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KO-D無差別級王者・秋山準とHARASHIMAがバチバチの前哨戦【DDT】

2021.05.05 Vol.Web Original

6・6「サイバーフェス」で防衛戦

 DDTプロレスが5月4日、東京・後楽園ホールで「MAX BUMP 2021」を無観客で開催。その模様が動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」で生中継された。セミファイナルでは、6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナでの「CyberFight Festival 2021」でKO-D無差別級王座を争う、王者・秋山準と挑戦者・HARASHIMAが前哨戦で激しい火花を散らした。

 この日、秋山は大石真翔、岡田佑介とのトリオで出陣し、ディザスター・ボックスのHARASHIMA、大鷲透、平田一喜組と対戦。HARASHIMAがミドルキックも連打、蒼魔刀を見舞えば、秋山はエクスプロイダー、ヒザ蹴りを繰り出すなど、タイトル戦さながらの攻防を繰り広げた。最後は大石がブルーダリアで固めて平田からピンフォールを奪い、秋山組が制した。そして試合後、秋山とHARASHIMAは視殺戦を展開した。

DDT16年ぶりに開催のタッグリーグ戦に向け5チームが気炎! 準烈・秋山準「タッグには自信がある。優勝を狙いたい」

2021.04.28 Vol.Web Original

5月9日の後楽園ホール大会で開幕

 DDTプロレスが4月27日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、16年ぶりとなるタッグリーグ戦「Ultimate Tag League 2021」(5月9日、東京・後楽園ホールで開幕)に出場する5チームが気勢を上げた。

 同リーグ戦には秋山準&大石真翔(準烈)、竹下幸之介&勝俣瞬馬(The 37KAMIINA=ザ・サウナカミーナ)、樋口和貞&坂口征夫(イラプション)、クリス・ブルックス&アントーニオ本多(欧州代表)、佐々木大輔&火野裕士(ダムネーション)が参戦。5・9後楽園を皮切りに、同10日の無観客配信大会、同15日の宮城・仙台PIT、同23日の兵庫・神戸芸術センター、同27日の東京・新宿FACEの5大会で公式戦を行い、最多得点チームが優勝となる。複数のチームが首位に並んだ場合は優勝決定戦を行う。現在、KO-Dタッグ王座はHARASHIMA&岡林裕二(大日本プロレス)のスマイルピッサリが保持しているが、リーグ戦を制したチームは、有力な挑戦者候補として浮上するのは間違いないだろう。

 前タッグ王者のイラプションは、樋口が「前タッグチャンピオンとして、一番有利なとこにいると思うし、勝ち進めば見えてくるものがあると思う」、坂口が「この間、やられたばかりで大きなことは言えないけど、この機会をくれた会社には珍しく感謝します。イチから出直すためにも、前タッグチャンピオンのプライドとして、タッグリーグを制覇したい」とコメント。

 4月18日の新潟大会でタッグ王座獲りがならなかった準烈チームは、大石が「私さえ負けなければ絶対負けない自信がある。負けないように頑張ります」、秋山は「パートナーが言ってくれたように、君が負けなければ勝つ自信があります。16年ぶりということで、すべてのチームが初めてだと思うけど、タッグには自信がある。優勝を狙いたいと思います」と力を込めた。

4・18新潟でKO-Dタッグ王座争うスマイルピッサリと準烈がともに勝利宣言【DDT】

2021.04.14 Vol.Web Original

秋山「勝つからかっこいい写真を載せてください」

 DDTプロレスが4月13日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、18日の新潟・万代島多目的広場大かま大会でKO-Dタッグ王座を争う、王者のスマイルピッサリ(HARASHIMA、岡林裕二=大日本プロレス)と挑戦者組の秋山準、大石真翔(準烈)がともに勝利を宣言した。

 準烈リーダーの大石は「せっかくチャンスが巡ってきて、準烈として結果を残せてないんで、一発で獲って、チャンピオンとしてタッグリーグ戦に向かっていきたい」と、秋山は「(4・11後楽園でのKO-D無差別級王座戦で)勝ったのに、(マスコミで)俺の顔が写ってない。(男色ドライバーで)顔がパンツのなかに入れられている。今度のタッグも勝つので、こんな恥ずかしい写真を載せたんだから、バッチリかっこいい写真を載せてください。俺は絶対に獲るから」と発言。

 HARASHIMAは「“誰の挑戦でも受ける”とは言ったけど、いきなり決まってビックリしました。でもうれしくて。この試合が新潟という地方でやれるのがうれしい。地方に行きづらいなか、来てくれる人にタッグ選手権を見せられる。テンション上がってるし、(戴冠から)1週間で落とすわけにはいかない」とキッパリ。

 岡林は「すごい強大な秋山準、大石真翔と対戦するんですけど。勝って防衛ロードを歩んでいきたい。HARASHIMA選手は6月(6日)に、秋山選手と無差別やりますけど、勢いよくいくためにも必ず勝ちたい」と発言。

KO-D無差別級王者・秋山準がディーノの男色殺法を受け切り防衛。6・6「サイバーフェス」でHARASHIMAを迎撃【DDT】

2021.04.12 Vol.Web Original

ディーノの男色殺法が炸裂

 DDTプロレス「April Fool 2021」(4月11日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでKO-D無差別級王者の秋山準が、挑戦者・男色ディーノの男色殺法を受け切ったうえで勝利して、2度目の防衛に成功した。

 序盤、ディーノは秋山のトランクスを下げようとしたり、トランクスに手を入れたりと陽動作戦を敢行。さらにディーノは男色ナイトメアーを見舞おうとするも、秋山はあっさりかわし、尻に蹴り、ヒザをたたき込んだ。秋山はヒザ蹴りの連打、腕をロックしてのフェースロックで絞め上げたが、ディーノはなんとかしのいでいく。10分過ぎ、ディーノはブレーンバスター、男色クローからスクリュー、高速ナイトメアー、男色ドライバーなどで猛攻。その後、ディーノの2発目のリバースエビ反りジャンプを自爆させた秋山は、リストクラッチ式エクスプロイダーを狙う。

“越境コンビ”のHARASHIMA&岡林がKO-Dタッグ王座を戴冠。秋山&大石組が4・18新潟で挑戦【DDT】

2021.04.12 Vol.Web Original

樋口和貞、坂口征夫組を撃破

 DDTプロレス「April Fool 2021」(4月11日、東京・後楽園ホール)で行われた「KO-Dタッグ選手権」でHARASHIMAと岡林裕二(大日本プロレス)の“越境コンビ”スマイルピッサリが樋口和貞と坂口征夫の王者組を破り、王座を奪取した。この新王者組に「準烈」の秋山準、大石真翔組が18日の新潟・万代島多目的広場大かま大会で挑戦することが電撃決定した。

 試合は一進一退の白熱の攻防に。HARASHIMAのスワンダイブ式蒼魔刀を回避した坂口が、胴絞めスリーパーでHARASHIMAを絞め上げたが、ここで岡林が坂口を強引に引き離してパワーボム。すかさずHARASHIMAが蒼魔刀をたたき込んで3カウントを奪取した。

 そして、メインイベントの秋山準vs男色ディーノ戦の試合後、HARASHIMAが現れて、KO-D無差別級王座への挑戦を表明すると、それを受諾した秋山が「あなた今日、タッグ獲ったね。その交換条件と言っちゃ何だけど、俺らにタッグ挑戦させてくれないかな? いけるよなリーダー(大石)!」と逆要求。

KO-D無差別級王者・秋山準、4・11後楽園で挑戦受ける男色ディーノに忠告【DDT】

2021.03.31 Vol.Web Original

「誰かに怒られたときに、私は思わず出てしまう。この中指が!」

 DDTプロレスが3月30日、東京・千代田区の神田明神内でタイトル戦調印式、記者会見を開き、4月11日の東京・後楽園ホールでKO-D無差別級王座を争う王者・秋山準と挑戦者・男色ディーノの間にただならぬ緊張感が漂った。

 私服ではなく、試合コスチュームにTシャツを着込んで現れたディーノは「先日(3月28日)の後楽園大会のメインの後、準ちゃんから呼び出され、決定となったんですけど、2日間すごく考えて。私は本当の意味で挑戦者の気持ちでぶつかるKO-D無差別級のタイトルは初めてです。6月6日のビッグマッチ(CyberFight Festival)に私のことをなぜ上げないんだと思ったけど。よくよく考えたら、私ビッグマッチのタイトルマッチ(2018年10月21日、東京・両国国技館での佐々木大輔とのKO-D無差別級王座戦)でやらかしたんですよ。そういうこともあるのかな? 私がアルティメット男色殺法で、生まれたままの姿で戦った。思い起こせば、あのとき怒ってくれた数少ない大人の一人が準ちゃんだったというのは思い出しました。誰かに怒られたときに、私は思わず出てしまう。この中指が! あのとき怒ってくれた準ちゃんがいたおかげで私はやってこれてるの。だから、ちゃんと正面から挑戦しようかななんて、今は思っております」とコメント。

KO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け4・11後楽園で男色ディーノを迎撃へ【DDT】

2021.03.29 Vol.Web Original

秋山が樋口に完勝

 DDTプロレス「Judgement2021~DDT旗揚げ24周年記念大会~」(3月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでKO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け初Vに成功。次期挑戦者に男色ディーノを指名し、4月11日の後楽園大会で雌雄を決することになった。

 2月14日の神奈川・カルッツかわさき大会で遠藤哲哉を破り、同王座を戴冠した秋山は、初防衛戦の相手に樋口を指名した。秋山は昨年12月6日(東京・成増アクトホール)の「D王GP」公式戦で樋口に苦杯をなめていたからだ。その樋口は秋山が王座を奪取して、2月15日付でDDT入団を決め、ヘッドコーチに就任したことで、「気に食わない」と反発する姿勢を見せてきた。

 そんな両者の王座戦は、まさしく壮絶な死闘となった。序盤は樋口が場外でDDTを見舞い、エプロンに顔から投げつけるなど荒っぽい攻めを見せた。秋山は樋口のブレーンクローを封じるべく、指と腕に集中砲火を浴びせた。15分過ぎ、秋山のエルボーと、樋口のチョップの激しい打ち合いとなり、秋山の胸板は見る見るうちに真っ赤に変色。樋口はヘッドバット連発から、ラリアット、ドクターボム、ブレーンクロー、ぶちかましと怒涛の攻めも、走り込んでの串刺し式の攻撃が自爆。秋山はヒザ蹴り連打から、エクスプロイダー、サポーターを外しての生ヒザをたたき込むもカウントは2。20分過ぎ、樋口がブレーンクローから強引に倒してフォールにいくも2カウント。秋山はジャンピング・ニー、リストクラッチ式エクスプロイダー、そして後頭部に生ヒザでランニング・ニーを放って3カウントを奪った。

3・28後楽園でKO-D無差別級王座を争う秋山準と樋口和貞がピリピリムードでともに勝利宣言【DDT】

2021.03.17 Vol.Web Original

樋口「秋山準が持っている状況は気に入らない」

 DDTプロレスが3月16日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、28日の東京・後楽園ホール大会でKO-D無差別級王座を争う、王者の秋山準と挑戦者の樋口和貞がピリピリムードでともに勝利を宣言した。

 両選手が調印書にサインした後、樋口は「デビューから半年でKO-Dに挑戦してから今回で5回目。HARASHIMAさんに2回挑戦して、石川(修司)さん、入江(茂弘)さん、そして今回の秋山準。自分の歴史はKO-D無差別級とともにあります。その重みを知っております。いろいろなところで発言した通り、今、秋山準が持っている状況は気に入らないので、必ずそのベルトを引っぺがしたいと思います」と力を込めた。

 秋山は「彼とはSNS上、紙(誌)面上、いろいろやってきましたけど。この前(3・14)後楽園で試合をして、勢いだけかなと思ったら、勢いだけじゃなく、しっかりチャンピオンシップのことも考えて攻めてきてるのは分かるし。勢いだけじゃない、樋口というのを感じてますんで、チャンピオンシップではちゃんと対処して勝ちたいと思ってます」とコメント。

秋山準と樋口和貞の前哨戦は意地の張り合いで両軍リングアウト【DDT】

2021.03.15 Vol.Web Original

3・28後楽園でKO-D無差別級王座をかけて対戦

 DDTプロレス「Day dream Believer 2021」(3月14日、東京・後楽園ホール)でKO-D無差別級王者の秋山準が、28日の後楽園大会で同王座に挑戦する樋口和貞と前哨タッグ戦に臨んだ。

 秋山は大石真翔と、樋口は坂口征夫と組んで激突。秋山が樋口の右ヒザを蹴って、顔面にヒザを入れると、樋口はチョップで応戦。秋山がエルボー、ビッグブーツをたたき込めば、樋口はラリアットで返した。樋口のチョップと坂口のミドルキックの合体技を秋山に見舞うと、樋口はアバランシュホールドからブレーンクローを秋山に決めるも、大石がカット。

 この後、戦場が場外に移ると、秋山が鉄柱に樋口の頭をぶつけるも効かず。秋山はジャンピングニー、エクスプロイダーをたたき込んで、リングに上がろうとするも坂口がミドルキックでカット。大石が坂口を場外に落とすと、そのまま20カウントが数えられドローに。

樋口和貞が秋山準との前哨タッグ戦を制し、KO-D無差別級王座獲りを猛アピール【DDT】

2021.03.01 Vol.Web Original

リング内外で激しくやり合う

 DDTプロレス「Into The Fight 2021」(2月28日、東京・後楽園ホール)で3月28日の後楽園大会で、秋山準が保持するKO-D無差別級王座に挑戦する樋口和貞が前哨タッグ戦を制して、ベルト獲りを猛アピールした。

 この日のセミファイナルで樋口は坂口征夫、クリス・ブルックスとトリオを結成して、「準烈」の秋山、大石真翔、岡谷英樹組と対戦。

 序盤、戦場が場外に移ると、秋山は樋口をフェンスにぶつけ、鉄柱に額を当てるも樋口は動じず、強烈なチョップ、ぶちかましを見舞った。その後、坂口がミドルキック、マウントでのエルボー連打で秋山を攻め立てた。樋口が秋山にアバランシュホールド、ドロップキックを繰り出すと、秋山はエクスプロイダー、ヒザ蹴りで反撃。10分過ぎ、樋口は秋山にチョップ、ヘッドバットからブレーンクローにいくと、そのまま場外に転落しても離さず。その間にリング上では、クリスがプレイングマンティスボムを岡谷にさく裂させて3カウントを奪った。

CyberFightグループのDDTに秋山準、ノアに武藤敬司が入団

2021.02.16 Vol.Web Original

プロレス界ナンバー1に向け勢力拡大

 DDTプロレスリングとプロレスリング・ノアを統括する株式会社CyberFightが2月15日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で合同記者会見を開き、同日付でKO-D無差別級王者・秋山準がDDTに、GHCヘビー級王者・武藤敬司がノアに入団したことを発表した。契約年数は秋山が1年、武藤は2年でスポット参戦となる。

 冒頭、高木三四郎社長が「3日前(12日)にノアが日本武道館大会を、昨日DDTがカルッツかわさき大会を終えました。その結果、武藤敬司選手と秋山準選手の2人がそれぞれ王者となりました。このタイミングで武藤選手がノアに、秋山選手がDDTに入団することが決まりました。プロレス界の宝といえる2人がCyberFightグループに加わることで、プロレス界のナンバー1を目指していく原動力になると思います」と報告。

 丸藤正道副社長は「ずっと武藤さんにはノアに上がっていただいておりまして、GHCヘビーを獲ったということで、昨日お話をする機会を得まして。これからノアとして世界を目指していくなかで、PPVであったり、いろんなマスメディアへの進出。そういった部分で武藤さんの力は非常に大きなものになるんじゃないかというなかで、武藤さんもベルトを獲ったことによって、ノアに対して、GHCに対しての責任感を強くお持ちになられてまして、会社と話を進めた結果、ノアに入団していただくことになりました」と経緯を説明。

 武藤は「このコロナ禍のなかで、プロレス界も非常に大変ななか、こうやってノアと契約できたことを非常にうれしく感じております。未来のことは分からないけど、もしかしたらこのリングで朽ちていくのか分からないですけど、契約したからには、この団体に骨の随までしゃぶってもらいたいと思っております」とコメント。

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