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地面に近い子どもの高さの気温は大人より7℃高い!「こども気温」を知って熱中症対策の第一歩!

2023.07.13 Vol.web original

 新型コロナの感染症状の位置付けが5類に移行したことにより、外出のハードルが下がり、各地域でのイベント再開など屋外行動に意識が向くようになった。子どもにとっては、これまで我慢していた外遊びや海やプール等へのお出かけを存分に楽しめる機会がやってきたため、今年の夏は親子での外出頻度が増えそうだ。

 ただ、楽しい夏の外遊びには忘れてはならないのが、熱中症の危険性だ。ウェザーニュースによる今年の夏の暑さ見通しでは「7~9月の平均気温は全国的に平年より高い」そうだ。つまり、本格的な夏に向けて、親子ともに、熱中症には十分な注意が必要になってくる。

「子どもは大人よりも、熱中症リスクが高い」ということを、皆さんはご存知だろうか。もともと子どもは、体温調節機能が十分発達していないため、うまく汗をかけず、体内にこもった熱を効率的に外に逃がすことができない。また、全身に占める水分の割合が大人よりも高く、体重に対する体表面積も大人より広いため、気温の影響を受けやすいのだ。そして何よりも、子どもは大人よりも身長が低いため、地面からの距離が近く照り返しの影響を受けやすい。

 サントリー食品インターナショナル(株)と気象専門会社の(株)ウェザーマップの共同検証実験によると、屋外では地面の照り返しの影響の差などにより、大人の胸の高さでは気温31.1℃であっても、子どもの胸の高さでは気温38.2℃となり、その気温差は7℃程度となる場合があることがわかった。さらに、マネキンによるサーモグラフィー画像を見ると、それぞれの表面温度差からも、子どもの暑熱環境のリスクの大きさは一目瞭然だ。

ついに680mlにまで巨大化した500mlのペットボトルはどこまで成長するのか!? 担当者に聞いてみた

2022.06.13 Vol.Web Original

 かつてペットボトル飲料は500ミリリットルと1リットルが主流だった。いつの間にか500ミリリットルが525、550と成長を続け、先日、サントリー食品インターナショナル(株)からはついに680ミリリットルの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」が発売された。

 ペットボトルは世界では1974年、日本では1982年から一般に登場したとみられる。それまでは飲料はビンとか缶だったことから外でのレジャーはもちろん、映画館や劇場などでもふたが閉まるペットボトル飲料は大いに重宝された。

 500ミリリットルのペットボトルが大きくなるにつれて、特にフェスなどに足を運ぶような人は喜んだ。単純に買う回数が減るし値段もほとんど据え置きだったので、お得感も大きかった。

 大きくなるたびに“技術革新が進んでプラスチックが薄くなって、その分入る量が増えたんだな”とか“形状が少し大きくなったかな”とかなんとなく感じていたのだが、こと680ミリリットルまで大きくなると“自販機に入るのか?”とかいらん心配も増えてくる。

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