の構成にすることで、新競技を入れることではない。質の高さが重要」などと語った。

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