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修斗4・23舞浜で斎藤vs宇野の世界戦 小谷が修斗初参戦

2017.02.25 Vol.684

 プロフェッシィナル修斗の4月23日の千葉・舞浜アンフィシアター大会の一部対戦カードが24日、発表された。

 王者・斎藤裕に宇野薫が挑む世界フェザー級タイトルマッチが行われる。斎藤は現在、昨年9月にVTJでISAO、今年1月のマイク・グランディと連敗中。「負けたままでチャンピオンは嫌なので、自分自身、納得するために防衛戦をやらせてもらいます。これで最後でいいぐらいの覚悟を決めてやります」と決意を語った。

 宇野は「今回、修斗でタイトルマッチをさせてもらえることに感謝しています。2017年の宇野薫のMMA、修斗を、思いっきり斎藤選手にぶつけたいと思います」と話した。

1・11修斗 斎藤裕が世界ライト級王座獲得

2016.01.12 Vol.658

 プロフェッショナル修斗の2016年最初の公式戦が11日、東京・後楽園ホールで開催され、メーンで行われた世界ライト級チャンピオン決定戦で、同級環太平洋王者の斎藤裕(世界1位)が中村ジュニア(世界3位)を5R3-0の判定で破り、第10代王者となった。

 斎藤は1R序盤にハイキックでダウンした中村に襲いかかり、パウンドからバックに回ってのスリーパーで、あわやの場面を演出する。なんとかしのいで組み付いたままスタンドに戻した中村だったが、その後も斎藤はテンカオ、左ロー、ミドルと追撃。立て直してプレッシャーをかけていく中村だが、斎藤の左ジャブが効果的でなかなか距離を詰めることができない。
 2R以降、中村は斎藤のパンチに合わせてタックルを敢行。何度かテイクダウンに持ち込むが、斎藤の堅いディフェンスの前に効果的な攻撃を繰り出せない。斎藤はしのいで立ち上がっては打撃で反撃。判定の難しいラウンドがあったものの、アクションの割にポイントを稼げない中村に対し、斎藤は後半のラウンドでテイクダウンを奪う動きも見せ、着実にポイントを稼いだ。
 前王者・日沖発が2011年に返上して以降、長く空位の状態が続いた同王座。過去にはアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ、リオン武などそうそうたる名前が並ぶ。
 斎藤は試合後「修斗の歴代チャンピオンは素晴らしい人たちが並んでいる。自分もみんなに認められるように、これからもっと厳しい相手と激しい試合をして頑張っていきます」と話した。

修斗インフィニティリーグで飛鳥と斎藤が優勝

2014.12.22 Vol.633

 東京・新宿フェイスで22日、プロフェッショナル修斗の2014年最後の公式戦「インフィニティリーグ2014優勝決定戦&THE ROOKIE TOURNAMENT FINAL 2014」が開催された。
 インフィニティリーグのフライ級は飛鳥拳、ライト級は斎藤裕が優勝した。
 勝ち方により勝ち点が異なるルールとあって、フライ級は飛鳥、澤田龍人、マッチョ“ザ”バタフライの3人に優勝のチャンスが残された。まずは澤田とマッチョが対戦。ともに1Rで決着をつけることが優勝の最低条件とあって、スピーディーでアグレッシブな展開になったが、澤田がタックルからパウンド、フロントチョークと一本を狙う動きの中で、腕ひしぎ十字固めを決め、勝ち点を9に伸ばし、飛鳥の試合を待つことに。この結果を受け、澤田との直接対決に勝っている飛鳥はATCHアナーキーに2Rまでに一本勝ちを収めれば優勝という条件となった。
 ここまで3連勝の21歳の飛鳥と41歳で2分1敗のATCH。勢いの差は歴然で飛鳥があっさり勝利を収めるかと思いきや、ここで意地を見せたのがATCH。1R後半にはロープを背にした状態で連打を食らうも手を出し続け、レフェリーに止めるタイミングを与えない。2Rも飛鳥の連打を浴びながらもカウンターの左フック一発で飛鳥をぐらつかせる。しかし最後は飛鳥が右ハイキックからのパンチの連打。ATCHに反撃する力は残っていなかった。
 勝ち点9で優勝した飛鳥は「自分が優勝すると思っていた人はいなかったと思う。なめんじゃねえ、と思って戦ってきた」と思いの丈を吐露。来年は同じ勝ち点で並びながらも、2位に終わった澤田とともにフライ級戦線を盛り上げていく。

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