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若松佑弥が11月の日本大会出場をアピール。対戦相手は?「UFCからパントージャ選手とか呼んできてくれれば」【ONE173】

2025.06.23 Vol.Web Original

 ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。

 3月の日本大会「ONE172」でフライ級(−61.2kg)MMA世界王座を獲得した若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が同大会で戦いたい相手として現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャの名を挙げた。

 この日の会見では暫定王者・野杁正明と正規王者・スーパーボンとのONEフェザー級キックボクシング世界王座統一戦と王者オマール・ケインにアナトリー・マリキンが挑戦する「ONEヘビー級総合格闘技世界タイトルマッチ」の2試合が発表された。若松は武尊、与座優貴とともにゲストとして会見に出席した。出場はまだ決定していないものの若松は「対戦したい相手は本当に誰でもいい。ONEのフライ級が世界一っていうのを証明し続けるのが僕の使命なので、とりあえず誰が相手でもぶっ倒します」と出る気満々。

 出場した際には「変わらず自分らしく、自分に打ち勝つというだけで、本当に1Rから飛ばして、本当に1Rから殴り倒しにいくという戦い方は変わらずやりたいと思って、出るとなったら本当にしっかり勝って、フライ級を盛り上げたいと思います」と語った。

 そして対戦したい相手については「ずっと言っているんですけど、やっぱり最大の敵って自分だと思っていて。それにさえ勝てれば世界中の誰でも倒せると思っています。対戦相手は本当に誰でも良くて、強いて言えばUFCからパントージャ選手とか呼んできてくれれば。無理ですかね(笑)」とパントージャの名を挙げた。

 ONE Championshipの創始者兼CEOのチャトリ・シットヨートン氏は「佑弥はフライ級で絶対世界で一番」とその実力に太鼓判。若松の対戦相手については「佑弥とパントージャはいつでもいい。でも契約がないから新しい選手になると思う」と未知なる強豪との対戦を示唆した。

吉田開威がバンタム級から落としてフライ級トーナメントに参戦。MMAを始めたきっかけはストラッサー起一【RTU】

2025.05.20 Vol.Web Original

 アジアの有望なMMA選手にUFCと契約するための道を切り開く「ROAD TO UFC」。その4回目「シーズン4」が5月22~23日にスタートする。この2日間では4階級32名の選手が出場するトーナメントのオープニングラウンドが行われ、日本からは8選手が参加。また、非トーナメント戦のワンマッチにも2名の選手が参戦する。大会を配信するU-NEXTから出場選手のコメントが届いた。

「Gladietor」のバンタム級を主戦場に戦ってきた吉田開威(空手道剛柔流朋武館、6勝1敗)はフライ級トーナメントに参戦。22日の「エピソード1」第4試合でイン・シュアイ(中国、17勝5敗)と対戦する。なお大会の模様は22日20時からU-NEXTで配信される。

正規王者となった関口祐冬がRIZINフライ級戦線への参戦をアピール。新井丈が王座を返上【修斗】

2025.05.19 Vol.Web Original

 修斗世界フライ級の暫定王者だった関口祐冬(修斗GYM東京)が5月18日、正規王者に認定された。

 関口は当初、この日行われたプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.4」(東京・ニューピアホール)のメインイベントで正規王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)と王座統一戦で戦う予定だったのだが、新井のケガで試合が中止となっていた。この日の第4試合終了後に新井の王座返上と関口を正規王者に認定したことが発表された。

 関口は「誰も望んでない形でのチャンピオン誕生という形になりますが、ここから正規王者としてしっかり強さを見せていきたいと思います。ちょっと自分の中で思っていることがあって、RIZINフライ級が今盛り上がっているんで、もし良かったらオファーをください。坂本(一弘)代表、自分の背中を押してもらえたらありがたいです」とRIZINのフライ級戦線への参戦をアピールした。RIZINでは今夏にフライ級GPが予定されている。

ヒロヤがMMAデビュー戦の篠塚辰樹を完封。「主人公がいないGP面白くないでしょ」とフライ級GP参戦をアピール【RIZIN男祭り】

2025.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム ※ABEMA PPV等で配信)で「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)が元Krushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)を破り、フライ級GPへの参戦をアピールした。

 ヒロヤは2023年7月の「超RIZIN.2」でRIZIN初参戦を果たすも伊藤裕樹に1-2の判定負け。次戦も中村優作に1-2で判定負けと結果を残せなかったが、大晦日には修斗のストロー級とフライ級の2階級制覇王者だった新井丈にTKO勝ちを収める番狂わせを起こした。昨年7月には「負けたら引退」を公言していたベテランの所英男と対戦するもカウンターの右ストレートを合わせられパウンドとヒジでTKO負け。再起戦となった11月の柴田“MONKEY”有哉戦では判定勝ちを収めた。

ONE世界フライ級王者となった若松佑弥 真のフライ級世界一をかけたUFC王者パントージャとの対戦も視野に

2025.03.27 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で悲願のONE世界王座獲得を成し遂げた若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が3月27日、真のフライ級世界一をかけたUFC世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャとの対戦も視野に入れた。

 若松は今大会でフライ級(−61.2kg)MMA世界王者のアドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)と対戦し、1RでTKO勝ちを収めた。

 この日は都内で囲み会見を行い「うれしい半分、まだ実感がない。たまに“ああ、チャンピオンなんだ”と思うが、気持ちは前と変わらないというか、いまだに実感がない。ベルトを持つ自分がちょっと恥ずかしい感覚。取りあえず最高の瞬間を迎えられたので、うれしいです」と大会から4日経った現在の心境を淡々と語った。

 その試合については「やっている最中は無だったが、思っていた以上にやりたいこと、戦略や対策ができていた。タックルも切れていたし、寝技に付き合わないで殴るということはできていたと感じた」などと振り返った。

 その対策については「もちろん判定で勝つということもあったが、一番はテイクダウンを全部切って、倒されないでひたすら自分の土俵の打撃戦をやりたいと思っていた。それを突破されたら寝技でスクランブルで上を取ってパウンドを打ってまた立つとか、自分がダウンした時はこういうふうにというイメージはたくさんあった。でも一番の理想はああいう脇を差させないということだった。差されると巻き込まれたり、柔術家なのでそこから仕掛けられる。首相撲をして内側を取って突き放して、殴り合いの展開に持っていくという作戦がはまった」、開始早々のモラエスのテイクダウンを切ったことで試合の流れをぐっと手繰り寄せたように見えたのだが「自分も調子がよかったので、組まれた時に“全然いける”という感じだった。入られた感じがしなかった。2回入られたと思うが、あの時は“フェイントだけだな”くらいの感じだった。アドリアーノはあのタックルを切らせてから右ヒザという感じだったので、自分の中ではテイクダウンがフェイントくらいな感覚。入られた感覚がなかった。やっている最中は“やり合ってくれているんだ”と思った。テイクダウンに来た感覚がなかった。打ち合いも応えてくれた感じがあった」などと語った。

若松佑弥がモラエスにリベンジ果たし世界王座獲得。「こんな自分でも夢は達成できるということを示したかった」【ONE172】

2025.03.23 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でアドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)と若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)による「フライ級(−61.2kg)MMA世界王座決定戦」が行われ、若松が1RでTKO勝ちを収め、悲願の王座獲得を果たした。また若松には5万ドルのボーナスも贈られた。

 今回の王座決定戦はデメトリアス・ジョンソンの王座返上に伴うもの。若松は昨年12月7日に行われた「ONE Fight Night: Lee vs. Rasulov」でギルバート・ナカタニに勝利を収め王座挑戦をアピールしていた。

 若松は2022年3月に当時、フライ級王者だったモラエスに挑戦して一本負け。次戦でウ・ソンフンにも敗れ連敗を喫するも、以降、シェ・ウェイ、ダニー・キンガット、ナカタニを相手に3連勝で今回の王座決定戦にこぎつけた。

武尊と対戦のロッタン「自分はダウンも取られないしKOもされない」心は早くも祝勝会の焼き肉屋!?【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 メインイベントで武尊(Team Vasileus)と対戦するロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)が「自分はダウンも取られないしKOもされない」と勝利への揺るぎない自信を見せた。

 ロッタンはこの日の囲み取材に出席の予定はなかったのだが、急きょの飛び入り参加。「一日一日がゆっくりに感じている。16日に来日してから3日しか経っていないが早く23日になってほしい。早く試合を終わらせて焼き肉を食べに行きたい。前に連れて行ってもらった焼き肉屋が美味しかったので、そこに連れていけ!(笑)」と上機嫌。

 試合については「武尊をKOする。2人の共通の武器はパワー。究極の話、どちらがいいタイミングを見つけられて、KOできるかというところになるかなと思う。(武尊の)前回の試合を見ても自分がダウンを取られることもKOされることもないと思っている。リングでどういう試合になるかは分からないが、今はそんな気持ち。武尊選手よりも自分のほうがアグレッシブだし、今までで一番アグレッシブな試合になる」との見立て。

 体重については無言でガッツポーズ。そして「計量はすごく自信がある。練習に関してもきちんとやってきた。今回に向けて普段はやっていない朝練もやってきた。休日も走ってきた」と今回は体重超過は大丈夫なよう。

 この日のリラックスぶりについては「基本的に試合をするのが好きなので、試合に向けてはいつもリラックスしている。ファイターなので試合をするのが楽しみなのであまりストレスはない。リングに上がるのが楽しみ」と語った。

正規王者・新井丈と暫定王者・関口祐冬の世界フライ級王座統一戦が5・18ニューピア大会で実現【修斗】

2025.03.17 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗の世界フライ級王座統一戦、正規王者・新井丈(和術慧舟會HEARTS)vs 暫定王者・関口祐冬(修斗GYM東京)の一戦が5月18日のニューピアホール大会の第2部のメインで行われることが決まった。

 修斗は3月16日、東京・後楽園ホールで「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.2」を開催。会場でこのカードが発表された。

 ケージに上がると関口は「修斗で一番人気のある選手とやることになって自分も興奮している。自分は1回負けている。判定負けした理由としては、新井君は毎試合、勝負を挑んでいって、殺るか殺られるかの試合をいつもしている。自分は新井君とやった時は勝負からずっと逃げての判定負け。新井君と勝負しなかったんじゃなくて、自分と勝負をしなかったから判定になっただけ。次の試合は勝負しに行く。前回、新井君と約束しました。自分は逃げないんで。必ず判定にはならない。一番人気のある新井選手、お客さんいっぱい呼べると思うんで、会場に来て自分の覚悟と新井君の覚悟を見届けてほしいです」とこの試合に向けての覚悟を感じさせるコメント。

若松佑弥「はいつくばってでも勝つという気持ちが当時とは違う」と覚悟の出陣。3年前のリベンジと王座奪取目指しモラエスと対戦【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 若松は「フライ級(−61.2kg)MMA世界王座決定戦」でアドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)と対戦する。モラエスとは2022年3月にモラエスが持つONE世界フライ級王座に挑戦し、その時はギロチンチョークで若松が一本負けを喫している。

 この日はシャドーの後に2分間のマススパーリングを行った。

 その後の会見で若松は「今に集中して23日に全力を出せればと思う気持ちと絶対に王者になるという気持ちが常にある。楽しみにしていてもらえれば」と現在の心境を明かした。

緊急参戦の鶴屋怜 ランキング入り目指し「フィニッシュするつもり」も「まずは勝つことが大事」【UFC 313】

2025.03.06 Vol.Web Original

「UFC 313: Pereira vs. Ankalaev」(3月8日=日本時間9日、米ラスベガス・T-モバイル・アリーナ)でUFC2戦目に臨む鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。鶴屋は今回は負傷欠場のブルーノ・シウバの代打で緊急参戦。ジョシュア・ヴァン(ミャンマー/4oz. Fight Club)と対戦する。ヴァンは2023年にオクタゴンデビューを果たし、昨夏、チャールズ・ジョンソンにUFC初黒星。しかし、その後2連勝でUFCでの戦績は5勝1敗、プロ戦績は14戦12勝(6KO、2S)2敗の23歳。

 鶴屋は2024年2月に「Road to UFC(RTU)」フライ級トーナメントで優勝しUFCと契約した22歳。プロ戦績は10勝無敗、UFCでの経験ではヴァンには劣るものの、RTUではオクタゴンで3戦を経験し昨年6月のデビュー戦ではユナニマス判定でカルロス・ヘルナンデスに勝利を収めている。ストライカー対グラップラーの構図となる今回、レスラーとして知られる鶴屋の打撃での成長も見られるか、期待のマッチアップであるとともに、フライ級15位から先週外れ再び順位を上げたいヴァンと、いち早くランク入りを目指す鶴屋の互いに大事な一戦となる。

那須川龍心に敗れた前王者・数島大陸が早くも再起戦「もう1回這い上がってベルトを獲る」 対する松本天志は「トップに立つ年にする」【RISE186】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き「RISE186」(2月23日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。
 
 昨年11月に那須川龍心に敗れ、王座から陥落した前RISEフライ級王者の数島大陸(及川道場)が早くも再起戦に臨む。対戦相手はフライ級2位の松本天志(TARGET SHIBUYA)。2人は2023年10月に「第2代RISEフライ級王座決定戦」で対戦し、数島が3-0の判定で勝利を収めている。
 
 数島は昨年はタイ人ファイターを相手に2連勝を飾り、11月に那須川を相手に防衛戦に臨むもキャリア初のKO負けを喫した。松本は数島に敗れた後、昨年3月に那須川にも敗れ連敗を喫するも、以降3連勝。そのうちの2勝は1RKO勝ちと上り調子でリベンジマッチに臨むこととなった。
 
 松本は「数島選手とは1年半くらい前に対戦していて、その時は何もできずに負けた。上京してきてどれだけ成長できたかを証明できる試合だと思っている。圧倒的な差をつけて勝ちたい」とリベンジに向けての意欲を口にした。そして「負けから始まり、そこからだんだん練習環境にも慣れてきて、自分の戦い方だったりがアジャストしてきて、今はいい勝ち方ができている。前回の12月の試合は悔しい形になったが、すぐに練習を再開して修正している。前回の反省を次の試合でしっかり生かして勝ちたい」と昨年の3連勝には手ごたえを感じているよう。

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