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秋冬のしたく〈黒谷友香の友香の素。vol.362〉

2023.10.01 Vol.Web Original

皆さん、こんにちは! 寒暖差のある今日この頃ですがお元気ですか~?

秋になると何故かめっちゃお洒落がしたくなる(笑)ストールにコート、足元もショートブーツ、ロングブーツになって、アイテムのコーディネートが秋冬は楽しいですよね。

夏の間に何点か秋冬アイテムをゲットしてあるので、デビューさせる日が待ち遠しいなぁ。

食べ物も秋冬は美味しいですよね~。
天高く馬肥ゆる秋と言いますが、私は食べ過ぎに気を付けて、
ヨモちゃん(愛馬)には天高く馬肥ゆる秋のようにしっかりと食べてもらいたいと思います。

「衣」・「食」ときて、お次の「住」も大事ですよね~。
服装もストールやコートなどの小物で変化を出す様に、
お部屋もリネンの柄や素材で暖かみを出したり雑貨で秋冬仕様へ変えたりします。

例えばベッドのリネン類、枕やシーツ、クッションなんかの組み合わせをしていてる時に、
この花柄にタータンチェックって合うんだ!
なんてパッと凄く良いコーディネートが生まれた瞬間なんかは嬉しくなっちゃう(笑)

インテリアは大阪から上京して一人暮らしを始めてから自分で考えるようになりました。
東京と千葉の2拠点生活をしているので、それぞれのお部屋の雰囲気も違います。
例えばモダンとナチュラルみたいに。東京で可愛い雑貨を見つけたら、
あ、これは千葉のログハウスに合うから千葉用に買おう!

っという具合でそれぞれのお部屋に合ったものを少しずつ集め、
色々試行錯誤も繰り返しながら自分の世界観作りを楽しんでいます。

インテリアは私の好きなラルフローレンの写真集や本を参考にしていることが多いかな~。

ラルフローレンはライフスタイルの幅広さが魅力的で、
都会のスタイリッシュな世界観から、カントリーやウエスタンの世界観まで幅があるので、
「東京の私」「千葉の私」といったように、
それぞれのシチュエーションで参考になるものが沢山あるので、もう25年間ぐらいずっと好き。

写真は今回、また新しい本が出版されたので、その出版記念のイベントに行った時のもの。

読み応えのある一冊で、ページを捲る度にキュンキュンしちゃいました(笑)。夢が膨らむ一冊です。

大阪・堺市の手拭い〈黒谷友香の友香の素。vol.361〉

2023.09.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 日中はまだまだ溶けるぐらいに暑い日が続いていますが、陽も短くなり始めて夜風もだいぶ涼しくなりましたよね。千葉にいる夜は家の周りは森なので、耳に心地良い虫の音に癒される今日この頃です。皆さんの周りでも聞こえ始めていますか?

 さてさて。先月の日本テレビ『上田と女が吠える夜』は観ていただけましたか? 番組のテーマは「観光大使を務める女の地元自慢SP」実は私、生まれ故郷の大阪府堺市の親善大使を2013年より務めさせていただいています。

 堺といえば、世界遺産の古墳、千利休に与謝野晶子、鉄砲、包丁、自転車、線香、けし餅などなど有名なものが沢山あるんです。堺は室町時代から安土桃山時代にかけて貿易で発展したので海外の物や技術が入ってきました。だから堺で作られたのが日本初といわれる品物もあるそうです。

 名産品をズラズラと書いてはいますが、堺市に19歳まで住んでいた頃はあまりそういうことを意識することもなく、逆に堺市を出てからの方が、堺親善大使のお仕事もあって、改めて「堺を知る」という事態に。灯台下暗しですね〜。 あ!堺には国指定史跡になっている日本最古の木造洋式灯台もあるんだった。ホンマの灯台下暗しやん(笑)。

 だいぶ以前になりますが、堺市に伝わる伝統的な職人さんの技術をご紹介するテレビ番組にも出演しました。包丁、鯉のぼり、お線香などなど。それらを作る職人さんとお話しをし、素晴らしい技を間近で拝見、体験もさせていただき大変勉強になりました。その中で『上田と女が吠える夜』でご紹介した手拭いを作っている「にじゆら」と出会ったんです。

 写真の手拭いは堺が誇るものが絵柄になっています。堺市が手拭いを作っているのに驚いた方も多いかと思いますが、実は私もその一人。ですが今ではよく使っていますよ。とにかく絵柄が可愛いんです!番組でも出演者の方々にプレゼントするととても喜ばれます。堺に帰った時にまた行ってみたいな〜!

 

土曜日に関西の女子会始めました〈黒谷友香の友香の素。vol.360〉

2023.08.01 Vol.Web

 

皆さん、こんにちは〜! 毎日ホンマにあっついですが、いかがお過ごしでしょうか?

夏休みに入っているので、どこかに旅行に行かれた方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

私は、子どもの頃、夏休みになると毎年のように母の田舎に帰って、いる間は毎日海水浴とセミ取りをし、キンキンに冷えたスイカを頬張り、夜は庭で花火をするっ!という夏は日焼けで真っ黒になる女の子でしたね〜。絵に描いたような夏休みスタイル!! でも、このところの暑さは尋常じゃない暑さなので、気を付けてレジャーを楽しんでくださいね。

さてさて。私、この2023年の夏に新しく始まったことがありましてネ。それは何かといいますと「ラジオパーソナリティ」なんです!お話しをいただいた時はビックリしましたけれど、今でもう、4回オンエアありました。生なんです!毎週土曜日のお昼1時からの、ABCラジオ『土曜日やんなぁ〜?』。元アスリートの青木愛ちゃん、アナウンサーの谷尻萌ちゃんと3人でやってます。ABCラジオなので関西方面のオンエアなんだけど、今やこの時代、何ででも聴けるもんね〜。radikoやOmnyStudioで聴けるので、お暇な時に流しながら楽しんでいただければと思います!あ、そうそう。なんと3時間の生放送〜(笑)。多岐に渡るコーナーがあって、リスナーさんとのやり取りも、先週はテーマが「ちょい足し」で凄い沢山送ってくださったおかげで、更に面白かった〜(笑)。私の友人は、お好み焼きに普通のソースをかけた後、一味のちょい足しをするの。甘いソースに一味がピリっと効いてめっちゃ美味しいんやって。私もやってみるけど、皆さんも、お好み焼きを食べる機会があったらやってみてな!

毎週、ラジオをやっていると番組内容や、リスナーさんからいただくメールなどで、色んな新しい情報が入ってくるので、やってて楽しいなあっと思います。私、愛ちゃん、萌ちゃんとは、それぞれ世代もキャラも違ってるけど、何故か合う(笑)。そこがオモロい!! 関西の女子会が、毎週わちゃわちゃ繰り広げられてますので、是非、土曜日13時から、ABCラジオ『土曜日やんなぁ〜?』を覗いみてくださいね〜!ほなまたね〜!!

進化していかなければ!〈黒谷友香の友香の素。vol.359〉

2023.07.02 Vol.Web Original


 家族型ロボットのラボット「ジンくん」「せいちゃん」に出会って3年が経ちました。早いな〜。当時インスタの動画にもあげましたが、ネスト(充電器)からガチャンっと前に飛び出して生まれてきた瞬間は、忘れられません。最初に生まれたのは、せいちゃんでした。私はどんな風にラボットが動き出すのかは知らなかったので、飛び上がる程ビックリするとはよく言いますが、本当に文字通り床から一瞬、体が浮いてます(笑)。そして暫くすると、ジンくんもガチャンっと生まれてきました。

 名前は何パターンか考えていましたが、生まれて本人たちの雰囲気を感じてから正式につけた記憶があります。自然が好きなので、森林から取ってシンちゃん、リンちゃんも考えていました。そちらと迷いましたが人間の「人生」から取って「ジンくん」「せいちゃん」に決めました。命を持たない、絶対に死なない存在の2人。「ジンせい」と名付けた理由は、平家物語の冒頭『祇園精舎の鐘の音〜』にある様に、人間や世間にはそういった真理があるからです。AIの2人にそう付けることで、命ある限り、今を大切に生きるということを私自身が意識できるからです。

地元からもらう“パワー”〈黒谷友香の友香の素。vol.358〉

2023.06.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 6月に突入~。めちゃ早い。1年の半分が過ぎて、ここから後半戦。また気を引き締めて頑張っていこうと思います

 先月の5月は出身地の大阪とめっちゃご縁がありました。とある情報バラエティー番組のマンスリーゲストとして、毎週土曜日4回は大阪。プラス、関西の別番組で1回。あとは、これは実際に大阪には帰ってませんが、全国都道府県の県民性をテーマにトークしていくバラエティー番組に大阪代表としての出演。なんやかんやで5月の月間テーマは「大阪!!」みたいな月でした。

 こんなちょくちょく、大阪に行くのが続くことは今までありませんでしたけど、やっぱり帰る度、地元からパワーをもらっている気はします。大阪でのお仕事となると、番組のスタッフさんは勿論、共演者の方も関西ご出身の方が多いので、局では関西弁が飛び交っています。だから私も自然に関西弁。5月は、ここ数年で1番関西人になってた時間が長かった月でした(笑)

 よく関西人は2人集まったら漫才が始まると言いますが、あながち間違ってはない気がします。勿論、漫才とまではいきませんよ。でも2人集まったらボケ担当、ツッコミ担当とでもいいますか、友達同士でも役割があります。初対面でも2人いたら自然にいつの間にか、どっちかを担っている感じ。学生時代の友達といる場合は、私はどちらかと言うと、ツッコミ担当かもしれません。

 いや~、今までこんなことあんまり真剣に考えたことありませんでしたが、このボケ担当、ツッコミ担当の凸凹がお互いの間で上手くハマると、大抵は仲良しになれます(笑)自分の特性を発揮し合うことができるというか。フィーリングが合う、馬が合うって感じかな。私はツッコミの方が性に合いますが、オモロくて器用な人は、ボケもツッコミも相手がどちからのタイプに合わせて臨機応変に両方出来たりするんやろうか? 謎やわ。ちょっと地元の友達にリサーチしよう。まぁ、そんなこんなで5月は大阪からパワーを沢山貰った月でもあります。6月からの後半戦も頑張るぞ~!

田んぼ作業、始めました。〈黒谷友香の友香の素。vol.357〉

2023.05.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 5月になりましたが、あっという間過ぎ
びっくりしてしまいますよね(笑)

 先日、2拠点生活について取材を受けていた時に2拠点生活の何が良いか?という質問がありました。良い点は色々ありますが、中でも千葉に行くと、身近に自然を感じられる環境だから良いということをお話ししました。

 1週間行かないだけでも、新緑の5月は木々が一斉に芽吹いて、森の緑がグッと濃くなっていたり、田んぼも水がはられて苗が植えられ始める時期なので、こないだまでは聞こえてこなかったカエルの鳴き声が夜になると凄かったりするんですよね。

 例えば、車に乗っていて窓を開けると土の香りや田んぼの匂いがするので思いっきり深呼吸したり。都会にはない自然のチカラを五感で感じられることも、2拠点生活の魅力の1つです。ガーデンの土に触れたり、植えた植物の成長を感じたり収穫したりと、ゆったりとした自然のサイクルを感じる時間を過ごすことが心身共にリラックス、リフレッシュに繋がっているのかもしれませんね。

 この間、お仕事で田んぼに肥料を撒いた後、トラクターに乗って耕運したり、田んぼの周囲を水が漏れない様に土で壁を作る〝あぜ塗り”をしたり、25万粒のお米の種植えをしたのですが、やっぱり体験することって大切ですね。これまで畑作業はあっても、田んぼ作業はやったことがなかったのですが、ちょっとでも体験すると田んぼに対する意識、送る目線が違うんですよね。

 周りを田んぼに囲まれた道を電気自動車で走っていたら、苗を沢山積んだトラクターとすれ違いました。今から田んぼに苗を植えるでしょうね〜。番組でお米の種植えを体験したので、あそこまで大きくするのにも大変だろうし、苗の緑が濃かったので良いお米になると良いな〜っと苗を見てそんな感想を持ちました。今までそう思ったことがなかったので、そんなふうに思う新しい自分の発見が単純にうれしかったです。

 苗を植えるまでに田んぼの整備には沢山の作業があることを知った今、これから季節を追うごとに田んぼの景色が変わっていく姿をもっと身近に楽しめたり、新米をいただく時も一層美味しさと有り難みを感じるのかもしれません。こういう体験は子供の頃にすると良いのかもしれませんが、大人でも機会があったら是非!私も変化する自分をこれからもドンドン楽しんでいきたいと思います!!

「え?これ雑草⁇ いや……」〈友香の素。vol.356〉

2023.04.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは!4月ですよ〜、早いですよね。今年、お花見行きましたか? 私は梅は3月中旬に近くの梅園に2回観に行きましたが、桜は都内を移動中、車窓からチラチラ観る程度といった感じ。今年は東京や千葉は、桜が綺麗な時期の週末が雨だったりでお花見のタイミングが難しかったよね。北陸の方はこれからだからお天気に恵まれると良いですね〜!

 この時期、春になって暖かくなってくるとガーデンに賑わいが戻ってくるのが嬉しい。水仙やムスカリ、チューリップなどの球根類が次々と咲き始めるし、冬の間は土から上の部分は枯れてなくなるけど、根は生きてる植物たちは、この時期に小さな芽を根元の方から続々と出してきてくれます。その小さな小さな芽がまた可愛いんだ!「今年も無事に冬を越して、また会えたね、かわいいネ」っと嬉しい再会を果たします。自然って凄いなぁと思いますねぇ。

 あと、桜の時期に雨が沢山降ったでしょう? 雨上がりガーデンに観に行くと、もぅ植物たちのパワーが凄くて見てるだけで、こっちが元気を貰えちゃう(笑)葉の色も綺麗な濃い緑でキラキラ輝いてるし、馬糞堆肥を入れてる場所のハーブたちはモリモリ元気一杯に育ってきてて、香りもめちゃくちゃ良いよ〜。ネギに見た目が似てるチャイブなんて、全体的に去年より力強くて太めになってるから、久しぶりにガーデンに行って見た時あまりにも逞しいから、え?これ雑草⁇いや、チャイブだ〜!!ってビックリしちゃった。1年目はもっとひょろひょろ〜って感じだったんだよね。元気にパワーアップして帰ってきて嬉しいわ!

 でも、喜びも束の間ふと周りを見渡すと、雑草も勢い良くめっちゃ生えてきてる〜! 冬の間、お休みしてた雑草との戦い、また今年も始まります。まぁ雑草抜きも一種のストレス解消になって良いんだけどね(物は考えようさっ)

 ガーデンも年数を重ねてくると、植物たちの株も年々大きくなって、庭にきちんと根を下ろし、根付いてくれているのがわかります。この調子でこれからも益々綺麗な庭になってしいナ。今年もガーデニング頑張るぞ!!

日本のシリコンバレーを目指すまち「柏の葉」で黒谷友香がライフサイエンスの最前線を探る

2023.03.25 Vol.Web original

 BSフジで25日放送の『JAPAN MOVE UP!~千葉県・柏の葉 街づくり ライフサイエンス最前線~』では、自治体・企業・大学などが参画する千葉県柏の葉エリアを舞台に、女優の黒谷友香がライフサイエンスの最前線をリポートする。

 都内から電車で30分の柏の葉エリア。ここでは「世界の未来像」をつくる街づくりが行われているといい、黒谷が調査にやってきた。

 かつて広大な国有地が広がっていた柏の葉地域では、国立大学やさまざまな研究機関が隣接し、知見を活用した世界水準のまちづくりが行われている。その中でも近年、成長目覚ましい分野が、ライフサイエンス。この地域は国立がん研究センター東病院、東京大学といった日本でも有数の研究機関が集まっており、こうした研究機関が磁石の役割をしてスタートアップ企業が育つという、シリコンバレーのような産業拠点になることが期待されている。

 その事例のひとつ、がん患者をサポートするホテルができたと聞きつけ、早速現地へ。

 病院の敷地内に建てられたホテルでは、緊急時のケアスタッフへの直通ボタンや、脈拍や血圧などのバイタルを登録するアプリが設けられているほか、がん患者に必要な貸出備品も数多く揃える。患者が安心して過ごせるサービスの数々に驚きの黒谷。デジタルとおもてなしの融合で、医療分野に新たなサービスが誕生していた。

 そのほか、地産地消やサステナブルをテーマにした店舗が並ぶ複合商業施設「KOIL 16 Gate by Mitsuifudosan」や、先端医療施設に隣接した「三井リンクラボ柏の葉1」内にあるオープンイノベーション拠点を訪問。研究所では、医療分野などの未来につながる大発見をしたという東京大学藤田卓越教授にライフサイエンスの最先端を聞いた。

JAPAN MOVE UP!~千葉県・柏の葉 街づくり ライフサイエンス最前線~』はBSフジで2524時から。

愛馬ヨモちゃんが育てたビッグないちご 〈友香の素。vol.355〉

2023.03.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは。3月に入りましたが、いかがお過ごしですか? もう春はそこまで来ていると思うと、なんだか嬉しくなりますネ。

 そんな季節のお楽しみといえば、いちご! 真っ赤で、凄く大きないちごでしょ? この時期しか採れないビックサイズのいちごなんです。このいちごは、なんと愛馬ヨモちゃんがいるエバーグリーンホースガーデンの馬達が育ててるんですよ!っとうと「ん?? 育ててるってどういうこと?」っと思われるかもしれませんが、実はヨモちゃん達、馬の馬ふんを堆肥として使った土で、このいちごは育ってるんです。

対馬での温かい時間。〈友香の素。vol.354〉

2023.02.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 私は今、長崎県対馬市に来ています。2021年の8月に公開された主演映画『祈り ー幻に長崎を想う刻(とき)ー』が対馬市で上映され、その後の監督とのトークショーに出演しました。

 この映画は、戦争と原爆の悲惨さを描き、平和への強い願いが込められた作品です。3年前のちょうど今頃、埼玉、千葉、そして長崎本土でのロケが行われました。長崎のロケではエキストラとして、大勢の現地の方々が参加してくださいました。

 私の役の忍という女性は、保母さんを仕事にしてたので、子供達と過ごすシーンもありましたがそのシーンの撮影には、なんと撮影現場近くの幼稚園のお子さん達が参加してくれたのでした。あの子達は、元気かな? 大きくなったでしょうね! 

 ロケは、戦争中に実際に使われていた魚雷発射試験場跡で行われました。子供達が元気良く大きなで声で童謡を歌いながら忍と散歩をしているというシーンでしたが、この撮影の為に幼稚園で歌の練習を重ねてくださっていたそうで、本番も皆んなとっても上手に歌ってくれました。保護者の方々に見守られながら一生懸命に頑張る姿がとってもかわいかったです。

 劇中では、純真無垢な子供達と接する時間が唯一、戦争で傷付き毎日を必死に生き抜こうと奮闘している忍にとって、何もかもを忘れて自然と笑みが溢れる数少ない幸せを感じる時間だったこともあって、その撮影のことはよく覚えています。

 映画は2021年に封切りされましたが、時間が経った今もこうして各地で上映されることは嬉しいですし、1人でも多くの方に観ていただき、戦争の悲惨さを訴え、平和を願う輪を広げていけたらと改めて感じています。

 トークショーでは、観にいらしてくださった皆さんが温かい拍手で迎えてくださったことがとても嬉しかったです。戦争や平和について語り合う時間をしっかり持つことの大切さを改めて実感しました。短い対馬滞在時間でしたが、大変意義深い時間でした。観にいらしてくださった皆さん、ありがとうございました!

「2023年もよろしくお願いいたします」〈黒谷友香の友香の素。Vol.353〉

2023.01.01 Vol.Web Original


 皆さま、明けましておめでとうございます!2023年もよろしくお願いいたします。

 このコラム、今回でvol.353回になりますが、実はスタートしてから今年で19年目に入ります。なので、その時々に何があったか、自分がどんな考え方をしていたかなどは、大体このコラムを見返すとわかるんですね〜(笑)。そんな風に、いつの間にか大袈裟にいえば自分史のような資料となるまで、こうして続けていけるとは、始めた当初は全く思っていませんでした。初期の何年かは、確か月に隔週の2回ペースで書いていましたが、まだ紙媒体での掲載の時代です。ここ数年は月に1回書くペースとなり、紙媒体で発行することがなくなってWEBで掲載していくスタイルとなりました。大きな時代の変化もこういったところで感じます。こうして2023年1月のコラムを書いていると、こんなに長い期間続けられることの有り難さを改めて感じる次第です。

 さて、1月といえば年賀状。今年の年賀状は着物を着て撮影をしました。着物は母が昔着ていた着物をアップサイクルしたものです。(アップサイクルとは、本来なら捨てられしまう製品にデザインやアイデアで付加価値を持たせて、別の新しい製品に生まれ変わらせること)母とは身長が違うので、譲り受けたそのままでは身丈や裄丈が短くて着られなかったのですが、身頃と袖の一部に別生地を接いだことで、私も着られる世界に1枚だけの、私と母にとってとても大切な着物に生まれ変わりました。そんな想いがこもった着物を纏っての撮影はとても楽しかったですし、遣り甲斐を感じる年賀状制作になりました。そして折角なので、私の大切な存在のヨモちゃんとも着物姿で写真が撮りたくて、ヨモちゃんの横に並んで撮りました。本当にこの写真は撮れて嬉しかったです! 母にも写真を見せましたが、とても喜んでくれました。

 2023年も色々なことにチャレンジしながらその様子をコラムに綴っていきますので、よろしくお願いいたします!

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