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井上芳雄「歌いません」初舞台化『大地の子』中国語セリフは「ないと聞いてます」

2025.11.28 Vol.web original

 

 舞台『大地の子』の製作会見が11月27日、都内にて行われ、俳優の井上芳雄、奈緒 、上白石萌歌らキャストが登壇。傑作小説の初舞台化にかける思いを語った。

 作家・山崎豊子の同名小説を脚本・マキノノゾミ、演出・栗山民也で初舞台化。中国で戦争孤児となり、中国人「陸一心(ルー・イーシン)」として生きる主人公の波乱万丈の半生を描く物語。

 主人公・一心を演じる井上芳雄は「見えない重責のようなものを感じます」と苦笑しつつ、上川隆也が主演した1995年放送のNHKドラマ版を当時、見ていたと言い「僕にとっても大事な物語。難しい時代ではありますが、過去を知ることは未来を知ることでもあると思うので、演劇を通して伝えていきたい」と意気込みを語った。

「歌わないの?と言われがちですが、今回は歌いません(笑)。ミュージカルではないので」と笑いを誘った井上。最初にオファーを受けたときの驚きを振り返り「好きとかいうレベルではない作品。その初舞台化に自分が、と。まず両親に知らせました。うちの両親も“『大地の子』をやるまでは元気でいなきゃね”と言っていたので、再演を重ねて元気で居続けてほしい」と、長く愛される舞台になることを期待。

 一心を育てる中国人教師・陸徳志役の山西惇が、セリフは日本語ということに安心したと振り返ると、一心の実父・松本耕次役の益岡徹が「たぶん皆さんと同じものだと思うんですが…僕の台本には“ここは中国語で”と書いてあった。だから芳雄さん大変だろうな、と思って。ドラマでは上川さんが見事な中国語を披露されていて…」と言い、井上は「(中国語では)ないって話ですから。もしそうだったら仕事を2、3飛ばさないと」。

 するとさらに、妻・江月梅役の上白石が「役名や地名は中国語で発音する部分もあると聞いてます」と言い「私は大学で中国語を第二言語として履修したんですけど、発音だけで意味合いが変わってきたりするので…中国語の台詞がどこまであるか。今から復習しておこうかな、と」。

 共演陣からの“プレッシャー”に井上は苦笑しつつ「80年、90年前の話と言っても決して遠い話ではない。自分も当時に生まれていたら同じ状況になっていたかもしれない。そこから何を思うかは人それぞれですが、少なくとも同じことは繰り返すべきではないということは共有したい」と舞台にかける思いを真摯に語っていた。

 この日の登壇者は井上芳雄、奈緒 、上白石萌歌、山西惇、益岡徹。

 舞台『大地の子』は2026年2月26日から3月17日まで日本橋・明治座にて上演。

井上芳雄「前世に上白石家と何かあった」舞台『大地の子』で妹・萌歌と夫婦役 過去には姉・萌音とも

2025.11.28 Vol.web original

 

 舞台『大地の子』の製作会見が11月27日、都内にて行われ、俳優の井上芳雄、奈緒 、上白石萌歌らキャストが登壇。「親戚のように思っている」という井上と上白石が最新舞台での共演を笑いを交えて語った。

 作家・山崎豊子の同名小説を脚本・マキノノゾミ、演出・栗山民也で初舞台化。中国で戦争孤児となり、中国人「陸一心(ルー・イーシン)」として生きる主人公の波乱万丈の半生を描く物語。

 日中の激動の史実を背景に描かれる傑作小説の初舞台化に、プレッシャーを明かしつつ、本作を通して伝えられる平和への思いを熱く語ったキャストたち。

 互いの共演について聞かれると、ほぼ初対面という井上に奈緒が「同郷なんですよね、勝手に親近感がわいてしまって」と言い、上白石が「この3人、みんな九州(出身)!」。

 何度も共演経験がある井上に上白石が「親戚のお兄さんのように思っている」と言うと、井上は「萌歌ちゃんが妹イメージがあるから…一瞬どっちか分からなくなる(笑)」と、妹役の奈緒と妻役の上白石を見比べて苦笑。

 そんな井上に上白石が「姉(上白石萌音)ともども一番お世話になっている俳優さん」と感謝すると、井上は「“姉”とも結婚したことがあります。もちろん作品の中ですけど(笑)。上白石ファンからは嫌われていると思う。これは前世に、井上家と上白石家は何かあったな」と笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は井上芳雄、奈緒 、上白石萌歌、山西惇、益岡徹。

 舞台『大地の子』は2026年2月26日から3月17日まで日本橋・明治座にて上演。

キスマイ藤ヶ谷「一生に一度の選択」で買った腕時計を披露

2024.09.11 Vol.web original

 映画『傲慢と善良』のジャパンプレミアが11日、都内にて行われ、W主演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、奈緒らキャスト陣と萩原健太郎監督、原作の辻村深月が登壇。藤ヶ谷の作品への思い入れに辻村氏が感激した。

 20代、30代を中心に絶大な支持を得、2023年には“最も売れた小説”となった辻村深月による同名小説を映画化。

 登場時には、藤ヶ谷太輔が奈緒にサプライズで白いバラの花束をプレゼントし、奈緒の手をとってエスコート。白と黒の2人の衣装に司会からも「ウエディングのよう」。

 喜びつつ驚きを隠せない奈緒に「だってサプライズだもん(笑)」とサプライズ成功にご満悦の藤ケ谷だったが、スタッフが奈緒の花束を受け取り下がろうとすると、持っていかれるのが惜しかったのか「知らない人が持ってっちゃう」とオロオロ、会場も大笑い。

「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望していたという藤ケ谷。萩原監督やキャストたちと「一緒にずっと話し合いながら作っていた」と作品への熱い思いを吐露。

 さらに映画にちなみ「一生に一度の選択をした経験」を聞かれると「劇中で(藤ヶ谷が演じた)架が着けていた時計があるんですけど、自分で買いました。今日も身に着けてるんです」と腕時計を見せ「役のものを自分で買ったのは初めて」。

 そんな藤ヶ谷の思い入れに原作の辻村氏も「すごくうれしいです。書いてよかった」。原作者からの言葉に、藤ヶ谷は「“書いてよかった”なんてすごくない!?」と奈緒と顔を見合わせて大感激。最後には「自分にとっての代表作になったらと思っています」と熱い思いを語っていた。

 この日の登壇者は藤ヶ谷太輔、奈緒、倉悠貴、桜庭ななみ、萩原健太郎監督、辻村深月。

性的場面撮影の配慮不備で物議『先生の白い嘘』主演・奈緒、三木監督、製作委員会、原作者が舞台挨拶でそれぞれの思い語る

2024.07.05 Vol.web original

 

 映画『先生の白い嘘』の公開初日舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介と三木康一郎監督が登壇。主演・奈緒から要望されながらもインティマシーコーディネーターを起用しなかった問題で、登壇者らがそれぞれの思いを語った。

 鳥飼茜による同名漫画を原作に男女の性の不条理に切り込む衝撃のヒューマンドラマ。

 性的描写(インティマシーシーン)などに際し俳優の心身の安全を確保するインティマシーコーディネーターを、奈緒から要望されながらも、起用せずに撮影したことを三木監督が語ったインタビュー記事が多くの議論を巻き起こしている本作。

【製作委員会は「私共の認識が誤っていた」と謝罪】

 冒頭、松竹のプロデューサーが製作委員会のコメントとして「本作の製作にあたり、出演者側からインティマシーコーディネーター起用の要望を受け製作チームで検討いたしましたが撮影当時は、日本での事例も少なく、出演者事務所や監督と話し合い、第三者を介さず直接コミュニケーションをとって撮影するという選択をいたしました。インティマシーシーンの撮影においては絵コンテによる事前説明を行い、撮影カメラマンは女性が務め、男性スタッフは退出するなど細心の注意を払い、不安があれば女性プロデューサーやスタッフが本音を伺いますとお話していたので、配慮ができていると判断しておりました。しかしながらこの度、さまざまなご意見やご批判を頂いたことを受け、私共の認識が誤っていたことをここにご報告を申し上げるとともに、製作陣一同、配慮が十分でなかったことに対し深く反省をしております」と映画ファンをはじめ原作者らに謝罪した。

【三木監督は「原作の鳥飼茜先生を裏切るような形に」】

 続いて、発端となったインタビュー記事でコーディネーターを起用しなかった背景を語っていた三木監督は「今回、私の不用意な発言により皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場を借りて謝罪したいと思います」と関係者をはじめキャスト、スタッフにも「大きな苦しみを与えてしまった」「原作の鳥飼茜先生、この作品に尽力していただいたにもかかわらず裏切るような形になってしまい本当に申し訳ありませんでした」とそれぞれに対し頭を下げ謝罪した。

【主演・奈緒は「私は大丈夫です」】

 神妙な空気が流れる中、主演・奈緒は柔らかい表情で観客に「見終わった後のお気持ち大丈夫でしょうか?」と声をかけ、登壇者にも「みんなも大丈夫? 三木さんも」と笑いかけつつ「私としては、ここにいる誰もが心痛めることなく一緒にいたいと切に願っております、私自身も含めて。私は大丈夫です。それだけは絶対に伝えようと思っていました」と挨拶。

「今日、ここに来るまでにいろんな葛藤がありました」と言う奈緒は「鳥飼先生とお話しなくてはという気持ちがあって、自己判断で直接ご連絡を取らせていただき、お会いした」と明かし、原作への深い思いを吐露。完成作に「とても強い映画になっていると感じました」と胸を張った。

生田斗真の「ファン減ってしまうのでは」心配するかわぐちかいじ氏、生田は「大丈夫ですよね?」

2024.05.31 Vol.web original

 

 映画『告白 コンフェッション』の初日舞台挨拶が31日、都内にて行われ、W主演を務めた生田斗真とヤン・イクチュン、共演の奈緒、山下敦弘監督が登壇。原作を手がけた、かわぐちかいじ氏も駆け付け、生田、ヤンの演技と映画を絶賛した。

「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという黄金タッグが手掛けた同名コミックの実写化。雪山で遭難しかけた親友2人が、とある“告白”をめぐり緊迫の攻防を繰り広げる。

 生田が「イクチュンさんと芝居をしていると感情を引き上げてくれる」とW主演を振り返ればイクチュンも日本語で「すばらしい役者ですね!」とお互いにたたえ合った2人。

 鬼気迫るイクチュンの熱演に「マジでビビっていました(笑)」という生田は「あんなに“ほふく前進”が早い人初めて見た。やっぱりアーミー(経験者)だから」と言うと、イクチュンは「それは基本です」と日本語ですまし顔。

 この日は原作コミック作画を手がけたかわぐちかいじ氏も特別ゲストとして登場。かわぐち氏は「漫画を見て、追い詰められた人間の狂気の話だという感想が多かったんですが、映画を見てもらって分かったと思うが狂気の話ではありません。狂気に至ればまだ楽で、ギリギリで人間性を保ってる人たちの話。そのギリギリの人間性を生田さんとイクチュンさんがうまく表現してくださってすごい映画になった。監督もすごい演出でした」とたたえ、原作者の言葉に一同大感激。

 キャスティングについて聞かれたかわぐち氏は「イクチュンさんは『息もできない』から大ファンだった」と明かし「生田さんのことはテレビや雑誌で見ていてハンサム、今で言うとイケメンだなと思っていましたが、主人公は最後に追い詰められてのたうちまわって泣き叫ぶので、そんな役やって大丈夫だろうかと。女性ファンが多いと聞きましたので、この役が後々、影響を与えたらまずいかなと心配でした」。

 すると生田は観客に「大丈夫ですよね?」と確認。会場からの拍手に胸をなでおろしたが、そこにイクチュンが「半分、僕にお願いします」とファンをおねだりし、会場はさらなる笑いに包まれていた。

 映画『告白 コンフェッション』は公開中。

生田斗真と奈緒、韓国の人気俳優と「韓国のコンビニ前で飲み会」を約束?

2024.04.30 Vol.web originl

 

 映画『告白 コンフェッション』(5月31日公開)の完成披露舞台挨拶が30日、都内にて行われ、W主演を務めた生田斗真とヤン・イクチュン、共演の奈緒、山下敦弘監督が登壇。意気投合したキャストたちが韓国での飲み会の約束をした。

「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという黄金タッグが手掛けた同名コミックの実写化。雪山で遭難しかけた親友2人が、とある“告白”をめぐり緊迫の攻防を繰り広げる。

 日本語と韓国語を交えながら和気あいあいと爆笑トークを繰り広げた一同。イクチュンが日本語で「世界で一番キレイな奈緒ちゃんが隣にいます」と言われた奈緒は「カムサムニダ~」とニッコリ。

 奈緒は、イクチュンの主演作「『息もできない』を学生時代に見ていて、最初からお友達になりたくて。前の日に韓国語を勉強して、初対面で“お友達になりたいです”といってなってもらいました」と明かすと、生田が「奈緒ちゃん、撮影が終わった後、韓国に遊びに行ったんだよね」と明かし、イクチュンが「オレ、ガイドしました」。

「『息もできない』のチームの皆さんにも紹介してくださって、皆で楽しく韓国で遊びました」と振り返った奈緒に、生田は「さそわれてない」。

 すかさずイクチュンが「忙しいじゃない」とフォローしつつ「今度みんなで、コンビニの前で飲みましょう」と言い、奈緒も「行きたい!」。

 生田が「普段、どういうところでお酒を飲んでるのと聞いたら、コンビニの前にテーブルが出てて、そこで飲むって」と目を丸くすると、イクチュンが「韓国のコンビニは全部テーブルあります」とうなずき、生田は「日本だとコンビニの前にたむろしたらヤンキーだと思われる(笑)」と文化の違いにを面白がっていた。

生田斗真「YouTubeにも上がってるのに誰も気づかない」ホルモン主題歌に参加

2024.04.30 Vol.web original

 

 映画『告白 コンフェッション』(5月31日公開)の完成披露舞台挨拶が30日、都内にて行われ、W主演を務めた生田斗真とヤン・イクチュン、共演の奈緒、山下敦弘監督が登壇。主題歌を手がけたマキシマム ザ ホルモンもサプライズで駆け付け、生田の楽曲参加を明かした。

「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという黄金タッグが手掛けた同名コミックの実写化。雪山で遭難しかけた親友2人が、とある“告白”をめぐり緊迫の攻防を繰り広げる。

 日本語と韓国語を交えて和気あいあいと撮影を振り返っていた一同に加え、この日は書き下ろし主題歌を手がけたマキシマム ザ ホルモンもサプライズで登場。

 ナヲが「見終わった後、イクチュンさんに会うのが怖かった」と言えば、ダイスケはんも「見終わった後、近くに斗真がいたんですけど、スタンディングオベーションしたいのをこらえて握手した」とメンバーたちも大絶賛。

 さらに、映画にちなみ「今だから告白できること」を聞かれた生田が「ずっと言いたくて今日まで我慢してきた。私、生田斗真はマキシマム ザ ホルモンの皆さんと一緒に歌わせてただいてます!」と言い、主題歌タイトル「殺意 vs 殺意(共犯:生田斗真)」を発表。

生田は「僕と監督から、ぜひ主題歌をホルモンの皆さんにとお願いしたところ、マキシマムザ亮君から“せっかくだったら斗真くん一緒に歌おうよ”と言っていただいて。エンドロールに流れるだけでなく、後々CDとしてもリリースする予定です」と明かし、会場も大盛り上がり。

 ヤン・イクチュンも「強烈な部分も美しい部分もある曲。その美しい部分を生田さんが歌っていらっしゃった。セクシーデス!」、奈緒も「完成作のエンドロールを見て知ってすごく驚きました。めちゃくちゃかっこよかった」と大絶賛。

 収録ではメンバーから「すごくほめてもらった」という生田だったが「この楽曲が使われている予告編がYouTubeにも上がっていて、実は僕の声も入ってるんだよね。誰か気づかないかなと思ったけど誰も気づかない(笑)」と苦笑していた。

板垣李光人“帝”役で「撮影現場で孤独感味わった」女王役・奈緒も共感「衣装が…」

2024.04.04 Vol.web original

 

 映画『陰陽師0』(4月19日公開)ジャパンプレミアが4日、都内にて行われ、主演の山﨑賢人らキャストと佐藤嗣麻子監督が登壇。劇中で帝役を演じた板垣李光人と女王役を演じた奈緒が撮影現場での“孤独”を振り返った。

 平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明の活躍を描いた夢枕獏のベストセラーシリーズ「陰陽師」を実写化。安倍晴明が陰陽師になる前、学生時代が初めて描かれる。

山﨑賢人が演じる安倍晴明と、染谷将太が演じる源博雅(みなもとの ひろまさ)が楽しかったバディ役を振り返る姿をうらやましそうに聞いていた奈緒と板垣。

 晴明に興味を抱く帝を演じた板垣は「帝ゆえの孤独や憂いを出せたらいいなと、動きやまばたきをゆっくりにしながら演じていました」と振り返り「現場でも、僕が帝の衣装を着てしまうと、裾が長くて動けないので、帝と同じような孤独感を味わっていました」と苦笑。

 同じく、皇族の徽子(よしこ)女王を演じた奈緒も「気持ち分かります。私も衣装を着たら動けなくてめっちゃ孤独でした」と共感。

 奈緒が「立つとスタッフさんが集まってくるんです」と言えば、板垣も「そう、裾をさばきに来てくれる」と相槌を打ち、あまり動けず山﨑たちの楽しそうな様子を眺めているしかなかったと、美しい平安の貴族装束に隠された苦労を明かしていた。

 この日の登壇者は山﨑賢人、染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫、佐藤嗣麻子監督。

染谷将太、山﨑賢人の「すべてがうらやましい」“山﨑・安倍晴明”を絶賛「ずっと斜め後ろにいたい」

2024.04.04 Vol.web original

 

 映画『陰陽師0』(4月19日公開)ジャパンプレミアが4日、都内にて行われ、主演の山﨑賢人らキャストと佐藤嗣麻子監督が登壇。劇中でバディを組んだ山﨑と染谷将太が仲良しぶりを見せつけた。

 平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明の活躍を描いた夢枕獏のベストセラーシリーズ「陰陽師」を実写化。安倍晴明が陰陽師になる前、学生時代が初めて描かれる。

 晴明役の山﨑と、晴明とバディを組む貴族・源博雅(みなもとの ひろまさ)を演じた染谷将太。

 山﨑が「2人ともペースが同じというか空気感が良い感じにリラックスしていて…」と言うと、染谷も「ゆるい(笑)」とニヤリ。メリハリをつけつつリラックスして撮影を楽しんだと振り返った。

 そんな2人に、奈緒も「ちょっとうらやましいと思うくらい息がピッタリ。お2人が一緒にいると晴明のクールさと、博雅のチャーミングさがより際立っている気がして、すごく素敵な2人」。

 共演は3回目だが「ガッツリ共演するのは初めて」という山﨑と染谷。

 山﨑が「デビュー作で染谷くんとご一緒したんですけど、そのとき染谷くんはすでに何年もこの世界にいて、すごい落ち着きがあって、完璧な人というイメージ」と振り返りつつ「ちょっと抜けているところとかおっちょこちょいなところもかわいい」。

 一方の染谷も「賢人くんは難しいことをひょうひょうとこなす。うらやましいですよ、すべてが」と羨望のまなざしを向け、2人の仲良しぶりに会場もほっこり。

 映画の登場人物のうち誰とバディを組みたいかという質問にも、山﨑は「博雅。心で動く人なのでその感じがすごく好き」、染谷も「晴明ですよね。はらってくれますし守ってくれますし。ずっと晴明の斜め後ろにいたい」と笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は山﨑賢人、染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫、佐藤嗣麻子監督。

奈緒「粉吹きメイク」で映画撮影 ⿑藤⼯監督から「顔のツヤを消したいと言われ」

2023.09.02 Vol.web original

 

 公開中の映画『スイート・マイホーム』の舞台挨拶が2日、都内にて行われ、⿑藤⼯監督と俳優の蓮佛美沙⼦、奈緒、窪塚洋介が登壇。奈緒が「新鮮だった」という⿑藤監督との役作りを明かした。

 2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を齊藤工監督が映画化した話題作。

 主演の窪⽥正孝をはじめ、⿑藤監督がほれこんだ役者ぞろいのキャスティング。中でも印象的な役どころを演じる奈緒は、役作りについて聞かれると「衣装合わせのときに、⿑藤監督とはメイクの話からいろいろお話をさせていただいた」と振り返り「⿑藤監督から、ツヤっぽい肌のほうが生き生きして素敵に見えるけど、そのツヤを消したいというお話を頂きまして。こういうところから役を一緒に作ってくださるんだな、と。そこまで衣装合わせからお話することが、あまりそういうことが無かったので新鮮でした」。

 そんな齊藤監督のオーダーを受け、奈緒は「本番、粉を吹くくらい、粉をメイクさんと顔にはたいて、監督どうですか?と見せて挑んだので、ぜひそこを見てほしいなと思います(笑)」と“粉拭きメイク”で演じていたことを明かした。

 齊藤監督は「皆さん、素材として見目うるわしすぎる方たちなので。作品の質感にファンデーション含め、合わせていただいた」と苦笑しつつ、難しい役どころを演じきった奈緒に「見る人に“隙間”を感じさせる媒介のような存在を見事に演じてくださった」とたたえていた。

窪塚洋介、子役に「ちゃんとやれよ!って出かかった」窪⽥正孝の懐の深さに脱帽

2023.09.02 Vol.web original

 

 公開中の映画『スイート・マイホーム』の舞台挨拶が2日、都内にて行われ、⿑藤⼯監督と俳優の蓮佛美沙⼦、奈緒、窪塚洋介が登壇。撮影現場でのエピソードに窪塚が“本音”をもらし会場の笑いをさそった。

 2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を齊藤工監督が映画化した話題作。

 冒頭、窪⽥正孝が演じる主人公の妻を演じた蓮佛は「私の周りにもホラー苦手だから…と敬遠される方がいるのですが、この作品は年齢制限が無いので、ほぼ『ドラえもん』と同じだと⿑藤監督が言っていました」とアピール。

 窪田と兄弟役を演じた窪塚は「あまりやったことのないタイプの役だったんですが、“人という字は…”みたいな感じで、皆さんに寄りかかる形でやらせていただきました」と監督や共演陣に感謝。

「すごいアットホームな現場だった」と振り返った窪塚が「途中でホラーを撮っていることを忘れてた」と言うと、⿑藤監督は「子役ファーストの現場だったので、幼稚園感はありましたよね」。すると窪塚が「とくに窪⽥くんが本当に忍耐強く子供と接している姿を初日に見て、なんて懐の深い…と思って。オレはちょっとイライラしてたんで(笑)」と言い「ちゃんとやれよ、お母さん、ちゃんと言ってくださいよ、みたいな。ここまで出かかっていたんだけど4人は大らかな気持ちで…」と“懐の深い”4人に脱帽。

 蓮佛が「イラっとされてたんですね。全然気づかなかったです」と驚くと窪塚は「顔に出ないんでね(笑)」。

 この日は、先日第一頸椎(けいつい)の剥離骨折を公表した主演の窪⽥正孝もリモートで参加。意気投合したという兄弟役の窪塚と窪田。「“腸活”が足りてないよね、オレ」と言う窪塚に、窪田は「兄さんが一番優しいです(笑)」とフォロー。

 最後に⿑藤監督は「俳優さんたちの顔で描かれる作品になった。僕こそ“人という字”じゃないですけど、支えられ、僕が見たい映画を完成させてくださった」と役者陣に感謝していた。

 

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