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福山雅治「役所広司さんやジャッキー・チェンのオマージュも」『ブラック・ショーマン』裏話明かす

2025.09.23 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』の大ヒット舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。福山が、作品の裏話を披露しリピート鑑賞をアピールした。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 リピート鑑賞をする“追いショーマン”も続出。昨日までに興行収入13億円超、この日中に動員100万人突破確実という大ヒットを大いに喜んだ一同。

 主演の福山は「エンターテインメントとして、マジック面白いよねというところから入って、この映画が描いている社会課題への考察も始まっていて、僕らが多面的に作っていたことが皆さんにも感じてもらっていることがうれしいですね」と感激。

 さらに福山は、共演者とのシーンを撮り終えたあと「居残りで」オープニングのラスベガスでのマジックショーの場面を撮影したと語り、マジックの中の剣舞について「お気づきになる方は気づくかも。日本人がやるショーということで、有名な日本映画を散りばめよう、と。『十三人の刺客』の役所広司さんだったり、ジャッキー・チェンの酔拳だったり、座頭市だったり。いろいろ散りばめることで、はばかりながらですがタランティーノ的解釈というか、日本映画のオマージュにもなっています」。

 すべての撮影が終了したのちに取り掛かったというテーマソング『幻界』についても「ものすごく有名な楽曲のフレーズが因数分解されて何曲も入ってます。それがある意味マジック的表現というか。タネは必ずあるという…。それが言わなければ分からない感じに散りばめられています」と明かし、観客も興味津々。

 最後は、福山がこれまで「今まで見せてこなかった」という“消えるコイン”のマジック「リテンションバニッシュ」を生披露。プロさながらの華麗な手さばきで観客を驚嘆させ「お代は追いショーマンで」とアピールしていた。

福山雅治「消えるコイン」のマジックを舞台挨拶で生披露! その腕前に観客も驚愕

2025.09.23 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』の大ヒット舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。福山が“消えるコイン”のマジックを生披露。その腕前に観客から驚嘆の声が上がった。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 リピート鑑賞をする“追いショーマン”も続出。昨日までに興行収入13億円超、この日中に動員100万人突破確実という大ヒットを大いに喜んだ一同。

 猛特訓の末、監督も驚くほどのマジックの腕前を身につけた福山。周囲からの反響を聞かれると「ありますね。“マジック、頑張りましたね”と。やっぱり50代ですから、今まででやったことがないことができるようになったことで親心のようにほめてくれる。ちゃんとできてたよ、と。年を取るって、できていたことができなくなるじゃないですか、階段10段上ると息切れするとか…」と自虐気味に語り、会場も大笑い。

 これまでイベントで度々マジックを披露してきた福山のために、この日は有村がマジックを披露。ややおぼつかない動きながらも、何も入ってない入れ物のフタを開けると赤い花束が出現するというマジックを成功させた。

 有村から花束を贈られ喜んだ福山は、最後に「大ヒットのお礼」として華麗なコインロールをして見せたかと思うと、さらに“消えるコイン”のマジック「リテンションバニッシュ」も披露。コインを出したり消したり、最後には有村の顔あたりからコインを取り出すなど、プロさながらのパフォーマンスに、会場も大喝采。

 劇中でも実際に自らマジックシーンを演じた福山。福山は「マジックや映画は虚構ではありますが“本物”がないと虚構は見せられない。それが最後には皆さんの心に本物の感情として届くのだと思います」と語り「もうちょっと“追いショーマン”をしていただければ。そのために今まで見せてこなかったマジックを生披露させていただきました」とアピールし、観客から笑いと拍手を送られていた。

有村架純、タクシー運転手に嘘「タレントさんかなんかですかと聞かれて」

2025.09.12 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純、岡崎紗絵、伊藤淳史、生瀬勝久と田中亮監督が登壇。有村が、とある“嘘”を告白した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 主演の福山とは初共演で、事件解決に挑む叔父と姪バディを演じた有村。福山から「とにかく力のある俳優さんだと思っていましたが、その表現力は期待以上。見事でした」と手放しでたたえられ「うれしいです」と照れ笑い。

 この日は、物語にちなみ一同が「最近ついた小さな嘘」を告白。福山は「毎日、嘘ついてるので。本当はちょっと寒いけどエアコンの風に何も言えないとか。今も嘘ついてます。実は今すごくお腹がすいてます」と涼しい表情で言い、会場も大笑い。

 すると生瀬も「体重増加でファスティングをしていたときに、1日1食を続けていたんですが、人に話すとすごい盛り上がるんです。“え、今日も!?”って言われて“…うん”って言ったんですけど、その日ちょっと食べてた(笑)」。

 有村は「最近タクシーに乗ったんですけど、運転手の方に“タレントさんかなんかですか?”と聞かれて。“違います”って言いました(笑)」と告白。運転手の反応を聞かれると有村は「そうですか、って(笑)」と、小さな嘘を告白し笑いを誘っていた。

福山雅治に“日本のトム・クルーズ”を期待? 作家・東野圭吾から提案され「先生が飛べと言われるなら」

2025.09.12 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純、岡崎紗絵、伊藤淳史、生瀬勝久と田中亮監督が登壇。福山が原作者・東野圭吾氏からの次回作の提案を快諾した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 東野原作の「ガリレオ」シリーズに続き、本作では天才的なマジックの腕と鋭い人間観察力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという“ブラックな”主人公・神尾武史を演じた福山。役作りでは半年間ものマジックの練習を経て、監督も驚くほどの腕前に。

 神尾にあれこれとすり取られるシーンを撮影した生瀬も「あれ、本当にやられたんです、全部。びっくりするくらい上手に。CGとか編集でなんとかなったんじゃないの? それを本当にやったのは大変だったでしょ」と脱帽。

 福山は「ドミノ倒しの1枚目になりたいんですよ。そのためには、初日のあの撮影で、僕らもスタッフもキャストも“本当に消えた!”とならないといけないと思って」と答え、会場も感嘆の拍手。

 中には非常に難しいマジックもあったといい、福山は「人生で一番NGを出したシーン。生瀬さんに何度も長いセリフを言わせてしまって申し訳なくて。そうしたら生瀬さんは“回を重ねるごとに僕の台詞も滑らかになりますから”と言ってくれたんです」と感謝し、生瀬を大いに照れさせた。

 この日は、原作の東野氏から一同へのメッセージも到着。作品をたたえつつ「福山さん、次はトム・クルーズばりのアクションなどはいかがでしょうか?」という東野氏からの提案に、福山も「ヘリにつかまって飛んだりする、あれですか? 先生がおっしゃるなら飛びます」と宣言し、会場からも歓声と拍手が沸き起こっていた。

福山雅治が元天才マジシャン役で新たなダークヒーローに挑む!『ブラック・ショーマン』

2025.09.11 Vol.763

 人気作家・東野圭吾の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫刊)を豪華キャスト・スタッフで映画化!

 主人公の元天才マジシャン・神尾武史を演じるのは、アーティストとしても俳優としても唯一無二の活躍を続ける福山雅治。東野原作「ガリレオ」シリーズでは天才物理学者・湯川学を演じてきた福山が、本作では新たに卓越したマジックと巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという、超個性的なダークヒーローを体現する。武史の姪であり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに武史とともに事件の解決に向けて奔走する神尾真世役に有村架純。初共演となる2人のバディぶりにも注目だ。

STORY:元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか。真実を知りたいと願う娘・真世の前に現れたのは、かつて一流マジシャンとしてラスベガスで名を馳せた叔父の神尾武史だった。

福山雅治と有村架純が新宿に降臨! 劇中に登場する福山の“私物”に観客「ヒュ~!」

2025.09.03 Vol.web original

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の公開直前イベントが3日、西武新宿ペペ前広場にて行われ、俳優の福山雅治と有村架純が登場。福山が新宿のど真ん中で華麗なマジックを披露した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 西武新宿ペペ前広場のバルコニーに2人が姿を現すと、観衆も大歓声。街行く人々も驚きの声をあげ一時、一帯は騒然。

 ダークヒーロー的な主人公の天才マジシャン神尾武史を演じる福山。新宿の中心エリアでのイベントに「7、8年前、初めて上京して降りたのが東口で。まさか自分がここに帰って来ることになるとは」と感慨深げ。

 この日は、本作で初共演を果たした福山と有村にお互いについて語るトークも。

 お互いのすごいところは?と聞かれると、福山は「おいしいものへの向き合い方。食べたいと思ったことに必ずたどり着く。そのおいしいものを現場にも差し入れて還元する。これがすごい」。一方、有村は「ご自身が好きなものへの熱量がすごい。音楽もそうですし、あるお酒にすごく詳しい…」と言い福山に「あの話をしてください!」。

 福山が演じる主人公・神尾武史が営むバーに置かれている酒類は「私が自分の家から持って来たものなんです」と明かし観客からも驚きの声。

「バーが開けるくらい持っている?」と司会から聞かれた福山が「入りきれませんでした」とすまし顔すると、観客も「ヒュ~!」。福山は「当時『地面師たち』がヒットしていて、すごいウイスキーが登場するという記事を読んで。何だって、と。これは負けるわけにはいかないと。せっせと家から皆で運びました。ぜひご覧になってください」と胸を張った。

 この日は、福山がマジックに挑戦。「言い訳させて。(スタッフに言われて)やることになっちゃって」と言いつつ、華麗な指さばきでトランプを使ったマジックを披露。会場も大盛り上がりだった。

福山雅治は「どうしてそんなに美しい?」成田凌、福山から美肌の秘訣を学ぶ

2025.08.27 Vol.web original

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)のプレミアイベントが26日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純らキャスト陣と田中亮監督が登壇。互いの共演エピソードを披露した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 ダークヒーロー的な主人公の天才マジシャン神尾武史を演じる福山、
神尾とバディを組んで事件の謎に挑む姪の真世を演じた有村、そして真世の中学時代の同級生役を演じる成田凌は初共演。

 福山と有村との初共演の感想を聞かれた成田は「お2人とは、この仕事やっていたら共演したいと思うのが普通の心だと思うんです。お2人への敬意がすごすぎて、現場にいるとき、なんか現実味がなかったです」と語り「学ぶことだらけですけど真似できるものは何もない、みたいな(笑)。でも学びが多い現場で、いるだけで幸せでした」。

 その撮影現場で印象的に残ったことは?と聞かれると成田は「日焼けをしてはいけない、ということです」と回答し、一同キョトン。

 成田は「やっぱり福山さんに皆で質問攻めになるじゃないですか。“どうしてそんなに美しいんですか?”みたいな(笑)。そうしたら“日焼けをしないことだ”と言っていらっしゃったことを覚えて、次の日からすごい日焼け止めを塗っていました」と明かし、一同大笑い。

 当の福山も「乾燥肌なんですよ。ダメージに弱い。弱い子なんですよね、生まれながらね」とぼやき、観客をさらに笑わせていた。

 この日の登壇者は福山雅治、有村架純、成田凌、生田絵梨花、木村昴、秋山寛貴(ハナコ)、犬飼貴丈、岡崎紗絵、伊藤淳史、生瀬勝久、仲村トオル、田中亮監督。

福山雅治、代役使わずマジック演技 有村架純「間近で見ていた私も気づかないくらい」

2025.08.11 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の完成報告会が11日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。一流マジシャン役でマジック練習に挑んだ福山の上達ぶりに田中監督が脱帽した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 会見前、舞台上で2枚のボードがすれ違ったかと思うと、数秒前までいなかった福山が出現するというマジックで登場した福山。今日初めて挑戦したと言い「できますよね、という空気だった。今日一番、緊張してるところだったので成功してよかった(笑)」とほっとした表情。

 ダークヒーロー的な主人公の超一流マジシャン神尾武史を演じる福山。実は福山と東野氏との会話から生まれた作品だと言い、福山は「長く『ガリレオ』シリーズで湯川を演じさせていただいている中で、もし湯川がダークサイドの人間だったらどうなっちゃうんだろうというのがあった」と、東野氏原作の『ガリレオ』シリーズで主人公の物理学者・湯川学を演じる中で「湯川のダークヒーローっぽい一面がよりくっきり描かれたものがあったらいいですよね…なんて、遠くを見ながら言わせていただいた(笑)」と、いきさつを明かした。

 撮影の数か月前からマジックの特訓をこなし、劇中のマジック演出はすべて自ら演じたという福山。口から免許証を出すというマジックのシーンについて、田中監督が「もとは“手から免許証を出す”というシーンだったんですが福山さんがすぐできてしまい…」と、より難しいマジックになったと明かし「うれしい誤算。努力の人ですからね」とニンマリ。有村も「間近で見ていた私も気づかないくらいでした」と感嘆した。

 福山は「台本に書かれていないマジックが現場で発生したりして、だんだん監督やマジック監修の方も“こういうの考えているんですけどできますよね?”と増えていって…で、今日の(会見冒頭の)ことに至るんです」と苦笑しつつ「結果として、本当にフィジカルにやっているマジックがあることで、作品の説得力が生まれたので提案してもらってよかった」と笑顔を見せていた。

有村架純、初共演の福山雅治は「圧倒的存在でした」“叔父と姪”役で互いに絶賛

2025.08.11 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の完成報告会が11日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。有村が実は初共演という福山との芝居を振り返った。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 完成した作品に、主人公の超一流マジシャン神尾武史を演じる福山が「ズバリ面白かったです。隙の無い仕上がり」と胸を張ると、神尾とバディを組む姪・真世役の有村も「迫力もテンポも音楽も…ピースがかちっとハマっている作品」と自信。

 本作で、父が殺された悲嘆から神尾とのテンポの良い掛け合いまで、幅広い表現力が求められる難しい役どころを演じた有村。役作りでは「(父親役の)仲村トオルさんの写真を携帯の待ち受けにさせていただいて。携帯は毎日見るものなので、そこにトオルさんのお顔があると“父”と刷り込まれていく感覚があって。助けられました」。

 福山も「有村さんは本当に実力がある方。有村さんの真世が神尾にリアリティーを持たせてくれ、自由度を高めてくれた」と絶賛。

 実は初共演という2人。有村は共演実現に感激しつつ「実際に現場で見た福山さんは、それまで歩まれてきた歴史を感じさせるというか。あれもこれもと、ご自身の武器をお芝居にされていく。圧倒的な存在でした。それはしっかり映像にも残っています」と感嘆。

 お互いにたたえ合い「恐縮です」と照れ合う2人に、田中監督も「見事だったと思います。叔父と姪という、東野さんの発明の1つだと思いますが、こういう関係性のバディもあまり見たことがない」。

 有村が「最初からお互いを信頼する空気感があって。福山さんが心をどんと開いて待っていてくださったので、私はそこに潜り込んでいくだけというか」と感謝すると、福山も「親族ですからね(笑)」と笑顔を見せていた。

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