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女子マラソンが14日開催。川内優輝の注目選手は小林香菜。空手の五輪金メダリスト清水希容さんはりくワンに空手を伝授【世界陸上】

2025.09.13 Vol.Web Original

 陸上のプロランナーの川内優輝と東京五輪空手女子形銀メダリストの空手家・清水希容さんが9月13日、東京・国立競技場のメダルプラザ特設ステージでトークイベントを開催した。

 この日から「東京2025世界陸上」が開幕。DAY2の14日には女子マラソンが行われるのだが、川内は「ペースメーカーがいないので、どういう展開になるか最初から分からないというのはやはり一番の見どころ。なので、もしかしたら牽制しあってしまって、いつものペースメーカーがいるようなレースになってしまう可能性もあれば、誰かがガンと飛び出して展開が読めないようなレースになる可能性もある。特に明日は今日よりも気温が上がることが予想されていますので、最初は調子が良くても、途中で急に失速するということもありますし、逆に今日の35キロの男子競歩で優勝したカナダのダンフィー選手のように最初、日本勢が金メダル争いで引っ張っていた先頭集団に立たずに、第二集団で待機をしていて、中盤からグググッと一気にペースを上げてきて、金メダルを取ったということがありましたので、そうした面で最後まで目が離せないレース展開になってくるのかなと思っています」とレース展開を解説。

世界陸上アンバサダーの織田裕二が小池都知事の「都内の子どもを無料で招待」にまさかのツッコミ

2025.08.13 Vol.Web Original

「東京2025世界陸上競技選手権大会(東京2025世界陸上)」の開催を1カ月後に控えた8月13日、東京スカイツリータウンで「東京スカイツリー ライティングセレモニー」が開催された。スカイツリーが大会メインカラーである江戸紫色にライトアップされ、展望デッキには「東京世界陸上 9.13~21」という文字が照射された。

 セレモニーには小池百合子東京都知事、大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織田裕二、東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長、大会マスコットのりくワンが登壇した。

 大会は9月13日から21日までの9日間、国立競技場で開催される。東京で開催されるのは1991年以来、34年ぶり。

 ライトアップに織田は「近過ぎて分からない(笑)。絵で見ると綺麗なんでしょうね」と率直な感想。「でも、いよいよという感じがしてうれしい」と笑顔を見せた。

東京2025世界陸上の入場券が開幕1カ月前にして過去最多販売枚数となる42万枚突破。完売日は注釈付きシートを販売へ

2025.08.13 Vol. Web Original

 東京2025世界陸上財団が8月13日、都内で「東京2025世界陸上競技選手権大会(東京2025世界陸上)」に関する記者懇談会を開催した。懇談会では9月13日に開幕する大会の準備状況などさまざまな事案についての報告がなされた。

 チケット販売については大会1カ月前にして42万枚を突破。これは1991年の東京大会、2007年の大阪大会をすでに超える、過去最高の販売枚数を記録しているという。

 なかでも女子マラソンのあるDAY2(14日)、女子やり投げの決勝があるDAY8(20日)、各リレーの決勝がある最終日のDAY9(21日)は完売。開会式と100メートルの予選があるDAY1(13日)と女子やり投げの予選があるDAY7(19日)も9割以上のチケットが売れ、完売も間近ということから、この5日間については「注釈付きシート」を販売することを発表した。

 この注釈付きシートは大型ディスプレイの脇といった、視界の一部が欠けるものの、職員たちが実際に座り、競技全体の観戦には大きな影響はないと判断した席。詳細は追っての発表になるが、会場で生で見る最後のチャンスとなる。

 また会期中は国立競技場周辺で東京都が「TOKYO FORWARD 2025 for 世界陸上」と題したイベントを開催。その詳細も発表された。

 国立競技場外構部のステージエリアでは男子マラソンで五輪3大会出場の大迫傑ら豪華アスリートなどによるトークショー、Little Glee Monsterのライブステージなどを開催。

 隣接する明治公園のパークエリアではAIで運動能力を測定し、どのスポーツに向いているかを提案する「DigSports」をはじめとしたスポーツが体験でき、東京2025世界陸上マスコットの「りくワン」も登場するという。

 また東京都では岩手県、宮城県、福島県、石川県の被災地の小学生から高校生までの児童・生徒、各県35名程度を招待することも合わせて発表された。

東京2025世界陸上アンバサダーの織田裕二「僕は東京で世界陸上が見られるのはこれが最後だと思っているくらい。ぜひ生で」とアピール

2025.08.13 Vol. Web Original

「東京2025世界陸上競技選手権大会(東京2025世界陸上)」のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織田裕二が8月13日、「僕は東京で世界陸上が見れるのはもうこれが最後と心しているぐらい。ぜひ生で観戦を」などと大会をPRした。

 織田はこの日、都内で行われた取材会に出席した。9月13日に開幕までちょうど1カ月前ということに「何百日前から“世界陸上が東京であるよ”ということをやってきて“まだ早くない?”って感じていたんですけど、もう1カ月となるとドキドキしちゃいますね」と語った。

 これまで世界陸上のキャスターとしてさまざまな国を訪れた織田は「ヨーロッパでは陸上は人気スポーツ。ファンの応援の仕方も素晴らしいし、手拍子とかで選手をうまく乗せる方法も持っていて、本当に慣れている。一人の客として見ていて気持ちいい。日本があの感じになるにはまだまだ慣れが必要。どういう見方をすると楽しいといったことが根付いていないと思うので、この東京大会がきっかけになって“そういう機会があるなら陸上競技をちょっと見てみようかな”と思う、そういう場になったらいいなと思ったりもしています」とこの東京大会を機に陸上競技ファンが増えることを熱望した。

青学大の原晋監督が子どもたちに「青トレ」指導。「どのスポーツも原点は走ることなので、走ることを楽しんで」とメッセージ

2025.03.01 Vol.Web Original

 東京都生活文化スポーツ局が3月1日、東京・武蔵野市にある武蔵野陸上競技場で「TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室 レッツ青トレ!ランニング教室with青学駅伝部」を開催した。

 今年は東京で「東京2025世界陸上」と「東京2025デフリンピック」という2つの国際スポーツの祭典が開催されるのだが、両大会で活躍するアスリートたちと触れ合い一緒にスポーツを楽しむことで、聞こえる・聞こえないにかかわらず子供たちに両大会のいろいろな魅力に触れてもらうことを目的としたもの。また、みんなで体を動かしながら、仲間と協力し合う楽しさを感じてもらうことで、新しい発見やチャレンジへの意欲につなげてもらうことも目指している。

 イベントには今年1月の箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学の原晋監督、青学駅伝部の若林宏樹、村上直弥、佐藤愛斗、白石将隆、デフ陸上の岡田海緒、ランニングモデル・タレントの志村美希がゲストとして参加。

 原監督は冒頭の挨拶で「意外とイケメンじゃないでしょうか? 3月8日に58歳になります。誕生プレゼントはいつでもお待ちしておりますので」と観客席の父母に向かってジョークを飛ばし場を和ませ、子どもたちには「生徒の皆さん、こんにちは。原ですよ、知っていますか? 箱根駅伝見てくれましたか? 今日は皆さんに会えてうれしいです。楽しみましょう」と呼びかけた。

 イベントではまずは世界陸上とデフリンピックについて子どもたちに説明。デフリンピックについては岡田が自ら「デフリンピックは聞こえない人、聞こえにくい人が出場する大会。今年は100周年の記念の大切な大会。それが東京で開催される。しかも無料で観戦できます。私も陸上競技に出場します。ぜひ皆さん、見に来てください」などとPRした。

大逆転のボル 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2023.09.06 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

2022世界陸上オレゴン大会『Fighting Spirit』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2022.08.10 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

世界陸上2022 想像を軽々と超えてくる【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2022.07.27 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

サニブラウンが男子100mで日本勢初の決勝進出で7位に【世界陸上】

2022.07.17 Vol.Web Original

「世界陸上」2日目(日本時間17日、米オレゴン州ユージーン)で行われた男子100m決勝で日本のサニブラウン・A・ハキームは10秒06で7位となった。

 サニブラウンは前日の予選は第7組で9秒98で1位となり、この日の準決勝に進出した。各組2位までと3位以下のタイム上位2名までが決勝に進むことができる準決勝でサニブラウンは第1組で10秒05で3位だったが、上位2名に入り決勝進出を決めた。世界陸上では日本勢初の決勝進出となった。

 決勝では1レーンから好スタートを切り、食らいつくも惜しくも7位に終わった。

 サニブラウンはレース後「準決勝で使い切った感じがあって、体の動きは良かったが、最後、詰めが甘かった。思ったより、準決勝より緊張していなくて冷静だった。これを糧に、来年またあるんで、そこでリベンジしてメダルを取りたい」と来年8月にハンガリーで行われる「世界陸上」でのリベンジを誓った。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で2020年の東京五輪が1年延期となったことに伴い、今回のオレゴン大会も1年延期となったことから世界陸上が2年連続で開催されることとなっている。

 決勝ではカーリー、ブレーシー、ブロメルのアメリカ勢が1~3位を独占。この結果にサニブラウンは「(アメリカ勢が)強いというのは身にしみて感じますし、自分自身まだまだこれから。トップに立てるような選手になるようにもっと練習して、ワンツースリーのアメリカ勢を崩していければと思う」などと語った。

高橋尚子さんが「世界陸上」に出場する選手たちに“納豆パワー”での金メダル獲りを期待

2022.07.07 Vol.Web Original

「IBARAKI sense 1日納豆大使」に就任

 シドニー五輪の女子マラソン金メダリストでスポーツキャスターの高橋尚子さんが7月15日からアメリカ・オレゴンで開催される「世界陸上」に出場する選手たちに“納豆パワー”での金メダル獲りを期待した。

「現役時代から朝2パック、夜2パックの1日4パック納豆を食べていた」という大の納豆好きの高橋さんはこの日、東京・銀座にある茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」で「IBARAKI sense 1日納豆大使」を務めた。

 トークセッションでは「アミノ酸はご飯と組み合わせるとゴールデンコンビといわれていて、それで力を蓄えて“オリンピック、そして世界記録に挑むんだ”ということを合言葉のようにしていたので、私の食卓に納豆は欠かせないものだった」と現役時代の納豆ライフを振り返った。それは高橋さんばかりでなく「小出監督が“俺はシドニーオリンピックの前にQちゃんに納豆を毎日4つ食べさせた。みんなよく聞け、強くなりたいんだったら納豆を食べるんだぞ”ということをミーティングで言っていたので、みんなも“自分も納豆を食べよう”となって食卓には毎日納豆がたくさん上がっていた」と他の選手も同様だったよう。そして「スポーツ選手には本当に納豆を食べてもらいたい。マラソン選手は貧血になることが多い。納豆の成分には五大栄養素が全部入っていて、一つで一気に栄養が取れるという優秀な食材。世界のアスリートにも納豆はお勧めしたい」と日本ばかりでなく世界中のスポーツ選手にお勧め。

世界陸連のコー会長が国立競技場での世界選手権の開催を熱望

2020.10.08 Vol.Web Original

「東京で最高峰のパフォーマンスが見られると、今からワクワクしている」

 世界陸連のセバスチャン・コー会長が10月8日、2021年に行われる東京オリンピックの会場となる東京・霞ヶ丘の国立競技場の視察を行った。

 コー会長は「こちらのスタジアムでは私たちの陸上が開催されるということだが、数年前に見た時とは姿が一変していて非常に感銘を受けた。今回、自分の目で確認することができて非常にうれしく思う。また来年の大会に関しては非常に楽しみにしている」と挨拶した。

 競技場については「非常に持続可能性の高いスタジアムで美しいものだと感じた。こちらの会場でアスリートの皆さんが今までで最高のパフォーマンスが実現できるのではないかと思っている」と話した。

 前日の7日にはスペインで行われた「ワールドレコードデー」で2つの世界記録が出たのだが、コー会長は「コロナ禍の中でもアスリートはパフォーマンスを高く維持していて、昨晩、スペインで行われた大会でも世界記録が2つ出た。来年に向けてもっと記録がたくさん出るのではないかと思っている。今から楽しみ」とし「(来年の)東京についてはさらに素晴らしいパフォーマンスが期待できると思っている。最高峰のパフォーマンスが見られると、今からワクワクしている」と話した。

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