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山下実優がタッグ休止中の伊藤麻希との一騎打ち制す。試合後には口論、取っ組み合いでコンビ復活はまだまだ先!?【TJPW】

2025.07.11 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月10日(日本時間11日)、米テキサス州ヒューストン・POSTでテキサスツアー第1戦「TJPW LIVE in Houston NIGHT1 Presented by NextShark & Queri」を開催した。山下実優が休止中のタッグチーム「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」のパートナー伊藤麻希との一騎打ちを制した。

 ワンミリはプリンセスタッグ王座を保持し、山下が「10回防衛できなかったら解散」と公言していたが、3・16大田区総合体育館大会で享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)との5度目の防衛戦で敗れ王座から陥落。試合後、山下が「やっぱり解散したくない。続けさせてほしい」と熱望も、伊藤は「今はそのときじゃないかもしれない。もう1回強くなったらやる。1度離れたほうがお互いのためになる」と回答し、タッグを封印することになった。

 開始早々、場外戦になると、山下は伊藤を鉄柱にぶつけ、エプロンを走って蹴りを叩き込み、キック連打。リングに戻ると、伊藤はこけしちゃん、コーナーで世界一かわいいナックル連打、顔面ウオッシュ。山下はハイキックからラリアットもカウントは2。エルボーのラリーから、伊藤がトルネードDDT。山下はミドルキック連発、ハイキック、リターンクラッシュもカウント2。伊藤は逆エビ固めで絞り上げるもエスケープ。伊藤がコーナーに上ると山下がハイキックで阻止。山下のアティテュード・アジャストメント狙いをかわした伊藤は首固めで丸め込み、返されるとヘッドバットを繰り出す。山下はハイキックからSkull Kickをズバリと決めて3カウントを奪った。試合後、山下は握手を求め、伊藤が中指を立てると、山下は額に拳を向けた。

インター王者・鈴芽が宮本もかとの前哨戦で快勝し王座防衛に弾み「1回1回を全力で戦って、大田区に向かって行くのが楽しい」【TJPW】

2025.07.11 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月10日(日本時間11日)、米テキサス州ヒューストン・POSTでテキサスツアー第1戦「TJPW LIVE in Houston NIGHT1 Presented by NextShark & Queri」を開催した。夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)でV6戦に臨むインターナショナル・プリンセス王者・鈴芽が宮本もかとのタッグマッチでの前哨戦で快勝し、王座防衛に弾みをつけた。

 この日、鈴芽は遠藤有栖との「でいじーもんきー」で出陣し、宮本、鈴木志乃組と対戦。先発した鈴芽と宮本はレスリングの攻防でしのぎを削る。宮本は鈴芽に蹴りの連打、ボディースラムから瓦割り。鈴芽が丸め込むも、返した宮本は突き。鈴芽はフェースクラッシャーで反撃。鈴木が鈴芽にドロップキック、フロント・スープレックス。宮本がゼロ戦キックでカバーも、遠藤がカット。鈴芽は起死回生のリング・ア・ベルを狙うも宮本が踏ん張る。鈴芽がミカヅキ流星群で宮本を排除。鈴木が鈴芽にエルボー連打を放つが、冷静に対処した鈴芽はフェースクラッシャーからリング・ア・ベルへとつなぎ3カウントを奪取した。

荒井優希が前哨戦でプリプリ王者・瑞希から直接勝利を挙げ、王座奪取宣言「ベルトを持つ景色が鮮明になったので、この勢いで獲りたい」【TJPW】

2025.07.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「SUMMER SUN PRINCESS ’25まで待てない!」を開催した。夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)で同団体の最高峰プリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む荒井優希が前哨戦で王者・瑞希から直接勝利を挙げ、ベルト獲りを力強く宣言した。
 
 今大会のメインイベントでは7・21大田区で行われる3大タイトルマッチ(プリプリ王座戦&プリンセスタッグ王座戦&インターナショナル・プリンセス王座戦)のトリプル前哨戦として、王者チームの瑞希&中島翔子&ハイパーミサヲ&鈴芽が挑戦者チームの荒井&辰巳リカ&渡辺未詩&宮本もかと8人タッグマッチで激突。白昼夢(辰巳&渡辺)の2人は、この日もさすまたを手に登場した。
 
 開始早々、辰巳が中島の首を絞めると、ミサヲがスプレー噴射で反撃。中島がトペを狙うと、渡辺が場外でさすまたで威嚇して阻止。中島と辰巳がさすまたを手にするとチャンバラに発展。荒井がビッグブーツ狙いも、ミサヲがスプレーで阻止。鈴芽が宮本に低空リング・ア・ベルも、宮本が切り返す。荒井が瑞希にビッグブーツを連打すれば、瑞希はフットスタンプ、クロスボディーで逆襲。中島が渡辺にトペを発射すると、リング上は瑞希と荒井の2人に。荒井はトップロープから強引に瑞希にフルネルソンバスター一閃。Finally(カカト落とし)が阻止されると、ショートレンジの新人賞。再度のFinallyもかわした瑞希は、荒井の体を駆け上がるような形でフットスタンプ。宮本の鴻臚館(こうろかん)狙いをかわした瑞希だったが、一瞬のすきを突いた荒井がFinallyをズバリと叩き込んで、瑞希からピンフォールを奪った。

引退3日前の長谷川美子が悲願のシングル王座を初戴冠「これを背負って引退して、家に持ち帰って引きこもります」と永久保持宣言【TJPW】

2025.07.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「SUMMER SUN PRINCESS ’25まで待てない!」を開催した。同8日の新宿FACE大会で同団体を卒業、プロレスラーを引退する長谷川美子が引退直前で悲願のシングル王座を奪取した。
 
 引退前ラスト2戦目となった長谷川は鳥喰かやと組み、HIMAWARI、リアラ組と対戦。実は今大会開始前のバックステージでアイアンマンヘビーメタル級王者の髙木三四郎をリアラが襲撃。髙木の頭にビニール袋をかぶせて窒息させて3カウントを奪い、リアラは王者として試合に臨んだ。
 
 リアラが低空ドロップキック、フットスタンプを繰り出せば、長谷川はエルボー、クロスボディーで応戦。長谷川がクロスボディーからマフラーホールドで締め上げると、HIMAWARIがカット。鳥喰がHIMAWARIを場外に排除し、リング上は長谷川とリアラの1対1に。リアラがエルボー連打、フェースクラッシャーも、長谷川がドロップキックからマフラーホールドでギブアップを奪った。これにより、長谷川がアイアンマン王座を戴冠し、引退3日前に念願だったシングル王者となった。

長谷川美子が引退ロードで縁あった清水愛、本間多恵、高瀬みゆきと熱闘を展開「本当に幸せな一日でした」【TJPW】

2025.06.29 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月28日、東京・TOKYOSQUARE in Itabashiでスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」を開催した。7月8日の新宿FACE大会で東京女子を卒業し、プロレスを引退する長谷川美子が引退ロードで縁があった選手たちと熱い戦いを繰り広げた。
 
 まず、長谷川は第1試合で声優でもある清水愛と3分のエキシビションマッチで激突。長谷川と清水はかつてプロレスを題材とした舞台で共演した縁がある。主に2014年から2016年に東京女子で活躍していた清水はしばらくリングから離れており、この日が約9年ぶりの試合となった。
 
 清水はロープ拝み渡り、カミカゼ、ロメロスペシャルを決めるなど、ブランクを感じさせないファイトぶり。長谷川もニードロップ、足決め式フェースロックなどで攻め込むも、あっという間にタイムアップのゴングが鳴らされた。

プリンセスタッグ王者組・享楽共鳴、“復活”白昼夢の挑戦に…「絶対に落とすわけにはいかない!」【TJPW】

2025.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)に向け、タイトルマッチ調印式を開催した。約1年ぶりに復活した白昼夢(辰巳リカ&渡辺未詩)の挑戦を受ける、プリンセスタッグ王者組の享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)がベルト死守を宣言した。
 
 昨年7月20日の後楽園ホール大会で、当時プリンセス・オブ・プリンセス王者だった渡辺にパートナーの辰巳が挑んだ。敗れた辰巳は試合後「白昼夢は一区切り」と発言し、約1年間、2人がタッグを組むことはなかった。ところが、6・7品川で突如、白昼夢が享楽共鳴にアピールして挑戦が電撃決定。第6代王者組の白昼夢がベルトを奪えば、実に4年9カ月ぶりの王座奪還となる。
 
 辰巳は「享楽共鳴は結成した時から一緒にずっと切磋琢磨して、一番、白昼夢と戦ってきたタッグなんじゃないかなと思います。そんな享楽がずっとチャンピオンになることを私も望んでいて。そんな享楽にいち早く挑戦したかったので、我々が挑戦するのも遅いくらいです。そんな白昼夢はなぜか1年くらい組んで戦うことがなくて。白昼夢が動き出すのも、私はすごく待ち遠しくてウズウズしてるので『SUMMER SUN PRINCESS』はめちゃくちゃにしてやります!」と意気軒高に語った。
 
 パートナーの渡辺は「今回、享楽共鳴vs白昼夢がまたできるということが率直にうれしいです。白昼夢は充電期間を経まして…さらに個々で強くなって、また『SUMMER SUN PRINCESS』で一緒に戦うことができます。享楽と初めて戦ったのが、もう5年前の『SUMMER SUN PRINCESS』になります。で、白昼夢は6年目。いろいろ変化とか進化していくなかで、変化ではなく進化してこの戦いができることはとてもうれしいので、白昼夢が夏をかっさらいたいと思います」と意気込んだ。

インター王者・鈴芽が宮本もかとのV6戦に自信「もっと防衛を重ねて、私は女王蜂になります!」【TJPW】

2025.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)に向け、タイトルマッチ調印式を開催した。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の鈴芽が宮本もかとのV6戦に自信を見せた。
 
 王者と同じ「1998年度組」の宮本は6・7品川大会での6人タッグ戦で鈴芽を直接撃破して、挑戦をアピールし、王座戦が決まった。
 
 宮本は「私は今回でこのベルトに挑戦するのが3回目です。誰よりも挑戦してると思ってます。なぜならこのベルトを持って日本らしさ、和らしさをもっともっと世界に発信したいと考えてるからです。私はバックボーンで空手を習っていたり、大学では日本文化を学んでいました。和がとっても大好きです。なのでコスチュームも和装にしていたりしています。このベルトを持って、世界にもっと和の素晴らしさや日本文化の素晴らしさを伝えたい。鈴芽さんからこのベルトを獲りたいです。大田区まであと1カ月あります。その1カ月間でもっと和を高めたいと思っています」と意気込んだ。
 
 王者の鈴芽は「もかはインターナショナルのベルトに私が挑戦したいと思った、踏み切ったきっかけのひとつでもあるんです。去年、(遠藤)有栖とか、もかとかが(荒井)優希ちゃんの持つこのベルトに挑戦してるのを見て、同世代のみんなの熱い試合を見て、私もってすごい燃え上がったのを覚えてるんです。だからこうやって自分がチャンピオンとして、もかと戦えるっていうのはすごくうれしいです。今回6度目の防衛戦ということで、私は5回の防衛戦を重ねてきたんですけど、中でも米国での防衛戦が、自分のなかでプロレスラーとしてもインターナショナルのプリンセスとしても…チャンピオンとしても、すごく大事な試合になりました。このベルトのおかげで本当にこの半年間、すごい成長を感じています。デビュー当時はミツバチっぽいイメージを持たれがちだったんですけど、こうやって強くなって、チャンピオンにもなって、スズメバチらしく成長できているのかなって最近よく思っています。でもそれだけじゃ足りなくて。もっとこのスピードのまま防衛を重ねて、私は女王蜂になります。そして大田区総合体育館のある夏は、スズメバチが攻撃的になる季節です。だから、私の季節です。絶対に負けないし、このまま防衛して、どんどん飛び回りたいと思います!」と防衛に自信たっぷり。

プロレス専念の荒井優希がプリプリ王座奪取宣言「白いベルトを瑞希さんから獲って、東京女子を引っ張っていく」【TJPW】

2025.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)に向け、タイトルマッチ調印式を開催した。団体最高峰のプリンセス・オブ・プリンセス王座に初挑戦する荒井優希がベルト獲りを誓った。
 
 3月いっぱいで人気アイドルグループSKE48を卒業した荒井は4月からプロレス一本に専念。6月1日、愛知・中日ホールで行われたラスト・ワン・スタンディング8人タッグイリミネーションマッチを勝ち抜き、さらに遠藤有栖とのラスト・ワン・最終決着戦を制して、プリプリ王座挑戦権をゲットした。
 
 調印書にサインした荒井は「7月の大田区大会は、私がSKE48を卒業してプロレスラー一本になって、初めてのビッグマッチになります。私は15歳の頃からSKE48として約12年間を過ごしてきました。さまざまな景色を見て、自分としてはやりきった気持ちが大きくて、そのタイミングでプロレスも引退するんじゃないかと聞かれたんですけど、自分はプロレスラーとしては本当に2〜3歩進んだだけのまだまだなレスラーだなと思ってて。これからもっと見たい景色だったり、やりたいことが日に日に増えていっている状態で。やりたいことの一つとして白いベルトに挑戦したいと思っていたので、今回、瑞希さんがベルトを持っているこのタイミングで自分で挑戦権を獲れたことがとてもうれしく思います。今までいろんなベルトに挑戦させてもらったんですけど、挑戦権を試合で獲得しての挑戦は今回が初めてになるので、自分としてもすごく自信を持っているし、大田区では挑戦権を獲得したあの日の荒井よりも、もっと強くなった荒井で挑みたいなと思っています。今まではプロレスとアイドルを両方やっていたということもあって、自分のなかでどこか一歩引いてしまうところとか、たとえそれが後輩であっても、自分のほうができてないと感じてしまう部分が多くあったんですけど。もうプロレスラーになってみんなと同じ土俵に立てて、まだまだたどり着きたい先輩がたくさんいらっしゃいますし、自分が今まですごく遠くに見えていた先輩方のなかに、自分も1秒でも早く混ざりたいし、混ざってたくさん戦って、東京女子プロレスの幅をもっともっと広げられる選手になりたいなって思っています。なので、自分はこの白いベルトを瑞希さんから獲って、東京女子プロレスをもっと自分が引っ張っていくんだという気持ちで進められるように、このタイトルマッチを自分が勝ちたいと思います」とキッパリ言い切った。

瑞希が渡辺未詩を熱闘の末に下し、1年3カ月ぶりにプリプリ王座奪還。「未詩が進めまくった時計の針をクルクル進めるように頑張ります」【TJPW】

2025.01.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが1月4日、東京・後楽園ホールで「東京女子プロレス ’25」を開催した。挑戦者の瑞希が王者・渡辺未詩を下し、プリンセス・オブ・プリンセス王座を1年3カ月ぶりに奪還した。
 
 渡辺は昨年3・31両国国技館で山下実優を破り、王座初戴冠。その後、初期メンバーの中島翔子、辰巳リカ、「東京プリンセスカップ」覇者の水波綾ら、強豪選手の挑戦を退け5度の防衛に成功し、これがV6戦となった。瑞希は2023年の10・9東京たま未来メッセで山下に敗れて王座から陥落して以来の同王座挑戦となった。
 
 瑞希がドロップキック、プランチャーで攻め込めば、渡辺はパワースラム、バックブリーカーで攻撃。渡辺はエプロンでのジャイアントスイングを狙うが、瑞希がロープをつかんで阻止。瑞希は場外でダウンしていた渡辺めがけてダイビング・フットスタンプを敢行。リングに戻ると、クロス・フェースロックで締め上げた。渡辺は雪崩式ティアドロップを見舞うと、ダブルハンマーを連打、両腕を取ってジャイアントスイングのようにぶん回した。瑞希は後頭部にダイビング・フットスタンプ、エルボーの連打で反撃。渡辺がティアドロップを狙うも、瑞希は丸め込む。渡辺はレーザービームを叩き込むも、2発目をかわした瑞希の渦飴がさく裂。これで流れを完全に変えた瑞希は胸元を駆け上がる形でのフットスタンプ、そしてキューティースペシャルを決めて3カウントを奪った。

SKE48荒井優希が鈴芽に敗れ、インター王座陥落も…「他のベルトにも向かって行けるようなプロレスラーになりたい」【TJPW】

2025.01.05 Vol.Web Original
 
 東京女子プロレスが1月4日、東京・後楽園ホールで「東京女子プロレス ’25」を開催した。名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、プロレスラーとしても活動する荒井優希が鈴芽に敗れ、インターナショナル・プリンセス王座から陥落した。
 
 荒井は昨年のイッテンヨン(1・4)後楽園で“怪物”マックス・ジ・インペイラーから殊勲の星を挙げ王座戴冠。それから国内外の挑戦者を退けて同王座の最多防衛記録を更新。その後も防衛を積み重ねてV6に成功し、1年間ベルトを守り切った。今大会ではこれまで、互いに切磋琢磨してきた同学年の鈴芽の挑戦を受けた。
 
 開始間もなく、場外戦となり、荒井が強烈なボディースラム。リングに戻ると、荒井は足を攻めていく。鈴芽はフェースクラッシャー、低空リング・ア・ベルで反撃。コーナーでの攻防から、荒井がFinally(カカト落とし)で一撃し、サソリ固めで締め上げる。鈴芽がプランチャー、リングに戻してミカヅキ流星群、フェースクラッシャー狙いも荒井がフルネルソンバスターで切り返す。エルボーのラリーから、荒井が鈴芽に腕をつかまれながら顔面蹴り連打、ショートレンジの新人賞。荒井のFinallyは鈴芽が足をキャッチして阻止も、新人賞がクリーンヒット。荒井がフルネルソンバスターを狙うが、踏ん張った鈴芽がロープの反動を利した変型リング・ア・ベルで3カウントを奪取。荒井は7度目の防衛に失敗し、鈴芽はシングル王座初戴冠となった。

DDTと東京女子の“仁義なき抗争”が勃発。12・28両国でのササダンゴ軍vs辰巳リカ軍は遺恨決着戦へ

2024.12.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスの年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(12月28日、東京・両国国技館)でDDTと東京女子プロレス(TJPW)による仁義なき遺恨決着戦が行われる事態になった。

 同大会では大鷲透&スーパー・ササダンゴ・マシン&アントーニオ本多vs辰巳リカ&ハイパーミサヲ&原宿ぽむによるDDTvsTJPWの全面対抗戦が組まれている。ただ、両軍に遺恨などなく、クリーンな戦いが期待されていた。

 12月14日、TJPWの神奈川・横浜ラジアントホール大会の第4試合で、長谷川美子を破ったミサヲがマイクを持つと、「両国でのDDTとの全面対抗戦、私たちが絶対倒してやります!」と宣言。ここで、遠路はるばる新潟からササダンゴが紙袋を持って来場。ササダンゴは「DDT側のメンバー知ってんのかよ? 東京女子と違ってDDTは無法地帯。ここは一つ我々で和解をして、両国は辞退してもらえないか? 余計な血は流さないほうがいいでしょ」と懐柔へ。

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