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上野勇希がHARASHIMAを退け、KO-D無差別級王座V3。次期挑戦者に“副社長”彰人を指名【DDT】

2024.03.18 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月17日、東京・後楽園ホールで「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」を開催した。KO-D無差別級王者の上野勇希が“ミスターDDT”HARASHIMAを退け、3度目の防衛に成功。次期挑戦者にはCyberFight副社長の彰人を指名し、4月26日、東京・墨田区総合体育館での王座戦が決まった。

 同王座を過去10度戴冠したHARASHIMAは、まさしく不動のエース。世代交代の波で王座から遠ざかっていたため、3年ぶりの挑戦で、4年ぶり11度目の戴冠を目指した。かつて、同じユニットのディザスター・ボックスで活動していた上野にとって、HARASHIMAは雲の上の存在。今回、チャンピオンとして、立場を変えて、不動のエースを迎え撃った。

 開始早々、場外戦に発展し、南側客席で乱闘。リングに戻ると、上野はスワン式ダイビング・ダブルニー、トルニージョを見舞う。HARASHIMAがファルコンアロー、ミドルキック連打、リバース雪崩式フランケンシュタイナーで攻め込めば、上野はフロッグスプラッシュ、トペ・コンヒーロで逆襲。場外でHARASHIMAがリバース雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出せば、上野はシャイニング・ウィザードで反撃。リングインすると、上野はラリアット、Jul.2を見舞うも、BMEはHARASHIMAが回避。上野はブラックアウトスリーパーで絞め落としにかかるも、HARASHIMAはなんとかエスケープ。張り合いから、上野がドロップキック、WRを逃げられると、再度ドロップキック。HARASHIMAも蒼魔刀、バズソーキック、スワン式を狙うも上野はドロップキックで迎撃。すかさず上野はWRをさく裂させて3カウントを奪取した。

“ミスターDDT”HARASHIMAがKO-D無差別級王座4年ぶり奪還に意欲「時間を戻すのではなくて、新しいDDTを見せたい」【DDT】

2024.03.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月14日、都内で「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」(3月17日、東京・後楽園ホール)に向けて公開記者会見を行った。上野勇希が保持するKO-D無差別級王座に挑む“ミスターDDT”HARASHIMAが4年ぶりの王座奪還に意欲を見せた。
 
 同団体ではここ最近、世代交代が進んだこともあり、HARASHIMAは約3年ぶりの王座挑戦。年齢はHARASHIMAが49歳、上野が28歳で“21歳差対決”となる。一連の前哨戦では両者とも、1度ずつ直接勝利を奪っている。
 
 HARASHIMAは「3年ぶりにKO-D無差別級に挑戦するのは楽しみにしてる。挑戦するにあたって、同世代の選手の気持ちを感じて。今のチャンピオンの上野とは20歳以上も差はあるけど、そういうこととは関係なく、今のDDTで一番強いチャンピオンを決める戦いを楽しみにしてます。前哨戦を戦ってきて、非常に手応えは感じていて、試合が待ちきれないくらい。僕はKO-Dのベルトを獲って、時間を戻すのではなくて、新しいDDTを見せたいと思います」とキッパリ言い切った。
 
 対する上野は「このベルトをかけてHARASHIMAさんと戦えることになって。HARASHIMAさんはなかなか言語を話さない人だから、言葉でぶつけ合うことは難しいかなと思いながら、毎試合毎試合ぶつけ合って。HARASHIMAさんが僕に負けて悔しいと思ってくれたことをうれしく思います。僕がHARASHIMAさんに負けて悔しいと思ったこと、チャンピオンじゃなくなることが怖いなと思ったこと、いろんな思いが生まれます。このベルトが新調される前のデザインのベルトのとき、そのベルトを持ってるイメージはHARASHIMAさんで、それはすごいことで。ベルトも新しくなって、チャンピオンは僕で、そんな僕にHARASHIMAさんが挑戦してくれて。僕と試合することを楽しみにしてくれてるHARASHIMAさんを超えていくことで、このベルトに一番似合う男になって。ベルトを見たら、僕のことを思い浮かべてしまうような、DDTのチャンピオンになるために、待ちきれない戦いに備えて、17日は僕が最後まで立っていたいと思います」とコメント。

3大タイトル戦のトリプル前哨戦で上野勇希がHARASHIMAを絞殺。「不動のエースに勝って、KING OF DDTにもっと真っすぐ行く」【DDT】

2024.03.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月6日、東京・新宿FACEで「Judgement2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。17日の東京・後楽園ホールで行われる3大シングルタイトル戦のトリプル前哨戦で、上野勇希がHARASHIMAを絞殺し弾みをつけた。
 
 3大シングルタイトル戦とは、KO-D無差別級選手権(王者=上野vs挑戦者=HARASHIMA)、DDT UNIVERSAL選手権(王者=MAOvs挑戦者=正田壮史)、DDT EXTREME選手権(王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=岡谷英樹)で、この日は王者組と挑戦者組に分かれて6人タッグマッチで激突した。
 
 MAOと正田は激しい打撃戦を展開し、勝俣と岡谷は本番さながらで頭に竹串を刺し合う。HARASHIMAが上野にミドルキック連打、ファルコンアローでダメージを与え、スワン式ボディープレス、ハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、串刺し式蒼魔刀と怒涛の攻め。しかし、走り込んだところをキャッチした上野がブラックアウトスリーパー(変型胴締めスリーパー)で絞め上げると、危険とみなしたレフェリーが試合を止めた。

THE RAMPAGE武知海青が鮮烈のプロレスデビュー飾る「またプロレスをやりたいという思いが強くなりました」【DDT】

2024.02.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月25日、東京・後楽園ホールで「Into The Fight 2024」を開催した。16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEの武知海青が鮮烈なプロレスデビュー戦を白星で飾った。

 今大会の前売り券は武知のプロレス参戦が決まると、早々に完売。同団体では急きょ追加席を販売したが、それもあっという間にソールドアウトし、大きな注目を集めた。大会当日は立すいの余地もない超満員札止め(1600人=主催者発表)のファンが詰めかけた。

 武知は自身がタッグ結成を希望した上野勇希、そして勝俣瞬馬をパートナーに、遠藤哲哉、岡谷英樹、正田壮史との同世代対決が実現。最初にリングに足を踏み入れた武知は正田とロックアップ。エルボーを叩き込むと、上野も真っ青の打点の高いドロップキックを放ち、上野、勝俣との連係技もこなす。

 遠藤がボディースラムから、腕をつかんだままの起き上がりこぼしチョップを繰り出すも武知は耐える。“武闘派”の岡谷は頭を踏んづけるなど手荒い攻め。岡谷はエプロンの武知にエルボー連打も、武知はエルボーで返し、ランニング・エルボーバット一閃。さらに武知は遠藤にコーナーからの飛びつきフランケンシュタイナー、ダイビング・ボディーアタックを華麗に見舞い、正田にはフルネルソンバスターを繰り出す。武知は正田とエルボー合戦からドロップキックを叩き込むと、上野が岡谷にBMEを決めて3カウントを奪取した。

クリス・ブルックスが4・7後楽園で新日本ザック・セイバーJrと英国タッグを結成し、上野勇希&MAOと夢対決【DDT】

2024.02.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月25日、東京・後楽園ホールで「Into The Fight 2024」を開催した。クリス・ブルックスが4月7日の後楽園大会で、新日本プロレスで活躍中のザック・セイバーJrと英国タッグを結成し、上野勇希、MAO組と対戦することが電撃決定した。

 この日、クリスは第1試合で高梨将弘、アントーニオ本多と組み、飯野雄貴、夢虹、イルシオン組と激突。シャーデンフロイデ・インターナショナルは好連係を披露し、最後は3人がかりで丸め込むような形でクリスが夢虹をフォール。

 試合後、クリスが「プレゼントあります。日本に4年住んでます。まだまだドラティック・ドリーム終わってない。友達もドラティック・ドリームある。リングに来てください」と話すと、ザックがサプライズで登場。ザックは「DDTで試合したいです」と発言。クリスに「誰と?」と問われると、ザックは「ヨシヒコ」と答えるも、クリスは「忙しいから」と却下。今度はザックが「ラダー」と言うと、クリスが「もう引退した。人間で」と回答。するとザックは「今のシングルのチャンピオンはユーキ・ウエノ(上野勇希)、MAO。いいんじゃない」と、現KO-D無差別級王者の上野とDDT UNIVERSAL王者のMAOを指名し、ドリームマッチが決まった。

 バックステージでザックは「ウエノ、MAO、楽しみ!」と目を輝かせて、2人との遭遇が待ちきれない様子だった。

KO-D無差別級&EXTREMEダブル前哨戦で勝俣瞬馬が岡谷英樹に2連勝【DDT】

2024.02.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月23日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Into The Fight 2024 TOUR in YOKOHAMA」を開催した。セミファイナルでは「旗揚げ27周年記念興行」(3月17日、東京・後楽園ホール)で実施されるKO-D無差別級選手権(王者=上野勇希vs挑戦者=HARASHIMA)、DDT EXTREME選手権(王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=岡谷英樹)のダブル前哨戦が行われ、勝俣が岡谷に2連勝を飾り絶好調ぶりをアピールした。
 
 この日、上野、勝俣はTo-yとのトリオで、HARASHIMA、納谷幸男、岡谷組と対戦。王座戦が決まってから、上野とHARASHIMAは初、勝俣と岡谷は2度目の前哨戦。双方とも互いを強く意識し、上野とHARASHIMAは激しいエルボー合戦を展開。HARASHIMAがミドルキックを叩き込めば、上野はシャイニング・ウィザード。上野がフロッグスプラッシュを繰り出せば、HARASHIMAは蒼魔刀で吹っ飛ばす。

上野勇希が“DDTのアイコン”男色ディーノとの熱闘制し、KO-D無差別級王座V2。“ミスターDDT”HARASHIMAが3・17後楽園で挑戦【DDT】

2024.02.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスの人気ユニット・サウナカミーナのプロデュース興行「花より熱波3~ととのいをキミに~」が2月14日、東京・新宿FACEで開催された。KO-D無差別級王者の上野勇希は“DDTのアイコン”男色ディーノとの30分超えの激闘を制し、V2に成功。過去、同王座を10回戴冠した不動のエースで、“ミスターDDT”HARASHIMAが「旗揚げ27周年記念興行」(3月17日、東京・後楽園ホール)で挑むことが決まった。
 
 当初この一戦はノンタイトル戦で組まれていたが、上野の強い要望により王座戦へ。ディーノの同王座への挑戦は2021年4月11日以来(当時の王者は秋山準)3年ぶり。序盤レスリングの攻防、ショルダータックル合戦から、ディーノがブレーンバスター、ナイトメア。上野は場外に落とすと、プランチャー、場外でボディースラムを一閃。ディーノは股間をつかんでブレーンバスター、エクスプロイダー、ラリアット、ファイト一発と怒涛の攻めも、男色ドライバーは上野が阻止。ディーノは急所を蹴っていくも、上野はシャイニング・ウィザード。場外へのムーンサルトアタック、フロッグスプラッシュはディーノが剣山。ディーノは蒼魔刀、ファイト一発、リップロックから男色ドライバーもカウントは2。ムーンサルトプレスは自爆も、エプロンで男色ドライバー。上野がトップロープ超えのトペコン・ヒーロを敢行。ステージに移動してエルボー合戦から、上野が硬いフロア上にボディースラム。ダメージを受けたディーノは近くにいた愛犬ハクから力をもらい、カウント19ギリギリでリングにカムバック。

上野勇希が「D王」覇者・納谷幸男を退け、KO-D無差別級王座初防衛。2・14新宿での男色ディーノとのV2戦を熱望【DDT】

2024.01.29 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月28日、東京・後楽園ホールで「Sweet Dreams!2024」を開催した。KO-D無差別級王者の上野勇希が「D王 GRAND PRIX 2023」を制した納谷幸男を退け初防衛に成功。2月14日、東京・新宿FACE(サウナカミーナ・プロデュース興行)での男色ディーノとのV2戦を熱望した。

「D王」を制覇して、自信をつけて臨んできた納谷に対し、上野はトルニージョ、場外でボディースラムを見舞うなど厳しい攻め。納谷も雪崩式チョークスラム、逆エビ固めで攻めていく。エルボーのラリーから、納谷がダイビング・エルボードロップ、雪崩式ブレーンバスター、ニーリフト、チョークスラムと怒涛の攻撃。納谷を場外に落とした上野はムーンサルトアタック、ハーフネルソン・スープレックス、フロッグスプラッシュと逆襲も、BMEは納谷が足で阻止。納谷はリストクラッチ式バックドロップもロープエスケープ。上野は後頭部にドロップキック、「Jul.2」(ローリング・ギロチン式エースクラッシャー)。さらにWR狙いも、納谷がラリアット。上野はドロップキック2連発、顔面へのヒザ、BMEも納谷はカウント2で返す。納谷はニーリスト、ハンマーで反撃も、上野は胴締め式スリーパーからツイスター(胴締め式変型フェイスロック)で絞め上げてギブアップを奪った。

納谷幸男が1・28後楽園でのKO-D無差別級王座獲りに気合「上野勇希という強大な敵を倒さなきゃいけない」【DDT】

2024.01.22 Vol.Web Original

“昭和の大横綱”大鵬さんを祖父に、大相撲元関脇・貴闘力氏を父にもつ納谷幸男(DDTプロレス)が初のKO-D無差別級王座獲りに燃えている。
 
 納谷は1月3日、東京・後楽園ホールで開催されたDDTのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」優勝決定戦で遠藤哲哉を破って初制覇。試合後、KO-D無差別級王者・上野勇希に挑戦表明し、同月28日、後楽園大会でのチャレンジが決まった。
 
 1年前の「D王」で納谷は初めて優勝決定戦まで進んだが、上野に敗れて準優勝に終わった。その悔しさをバネに1年間戦ってきた。昨年3月21日、後楽園での「DDT旗揚げ26周年記念興行」ではKO-D無差別級王座(当時の王者は火野裕士)に初挑戦するも敗退。直後に右足首を骨折し、4カ月欠場する事態となったが「足のケガは僕にとってはよかったと思っていて。逆に今までできなかったプロレスを見るということにすごく時間を使えた。DDTだけじゃなく、他団体、昔の試合だったり、いろんな試合を欠場期間中に見ることができて、自分にとってプラスになったと思います」と話す。

納谷幸男が上野勇希との最後の前哨戦制し、KO-D無差別級王座獲りに弾み。「DDTで一番強い男になりたい。だからあなたに絶対に勝ちます」【DDT】

2024.01.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月21日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINAGAWA」を開催した。同月28日、後楽園ホールで争われるKO-D無差別級王座戦(王者=上野勇希vs挑戦者=納谷幸男)の最後の前哨戦は納谷が制して、タイトル戦に弾みをつけた。

 これまで両者による前哨戦は上野の2勝1敗で、挑戦者の納谷としてはなんとしても勝って勢いをつけておきたいところ。この日の第5試合で納谷はヨシ・タツと組み、上野、勝俣瞬馬組と激突した。

 上野が低空ドロップキック、ダブル・ニー、プランチャーで納谷を攻め込めば、納谷はニーリフト、スクラップバスター、ラリアットで応戦。上野と納谷が激しいエルボー合戦を展開。上野がドロップキックを繰り出せば、納谷はチョークスラム。さらに納谷は勝俣にチョークスラムから世界一のバックドロップを見舞って3カウントを奪った。

KO-D無差別級王者・上野勇希、納谷幸男との前哨戦制し余裕たっぷり「負けてそそくさ帰るようなヤツにこのベルトは渡さない」【DDT】

2024.01.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月14日、神奈川・鶴見青果市場で「新春電流爆破!2024」を開催した。同月28日、後楽園ホールで納谷幸男の挑戦を受けるKO-D無差別級王者・上野勇希が前哨戦を制し余裕を見せた。

 上野と納谷は1・6&7豊中で前哨戦を戦い1勝1敗。この日、上野は勝俣瞬馬と、納谷は瑠希也と組み3度目の前哨戦となった。先発した両者はショルダータックル合戦で納谷が打ち勝つ。場外に転じると、上野が納谷を柱にぶつけるなど激しい攻防。上野と勝俣は会場内の事務室の屋根に上ると、納谷と瑠希也にダブルでダイブを敢行。リングに帰還すると、上野は納谷にエルボー連打、スワンダイブ式ダブルニー。納谷も串刺し式ボディーアタック、エルボードロップ、逆エビ固めで返していく。納谷がニーリフトを連発すれば、上野はドロップキック。納谷がチョークスラムを見舞えば、上野が後頭部にシャイニング・ウィザードを繰り出し一進一退の展開に。最後は瑠希也を捕らえた勝俣がととのえスプラッシュを発射し、3カウントを奪取した。

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