SearchSearch

当真佳直がランカー対決で内藤頌貴を破り「権利はあると思う」と9・21大会で開催のタイトル戦の勝者への挑戦をアピール【Lemino修斗】

2025.09.03 Vol.Web Original

 総合格闘技「修斗」大会の新シリーズ「Lemino修斗」の第1回大会が9月2日、東京・後楽園ホールで開催された。大会の模様はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占配信された。

 今大会は元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)と元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)の対戦をメインに全7試合が行われた。

 第5試合のストロー級(52.2kg)戦では当真佳直(クロスライン/同級世界3位)と内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN/同級世界7位)によるランカー同士の一戦が行われた。

 当真は2021年11月から6連勝を記録。今年1月には元修斗世界フライ級王者の山上幹臣と対戦しスプリットの判定負けを喫した。今回はそれ以来の再起戦。なお山上は今月21日の修斗ニューピアホール大会で世界ストロー級王者の田上こゆるに挑戦する。

 内藤は昨年9月からフライ級からストロー級に階級を下げ、現在2連勝中。

元修斗世界王者・岡田遼が引退試合でKO勝ち。セレモニーでは「ずっと修斗と関わっていきます。なぜなら修斗を愛しているから!」【Lemino修斗】

2025.09.03 Vol.Web Original

 元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)が9月2日、東京・後楽園ホールで行われたプロフェッショナル修斗公式戦「Lemino修斗」で元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と引退試合で対戦した。試合は岡田が2RでKO勝ちを収め、有終の美を飾った。

 今大会は「修斗」の新シリーズ「Lemino修斗」の第1回大会で、NTTドコモが自社の映像配信サービス「Lemino」で独占配信した。

 岡田は通常はバンタム級の−61.2kgで戦っているのだが「最後は弥益さんとやりたい」という思いから今回はフェザー級(−65.8kg)での試合となった。

 岡田は2012年に「Deep Tokyo Impact 3」でプロ格闘家としてデビュー。2013年6月の金物屋の秀戦でプロ修斗デビューを果たした。2013年の新人王トーナメントで準優勝、2015年に行われた「インフィニティリーグ2015」も最終戦がドローで準優勝に終わる。しかしその後も白星を重ね、2014年からの連勝を1引き分けを挟み8に伸ばし、2016年11月には修斗環太平洋バンタム級王座決定戦に駒を進める。石橋佳大と激闘を展開したが、一本負けを喫し王座獲得はならず。しかし2019年1月には当時、王者だった祖根寿麻に挑戦し、1RKO勝ちでついに環太平洋王座を獲得。同王座を安藤達也を相手にドロー防衛した後、2020年5月には修斗世界バンタム級暫定王座決定戦で倉本一真を2RKOで破り、世界王座を獲得した。2021年には大塚隆史に判定勝ちを収め初防衛。2022年3月には安藤に敗れ、王座から陥落した。

引退の岡田遼の一番印象に残る試合は2016年11月の石橋佳大との修斗環太平洋バンタム級王座決定戦「負けたけどあれが一番印象的」【Lemino修斗】

2025.09.03 Vol.Web Original

 元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)がプロフェッショナル修斗公式戦「Lemino修斗」(9月21日、東京・後楽園ホール)で引退試合に臨み、元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)を破り有終の美を飾った。

 試合は2R序盤に岡田が一気に勝負をかけ、右ストレートでダウンを奪うと追撃のパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止め、岡田がKO勝ちを収めた。

 岡田は試合後の会見で「本当に幸せです。以上です。こんな幸せな格闘技人生はないです。ありがとうございます」と感謝の言葉。

 試合については「10回やったら9回負けるけど、最初にその1回が来た。最後の最後に引き当てた。やっぱドミくんは強いですし、DEEPの本当に強い王者。フレームの差もあるし分が悪いとは思っていた。最後の場面は“いけるな”っていう嗅覚があったのでいきました」などと振り返った。

 弥益にアームロックを仕掛けられた場面については「アームロックはめちゃくちゃ警戒していたけど、すごいうまくて強くてなかなか外せなかった。ドミくんのアームロックは天下一品」と語った。

インフィニティリーグ ストロー級で黒部和沙がマッチョ・ザ・バタフライに3-0判定勝ちでリーグ戦トップに。友利琉偉は反則勝ちで勝ち点5を獲得【修斗】

2025.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6」(7月21日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2025」ストロー級の2試合が行われた。

 インフィニティリーグは次代のスター候補生たちによるリーグ戦。今年からルールが一部改訂され、1Rでの勝利は勝ち点5、2Rでの勝利は勝ち点4、判定3-0は勝ち点3、判定2-0は勝ち点2、引き分けは勝ち点1となっている。

 この日の第3試合では田口恵大(RISING SUN)と友利琉偉(パラエストラ小岩)が対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。探り合いから友利が右カーフ。田口は右ストレート。圧をかける田口に友利がカウンターの右フック。パンチの攻防から組み付いてヒザをつかせた友利が小手に固めてパンチを連打。しのいだ田口が立ち上がることに成功。ケージに押し込んだ田口のヒザがローブローとなり一時中断。

 友利はそのまま立ち上がることができず、反則攻撃により田口が失格。友利の勝利となり、勝ち点5を獲得した。

インフィニティリーグ 女子スーパーアトム級で村上彩が一本勝ちで勝ち点4を獲得。erikaと嶋屋澪はドロー【修斗】

2025.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6」(7月21日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2025」女子スーパーアトム級の2試合が行われた。

 インフィニティリーグは次代のスター候補生たちによるリーグ戦。今年からルールが一部改訂され、1Rでの勝利は勝ち点5、2Rでの勝利は勝ち点4、判定3-0は勝ち点3、判定2-0は勝ち点2、引き分けは勝ち点1となっている。

 この日の第1試合では村上彩(修斗GYM東京)と片山智絵(修斗GYM大阪)が対戦した。

 村上は5月のニューピアホール大会でのリーグ戦初戦でerikaに0-2の判定で敗れ勝ち点0。片山はこの試合が初戦となる。

 1R、開始からいきなり仕掛ける村上。片山も応じ打撃戦に。村上が左右のフックから組み付きケージに押し込む。テクダウンを狙うがしのぐ片山。片山がプッシュしていったん離れるが、村上はすぐにテイクダウンに成功。上を取る。片山は下から三角絞めを狙う。村上は右足を抜いてハーフガード。パウンドを放つが、片山が再びガードに入れる。そして立ち上がることに成功した片山がケージに押し込む。村上が体勢を入れ替え、テイクダウンに成功。パスガードに成功し、背中に乗りかけるが、片山が立ち上がり脱出。村上は逃がさずケージに押し込み、引き倒すとパウンドを狙うが、片山が逃げたところでラウンド終了。

パク・ボヒョンが宝珠山桃花の顔面をボコボコにしてTKO勝ち。女子ストロー級暫定王者に【修斗】

2025.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6」(7月21日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで「世界女子ストロー級暫定王者決定戦」が行われ、パク・ボヒョン(WEST GYM)と宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)が対戦した。

 当初は王者・藤野恵実がボヒョンを相手に初防衛戦を行う予定だったのだが、練習中に右目を負傷し緊急手術を行ったことから欠場。ボヒョンと宝珠山の間で暫定王座決定戦が行われることとなった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける宝珠山。すぐにボヒョンが圧をかけ返す。圧をかける宝珠山にボヒョンが右ストレートを合わせる。じりじりと圧の宝珠山にパンチを返すボヒョン。宝珠山は前手の左で距離を探る。ボヒョンが右ストレートから組み付き、ケージに押し込む。宝珠山が入れ替え押し込む。そしてこつこつとボディー。ボヒョンが入れ替え押し込む。攻防が止まりブレイク。宝珠山のローにパンチのボヒョン。両者のパンチが交錯。宝珠山がタックルも切ったボヒョンがパンチ。組み付き押し込むボヒョン。ブレイク。前に出てパンチのボヒョンを組み止め首相撲の宝珠山。

住村竜市朗が世界ウェルター級暫定王座獲得でDEEP、パンクラスに続き3団体で王者に。今年中の統一戦をアピール【修斗】

2025.07.22 Vol. Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6」(7月21日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「世界ウェルター級暫定王者決定戦」が行われ、ソーキ(NASCER DO SOL)と住村竜市朗(TEAM ONE)が対戦した。

 住村は5月のニューピアホール大会で墨吉涼太と暫定王者決定戦を行う予定だったのだが、墨吉の負傷欠場で試合は中止に。同大会では皇治、矢地祐介とともに能登半島復興支援のエキシビションマッチを行ったのだが、その直後にこの7月の後楽園大会でのソーキとの暫定王者決定戦が発表された。
 
 1R、サウスポーのソーキとオーソドックスの住村。住村が右ハイを飛ばす。住村の右ミドルをキャッチしてタックルのソーキだったが、住村が逆にバックを取る。しかし離れてスタンドの攻防に戻す住村。ソーキは左ミドル。住村は右三日月蹴り。圧をかける住村。パンチで飛び込むソーキ。かわす住村。ソーキが左右のフックで前に出るがバックステップの住村。ソーキの左ローに右フックを合わせた住村。そして組み付いて押し込むが、離れてスタンドに。住村は右三日月。ソーキの左インローにパンチを合わせる住村。ソーキがタックルからリフトしてテイクダウンを狙うが、すぐに立つ住村。住村の三日月にタックルを合わせるソーキ。尻をつかせるが住村がグラウンドでバックを取る。住村は足をフックしてバックからコツコツとパンチ。

元修斗世界バンタム級王者・岡田遼が9・2後楽園で引退試合。団体、階級の垣根を超えて元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志と対戦【Lemino修斗】

2025.07.16 Vol.Web Original

 元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)が7月16日に都内で行われた会見で現役引退を発表した。9月2日に東京・後楽園ホールで行われる「Lemino修斗」で元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と引退試合で対戦する。

 岡田は通常はバンタム級の−61.2kgで戦っているのだが、今回はフェザー級(−65.8kg)での試合となる。今大会は「修斗」の新シリーズ「Lemino修斗」の第1回大会で、NTTドコモが自社の映像配信サービス「Lemino」で独占配信。この試合がメインイベントとなる。

 岡田は「Lemino修斗が発足するという話になった際、ここで現役生活にピリオドを打ちたいという話をさせていただいた。 松根プロモーターから“誰とやりたいのか”と聞かれ“最後は弥益さんとやりたいです”と回答させていただいた。しかし団体の垣根もありますし、階級も違いますし、正直かなり難しいだろうなと思っていたんですけれども、弥益選手から“岡田の引退試合の相手ということなら受けます”という回答をいただけた時に、彼のリスクを取って出てきてくれた漢気と心意気に心から感動しました」と自身の希望が通り、このカードが実現したことを明かした。

NTTドコモが修斗の新シリーズ「Lemino修斗」を独占生配信。来年3月まで東京と沖縄で計4回大会を開催。9月2日は後楽園で元世界王者・岡田遼が引退試合

2025.07.16 Vol.Web Original

 NTTドコモが自社の映像配信サービス「Lemino」で総合格闘技「修斗」大会の新シリーズ「Lemino修斗」を独占配信することを7月16日、発表した。

 この日、都内で「『Lemino修斗』開催発表記者会見」が行われた。会見には株式会社NTTドコモ コンシューマサービスカンパニー 統括長の鈴木基久氏、THE BLACKBELT JAPANの鶴屋浩会長、松根良太副会長、所属の格闘家・岡田遼、日本修斗協会の佐藤ルミナ理事長が登壇した。

 会見では松根氏が「私は師である鶴屋浩さんのもと、MMAという競技で26年間選手を育ててまいりました。その上でどうすればより強い選手を育てることができるのか、世界で活躍する選手を育てることができるのかと常に試行錯誤してまいりました。私の指導者としての目標を端的に言うと2点。日本のMMAから世界で活躍する選手を育てること、子どもたちにとってMMAを夢がある競技にすることです。しかし理想を実現するには高い壁があると思っていた矢先、平良達郎のスポンサーであるNTTドコモ様が“日本のMMAを共に活性化させてまいりましょう”と手を差し伸べてくださいました。皆様ご存知の通り、日本を代表する一流企業のNTTドコモが日本MMA業界に手を差し伸べてくれたことは、修斗のみならず日本MMA業界にとって千載一遇の機会です。9月2日に第1回大会を迎えるLemino修斗はドコモの映像配信サービス『Lemino』にて配信されます。 今後、後輩である第11代修斗世界バンタム級チャンピオンの岡田遼と手を取り合いながら、岡田遼をプロモーターとして成長させるべく指導し、岡田遼を大会運営の顔として育ててまいります。そして、記念すべき第1回目のLemino修斗のメインイベントは岡田遼が赤コーナーの選手として務めます。プロモーターとして進む前に、今いる現役選手たちにプロシューター岡田遼として、生きざま、背中を見せ、次のステップに向かわせたいと思います」などと今回、NTTドコモのサポートのもとこのシリーズが立ち上がった経緯を説明し、第1回大会で元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)が引退試合を行うことを発表した。その対戦相手は元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)となることも合わせて発表された。

カメラマンの長尾迪氏が「MMAフォトライブラリー」を開設。ヒクソン、桜庭らレジェンドから朝倉未来、那須川天心ら現役ファイターの写真が満載

2025.07.07 Vol.Web Original

 株式会社イングラムがUFCやPRIDEのオフィシャルカメラマンを長く務めた写真家の長尾迪氏のデジタルフォトライブラリーを開設したことを発表した。

 名称は「長尾迪MMAフォトライブラリー」で総合格闘技創設期のヒクソン・グレイシーや桜庭和志、山本“KID”徳郁といったレジェンドファイターから、現在、RIZINで活躍している朝倉未来、平本蓮、萩原京平、そしてキックボクシングからボクシングに転向した那須川天心などの現役選手が活躍する写真が満載。

 団体は総合格闘技の原点といわれる「修斗」、総合格闘技を世界に広めるきっかけとなった「PRIDE」「UFC」、そして「RIZIN」「K-1」「RISE」など、総合格闘技からキックボクシング(一部ボクシング興行を含む)まで網羅している。なお修斗、UFC、K-1、RIZINについては長尾氏はオフィシャル・フォトグラファーとしてシャッターを切り続けている。

 これらの写真についてはテレビ、新聞、雑誌、web等のメディアに向けてオンラインで購入できるストックフォトシステムになっているのが特徴で、メディアでの商用利用を原則としており、1点1万円~で使用することが可能。また条件が合えば一般の人も利用可能とのこと。

修斗世界王者のSASUKEがまさかの1RKO負け。勝ったコレスニックは武田光司との対戦をアピール【RIZIN LANDMARK】

2025.06.14 Vol.Web Original

 現修斗世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でRIZIN初参戦を果たすも無念のKO負けを喫した。

 SASUKEは2021年7月に修斗世界王座を獲得。2022年と2023年には「Road to UFC」のフェザー級トーナメントに参戦するもいずれも初戦で敗退。その間にも飯田健夫、田中半蔵、椿飛鳥相手にいずれもKOで防衛。昨年5月に修斗で行われた日中対抗戦ではジョングウェン・パンに一本勝ちと修斗では敵なしの状態になっていた。

 SASUKEはRIZINでは岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるコレスニック。コレスニックのバックスピンキックをキャッチしたSASUKEがバックを取りかける。しのいだコレスニック。スタンドの打撃の展開に戻る。コレスニックは前蹴り、右カーフ。コレスニックはワンツーからハイキックもSASUKEはかわす。コレスニックは右カーフ。SASUKEも右カーフからダブルレッグ。そしてスタンドでバックを取りかけるがコレスニックはしのぎ正対、プッシュして離れる。コレスニックは前蹴りからワンツー。SASUKEもパンチを返す。SASUKEは下がりながらも左ジャブ。コレスニックは多彩な蹴りでSASUKEを下がらせる。しかしSASUKEは蹴りにタックル。コレスニックはここも切る。コレスニックは前に出て右カーフ、左ハイ、ブラジリアンキックと多彩な蹴り。SASUKEはなかなか手を出せない。それでもコレスニックのすきをついてタックルを狙う。コレスニックは左ボディーから返しの右フック。左ボディーを効かされたSASUKEはうずくまりダウン。レフェリーが試合を止め、コレスニックのKO勝ちとなった。

Copyrighted Image