ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。
すでに初防衛戦の開催が発表されているONEフライ級MMA世界王者の若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA)と挑戦者のジョシュア・パシオ(フィリピン/Lions Nation MMA)も会見に登壇した。
若松は今年3月の日本大会でアドリアーノ・モラエスを1RでTKOで下し、悲願の王座獲得。今回は王者としての初戦となる。
パシオは現ストロー級MMA世界王者。日本のファンには内藤のび太、猿田洋祐との一連の戦いでおなじみの選手で、昨年3月にジャレッド・ブルックスに反則勝ちを収め3度目の王座返り咲きを果たすと今年2月には暫定王者となっていたブルックスとの統一戦で勝利を収め、同時に初防衛に成功している。
会見でフィリピン初の2階級制覇MMA王者を狙うパシオはアウェーでの戦いについて「私はこのONEチャンピオンシップに参加してからずっとフィリピンの人たちのために、またフィリピンの人たちと一緒に戦ってきたと思います。11月16日、この二つ目の階級を制覇するということでフィリピンの若い人たちのお手本になるような、彼らが自分たちの目指す道においてチャンピオンとなれる、そういったお手本になれるようにしていきたいと思っています」とフィリピンMMA界の第一人者としての決意を語った。