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“事実上の決勝”でオウヤン・フェンがカスペル・ムシンスキに2-0の際どい判定勝ち。ムシンスキは「こんな判定がこんな大きな舞台で起きるとは…」【K-1】

2025.09.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025」(9月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で「K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント」が開幕し、1回戦8試合が行われた。

 メインイベントでは現K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)がカスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)と対戦した。事実上の決勝戦といわれた試合は接戦の末、フェンが2-0の際どい判定勝ちを収めた。
 
 フェンは2023年12月のK-1初参戦でいきなり、当時王者だった和島大海に挑戦し、KO勝ちを収め王座を奪取。昨年1月には中国の武林風でダビッド・キリアから3RTKO勝ち。3月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦では、パスカル・シュロスを判定で下すも決勝ラウンドはケガで欠場となった。10月は「WLF MAX-70kg級王座決定トーナメント」の予選でヨハネス・バース、アレクセイ・ウリアノフに勝利。今年1月の決勝ラウンドでは、ルオ・チャオ、 ハン・ウェンバオを破り頂点に立った。

技能賞の金子晃大に石井和義氏がRIZIN、RISEへの出撃指令「K-1の強さを見せつけてほしい」【K-1 AWARDS】

2025.02.27 Vol. Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2024」が2月26日、都内で開催され、K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)とスーパー・ライト級王者のヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が技能賞を獲得した。

 金子は2024年、まずはRISEに乗り込み、2022年の「THE MATCH 2022」で敗れた鈴木真彦へのリベンジを達成。7月から始まったK-1の「-55kg世界最強決定トーナメント」では1回戦でカン・メンホンにKO勝ちを収め、9月に行われたトーナメントの決勝ラウンドでは準決勝で璃明武、決勝で大久保琉唯を破り優勝。12月の代々木第一体育館大会ではアスランベック・ジクレーブに判定勝ちを収めた。年が明けて今年2月の代々木第二体育館大会にも参戦し、マノリス・カリスティスに判定勝ちを収め、盤石の強さを見せつけた。

 ヨードクンポンは昨年9月に行われた「第7代スーパー・ライト級王座決定トーナメント」でK-1初参戦を果たすとカン・ビナール、イヌオット・ポパ、稲垣柊を破り王座を獲得。今年2月の代々木第二体育館大会では鈴木勇人を破り初防衛に成功している。

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