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白幡裕星が長野翔と延長にもつれる接戦の末、2-1の判定勝ち。黒川瑛斗へのリベンジに一歩前進【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)で行われたバンタム級戦で白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)と長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦し、延長にもつれ込む激闘の末、白幡が2-1で判定勝ちを収めた。

 白幡は昨年10月に行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦で黒川瑛斗と対戦し、判定負けを喫し王座戴冠はならず。再起戦となった今年1月の後楽園大会ではトーナメント準決勝で黒川に敗れた林佑哉と対戦。判定で退け黒川へのリベンジとK-1王座獲得へ向けて再スタートを切った。

 長野はその1月大会でKrushフライ級王者の大夢に挑戦の予定だったのだが、直前に「カポジ水痘様発疹症」を発症し欠場。今回はバンタム級に階級を上げての再起戦だった。

バンタム級トーナメントに参戦の井村塁「自分の良さを試合を通して世界に見せていきたい。それでUFCと契約したい」【RTU】

2025.05.21 Vol.Web Original

 アジアの有望なMMA選手にUFCと契約するための道を切り開く「ROAD TO UFC」。その4回目「シーズン4」が5月22~23日にスタートする。この2日間では4階級32名の選手が出場するトーナメントのオープニングラウンドが行われ、日本からは8選手が参加。また、非トーナメント戦のワンマッチにも2名の選手が参戦する。大会を配信するU-NEXTから出場選手のコメントが届いた。

 パンクラスのバンタム級を主戦場に戦う井村塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS、12勝4敗)はバンタム級トーナメントに参戦。23日の「エピソード4」第1試合でギエム・ヴァン・Y(ベトナム)と対戦する。なお大会の模様は23日20時からU-NEXTで配信される。

バンタム級トーナメントに参戦の伊藤空也「決まった以上はやるしかない。こんなチャンスはもう二度とないかもしれない」【RTU】

2025.05.21 Vol.Web Original

 アジアの有望なMMA選手にUFCと契約するための道を切り開く「ROAD TO UFC」。その4回目「シーズン4」が5月22~23日にスタートする。この2日間では4階級32名の選手が出場するトーナメントのオープニングラウンドが行われ、日本からは8選手が参加。また、非トーナメント戦のワンマッチにも2名の選手が参戦する。大会を配信するU-NEXTから出場選手のコメントが届いた。

 現Eternal MMAバンタム級王者の伊藤空也(BRAVE GYM、17勝8敗1分)はバンタム級トーナメントに参戦。23日の「エピソード3」第3試合でシン・カイ・シオン(シンガポール、6勝1敗)と対戦する。なお大会の模様は23日20時からU-NEXTで配信される。

バンタム級サバイバルマッチで勝利の良星が「どんどんタイトルに挑戦していきます」とタイトル戦線殴り込みをアピール【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)で今後のバンタム級戦線を占うといっても過言ではないサバイバルマッチ3試合が行われた。

 RISEのバンタム級は2023年12月に大﨑孔稀(OISHI GYM)が鈴木真彦を破り、王座を獲得。昨年はタイのヨーブアデーン・3RDPlaceにKO勝ち、8月の初防衛戦では大森隆之介を退け、11月にはONE Championshipに参戦し「ONE Friday Fights 86」で中国のフオ・シャオロンに判定勝ちと安定した強さを見せている。

 前王者の鈴木は大﨑に敗れた後、昨年3月にはK-1との対抗戦でK-1王者の金子晃大にリベンジを許しどん底に。12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでフィリピンのジェイミー・ゲイマンに1RKO勝ちを収め、高らかに復活を宣言するも、この日のメインでダウンを奪われたうえで大森に判定負けを喫してしまった。

大森隆之介が鈴木真彦からダウンを奪って勝利。選手たちに「みんなでもっともっと格闘技をでかくしましょう」とメッセージ【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたバンタム級(-55kg)戦で前RISEバンタム級王者で同級1位の鈴木真彦(TEAM 寿)と同級3位の大森隆之介(EX ARES)が対戦した。

 前日会見で伊藤隆代表が「サバイバルマッチ」と評したこの一戦で大森がダウンを奪った上での判定勝ちを収め、下剋上を果たした。

 鈴木は2023年12月に大﨑孔稀に敗れ、約5年保持していた王座を手放すと昨年3月に行われた「RISE ELDORADO 2024」では「THE MATCE 2022」で勝利を収めたK-1王者の金子晃大にリベンジを許すなど2連敗とどん底に。しかし12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでジェイミー・ゲイマン(フィリピン/WCCS Philippines)を相手に1Rで2度のダウンを奪いKO勝ちを収め、大﨑からの王座奪還へ向けて再スタートを切った。

上半期MVP狙う京谷祐希が熟慮の末に出した結論は…一人パンツ・コントラ・パンツ「試合が終わったらパンツを脱いで印象を残す」【RISE187】

2025.04.18 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月18日、都内で開催された。

 バンタム級戦で出場する京谷祐希(TEAM TEPPEN)が計量後の会見で、プロレスでマスクマン同士の対戦の際に行われる「マスカラ・コントラ・マスカラ」ならぬ「一人パンツ・コントラ・パンツ」を示唆。「試合後にパンツを脱ぐ」と口走った。

 京谷は翼(TARGET)と対戦。計量ではともに54.95kgで規定体重をクリアした。

 今大会ではメインの鈴木真彦(TEAM 寿)vs 大森隆之介(EX ARES)、第9試合の伊東龍也(HAYATO GYM)vs 良星(KSR GYM)とバンタム級戦が3試合組まれ、計量後には6選手が揃って会見に臨んだ。

 会見の冒頭、RISEの伊藤隆代表が大会ごとに表彰していた「RISE THREE AWARDS」の形式を変更することを発表した。これまでは大会ごとにMVPを選出し、20万円の賞金が与えられていたのだが、今回から上半期と下半期に分けて、それぞれMVPを選出し、MVPを獲得した選手には100万円が贈られる。いわゆる総取りの形になった。

バンタム級でサバイバルマッチ。鈴木真彦「自分の時代なんて来ていない」 大森隆之介「格闘技業界は変わらないといけない」【RISE187】

2025.04.18 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月18日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントのバンタム級(-55kg)戦で対戦する前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(TEAM 寿)は54.85kg、大森隆之介(EX ARES)は55.00kgだった。

 鈴木は2023年12月に大﨑孔稀に敗れ、約5年保持していた王座を手放すと昨年3月に行われた「RISE ELDORADO 2024」では「THE MATCE 2022」で勝利を収めたK-1王者の金子晃大にリベンジを許すなど2連敗とどん底に。しかし12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでジェイミー・ゲイマン(フィリピン/WCCS Philippines)を相手に1Rで2度のダウンを奪いKO勝ちを収め、大﨑からの王座奪還へ向けて再スタートを切った。今回は約1年半ぶりの後楽園ホール凱旋となる。

 大森は昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」で約1年3カ月ぶりとなる復帰戦に臨み、シュートボクシング(SB)の日本スーパーバンタム級王者でプロデビュー以来13戦全勝だった山田虎矢太を1Rにバックハンドブローで沈める番狂わせを起こした。その勢いを駆って8月の「RISE181」で大﨑の持つ王座に挑戦するも判定負け。今年1月の再起戦では1階級上のフェザー級で上位ランカーの平野凌我と対戦し、判定勝ちを収めている。

 カード発表会見で大森は鈴木について「ずっと追いかけていた選手。前から“鈴木選手とやりたい”と言っていた。ベルトがなくなってもRISEを代表する選手」とリスペクトの気持ちを見せつつも、会見に静かに乱入し鈴木との対戦をアピールした伊東龍也とのやり取りを見て「僕と組まれていること、全然納得いってないですよね?」と直撃。最後は「“いつまで王者ぶってんねん”というのはあるので、今回しっかり勝って、上から物言わせてもらいます(笑)」とも語っている。

黒川瑛斗が大夢にKO勝ちで初防衛「今年中にぜひトーナメントを」と黒田斗真が返上し空位のK-1王座獲りに照準【Krush】

2025.03.31 Vol.Web Original

「Krush.172」(3月30日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「Krushバンタム級タイトルマッチ」で王者・黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がフライ級王者の大夢(WIZARDキックボクシングジム)を挑戦者に向かえて初防衛戦に臨んだ。試合は黒川が3RでKO勝ちを収めた。

 黒川は昨年行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」で準決勝で林佑哉、決勝で白幡裕星を破り王座を獲得。大夢は昨年1月に悠斗にKO勝ちを収めフライ級王座を獲得した。今回は2階級制覇を目指しての挑戦となった。

 1R、サウスポーの黒川とオーソドックスの大夢。大夢は左ローを立て続け。黒川もローを返す。大夢はローとカーフ。黒川はワンツー。大夢は左ロー、カーフ、右ストレート。黒川は飛び込んで右アッパー。前に出る大夢に黒川はカウンターで右フック。大夢が詰めて右ストレート。黒川もパンチを返す。前に出る大夢に黒川がカウンターで右フック。黒川は鼻血が見られる。

井上直樹が激闘の末、元谷友貴を破り初防衛に成功。井上は「しょっぱい試合をしてすいません」、元谷は言葉を詰まらせ「また頑張っていきたい」【RIZIN.50】

2025.03.30 Vol.Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川 ※ABEMA PPVなどで配信)のメインイベントで行われた「バンタム級タイトルマッチ」で王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が元谷友貴(アメリカン・トップチーム)を相手に初防衛戦に臨んだ。ハイレベルな攻防が繰り広げられた試合は判定となり、2-1で井上が勝利を収めた。層が厚いRIZINバンタム級は過去に防衛を果たした王者はおらず、井上は初の偉業を成し遂げた。

 井上は昨年9月、朝倉海が返上した王座をかけ王座決定戦でキム・スーチョルと対戦し1RでTKO勝ちを収めて王座を戴冠。元谷は昨年大晦日の次期挑戦者決定戦で秋元強真を破り、今回のベルト挑戦の切符をつかんだ。2人は2020年の大晦日に対戦し、その時は井上が一本勝ちを収めている。

王者・井上直樹と挑戦者の元谷友貴がフェイスオフ→コメントと静かに闘志をぶつけ合う【RIZIN.50】

2025.03.29 Vol. Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前日計量が3月29日、香川・高松市内で行われた。

 メインイベントで行われる「バンタム級(61.0kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・井上直樹(Kill Cliff FC)は60.95kg、挑戦者の元谷友貴(アメリカン・トップチーム)は60.90kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後にマイクを持った元谷は「最強の王者に挑戦できることをうれしく思っています。激しいメインの仕事をしたい」と静かながらも闘志を漂わせた。井上は「四国初上陸の舞台で、初防衛します」といつも通り、淡々としたコメント。フォトセッションでのフェイスオフと合わせ、静かに闘志をぶつけ合った。

王者・井上直樹に挑戦の元谷友貴 王座奪取に必要なものは「しっかり練習していくことしかない」【RIZIN.50】

2025.03.28 Vol.Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前々日インタビューが3月28日に行われた。

 今大会のメインイベントでは王者・井上直樹(Kill Cliff FC)に元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が挑戦するバンタム級タイトルマッチが行われる。

 元谷は昨年大晦日の次期挑戦者決定戦で秋元強真を破り、今回のベルト挑戦の切符をつかんだ。2015年からRIZINに参戦し、約10年、待望のタイトル挑戦となった。井上とは2020年の大晦日に対戦し、その時は一本負けを喫している。

 元谷は「チャンピオンがすごい強い選手なので、それに挑戦できることをうれしく思っています。(井上は)速い。打撃も速いし、穴のない選手だなと思います」と井上の印象を語る。

 リベンジマッチとなるのだが「前回の反省点含めてそれからの井上選手の試合を見てできるかぎり練習してきました。どんな試合になるかちょっと分からないけど、自分としてはしっかり5分3R戦い抜いて自分の流れに持っていきたいと思います」と語った。

 今回の試合の位置づけとしては「集大成っていう感じではなくて、ひとつの試合というか、そういう気持ち。ベルトは勝てばついてくるというイメージ。やっぱりリベンジして、攻略したいなと思う気持ちが強い」とリベンジの比重が重いよう。

 先にインタビューをした井上が防衛するためには「日々練習をすること、油断をしないことが一番大事」と語っていたのだが、元谷は井上から王座を奪取するために必要なことについては「しっかり練習していくことしかないかなと思います」と語った。

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