春はおかわり。【黒谷友香の「友香の素」 vol.209】

2019.05.15 Vol.718

このところご近所の方から、春が旬の食材をよくいただきます。フキは煮物、スナップエンドウは茹でてそのままか炒めて塩胡椒、えんどう豆は卵とじと豆ご飯でいただききました。  旬のものは、身体にはもちろん良いですし、何より季節を感じながら、素材そのものの味を深く味わえて、とても幸せな気持ちになります。自然の恵みに感謝だわ〜っとついつい豆ご飯のおかわりをしてしまう私。普段はなかなかおかわりはしないのですが、こう美味しいと…。秋は“食欲の秋”というぐらいで、食べ過ぎに注意の季節ですが、春もなかなか侮れないぞっと思う今日この頃で困ります。  そうそう、この季節の旬で忘れてはいけない“タケノコ”もまた、タケノコご飯にすると美味しいんだなぁ。若竹煮なら、おかわりOKかな? タケノコは毎年、近場の竹林に出かけて自分で掘るのが恒例で、今年も掘りました。掘りに行く時は汚れても良い格好でビニール袋を何枚か用意。あとはシャベル。余談ですが、関西と関東ではシャベルとスコップの呼び方が逆みたいです。ちなみに私は関西出身なので、シャベルは大きい方を指してます。タケノコを探す時間も結構面白いんですよね。足やシャベルの先でちょっとだけ地面から顔を出してるようなタケノコを探し、見つけたら、シャベルでタケノコを傷付けないように掘っていきます。土の中でグニっと曲がって生えてるものもあるので、タケノコの形をよく見ながら掘り進めます。根元まできたら、大胆にザクっと竹の根からシャベルで切り離します。ちょっとした達成感(笑)。そんなこんな全てを引っくるめて、タケノコをいただく時間は最高です。今年はタケノコご飯、若竹煮、青椒肉絲でいただきました。美味しいんだなぁ、コレが。掘る時いっぱい動いて汗かいたからイイよね〜っと豆ご飯の時より堂々とおかわりをしてしまっている私。誰か止めて!?

友香の味【友香の素 vol.208】

2019.04.10 Vol.717

 お掃除しながらラジオを何気なく聞いていた時の事。コーナーのテーマが気になって耳がダンボに。そのテーマは「丁寧に暮らす」でした。それはどういう事? 年賀状の住所も手書きで書くとか、食べ物を食べたら30回は噛むとか、そういう事? と思って聞いてるとパーソナリティーの方の答えに、なるほど納得!です。その方は、毎日寝る前にその日あった出来事を日記に書くんだそうです。毎日ってすごい。気になる言葉や考えは書きとめたりしますが、私、日記はないかも。そういう私からするとこの上ない丁寧ぶり。  私も何か丁寧に暮らしている事ない!?と自問自答したら、よかった。一つあったのでした! ちょ〜うどその日に手作り味噌を作っていたのです。手前味噌ですがこれなら「丁寧に暮らす」に100点の答えではないでしょうか(笑)。まあ、たまたまその日だった、しかも初めての試みという私ですけどもね。  一晩大豆を水に浸し、洗って火にかけて柔らかくなるまで煮ます。煮上がったら潰します。麹に塩を混ぜ合わせておいたところに大豆を入れて混ぜたら、丸めて団子状に。よく洗浄した容器にボールを投げ込むように叩き入れ、強く押しつぶして間に空気が入らないように押し付けて詰め込みます。叩き入れるのにはびっくり! 隙間がカビの原因になるそう。詰め終わったら空気を外に押し出すようにラップをかけて、その上に塩をかけて重石を乗せて完成。半年ぐらい熟成させます。なので、できあがるのは秋口くらい?   あ、味噌作りの中で一つめちゃくちゃ驚いた事が。素手で作るんですが、その意味。人間には皮膚に住む常在菌がいて、その常在菌を取り入れるからオリジナルの味噌になるんですよ。同じ場所で同じ材料でも人によって仕上がる色や味が違うんです! 一瞬えー!!ってなりましたが、逆にそれを知って半年後の楽しみ倍増。どんなトモカ味噌に出会うのでしょうか!?

春はもうすぐ【友香の素 vol.207】

2019.03.13 Vol.716

 3月に入り、まだ少し寒くてストールをぐるぐる巻きにして出掛ける日もありますが、春はもうすぐそこですね。外を見ると、ミモザの花がちょうど見頃で、黄色い小さな花をたくさんつけた枝が風に揺れています。ミモザは、花瓶にサッと生けるだけでその場がとっても華やかになるし、枝をちょんと切ってくるっと円にするだけでも一瞬で絵になるリースに変身してくれるから何かと重宝です。  今の季節はグングンとハーブや植物が成長するので、外に出ると、元気が出ます。沈丁花の良い香りがふわりと風に乗ってきたら思わず深呼吸(笑)。香りに癒される私です。去年切り戻しておいたラベンダーがたくさん新芽を出し始めているのを見つけて喜びを感じたり、随分前に植えたけど、今年も無事に芽を出して花を咲かせている黄色いクロッカスや、土から頭を出し始めた水仙やチューリップの芽を発見したりするので、心もウキウキ、ワクワク。自然の中に身を置くと季節は巡っているんだなと五感で実感します。  チューリップが咲いたら花びらをドライフラワーにして、今年はその花びらを使ってボタニカルキャンドルを作ってみたいと構想中。先日、講師の方からボタニカルキャンドルの作り方を教わって、初めて作りました。ボタニカルは植物のことで、ドライフラワーやドライフルーツなどの素材をワックスに入れて固めたものです。それが意外と簡単! 2時間ちょっとで作れるんです。私は昔からドライフラワーが好きで、自分で育てたハーブや植物をドライフラワーにしたり、オイルで香りを付けてポプリにしていたので、これからはボタニカルキャンドル作り用の素材も集めていったりしようかと思っています。まずは、ミモザのドライフラワー作りですね。枝を切って風通しの良い場所に吊り下げておくと自然にできます。なんてお役立ちのミモザちゃん。早速、収穫してこよう〜っと!

お伊勢さん行けへん?【友香の素 vol.206】

2019.02.13 Vol.715

 早いもので2月です。去年の12月から今年の1月末まで、舞台のお稽古と本番をしておりましたので、2月に入ってから少しお休みをいただいて、関西で英気を養っています(笑)。  せっかくのお休みなので学生時代からの友達と話して、1泊2日ですが女子旅をしよう!っという事になりました。旅行というものは、行き先を決める時から楽しい時間が始まりますね〜。どんなプランにするか、ああでもないこうでもないと話し合って決めていくと自然にワクワクしてきます(笑)。その友達とは毎年決まって、関西で初詣に行くのですが、今年のお正月は私が東京にいたために別でした。そんな事から「お伊勢さん行けへん?」という話になり、お伊勢参りの女子旅が決定したわけです。  今回で3回目になるお伊勢さん、すべてその友達と一緒(笑)。前回の旅は、伊勢からちょっと足を延ばして、伊勢志摩サミットが開催された賢島にあるお宿に1泊しました。今回もそこにしようとお宿の空き状況から旅行の日にちを決めようとしていると、友達が「お伊勢さん行くんやったら、今回はしまかぜに乗れへん? ○日やったら、まだ席の予約取れるで。でも、しまかぜにあんまり興味なかったら、普通の電車でええけど」っと。   ん?しまかぜ?? 聞くと、普通の特急ではない豪華な特急電車らしくとても人気がある電車だそう。調べてみると、なるほどです。窓のほうを向いて席が設置されたカフェ車両や、掘りごたつ風個室、展望車両などがある電車でした。私は鉄子ではありませんが、電車に乗ったら、車窓を流れ行く景色をそれとはなしに眺めている時間が意外と好きなので、これが電車の内装やサービスも良いのならば、ぜひ乗ってみたいと思い、○日の予約を取ってもらいました。  それがついに明日。お伊勢さんに行くと何故かいつも珍道中。今回はどうなるのでしょうか!? 行って参ります。

北斎に呼ばれたのかな【友香の素 vol.205】

2019.01.16 Vol.714

2019年、今年もよろしくお願いします!  10日から舞台『画狂人 北斎』が始まっていて、今年の初詣は、キャストの皆さんと、北斎ゆかりの牛島神社に、成功祈願に行きました。牛島神社には、狛犬ではなくて狛牛がいたり、撫で牛といって、自分の身体の悪い部分を撫でてから、牛の同じ部分を撫でると病気や怪我が治るとされる体長1メートルぐらいの石でできた牛がいます。皆さんに撫で撫でされるので撫で牛はツルツル。私もご利益にあやかろうと、ばっちり撫で撫でしてきました〜(笑)。そして、全国でも珍しい三輪鳥居があります。三輪鳥居は大きな鳥居の両脇に小さな鳥居がくっついています。  北斎は牛島神社に「須佐之男命厄神退治之図」を奉納しました。1845年、北斎が86歳の時に描いた肉筆画です。1923年の関東大震災で残念ながら焼失したそうですが、社殿の中に入るとその絵が、モノクロ写真でありました。サイズも大きいので、もし、これが実物であったら、凄い迫力なんだろうなぁっと、思わず見入ってしまいました。  そして、無事に祈祷を終え、稽古場に移動しようとした時に、ふと見ると間近に大きくそびえ立つスカイツリーが! 調べてみると、牛島神社はスカイツリーの氏神様なんですね! だから、スカイツリーがデザインされていた御守りがあったんですね〜。葛飾北斎から東京スカイツリーまでとは、凄い神社です!  この公演は、北斎ゆかりの地、長野県小布施町で大千秋楽を迎えます。私が演じるお栄さんも何度も通った場所。そんなゆかりの地で公演できる事は幸せです。北斎に関わるようになったからなのか、久しぶりに会った友人の携帯ケースを何気なく見たら、神奈川沖浪裏が描かれたケースで、「え、なんで!?」っと驚いて聞くと、前から好きで、あまり売ってないからわざわざあるお店まで買いに行ったそう。凄い偶然、北斎に呼ばれたのかな!?

今年も手作りしました【友香の素 vol.204】

2018.12.12 Vol.713

 師走に入り、バタバタと忘年会やクリスマスパーティーなどの予定が入ってきて、一気に年の瀬を感じます。平成として迎える最後の年の瀬でもあります。それにしても、時が経つのは本当に早いですね〜。そのスピードが年々アップしていっていると感じるのは、気のせいなのでしょうか!? ってこれも毎年のように言ってます(笑)。  なにかと忙しい日々が続く12月ですが、今年もクリスマスリースを手作りしました! 私にとっては毎年の恒例行事。これが意外と年の瀬を迎えるにあたり、大事なイベントになってるかもしれません。というのも、11月から街中で始まるクリスマスのデコレーションやイルミネーションを見て「あ〜、クリスマスねぇ、もうそんな時期なのか?」と思うには思うのですが、そんなに実感はありません。ですが、自分でクリスマスリースを作ると、それが一気に実感へと変わるんですね。リースを作っているその時間の中で、先にクリスマスを楽しんじゃってるからでしょうか!? リースはクリスマスの要素、雰囲気たっぷりですから、その時点で充分お腹いっぱいになるのかな(笑)。 今年のリースは、円形のオアシス(オアシスは水分を保持しているスポンジ状のもの)にゴールドライダー、ヨーロッパゴールド、チャイニーズホーリー、ブルーアイスなどを差し込んだ物に、松ぼっくりとゴールドに塗られた八角で飾り付けをました。仕上げのリボンはクリスマスカラーのチェック柄をチョイス。30分程で完成。それを持って馬と写真を撮ろうとしたら危うく食べられそうに(笑)。  オアシスで作ると日持ちが良いので、クリスマスが終わったら、リボンを取って、お正月らしい水引に付け替えると、そのままお正月にも使えるリースになります。今年も終わりますが、皆さん体調に気をつけて年末年始をお過ごし下さい。「友香の素。」来年もどうぞよろしくお願いいたします!

嬬恋で人生初のキャンプ【友香の素 vol.203】

2018.11.14 Vol.712

 この秋、人生初のキャンプをしてきました!   日本百名山の一つ吾妻山の麓、群馬県の嬬恋にあるオートキャンプ場に一泊。一緒に行ったキャンプ経験者から、そこはとても人気のあるオートキャンプ場だと聞きました。設備も整っていて清潔。何よりも、目の前には吾妻山の美しい姿が。その雄大さに抱かれてのキャンプはその場に居るだけで癒されます。  そこはキャンプ場に直接車の乗り入れができるオートキャンプ場なので、車のすぐ近くにテントが張れます。それが便利で良かったです。初心者の私は、キャンプに何を持って行ったら良いかが分からないので、ちょっとでも要るかな?と思った物、寒かったら困ってしまうので洋服も余分に持って行きました。これが車ですぐ横まで乗り入れられない場所なら荷物を運ぶだけで大変でした。  私はアウトドアが好きなのでバーベキューやキャンプファイヤーの経験は何度もありますが、テントを自分たちで張って、夜をそこで過ごすキャンプは未経験。そして東京より気温が低い群馬県の山の麓でのキャンプ、もしもあまりにも寒くて、寒さに耐えられなかったら、せっかくだけど車中泊!? なんて事まで考えていました。でも10月の末だったので、まだそこまでは寒くはなく、無事にテントで一泊できました! 地面からの冷え、防寒対策で下に毛布などを何枚か敷いているとはいえ、背に大地を感じながら寝袋に入って眠るというのは、キャンプならでは。最初ぐっすり眠れるのかな?と思ってましたが、すぐ隣で眠る2人の友人たちの寝息を子守唄に、川の字になって朝まで起きる事なく寝てました(笑)朝はやっぱり気温が低いから、霜がすごかったですが、日中は雲一つない真っ青な高い秋の空が広がり、吾妻山の紅葉も一段と美しく目に映ります。  2018年の秋を思いっきり楽しめたキャンプでした。

30年かけて、到達するもの。【友香の素 vol.202】

2018.10.10 Vol.711

 もう10月ですね〜。早いなあ。朝晩は肌寒くて、日中はまだちょっと暑かったりと寒暖の差が激しいので、洋服の脱ぎ着に忙しい(笑)。でもこうして、だんだんと寒くなっていくんですよね〜。  さて先日、来年1月に出演させていただく舞台『画狂人・北斎』の取材で、すみだ北斎美術館に行ってきました。車で向かって、駐車場で降り、美術館の建物とそのすぐ脇を走る総武線の走る高架を見た瞬間、「あ、この建物知ってる〜!」となり、びっくりしました。いつも、総武線の車窓から外の景色を見ていて、気になっていたとても印象的なデザインのガラス張りの建物! これは一体何なのだろう? と見る度に思っていたのですが、それが、今回取材で行ったすみだ北斎美術館だったのです。  その日は演出の宮本亜門さんと、共演させていただく升毅さんとの対談形式で取材でした。取材の後、館長さんに美術館内を案内していただき、北斎の作品を見ながら、いろいろなお話をお伺いしました。  皆さんもご存知の富嶽三十六景は、北斎が72歳の頃から手掛けた46枚の連作です。中でも凱風快晴、山下白雨、神奈川沖浪裏など有名ですよね。北斎は昔から波をテーマに作品を制作していて、40代の頃の作品「おしおくりはとうつうせんのづ」も展示されており、初めてそれを見ました。神奈川沖浪裏と構図は似ていましたが、全く印象は違います。波は全体的に丸みを帯びていて、私にとっては何だかちょっとだけユーモラスにも見える波でした。神奈川沖浪裏の波が持つあの圧倒的な迫力はありません。同じ人物の作品なのか?と思うほどでした。そこから30年をかけて、あの波に到達するのですね。  北斎は「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」などの名言を残していますが、北斎を知れば知るほど、舞台『画狂人・北斎』が楽しみです。

 秋は「エアグラ」!【友香の素 vol.201】

2018.09.12 Vol.710

 9月、湿気はあるものの、少し暑さは落ち着きました。うっすら暗くなり始めて、時計を見ればまだ18時。いつの間にか陽も短くなりました。昼間は蝉の鳴き声がうるさいほどに聞こえてきますが、夜になると涼しげな虫の音が聞こえるように。夜は気温もちょうど良いのでちょっと窓を開けて、星空を眺めながら虫の音に耳をすませてみると、それだけでゆったりとした気分に。秋はもうすぐそこまで来ている様子です。  今年の秋、私にはぜひやってみたい事が一つあります。それは自分のエアストリームでのグランピング。今まで日中よくエアストリームにいて、のんびり本を読んだり、この原稿を書いたり、昼寝をしたりして過ごしていたのですが、夜を過ごしたことはありませんでした。エアストリームにはちゃんとベッドもあるので、寝ようと思えば寝れるのですが、備え付けのベッドマットがオリジナルな形とサイズだった事もあり、掛け布団の用意がなかったのです。昼寝の時はタオルケットで寝てました(笑)。  でも最近とっても良いものを発見。それは寝袋です。知らなかったのですが、寝袋っていろんな形があるんですね。私が寝袋といわれて想像するのは、みのむしみたいな形のもの。それはマミー型と呼ばれているそう。マミー型寝袋には、ドラマの撮影で北アルプスに登った時に入った事があったので知っていましたが、それ以外に、封筒のような形をした封筒型、人をそのままかたどったような人型などのさまざまな形が。その中でも封筒型の寝袋なら、エアストリームでグランピングというコンセプトにぴったりだし、敷布団も掛け布団も必要ない(笑)。サイズや柄、機能もいろいろあるので、その中から良さそうなものをチョイスすると、いい感じに一夜を過ごせそうです。使わない時は収納もできるからエアストリームの限られた空間に持ってこい! 秋エアグラ楽しみだな。 ※エアストリームとは、キャンピングトレーラーのこと

「打ち上げはバーベキュー」【黒谷友香の友香の素 vol.200】

2018.08.15 Vol.709

 8月に入り、まだまだ暑〜い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?  私はそんな中、つい先日まで撮影していたドラマの打ち上げのバーベキューに参加して参りました! ドラマの打ち上げは、大体が夜で、どこかのお店で開催される事が多いのですが、今回のドラマの監督の場合は、お昼に外でバーベキューで打ち上げをするのが恒例行事になっているのです。これまでにも何度かその監督と、ドラマをご一緒させていただいているので、打ち上げバーベキューには参加した事がありますが、いつも夏場の暑い時期(今回は格別の暑さでしたが!)の撮影でご一緒だったので、打ち上げバーベキューも常に夏場での参加!  お昼の外は、凄〜く暑いけれど、やっぱり夏場のバーベキューって最高ですね! しかもお料理が毎回、凄く美味しいのです。その食材の仕込みは、すべて監督がなさいますし、その場での調理もされます。バーベキューに必要な道具類も、監督ご自身の物というから驚きです。赤いバンダナ柄の、胸からあるエプロンをされて、イキイキと会場を周り、焼いたり、よそったり、運んだりしてキャスト、スタッフの皆さんに振る舞うのです。その働きっぷりは監督に打ち上げバーベキューのお疲れ様会をして差し上げたほうがいいんじゃないか!?と思うほどです(笑)。今回は特に、Tボーンステーキとハンバーガーが美味しかったです! 打ち上げの最後は、昭和を感じさせるレトロな手動かき氷機が登場。これも監督ご自身のもの(笑)。私も手でハンドルをぐるぐる回して、ブロック氷を削り、あずきを乗せていただきました。  撮影自体は終わっても、こうして打ち上げバーベキューで、最後まで監督のもと、キャスト、スタッフの皆さんがワイワイと同じ時を楽しみ、交流を深められるというのはホントに素晴らしい事だと思います。作品の完成が楽しみです!

「ボンジュール! サバ?」【黒谷友香の友香の素 vol.199】

2018.07.11 Vol.708

 ボンジュール! サバ?(お元気ですか?)  私は、今、フランスに来ていま〜す。ここ何年か海外に行ってなかったので、とってもうれしい(笑)。以前 このコラムに書いた、パスポートの更新が切れる4日前に気が付いて慌てて更新に行ったという話の時に、年内に2回は海外行きたいと書いたのですが、1回目が叶いました!  フランスには何度か来たことがありますが、今回は初夏だったので、日中がすごく暑かったです。朝晩は少し肌寒くて、羽織る物が一枚いる感じ。今日の最低気温は21度で、最高気温は33度! じめじめとはしていないので、風があると過ごしやすいのですが、日差しがすごいです。街を行く人々の服装は半袖、タンクトップ、ショートパンツにサンダルといった感じ。私は長袖を着ていましたが、出ている箇所に当たる陽射しが、じりじりと痛い感じで、日焼け止めと日傘が必要でした。フランスであまり日傘をさしている人はいませんが、ささずにはいられないほど。しかも夜10時ぐらいまで、ず〜っと明るいのです。西陽にもならずに、日本の昼の3時ほどの明るさがずっと続くのには、ちょっと驚きました。夕食を食べに夜の7時過ぎに外に行く時も、日傘は必要なくらいです。時差ボケというか、時間ボケ!?になりそうな感じというか。  そうそう、驚いたというと、今回のお仕事のコーディネーターさんはフランス在住の日本の方だったのですが、なんとその方と11年前に日本でお仕事をしていたのです! 夏目漱石の「虞美人草」という小説をドラマにした番組で、その方とご一緒していました。日本で、以前お仕事でご一緒だったなどはありますが、海外でそうなるのはなかなかない事で、本当にびっくりしました。当時、その方はADさんで、その後フランスに渡り、こちらでご結婚もされて今は一児の母。ご縁がある方とは地球規模でつながっているんですね!

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