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初防衛した金子晃大「試合前からKOすると決めていた」【Krush一夜明け会見】

2018.10.29 Vol.web

「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が29日、都内の会場で行われた。
 1800人、満員御礼となった同大会は、プレリミナリーファイト3試合中2試合が、本戦9試合中5試合がKO決着という戦いで、会場を大いに盛り上げた。
 会見には本戦の勝者7人が出席し、前日の試合を振り返るとともに、今後の目標についてコメントした。

以下、勝利選手のコメント
◇第1試合/ Krushスーパー・フェザー級//3分3R・延長1R
○鈴木宙樹(2R、1分36秒、KO)スーパーアンジ●
鈴木「すごく勢いがあり、やりにくい相手でした。1Rは押されていましたが、2Rに入る前に会長に喝を入れられ、盛り返せた。とにかく勝たないと怒られると思って(笑)。毎回、REBELS代表と言われるが、僕はREBELSのベルトを持っていないので、取りたいと思っている。K-1は憧れの舞台ですが、まずはしっかりREBELSのベルトを取る。慢心せずにどんどん練習して、次もしっかりKOして勝ちたいと思います」

◇第2試合/ Krush女子フライ級 /3分3R・延長1R
○壽美(判定3-0=30-27、30-26、30-27)ワン・ジンロン●
壽美「初めて背が高くてリーチのある選手と戦い、1Rは全然パンチが当たらなかった。しかし、2Rにセコンドの声が聞こえてその通りにやったら当たったので、セコンドの力はすごいなと。ただ、ダウンは奪えたが倒しきれなかったのが悔しいです。今回の試合で課題もたくさん見つかりましたが、逆に次にやるべき事が見つかり良かったと思っています。目標はKrushのベルトですが、今のままではKANA選手に絶対に勝てないと思うので、とにかく努力を続けていこうと思います」

◇第3試合/ Krush バンタム級 /3分3R・延長1R
●隆聖(判定2-0=29-29、30-29、30-29)萩原秀斗○
萩原「何とか勝つ事はできましたが、インパクトを残す事ができなかったので、次はインパクトを残したい。しかし大きな舞台に立ててすごく幸せでした。リングに上がる前はすごく緊張していて龍児さんからも“Krushのリングに飲まれなければ勝てるよ”と言われました。でもリングに上がったらすぐコケちゃって、逆に緊張が解けた(笑)。3Rのラスト1分で何かつかめた気がしたので、次の試合ではしっかり対応ができると思います」

◇第4試合/ Krush ウエルター級 /3分3R・延長1R
●記村一成(判定3-0=30-26、30-26、30-25)海斗○
海斗「復帰戦で勝てたのは良かったんですけど、倒したかったです。僕は本能でいった方が見ている人がおもしろいと思う試合ができるので、次はみんなが見たい試合をしたい。良かったところは蹴りが走っていたところとサウスポーの距離を生かして戦えたところ。相手は予想通りタフで、蹴っている足も痛くて、体が硬かった。自分の階級はレベルが高くすごい選手が多いので、正直戦いたくない(笑)。でも会長とベルトを取ると約束したので、一戦一戦クリアしていきたいと思います」

◇第5試合/ Krushフェザー級 /3分3R・延長1R
○伊澤波人(3R 、1分26秒、KO)鷹大●
伊澤「試合前はケガが多くてどうなる事かと思いましたが、結果的にはいい形で終われたので良かったです。KOで勝ったらマイクで喋りたい事があったので、絶対にKOしたいと思っていた。しかし、その思いが強すぎて空回りして焦ってしまった。喋りたかった事は、雅和さんの前で勝ってベルトを取りたいという事。そのために、今はどんどん試合をして、勝ちまくるというのが目標。そのために、昨日が試合だったという事を忘れて、明日から練習をします。気持ち的にはいつでも試合ができます。(やってみたい選手?)K-1フェザー級王者の村越優汰は小学校からずっと空手の道場が一緒で、練習の行き帰りの電車も同じだったぐらい仲良しなので、優汰とやりたいです。やったらうちの親も優汰の親もみんなが喜んで盛り上がって面白い試合になると思います」

◇第6試合/ Krush スーパー・フェザー級 /3分3R・延長1R
○山本直樹(1R、1分46秒、KO)友尊●
山本「対戦相手の友尊選手は素晴らし選手で、リングの上でも外でも自分の成長につながるような経験が出来たの事に感謝です。1Rは様子を見ようと思ったんですが、いけそうだなと思い、詰めたらいけた。もっと上を目指しているので、すぐに練習をして、次に向けて仕上げていこうと思っています。12月にタイトルマッチがある現チャンピオンの島野(浩太朗)には初のKO負けを喫しリベンジしたい気持ちはありますが、挑戦者の大岩(龍矢)とはやった事がないのでやってみたい。いずれにしても強い選手と戦って自分が勝ってチャンピオンになればいいので、誰とでもやります」

Krushバンタム級、金子晃大がKOで初防衛【10・28 Krush】

2018.10.29 Vol.web Original

 10月28日(土)東京・後楽園ホールで「Krush.94」が開催。6月にデビュー以来無敗でバンタム級のチャンピオンになった金子が、初の防衛戦を行った。対戦相手はムエタイスタイルの隼也ウィラサクレック。

 1R、金子は早い攻撃で隼也を翻弄。金子のパンチを警戒していた隼也だが、前蹴りや膝蹴り、さらにはパンチをボディに入れられ、なかなか自分の戦いをさせてもらえない。続く2Rも金子は攻撃の手を緩めず、じりじりと詰めていったところでパンチを連打。たまらず隼也は膝をつきダウン。すぐに立ち上がったものの、鼻からの出血が激しく顔中真っ赤に。その後、ボディに入れたパンチで、金子が2ダウン目を奪うと、最後は再びパンチラッシュと蹴りで、3つ目のダウンを取り、初防衛戦を圧巻のKOで勝利した。

 試合後、金子は「今日はKOがめっちゃ多かったので、僕もKOしなきゃと思い、KOしました。隼也選手はムエタイっぽいなと思っていたので、その対策で城戸さんとかムエタイっぽい人とやってきたので、蹴りは見えました。次はK-1のベルトを狙いたいと思います」と相変わらずの金子節。

 一方、負けた隼也は「単純に金子選手が強かった。パンチでくるとわかっていて、きたんですけど、パンチも強くて。パンチばかり意識してたら膝蹴りをもらってた。そこはちょっとやられたなって感じです。(今後は)負けたので何も言えないので考えます」と悔しさをにじませていた。

金子晃大「チャンピオンの肩書をナンパに使われるのは困ります」

2018.08.22 Vol.709

 色白で細身、俳優の坂口健太郎似の金子晃大。格闘家には見えないイマドキの男子だが、デビュー以来、無敗でKrushバンタム級チャンピオンに駆け上がったスゴイ選手なのだ。しかし当の本人は…「よく分かんないですよね。6戦しかやってないので、どのくらいでチャンピオンになるのが普通なのか、平均が分からない。大体こんなもんじゃないんですか?」と涼しい顔。会見や勝利者インタビューでもとぼけた発言が目立つが、普段からいわゆる“天然”キャラらしい。

「天然っていうか、よく怒られるんです。この前もジムの先輩の左右田さんの試合で、左右田さんが持ってきたおにぎりを食べたんですよ。食べてもいいって言うから。そしたらちょうど食べている最中に、左右田さんと大宮司代表が入ってきて、すごい変な雰囲気になって…あれっ?って。そしたら案の定、次の日めっちゃ切れられました。左右田さんに。タイミングが悪かったのかな…。もしかして、後から食べようと思って楽しみにしていたのかも。だったら悪い事しちゃったな」

 先輩に対してもこの態度。しかし、その物怖じしないところが可愛がられているようで…。
 
「僕、おねだりはよくしますよ。ジムでも皇治さんや城戸さんがカッコいい練習着とか着てると、“それ下さい”って言ってもらっちゃう。大体みんなくれます。そんなに高いものとかねだらないのがコツです。そこそこぐらいで(笑)。多分すごいおねだり上手です」

「Krush.89」3大タイトルマッチは島野浩太朗、金子晃大が新王座、松下えみが初防衛を果たす【6・30 Krush】

2018.07.01 Vol.web

6月30日(土)東京・後楽園ホールで「Krush.89」が開催。Krush史上初、3つのタイトルマッチが行われた。

3大タイトルマッチのカードを発表【6.30 Krush.89】

2018.04.25 Vol.web Original

 6月30日(土)に開催される「Krush.89」(東京・後楽園ホール)のカード発表が24日、都内の会場で行われた。

 今回発表されたのは、スーパー・フェザー、バンタム級、女子アトム級のタイトルマッチのカードで、3つの階級のタイトルマッチが行われるのは2011年以来となる。

西京佑馬vs優谷の現役高校生同士が対戦【2・12 Krush.85】

2017.12.25 Vol.Web Original

宮田プロデューサーが「火付け役にふさわしい」と第1試合に指名
 立ち技格闘技のKrushが12月25日、都内で会見を開き、「Krush.82」(2018年2月12日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 -60kg Fightで2000年9月生まれの西京佑馬と1999年8月生まれの西京佑馬との現役高校生対決が実現する。西京は「K-1甲子園2016」の-60kg王者。K-1で2戦2勝(1KO)のプロ戦績があるが、Krushには初参戦。

 対する優谷はプロで4戦4勝(4KO)の戦績を誇る強豪。Krushには昨年2月大会のオープニングファイトに出場し、2RTKO勝ちを収めている。

 優谷は「本戦とは思っていなかったので光栄。しっかり勝って次も出られるように頑張りたい。自分はパンチとヒザが得意。でもそれだけではなくて左ミドル、ローも強いと思うので、そこを見てくれれば。(西京との対戦については)最初に聞いた時は“マジか?”と思った。こんな強い選手とやるんだ、と思って“嫌だな”と思ったが、これに勝ったら自分も有名になれるかな?と思ったので、今はテンションが上がっている」などと話した。

 西京は「同じ高校生なので、K-1甲子園王者としては負けられない試合。しっかり勝ちたい。KrushはK-1とは違ったいい雰囲気があるのでそれを楽しんで試合をしたい」などと話した。また西京は「高校生のうちにKrushのベルトを取りたいと思っている」と今後の目標を話した。

 宮田充K-1プロデューサーは「大会の火付け役としてふさわしい」として2人の試合を第1試合に指名すると2人は「しっかり倒して勝ちたい」と声をそろえた。

 また高校生の2人にとってはこの12月末というのは期末試験の季節なのだが、優谷が「赤点が1つありました」と告白すると、西京も「あまり勉強していなかったので、結構危なかったです」と、リング上では無敗の2人も、こちらはリングのように連戦連勝とはいかなかったもよう…。

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