SearchSearch

初代フライ級王者決定トーナメント開催。「THE MATCH 2022」から凱旋の大久保琉唯が出場【Krush.141】

2022.08.05 Vol.Web Original

「Krush.141」(9月24日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が8月5日、都内で開催された。

 新階級となる「Krush初代フライ級(−51kg)王者決定トーナメント」が4選手によるワンデートーナメントで行われることとなった。準決勝は山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs 大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)、大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs 天馬(WSR西川口)で行われ、それぞれの勝者が決勝で対戦する。

 大久保は「K-1甲子園2021」−55kg王者で今年2月にプロデビュー。プロ2戦目にして「THE MATCH 2022」のオープニングマッチに抜擢されると那須川龍心を破り、注目を浴びた。プロ戦績は2戦2勝。8月からABEMAの人気恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』への出演が決まっている。

 山脇は「K-1甲子園2019」-55kg王者。2020年にプロデビューを果たし、ここまで6戦3勝(2KO)2敗1分の戦績を残している。

 大久保は「このようなトーナメントを3戦目にして組んでもらえたことを大変うれしく思う。このトーナメントは自分のトーナメントだと思っているし、負けられない理由がたくさんある。負けたらそこで終わりだと思っている。だからこそ自分が初代王者になります」、山脇は「最近、全然結果を残せなくて、僕は呼ばれないと思っていた。こういうチャンスをいただいて、本当にありがたい。今は自分が一番弱いと思っているが、当日は一番強くなって王者になる」とそれぞれ意気込みを語った。

44歳・所英男が21歳・神龍誠と対戦。「おじさんの未来も輝いているはず。RIZINであと3試合する」とベテランの意地【RIZIN.37】

2022.06.24 Vol.Web Original

「RIZIN.37」(7月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が6月24日、都内で開催された。

 44歳の所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)がフライ級に階級を落とし、現DEEPフライ級統一王者で21歳の神龍誠(フリー ※試合時は22歳)と対戦する。

 神龍に「今回のテーマはオヤジ狩り」と挑発された所は「自分たちおじさんの未来も輝いているはず。RIZINであと3試合する」などとベテランの意地を見せた。

 所がMMAルールで試合をするのは2020年大晦日の太田忍戦以来となる。

 会見の冒頭、榊原信行CEOが神龍について「フライ級で日本のトップと言っても過言ではない」とコメントすると神龍はこれを受け「フライ級日本最強の神龍誠です。対戦相手の所選手、引退試合で俺のような天才とやれて本当に良かったと思います。今回のテーマはオヤジ狩りなので残酷にボコボコにします」と挑発する。

 これに所は苦笑しながらも「またRIZINでRIZINルールでさいたまスーパーアリーナのリングに立てて、うれしいですし興奮しています。神龍誠選手は日本でトップの選手。かっこよくて強くて、みんなが憧れる選手になっていると思う。“負けねえぞ”という気持ちと、“3Rやり切ってやる”という気持ちを自分に言い聞かせて毎日過ごしています」と淡々とコメント。

伊藤盛一郎が顔面を血に染めながらの逆転勝利。そしてフライ級トーナメントの開催をアピール【RIZIN.31】

2021.10.24 Vol.Web Original

盛り上がりを見せるフライ級戦線に踏みとどまる

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)で元ZSTフライ級王者の伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)が橋本薫汰(K-PLACE)と対戦し、2017年4月の才賀紀左衛門戦以来となる復活の勝利を挙げた。

 伊藤はZST王座を返上しRIZINに戦いの場を移そうとした矢先にケガに見舞われるなど不運続き。2018年にはZSTで竿本樹生、2019年、2020年にはRIZINでマネル・ケイプ、神龍誠と3連敗を喫し、崖っぷちに立たされていた。

 身長とリーチで劣る伊藤はプレッシャーをかけて距離をつぶしに行くが、橋本は伸びる左ジャブから右ストレートをヒット。このジャブが邪魔な伊藤だったがかいくぐって組み付くも橋本は押し返す。橋本は右ストレートをクリーンヒット。タックルに逃げた伊藤だったが橋本は蹴り上げ。スタンドに戻って伊藤が前に出るが橋本が顔面にヒザを突き上げると、伊藤は腰から崩れ、橋本は鉄槌で追撃。バックを取ってスリーパーを狙うが伊藤がしのぐ。脱出した伊藤はパンチの連打でプレッシャーをかけ、組み付いてギロチンチョークを狙うが、ここでラウンドが終了。ヒザ蹴りで鼻血を出した伊藤は苦しい展開となる。

フェザー級で沖縄代表の南風原吉良斗が優勝【9・29 アマ修斗】

2019.09.30 Vol.Web Original

決勝では村山大介に三角絞めで一本勝ち

 アマチュア修斗の最高峰「第26回全日本アマチュア修斗選手権」が9月29日、神奈川・小田原アリーナで開催された。

 今年は男子がストロー級からライトヘビー級の8階級、女子はアトム、ストロー、バンタムの3階級でトーナメントが開催された。

 フェザー級では沖縄大会で優勝した沖縄地区代表の南風原吉良斗が優勝した。

 南風原は1回戦で櫻庭康裕に腕十字固めで一本勝ち。2回戦の上田祐起、準決勝の中桐涼輔にはともに3-0の判定勝ちとしっかりとしたグラウンドテクニックを見せ決勝に上がってきた。

 決勝では北信越大会優勝者の村山大介と対戦。1Rに村山にスタンドでバックを取られるシーンもあったが冷静に対処し正対。村山がバランスを崩し、倒れたときでも追うことはせず、スタンドで勝負。ラウンド終盤にパンチで村山が倒れたときにはマウントまで取り切り、好印象のまま1Rを終わらせる。

 2R序盤の打撃の攻防では村山のミドルにカウンターでパンチを合わせる南風原。村山がタックルにくるとつぶした南風原が上を取るが村山は下から足を取って上のポジションを取り返すが、ここで南風原が下から鮮やかな三角絞め。村山がタップし、南風原が優勝を果たした。

前ZST王者・伊藤盛一郎が2年ぶりの参戦でマネル・ケイプと対戦【4・21 RIZIN.15】

2019.02.08 Vol.Web Original

「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が2月8日、東京都内で開催された。前ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎が2年ぶりにRIZIN参戦を果たし、マネル・ケイプと58kg契約で対戦する。

同時2階級制覇を狙う猿田がまさかのドクターストップ負け【7・15 修斗】

2018.07.16 Vol.Web Original

1Rから快調な動きを見せた猿田だったが…
 プロフェッショナル修斗公式戦(7月15日、東京・後楽園ホール)で世界ストロー級王者の猿田洋祐が世界フライ級5位の田丸匠と対戦。3R3分49秒、ドクターストップによるTKOで敗れた。

 試合は1Rから猿田がプレッシャーをかけ続け、ペースを握る。1R開始早々にタックルから大きくリフトしてテイクダウンを奪うなど、自力の違いを見せつけるような戦いを展開。猿田がプレッシャーをかけパンチからタックルでテイクダウンを狙うという動きが続く。田丸はタックルを許しながらもケージを使い巧みに立ち上がってはピンチを脱出。猿田は押し込みながらもとどめを刺せないもどかしい展開が続く。

 猿田の厳しいプレッシャーの前に田丸は2R終了時にはセコンドがイスを持ち込むまでケージ際に座り込むなど徐々にスタミナを削られ、このままでは猿田の判定勝ちかと思われた。

3・24修斗 石橋がドロー防衛 田丸vs覇彌斗も激闘の末ドロー

2017.03.25 Vol.686

「プロフェッショナル修斗公式戦」(3月24日、東京・後楽園ホール)のメーンで「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」が行われ、王者・石橋佳大に同級1位の佐藤将光が挑戦。試合は判定となり一人が30-29で佐藤を支持したものの残る2人が29-29をつけ0-1でドローとなり、石橋が初防衛を果たした。

 1R開始早々、石橋がヒザ蹴りから組みつくも、佐藤が逆にケージに押し込んでからテイクダウンに成功。パウンドを落とすが、石橋は下から膝十字固めを極め、あわやの場面を作る。しのいだ佐藤が上を取って強烈なパウンドとヒジで反撃。しかしその合間に立ち上がった石橋はラウンド終盤にテイクダウンに成功。石橋がパウンドを落とすと佐藤は下からヒジで応戦と互角の攻防を見せる。

4・16RIZIN 元UFCフライ級3位の堀口が電撃参戦。相手は元谷

2017.02.22 Vol.684

 

 昨年11月にUFCとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となっていた堀口恭司の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』(4月16日、神奈川県・横浜アリーナ)への参戦が20日、発表された。

 堀口は22日に一時帰国し、羽田空港で記者会見。会見の冒頭で対戦相手が初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴となったことが発表された。試合は58kg契約で行われる。RIZINルールでヒジ攻撃はなし。

 堀口はUFCフライ級3位で、2度目のタイトル挑戦が十分手に届くところだったのだが「試合を組んでもらえない。いつになるか分からない試合を待っているのが、練習をしていてももどかしかった。このままだと、自分が練習でケガをしてしまったりすると、試合をやらないこともありえるなと思った。この一番大事な時期に試合をしないということは、ちょっともったいないなと思った」とUFCを離れた理由を説明した。

 RIZIN参戦の決め手については「FAになってタイミングよく榊原さん(RIZIN実行委員長)が話を持ってきてくれた。“試合は3試合以上組めるよ”と言われた。UFCは1~2カ月前に試合は決まるが、いきなりのオファーになる。RIZINは大会の予定が決まっているから調整もしやすい。せっかくアメリカに行ってトレーニングをしていて、どんどん試合に出て、試合で試していって、もっともっと強くなりたいのに、その場が用意されていない。そのもどかしさがRIZIN参戦のきっかけ」と話した。

 米の総合格闘技団体ベラトールへの参戦も噂されていたが、「とりあえずRIZINを、日本を盛り上げたい。今はRIZINです」とのこと。

シュートボクシング7・7『Girls S-cup2016』RENAに欧州からの刺客

2016.06.21 Vol.668

 シュートボクシング(SB)の女子の祭典『Girls S-cup2016~七夕ジョシカク祭り~』(7月7日、東京・豊洲PIT)で行われる「SB女子世界フライ級タイトルマッチ」で初防衛戦となる王者RENAの対戦相手がクラウディア・パウィッカ(GMT GYM)に決まった。
 パウィッカは欧州の女子立技ヴァーリトゥーダー。2012年にポーランド女子ムエタイのフライ級王者となり、翌年には女子散打のヨーロッパ大会で52kg級タイトルを獲得。昨年はキックボクシング団体WAK-1Fの世界王者となり、リトアニアの大会ではMMAの試合に挑み勝利を収めるなど、現在乗りに乗っている期待の美女ファイター。
 長いリーチから繰り出すボクシング仕込みのパンチで、27戦21勝4敗2分(9KO)と女子ファイターの中でもKO率は高い。
 現在もキックボクシングに加えてMMAのトレーニングも積んでおり、今回RENAが保持するシュートボクシング世界タイトルへの挑戦に関するオファーも二つ返事で快諾したというだけに自信満々で乗り込んでくるようだ。

2・27修斗 復帰戦の澤田がKO勝ち「RIZIN出たい」とアピール

2016.02.29 Vol.661

 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO VOL.20」(27日、東京・新宿FACE)のメーンで行われたフライ級戦で澤田龍人が小堀貴広を2R1分20秒、パウンドからのKOで破り勝利を収めた。
 澤田は昨年7月に内藤のび太への世界フライ級王座に挑戦し敗れて以来の復帰戦。
 1Rからタックルでテイクダウンに成功するとポジションをキープしパウンドで小堀を削る。2R開始早々に小堀の右フックを交わしてタックルするとリフトしてテイクダウン。小堀が下からの三角絞めを狙うが澤田は大きく担ぎ上げてバスターでクリア。そのままパウンドを落とし続けるとレフェリーが試合を止めた。
 澤田は「いろいろなところでエリートっていわれていますが、そんなにエリートじゃないです。辛い時期もありました。友達、チームメートに支えられて戦っています。チャンピオンになることが恩返しだと思っているので、それをつかむまであきらめません」と挨拶。そして「時分もRIZINに出たいので、出られるように努力します」とアピールした。

11・29修斗 のび太が2度目の防衛 RIZINオファーあれば「キャラ捨てます」!?

2015.11.30 Vol.655

 プロフェッショナル修斗公式戦が29日、東京・後楽園ホールで開催され、メーンで行われた世界フライ級チャンピオンシップで王者・内藤のび太が同級1位の猿丸ジュンジを5R、3-0の判定で破り2度目の防衛を果たした。

 試合はグラウンドの内藤と打撃の猿丸という構図。1R開始早々からタックルを仕掛ける内藤。猿丸はテイクダウンを許さず、無防備となった内藤の顔面と頭部にパンチを浴びせる。しかしそれでもクラッチを切らずコーナーに押し込む内藤。猿丸はコーナーを利用し立ち上がるも、内藤はまたしつこくテイクダウンを狙う。猿丸は下になってもパンチやヒジでダメージを与え、すきを見て立ち上がり、タックルから逃れた――と思いきや、内藤はその足首をつかみ、再びグラウンドに引きずり込みついにテイクダウンに成功。

Copyrighted Image