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【東京五輪】閉会式に「マツケンサンバ」は流れず

2021.08.08 Vol.Web Original

 東京オリンピックの閉会式が8月8日、東京・国立競技場で開催された。

 開会式直前に開・閉会式の音楽担当の小山田圭吾氏が辞任、「ショーディレクター」の小林賢太郎氏が解任された際にSNS上で待望論が盛り上がった「マツケンサンバ」は閉会式前にも再び待望論が浮上したのだが、その旋律が会場に流れることはなかった。

 閉会式は花火が打ち上がりスタート。秋篠宮殿下、IOCのバッハ会長が貴賓席へ着くと、今大会で金メダルを獲得した水泳の大橋悠依らが日の丸を持って入場。宝塚歌劇団の真風涼帆、礼真琴、柚香光が国歌を斉唱した後、各国の選手が入場した。日本の旗手は空手の喜友名諒が務めた。
 
 各国の選手が出そろうと無数の光の点がスタジアムに舞い上がり上空で五輪マークを形作る。

 ここから東京スカパラダイスオーケストラの演奏のもの「休日の公園で思い思いに過ごす人々」をコンセプトとしたパフォーマンス。その後、音楽は故坂本九さんの「上を向いて歩こう」、映画「鬼滅の刃」のオープニングテーマ、Creepy NutsのDJ松永のパフォーマンス、miletの歌う「愛の賛歌」と続いた。

 そしてギリシャ国家と国旗掲揚の後、前日と今日に行われた男女マラソンの表彰式、新しくIOCのアスリート委員になった日本の太田雄貴氏ら3人を発表。その3人が大会を支えたボランティアの代表へ花束を贈った。

【東京五輪】男子400mリレーはバトンがつながらずまさかの棄権。バスケット女子は日本が決勝進出

2021.08.07 Vol.Web Original

陸上女子1500メートルで田中希実が8位入賞

 東京オリンピック第15日となる8月6日、陸上競技の男子4×100mリレー決勝でメダルが期待されていた日本は1走・多田修平から2走・山縣亮太へのバトンが渡らず、途中棄権という結果に終わった。

 日本は5日の予選では1走・多田修平、2走・山縣亮太、3走・桐生祥秀、アンカー・小池祐貴のオーダーで臨み、1組の3位で決勝進出を果たしたのだが、山縣と桐生の間でややバトンが詰まるなど安全運転のバトンワーク。メダルがかかる決勝では攻めのバトンワークで臨んだが、無念の結果となった。

 女子1500メートル決勝では、この種目で日本人として初めて決勝に進んだ田中希実が、3分59秒95のタイムで8位入賞を果たした。田中はスタートから積極的に前に出て一時は2番手。道中は4、5番手につけると、ラスト1周も先団に食らいつき、8位でゴール。準決勝に続き4分を切る快走を見せた。日本人の女子選手が五輪の中距離種目で入賞したのは1928年アムステルダム五輪800メートルの人見絹枝以来93年ぶり、トラック種目に広げても1996年アトランタ五輪5000メートルで4位に入った志水見千子以来25年ぶりの快挙だった。

 札幌で行われた陸上男子50キロ競歩では川野将虎が3時間51分56秒でで6位入賞した。

 また女子400メートル決勝で、アリソン・フェリックス(アメリカ)が最後の100メートルでのステファニー アン・マクファーソン(ジャマイカ)とのデッドヒートを制し49秒46で3位に入り、オリンピックで10個目のメダルとなる銅メダルを獲得した。

 レスリングでは女子53キロ級で、初出場の向田真優が金メダルを獲得した。向田は前半0-4とリードされるが、後半、じわじわと追いつくと終了間際に場外押し出しで1ポイントを獲得し5-4で逆転勝ちを収めた。

【東京五輪】女子ボクシングで金メダルの入江聖奈が「センキュー、ベリーセンキュー」

2021.08.04 Vol.Web Original

女子初の金メダル獲得

 東京オリンピック12日目となる8月3日、日本は2つの金メダルと1つの銅メダルを獲得した。日本のメダル獲得は開幕から11日連続で、金19、銀6、銅11となった。

 ボクシング女子フェザー級の決勝では入江聖奈がネスティ・ペテシオ(フィリピン)を破り、金メダルを獲得した。

 一進一退の攻防が続いた1R、5人のジャッジは5-0で入江を支持。しかし2Rはペテシオが手数で上回り、4-1でペテシオ。勝負の3Rは入江が的確にパンチを当て5-0で取り、トータルでも5-0でポイント勝ちした。

 日本人がボクシングで金メダルを取るのは1964年東京の桜井孝雄、2012年ロンドンの村田諒太に続き3人目。女子では初の快挙となった。試合後、リングを降りた入江はカメラに向かい「センキュー、ベリーセンキュー」と感謝の言葉。

 男子フライ級の準々決勝では田中亮明がユベルヘンエルネイ・マルティネスリバス(コロンビア)にポイント勝ちし準決勝に進出。ボクシングは3位決定戦がないため銅メダル以上が確定した。田中は元WBO世界ミニマム級、元WBO世界ライトフライ級、元WBO世界フライ級スーパー王者の田中恒成の兄。

 最終日となった体操では男子種目別の鉄棒で橋本大輝が金メダルを獲得。この種目の金メダルはロス五輪の森末慎二以来37年ぶり。橋本は男子個人総合に続き2つ目の金メダルとなった。

 卓球は女子団体の準決勝で日本は香港と対戦。第1試合のダブルスで石川佳純、平野美宇組が3-0で勝利を収めると、シングルスでも伊藤美誠と平野が危なげなく連勝。3-0で勝利を収め決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。

 男子団体で日本は準々決勝でスウェーデンと対戦。前日とはオーダーを代え、第1試合のダブルスでは張本智和と丹羽孝希が組み、3-1で勝利。第2試合のシングルスを水谷隼が落としたものの、続くシングルスで張本と丹羽が連勝し準決勝に進出した。

【東京五輪】陸上男子100mでイタリアのジェイコブスが優勝。男子走り高跳びは2人が金メダル

2021.08.02 Vol.Web Original

英国のヒューズがフライングで失格

 東京オリンピック10日目となる8月1日、陸上競技3日目に男子100メートル決勝が行われ、ラモントマルチェル・ジェイコブス(イタリア)が9秒80で優勝した。

 注目度の高い種目とあって、選手がレーンについたところで場内が暗転し、これから走るコースを使ったきらびやかな演出の中、一人ずつ選手が紹介された。そしてレースが始まるのだが、4レーンのザーネル・ヒューズ(英国)がフライングで失格となるハプニング。仕切り直しとなったスタートでは7選手が無事スタート。5レーンのフレッド・カーリー(米国)が先行するも、後半、3レーンのジェイコブスが驚異的な伸びを見せ、逆転した。2着はカーリー、アンドレ・ドグラス(カナダ)が3位で入線した。

 ジェイコブスは予選でイタリア記録を、準決勝では欧州記録を更新するなど絶好調で臨んだ決勝で再び欧州記録を塗り替えた。

 100メートル決勝の直前に行われた男子走り高跳び決勝ではムタズエサ・バルシム(カタール)とジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が揃って金メダル獲得という珍しい場面もあった。

 2人は2メートル37までノーミスでクリア後、2メートル39をともに3回失敗と全く同じ記録で並んだことから、通常だったら「ジャンプオフ」というプレーオフが行われるはずだった。これは最後に越えた高さの次の高さから、1回ずつ競技を行うというもの。しかしお互いが合意すればジャンプオフを行わず、両者が1位となるというルールがあることから、2人は話し合いの結果、行わないことを決め、揃って金メダルを獲得した。

 日本人選手としては49年ぶりに決勝に出場した戸邉直人は2メートル24で13位に終わった。

 また女子三段跳びではユリマル・ロハス(ベネズエラ)が15メートル67の世界新記録で金メダルを獲得した。

【東京五輪】柔道混合団体は仏に敗れ銀メダルに終わる。アーチェリー男子個人の古川は銅メダル

2021.08.01 Vol.Web Original

個人戦で金1個のフランスが意地見せる

 東京オリンピック第9日となる31日、日本は柔道の混合団体で銀メダル、アーチェリー男子個人の古川高晴が銅メダルを獲得した。

 柔道の混合団体五輪では今大会からの新種目。男女3人ずつが出場し、先に4勝したほうが勝ちとなる。世界選手権では2017年から実施され、日本は2019年まで3連覇している。

 日本は準々決勝から登場。ドイツと対戦し、第1試合の阿部詩と第2試合の大野将平の2人の金メダリストが敗れるまさかの展開となったが、第3試合では70キロ級金メダリストの新井千鶴が一本勝ちを収め悪い流れを止めると以降3連勝。4-2で日本が逆転勝ちした。

 準決勝ではROCと対戦。第1試合に登場した大野は今度は横車でムサ・モグシコフに一本勝ち。第2試合では新井がドイツ戦に続き一本勝ち。向翔一郎、78キロ超級金メダリストの素根輝も勝利を収め、4-0のストレートでROCを破り、決勝に進出。この時点でメダルが確定した。

 決勝はフランスとの対戦。第1試合は新井千鶴が、63キロ級金メダリストのクラリス・アグベニェヌと対戦。この日、好調だった新井が小内刈で技ありを2つ奪われ合わせ技一本で敗れると、第2試合の向も延長の末、アクセル・クレルジュに隅落で一本を取られ連敗。

 第3試合で78キロ超級金メダリストの素根輝が、同階級銅メダリストのロマヌ・ディコに大内刈と横四方固めの合わせ技一本で勝利を収め1-2としたものの、第4試合でウルフ・アロンがテディ・リネールに延長にもつれ込む熱戦の末、内股で技ありを奪われ敗戦。後がなくなった第5試合、日本は57キロ級銅メダリストの芳田司が、同階級銀メダリストのサラレオニー・シシケと対戦。内股で取られた技ありを返すことができず敗れ、4-1でフランスの勝利。日本は銀メダルに終わった。

 今大会、男女合わせて金メダルは1つに終わったフランスが意地を見せた格好となった。

【東京五輪】男子エペ団体がフェンシング初の金メダル獲得。柔道は男女合わせて過去最多の9個の金

2021.07.31 Vol.Web Original

バドミントン混合ダブルスの渡辺、東野ペアが銅メダル

 東京オリンピック第8日となる30日、日本は金メダル2つ、銅メダル1つを獲得した。これで日本の金メダルは17となり、1964年東京と2004年アテネの16を上回り、過去最多となった。

 フェンシングの男子エペ団体では日本が金メダルを獲得した。フェンシングで日本の金メダルは初めてとなる。

 日本は準々決勝で世界ランキング1位のフランスに45-44で勝ち、勢いに乗ると準決勝では韓国に45-38で勝ち決勝へ進出。決勝ではROC(ロシアオリンピック委員会)と対戦し45-36で勝利を収め、優勝を果たした。

 快進撃が続く柔道では女子78キロ超級の素根輝が金メダルを獲得。この階級での金は2004年アテネの塚田真希以来17年ぶりの快挙。これで柔道の金メダルは男女合わせて過去最多の9個となった。

 祖根は決勝で世界ランク1位のキューバのイダリス・オルティスと対戦。ゴールデンスコア方式の延長に入ったが、素根は果敢に攻め込みオルティスに3つの指導が与えられ一本勝ちとなった。

 男子100キロ超級は2012年ロンドンと2016年リオの金メダリストのテディ・リネール(フランス)が準決勝で敗退。日本の原沢久喜はそのリネールと3位決定戦で対戦し、3つの指導を取られ、一本負け。メダルには届かなかった。

 バドミントンでは混合ダブルスの渡辺勇大と東野有紗のペアが3位決定戦で勝利を収め銅メダルを獲得。この種目では日本初のメダル獲得。また今大会のバドミントンは男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗が予選リーグで姿を消し、この日は女子シングルスの奥原希望、山口茜も準々決勝で敗れるなど、ここまでメダルがなく、最後の最後で初のメダルとなった。

 水泳では競泳男子200m個人メドレー決勝に瀬戸大也と萩野公介が出場も4、6位とメダルには届かず。レース後、4コースの瀬戸が6コースの萩野のもとに寄って抱き合い、互いの健闘を称え合った。競泳男子200m背泳ぎ決勝には2012年ロンドンの銀メダリスト・入江陵介が出場も7位に終わった。入江は4大会連続の決勝進出だった。入江はその後に行われた男子400mメドレーリレーの予選にも出場し、決勝進出を果たした。池江璃花子が出場した女子の400mメドレーリレーも決勝に進出した。

 この日からスタートした陸上では男子3000m障害の三浦龍司と男子走り高跳の戸邉直人が決勝に進出。どちらも日本選手では49年ぶりとなる。

 2019年の世界選手権で金メダルを獲得し、今大会でもメダルの期待が高かったトランポリンの森ひかるは2回目の演技で途中でバランスを崩し、すべての演技をこなすことができず、まさかの予選落ち。予選を5位で通過した宇山芽紅が決勝でも5位に入った。

 この日から決勝トーナメントがスタートしたサッカー女子の日本代表は準々決勝でスウェーデンと対戦するも1-3で敗れ、2大会ぶりのメダル獲得はならなかった。

【東京五輪】ソフトボールで日本が13年越しの連覇達成。エース上野「13年間いろいろな思いをしてここまで来た」

2021.07.28 Vol.Web Original

6回裏にミラクルプレーでダブルプレー

 東京オリンピック第5日となる7月27日、日本は金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得した。

 最終日を迎えたソフトボールは決勝で日本と米国が対戦し、2-0で日本が勝利を収め、北京大会以来13年越しの連覇を達成した。

 両チームは前日行われた1次リーグの最終戦で対戦。すでにともに決勝進出を決めていたことからいわば前哨戦。2-1で米国がサヨナラ勝ちしたが、米国はアボットとオスターマンが登板したのに対し、日本は上野由岐子と後藤希友を温存。

 上野は満を持して決勝のマウンドに上がった。上野とアボットの投げ合いで3回まで0-0。日本は4回表に2死一、三塁のチャンスを作ると、渥美万奈がセカンドへの当たりを執念のヘッドスライディングで内野安打とし先制。5回表にも藤田倭のタイムリーで1点を追加し2-0と米国を突き放す。

 6回裏、米国の9番モールトリーがレフト前ヒットで出塁すると日本は上野から後藤にスイッチ。後藤は1番マクレニーから三振を奪ったものの、2番リードにセンター前ヒットを許し、1死一、二塁としてしまう。クリーンアップを迎え大ピンチの日本だったが、ここでミラクルが起こる。3番チデスターの放った三遊間へのライナーはサード山本優の腕に当たり方向を変えると打球を追っていたショート渥美がキャッチ。飛び出していた二塁ランナーのモールトリーは戻れずダブルプレーで日本はピンチを脱した。

 このミラクルプレーで勢いづいた日本だったが、7回表の攻撃で藤田が放ったホームラン性のレフトへの大飛球を米国の左翼リードがジャンプ一番キャッチするファインプレー。これで逆に勢いづいた米国だったが、日本は7回のマウンドにリエントリーで上野を送る。上野は4番から始まる打線をセンターフライ、ファーストゴロで2アウトとすると、最後のスポールディングをキャッチャーフライに打ち取り2-0で勝利を収めた。

 上野は試合後のインタビューで「このマウンドに立つために13年間いろいろな思いをして、ここまで来られたと思うので、そういった意味では“もう投げられなくなるまで絶対に投げてやる”と思って先発マウンドに立った」と試合を振り返った。そして「前回の金メダルと違って地元開催でプレッシャーも大きかったし、近くで(宇津木)麗華監督の姿を見ていて、日に日にプレッシャーに押しつぶされちゃうんじゃないかというような姿を見ていたので、少しでも力になりたいと思っていたし、最後に恩返しできて本当に良かった」などと語った。

【東京五輪】水谷隼、伊藤美誠組が「混合ダブルス」で日本卓球界悲願の金メダル

2021.07.27 Vol.Web Original

柔道男子73キロ級で大野将平が連覇達成

 東京オリンピック第4日となる7月26日、日本は金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル3個を獲得した。

 卓球の新種目となる「混合ダブルス」では日本の水谷隼、伊藤美誠組が決勝で中国の許昕、劉詩雯組を破り、日本卓球界で初の金メダルを獲得した。

 水谷、伊藤組は前日の準々決勝でドイツのパトリック・フランツィスカ、ペトリッサ・ゾルヤ組と対戦し、3-3で迎えた第7ゲームで相手に一時は7点差をつけられ、6-10でマッチポイントを握られたがそこから連続4得点でジュースに持ち込むと、一進一退の攻防から16-14で逆転勝ち。その勢いで準決勝も突破し、この日の決勝に臨んだ。

 決勝では中国ペアに2ゲームを連取されピンチとなるが、そこから3ゲームを取り返し逆転。第6ゲームは中国が取り3-3と白熱の展開に。勝負の第7ゲームは水谷、伊藤組が8-0でリードすると中国ペアの反撃を振り切り、ゲームカウント4-3で勝利を収め、中国を抑え新種目の初代王者となった。

 柔道男子73キロ級では大野将平が決勝でラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)と対戦。5分の本戦では決着がつかず、ゴールデンスコア方式の延長戦に突入。ともに1つずつの指導を受けた後の延長2分に大野は2回目の指導を受けてしまう。指導は3つで負けとなることから絶体絶命のピンチとなったが、大野は慌てず一本を取るべく我慢の柔道。最後は支釣込足で技ありを奪い、トータル9分26秒の死闘の末、勝利を収め、柔道男子日本勢史上4人目の五輪連覇を達成した。

 柔道では女子57キロ級で五輪初出場の芳田司が銅メダルを獲得した。芳田は準決勝でノラ・ジャコバ(コソボ)と対戦。ゴールデンスコア方式の延長戦で小外掛けで技ありを奪われ敗れ、3位決定戦へ。3位決定戦でエテリ・リパルテリアニ(ジョージア)と対戦し、内股で一本勝ちを収めた。しかし試合後のインタビューで「金メダルを目指していたので悔しい」と言う芳田に笑顔はなかった。

 新競技のスケートボードでは女子ストリートで13歳の西矢椛が日本選手では史上最年少となる金メダルを獲得。16歳の中山楓奈も銅メダルを獲得し、10代のメダリストが2人誕生した。これまでの最年少記録は1992年バルセロナでの競泳の岩崎恭子の14歳だった。

 体操は男子団体総合が行われ、日本はトータル0.103点差で惜しくも銀メダルに終わった。またアーチェリーでは男子団体で日本は3位決定戦でオランダに勝利を収め、男子団体史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した。45年ぶりの五輪出場となった男子バスケットボールは予選ラウンド初戦でスペインと対戦し、77-88で敗れた。しかし第2クォーターに一時26-26と同点に追いつくなど善戦。第4クォーターの終盤には一ケタ得点差まで追い上げるなど次戦に希望を持たせる内容だった。

 第4日までの日本のメダル獲得数は、金8、銀2、銅3となった。

【東京五輪】聖火が有明の「夢の大橋」に移動も観覧は「自粛」の呼びかけ

2021.07.24 Vol.Web Original

本番の約3分の1サイズ

 東京オリンピックの開会式から一夜明けた7月24日、聖火リレーの最終ランナーを務めた大坂なおみが灯した聖火が東京・有明にある「夢の大橋」に設置された聖火台に移された。

 これは国立競技場には聖火台を置くスペースがないための措置。有明地区には競技会場が多く集まっている。

 ここに設置されるのは開会式で使用したものと形状は同じだがサイズは3分の1で直径約1.2メートルで高さ約0.9メートルのもの。それでも重さは約200kg。聖火台を置く架台を含めた全体のサイズは高さ約3.7メートルになる。

 この聖火台は大会史上初めて燃料に水素を使用。水素は燃焼時に無色透明なことから炭酸ナトリウムによる炎色反応で着色し、自然な炎の色にしているという。

【東京五輪】開会式開始後も国立競技場付近での五輪反対デモは続いた

2021.07.24 Vol.Web Original

新型コロナの感染拡大は収まらず

 東京オリンピックの開会式が7月23日に行われ、聖火の最終ランナーである女子テニスの大坂なおみが聖火台に火を灯し、8月8日までのスポーツの祭典がなんとか無事スタートした。

 今回の東京五輪は昨年初頭からの新型コロナウイルスによる感染症の拡大により、五輪史上初の延期となった。1年の延期は時の総理大臣、安倍晋三首相によって決断された。その当時から「1年でコロナ禍が収まるのか?」という不安の声が挙がっていたのだが、案の定というべきか、昨年末から感染が再び拡大。政府は緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の発出を繰り返し、感染の抑え込みを図ったが、施策は常に後手後手に。場当たり的な緊急事態宣言の発出にその効果は薄れ、感染拡大に歯止めはかからなかった。

 また、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の来日といった東京五輪に関係するカレンダーに緊急事態宣言等の施策が左右されているといった印象を持たれ、徐々に五輪開催に反対の声が大きくなっていった。

【東京五輪】開会式が無事終了。聖火の最終ランナーは大坂なおみ

2021.07.24 Vol.Web Original

国立競技場の上空に地球が浮かび「イマジン」が流れる

 東京オリンピックが7月23日開幕した。夜8時から行われた開会式は「コロナ禍での開催だからこそ、地に足のついた式典を」という思いのもとに制作された黒板にチョークで描かれたコマ撮り映像からスタート。

 フィールドではコロナ禍の中でもトレーニングを続けてきたアスリートたちの姿を表現するパフォーマンスが行われ、その後、場内の貴賓席に天皇陛下がご臨席。続いて菅義偉首相、小池百合子東京都知事、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が現れた。

 日本国旗が入場後に、MISIAが「君が代」を独唱。国旗掲揚が行われた。続いて俳優でダンサーの森山未來が死者にささげるダンスを披露。「オリンピック大会の最中に命を落とした人たちを追悼します」というアナウンスが入り、会場では黙とうが捧げられた。

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