ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。
3月の日本大会「ONE172」でフライ級(−61.2kg)MMA世界王座を獲得した若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が同大会で戦いたい相手として現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャの名を挙げた。
この日の会見では暫定王者・野杁正明と正規王者・スーパーボンとのONEフェザー級キックボクシング世界王座統一戦と王者オマール・ケインにアナトリー・マリキンが挑戦する「ONEヘビー級総合格闘技世界タイトルマッチ」の2試合が発表された。若松は武尊、与座優貴とともにゲストとして会見に出席した。出場はまだ決定していないものの若松は「対戦したい相手は本当に誰でもいい。ONEのフライ級が世界一っていうのを証明し続けるのが僕の使命なので、とりあえず誰が相手でもぶっ倒します」と出る気満々。
出場した際には「変わらず自分らしく、自分に打ち勝つというだけで、本当に1Rから飛ばして、本当に1Rから殴り倒しにいくという戦い方は変わらずやりたいと思って、出るとなったら本当にしっかり勝って、フライ級を盛り上げたいと思います」と語った。
そして対戦したい相手については「ずっと言っているんですけど、やっぱり最大の敵って自分だと思っていて。それにさえ勝てれば世界中の誰でも倒せると思っています。対戦相手は本当に誰でも良くて、強いて言えばUFCからパントージャ選手とか呼んできてくれれば。無理ですかね(笑)」とパントージャの名を挙げた。
ONE Championshipの創始者兼CEOのチャトリ・シットヨートン氏は「佑弥はフライ級で絶対世界で一番」とその実力に太鼓判。若松の対戦相手については「佑弥とパントージャはいつでもいい。でも契約がないから新しい選手になると思う」と未知なる強豪との対戦を示唆した。