SearchSearch

木村ミノルが故エドウィン・バレロのKO記録越えに意欲【K-1】

2020.12.12 Vol.Web Original

王座戴冠後の初戦でHEAT王者を迎撃

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の前日計量が12月12日、都内で開催された。

 王座戴冠後、初試合となるK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)と対戦するアビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)ともに1回で規定体重をクリアした。

 アビラルはネパール出身で2016年に来日。HEATを主戦場に戦い、今年1月にHEATミドル級王座を獲得。戦績は10戦9勝(8KO) 1敗0分という強豪だ。

 計量後の会見の冒頭、アビラルは「今回の試合に向けてしっかりとトレーニングを積んで、準備も万端。減量も順調」、木村は「トレーニングも減量もすべてうまくいった。絶好調。すごい試合をできると思う」とともに好調な仕上がりをアピールした。

木村ミノルの相手が「ミノワマンと戦った男」を父に持つネパールのチーターに決定【12・13 K-1】

2020.10.28 Vol.Web Original

HEATミドル級王座のアビラル・ヒマラヤン・チーターと対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(12月13日、東京・両国国技館)の第2弾カード発表会見が10月28日、東京都内で開催された。

 第1弾カード発表会見で参戦が発表されていたスーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)の相手がネパールのアビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)となることが発表された。

 アビラルは2016年に来日し、日本でキックボクシングを始め、キャリア4年となる21歳。「HEAT」を主戦場とし、今年1月にHEATミドル級王座を獲得し、9月には初防衛にも成功。戦績は10戦9勝(8KO)1敗と高いKO率を誇るファイターだ。

 また父親はデーブ・クマール・ギミーレの名で2004年に韓国で行われた「K-1 WORLD GP 2004 in SEOUL」に出場。日本では2011年に「GLADIATOR 27」で総合格闘技ルールでミノワマンとも対戦しているという。「ヒマラヤン・チーター」というリングネームはその父が「チーターのように獰猛に相手を倒す選手になってほしい」との思いでつけたものという。

12・13両国大会に参戦決定の木村“フィリップ”ミノル「自信がある選手はどんどん立候補して」【K-1】

2020.10.12 Vol.Web Original

スーパー・ウェルター級王座戴冠後の初試合

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(12月13日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が10月12日、東京都内で開催された。

 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)が3月22日の「K’FESTA.3」での王座獲得後の初戦に臨むこととなった。

 木村は「タイトルを獲ってから試合をしていなくて、寂しい気持ちだったので、やっとリングの上で格闘家としての姿を見せられると思うと、すごいワクワクしている。ここまで格闘技が盛り下がってしまった部分があるので、もう一度シンプルに格闘技というものの面白さを体現していきたいと思っている」などと語った。

ウェルター級王座決定トーナメント出場の海斗が2連続KOでの王座獲得を約束【Krush.116】

2020.08.20 Vol.Web Original

優勝候補の近藤魁成と準決勝で対戦

「Krush.116」(8月29日、東京・後楽園ホール)で開催される「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場する海斗(ポゴナ・クラブジム)が8月20日、埼玉県の所属ジムで公開練習を行った。

 今回のトーナメントは今年3月の「K’FESTA.3」でK-1王座を獲得した木村“フィリップ”ミノルの王座返上により行われるもので、海斗の他には近藤魁成(大成会館)、松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)、そして怪我のため欠場となった加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)に代わり急きょ参戦となった山際和希(谷山ジム)の4人で行われる。

 昨今、Krushの王座決定トーナメントはワンデイではなくワンマッチの積み重ねで王座を決定していたのだが、今回からKrush創成期に行われていた4選手によるワンデイトーナメントが復活した。

 カード発表会見では海斗、松岡、加藤が近藤に敵対心を露わにし、山際も公開練習で「近藤選手の思う通りにはさせない」と語るなど近藤包囲網が敷かれたこのトーナメントの準決勝で近藤と対戦するのが海斗。

 海斗はこの日、2分間のミット打ちを行い、パンチの連打にサウスポーからの左ミドル、ヒザ蹴りと多彩な打撃を披露した。

木村ミノルが返上した王座をめぐり4選手によるワンデイトーナメントを開催【Krush.116】

2020.07.12 Vol.Web Original

近藤、海斗、松岡、加藤が参加

「Krush.116」(8月29日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が7月12日、都内で開催された。

 前日の「Krush.114」のリング上で木村“フィリップ”ミノルがウェルター級王座の返上を発表。空位となったその王座をかけて4選手によるワンデイトーナメントが行われることとなった。

 昨今、K-1王座は8選手によるワンデイトーナメントで、Krushは王座決定トーナメントはワンデイではなくワンマッチの積み重ねで王座を決定していた。しかし、かつてKrushが最初に行ったトーナメントであるライト級GPは最後に残った4選手でワンデイトーナメントを開催。その後の初代王座決定トーナメントも4選手によるワンデイトーナメントが行われたことから、4選手によるワンデイトーナメントはいわばKrushの原点ともいえるもの。

 中村拓己K-1プロデューサーは「K-1の1日3試合とは違う4人のワンデイトーナメントはKrushにしか出せない雰囲気や魅力があると思うし、後楽園ホールという場所でワンデイトーナメントを行うのもKrushらしい。Krush Evangelistの石川直生さんも就任して改めてKrushの戦いというものは何なのかと考えた中で、4人のワンデイトーナメントを復活させたいと思った」などとこの経緯を説明した。

 今後、Krushでは男子の階級の王座決定トーナメントは8選手で1回戦を戦った後、勝ち残った4選手でワンデイトーナメントを行うことになるという。

 今回のトーナメントに出場するのは出場するのは近藤魁成(大成会館)、海斗(ポゴナ・クラブジム)、松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)、加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)の4人。1回戦は近藤vs海斗、松岡vs加藤となる。

4つのKO決着中3試合の敗者が担架送り。蓮實光は大沢文也に失神KO勝ち【Krush.114】

2020.07.12 Vol.Web Original

約3カ月半ぶりの後楽園ホール大会

 K-1グループの「Krush」が7月11日、約3カ月半ぶりにホームともいうべき東京・後楽園ホールで大会を開催した。

 とはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのガイドラインにより、大幅に座席を削っての開催。超満員の発表ながら520人といつもの後楽園大会と比べて寂しい客席となったが、リング上は9試合中4試合がKO決着、うち3試合の敗者が担架送りとなる激しく熱い試合が続いた。

 第7試合ではライト級の実力者・大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)が蓮實光(パラエストラ栃木)と対戦。2Rに立て続けに3つのダウンを奪われKO負けを喫した。

 蓮實は1Rこそ大沢のアウトボクシングにてこずり、パンチで鼻血を出すなど苦戦のスタートとなったが、2Rに入るとプレッシャーをかけ距離を詰めるとパンチの連打。しっかりガードする大沢だったが、蓮實の右フックがヒットし大沢がヒザをつきダウン。

木村ミノルが「グレゴリアン、アラゾフとも全然やりますよ!」【K-1】

2020.03.23 Vol.Web Original

トーナメントを振り返り「昨日は1日中ゾーンの中にいた」

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)の一夜明け会見が3月23日、都内で開催された。

「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で優勝し、悲願のK-1王座を獲得した木村“フィリップ”ミノルが(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)が出席した。

 木村は「昨日はむちゃくちゃ調子がよくて、1日中ゾーンの中にいた感じ。試合についてはどうやったら倒せるかとか、ファーストコンタクトでそれが読み取れるように全試合なっていたので自分を信じられました。昨日は特に」と前日を振り返った。

 トーナメントについては「運的な要素も全部僕のほうに来ていたと思うし、環境的にも状況的にも(優勝を)獲りやすいようになっていた。みんながダメージが溜まっているのも見ていたし、僕はサクッと勝つことが多かったので、それがトーナメントではめちゃくちゃデカい」、3試合の中では「海斗選手との試合が一番緊張感や怖いという気持ちがあった。その後は全部楽でした」などと振り返った。

 今後については「このベルトを持っていた王者たちはだいぶ強いし、偉大な選手たちなので、それに並ぶではないが、価値を落とさないためにも、このベルトを守るといった任務は果たしていかないといけないのかなとは思っている」などと前日の試合後の会見では「スーパー・ウェルター級にはそこまでこだわりはない」と言っていたのだが、一晩経って微妙な心境の変化があったよう。

木村ミノルが3連続1RKO勝ちで悲願のK-1王座獲得【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.23 Vol.Web Original

3試合トータル4分21秒。圧倒的なV

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で木村“フィリップ”ミノルが決勝で和島大海(月心会チーム侍)を1RKOで破り悲願のK-1王座を獲得した。

 決勝は試合開始から和島がプレッシャーをかけて前に出る。木村が右ストレートを放つが、これは和島がガードする。

 そして和島が前に出たところで木村が左フック一閃。和島がダウンするとこれまでのダメージの大きさも鑑みたセコンドがタオルを投入し、木村がTKOで勝利を収めた。

 木村は3連続1RKO勝ち。3試合合計4分21秒というのは昨年11月に行われた「第3代フェザー級王座決定トーナメント」で江川優生が作った5分31秒の記録を塗り替える驚異の数字だった。

 木村は試合後のリングで「まだこのベルトを巻いているのが信じられないぐらい、子どもの頃から夢でした。この階級で獲れたのが意味があって、誇り高い気持ちでいっぱいです。僕は解説席のレジェンドに比べればまだまだですけど、魔裟斗選手を超えられるようなスーパースターになるので応援してください」と喜びを表した。

城戸康裕がセルフ予想で優勝宣言「決勝は木村“削られ”ミノルvs“ゲンキド”康裕。そして僕が勝つ」【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.21 Vol.Web Original

若手のコメントにダメ出し

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量と会見が3月21日、都内で開催された。

「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に出場する8選手は1回目の計量で全選手が規定体重をパスした。しかし優勝候補の木村“フィリップ”ミノル(K-1ジム五反田チームキングス)がその後の会見を「体調不良」を理由に欠席。トーナメントはにわかに風雲急の様相を呈してきた。

 この日の計量と会見は折からの新型コロナウイルスの影響を鑑み無観客で行われたのだが、城戸康裕(谷山ジム)はどんな状況でも「城戸康裕」だった。

 会見での質疑応答で準決勝以降の展開を問われると、先に答えた海斗と神保克哉が具体名を挙げなかったことに城戸は「この質問は毎回聞かれるんだけど、“誰が上がってきても倒す”というのはダメなんです。誰が上がって来るかをしっかり言わないといけない。そういうところが素人ですね」と若い2人にダメ出し。

 そして「僕は反対側はミノル君が上がって来ると思う。(こっちの)1回戦の和島君vsアワターン選手はいい感じで削り合ってくれると思う。そこの削り合いは城戸にとっては美味しい。上がってきた選手は消耗しているから、僕が1回戦を余裕で勝って、準決勝では傷ついた相手とやらせてもらって決勝に上がるわけです。木村君も海斗選手は相当研究してくると思うので、ただでは終わらない。削られた木村“削られ”ミノルが上がって来るので、その“削られ”ミノルと元気な城戸=“ゲンキド”がぶつかって僕が優勝するということですね」とセルフ予想で優勝を宣言した。

木村ミノルがベストKO賞と技能賞の2冠受賞【K-1 AWARDS 2019】

2020.02.13 Vol.Web Original

「魔裟斗さんみたいな偉大なファイターに必ずなります」

 K-1グループの年間表彰「K-1 AWARDS 2019」が2月12日、東京都内で開催され、木村“フィリップ”ミノルがベストKO賞と技能賞を獲得した。

 木村は昨年、K-1全5試合と「Krush.101」に出場。全6試合でKO勝ちを収めるという快挙を成し遂げていた。

 木村はベストKO賞では「KO勝というものが存在する限り、一生僕が受賞し続けるんだろうなと思っている。3月に試合が決まっていて、トーナメントなので、3試合ともボコボコにしてまたKO賞を取りに行きたい。僕も犬1匹と猫が3匹いるんで、俺も頑張らないといけないんで、俺も頑張ります(笑)」、技能賞では「KO賞に続き技能賞もいただけた。個人的には技能賞は無茶苦茶うれしい。そんなタイプの選手ではないけど、すげえうれしい。こういう評価をされるのはすごく気持ちがいい。これかKO賞とともに技能賞も狙っていけるようにスキルアップして、世界でも戦える凄い選手になれたらなと思います。プレゼンターの魔裟斗さんみたいに、世界から首を狙われるような偉大なファイターに必ずなります。見ていてください」と挨拶した。

スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント開催。木村ミノル「歴史に残るファイターになる」【3・22 K-1】

2020.01.27 Vol.Web Original

1回戦でトーナメントに抜擢された海斗と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が1月26日、都内で開催された。

 チンギス・アラゾフが返上し空位となっていたスーパー・ウェルター級の王座決定トーナメントが開催される。

 1回戦は第1試合「海斗vs木村“フィリップ”ミノル」、第2試合「神保克哉vsエダー・ロープス」、第3試合「城戸康裕vsミラン・ペイルス」、第4試合「和島大海vsニコラス・ラーセン」の組み合わせで行われ、1と2の勝者、3と4の勝者が準決勝を戦い、その勝者が決勝で対戦する。

 リザーブファイトとして藤村大輔vs小鉄の一戦が行われる。

 会見には日本陣営の海斗、神保、城戸、和島。そして外国人サイドの木村の5人が登壇した。

 優勝候補の筆頭である木村は「70kgに上げて初めての試合がトーナメントというのはチャレンジだが、去年は全試合に出て全部KOで終わらせた。一番調子のいい男だと思うので、このトーナメントも獲ってスタートしたい。1回戦の相手の前回の(試合の後の)フィリップポーズも見たし、気合も十分。モチベーションもマックス。2020年になって初めての70kgのチャンピオンになれるのはすごく光栄なことなので獲りに行きます」とV宣言。

 相手の海斗については「この前の試合を見たけど、パンチが強くていい選手。フィリップポーズをされて挑発してくると楽しくなる。ああいうことをするのはすごく好き」などと話した。フィリップポーズというのは木村がKO勝ちした後に、「どうだ」とばかりに手を後ろで組むポーズ。海斗が前回の試合でKO勝ちした後にこのポーズを取り木村戦をアピールしていた。

Copyrighted Image