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岩井秀人の『いきなり本読み!』に片桐はいり、水川あさみ、山内圭哉が出演

2020.09.22 Vol.Web Original

8月には演劇の聖地・下北沢の本多劇場で開催

 脚本家・演出家、そして俳優の岩井秀人がプロデュースする『いきなり本読み!』の第4回が10月7日、東京・浅草の東洋館で開催され、片桐はいり、水川あさみ、山内圭哉が出演する。

 この『いきなり本読み!』というのは「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする」というもの。俳優には演目を事前に知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で岩井が配役し演出していくという奇想天外な企画となっている。

 かねてから構想を練っていた岩井だったが、今年2月についに第1回を開催。初めての試みではあったが「何だか分からないが面白そう」と感じたファンが詰めかけ、会場は満員に。俳優の貴重な「本読み姿」が見られるステージが話題を呼び、3月に第2回を、そして8月には演劇の聖地・下北沢の本多劇場で2Daysを開催。9月には「豊岡演劇祭2020」(兵庫県豊岡市)で初の地方開催も実現するなど急速な広がりを見せている。

岩井秀人プロデュースの『いきなり本読み!』がいきなり本多劇場に進出

2020.07.27 Vol.Web Original

ユースケ・サンタマリア、荒川良々らが出演

 脚本家・演出家、そして俳優の岩井秀人がプロデュースする『いきなり本読み!』の第3回が8月1、2の両日、東京・下北沢の本多劇場で開催される。

 この『いきなり本読み!』というのは「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする」という文字通りのもの。俳優には演目を事前に知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で岩井が配役し演出していく

 通常の演劇では稽古初日の顔合わせ後に、あらかじめ渡されていた台本の読み合わせをするケースがほとんど。

 その場合、その日までの別の仕事の状況、台詞覚えの得手不得手、台本の理解度など個人差があるため、よほどの大規模な作品やよほどの気難しい大御所演出家といったレアケースを除いてはちょっとくらい台詞を噛んだり、上手くできなかったとしても大きな問題にはならない。大雑把に言ってしまえばウォーミングアップ。ここで明らかとなる俳優間のばらつきや俳優の個性などを踏まえたうえで演出家が稽古期間を通して作品を作り上げていく。

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