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遠藤哲哉がKO-D無差別級王者・上野勇希を撃破し「D王」Aブロック首位タイに浮上【DDT】

2023.12.10 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月9日、大阪・アゼリア大正で「D王 GRAND PRIX 2023 in Osaka」を開催した。Aブロック公式戦では遠藤哲哉がKO-D無差別級王者の上野勇希を激闘の末破り、勝ち点を4に伸ばしてブロック首位タイに浮上した。

 序盤、ショルダータックル合戦から、レスリングの攻防に。上野は場外で鉄柱攻撃、ハーフネルソン・スープレックスを繰り出すなど試合をリード。10分過ぎ、上野は場外へのムーンサルトアタック、フロッグスプラッシュと攻め込むも、遠藤はエプロンでカナディアン・デストロイヤー、サスケスペシャル、旋回式ト―チャーラックボムで反撃。さらにバーニングスター・プレスを狙うも、上野は剣山で阻止。遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイを見舞えば、上野はドロップキック連発。そしてサドンインパクト、ダルマ式ジャーマンも、遠藤は小橋建太氏直伝のローリングチョップをさく裂。上野は後頭部へのシャイニング・ウイザードから、ロープに走ると、切り返した遠藤がフォレストブリッジで丸め込んで3カウントを奪取した。

KO-D無差別級王者・上野勇希が因縁深き佐々木大輔と30分時間切れドロー。飯野雄貴を破った遠藤哲哉が「あいつにシンパシー感じてる」【DDT】

2023.12.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月3日、東京・新宿FACEで「D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】」を開催した。シングル最強を決めるリーグ戦のAブロックでは、KO-D無差別級王者・上野勇希が因縁深き佐々木大輔と30分時間切れドローに終わった。

 両者はかつてDDT UNIVERSAL王座を巡って抗争を繰り広げた間柄。11月22日の開幕直前会見では「酒はやめた」と言う佐々木に“誕生日プレゼント”として上野が缶ビールを渡し、それを佐々木が飲んでしまうという駆け引きもあった。

 奇襲をかけた佐々木は足を徹底攻撃。上野は反撃するも、セコンドのMJポーの介入でペースがなかなかつかめず。上野の投げ捨てジャーマン、佐々木の投げ捨てドラゴン・スープレックスの応酬に。上野は場外めがけたムーンサルトアタック、フロッグスプラッシュとたたみかけるも、上野と木曽大介レフェリーが交錯。佐々木が木曽レフェリーをボディースラムで投げて昏倒。

「D王」連覇狙う上野勇希が難敵・樋口和貞を破り好発進「僕が優勝します。その先に竹下幸之介が待ってますから」【DDT】

2023.11.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が11月26日、東京・後楽園ホールで開幕した。KO-D無差別級王者の上野勇希が難敵の樋口和貞を破り、連覇に向け好発進した。

 昨年の「D王」を制した上野は同年末、当時KO-D無差別級王者だった樋口に挑戦するも敗退。今年6月の「KING OF DDT」準決勝でも樋口に敗れており、ここ最近の大一番では樋口に分が悪かった。

 なんとしても初戦を突破したい上野は序盤からトペコンヒーロを放つ。樋口のチョップには、エルボーで対抗。腕を極めてダルマ式ジャーマン、ロープの反動を利したダブルニー、さらには場外へのムーンサルトアタックを敢行。樋口も黙っちゃいない。豪快な雪崩式かんぬきスープレックスを見舞い、上野とチョップの応酬。上野は必殺の「Jul.2」を繰り出すもカウントは2。樋口がドクターボムを見舞えば、上野はドロップキック連発。樋口がブレーンクロー・スラム狙いも、切り返した上野がWRを決めて3カウントを奪った。

 上野は「樋口さんとはデビュー戦で胸借りて。2022年、TOKYO DOME CITY HALLのタイトルマッチで、僕の全部を出し尽くさせてくれて。今日は僕が勝ちました。樋口さんとの戦いは続きます。今日俺に負けたから、無差別のベルトに挑戦してきてください」とマイク。

KO-D無差別級王者・上野勇希が「D王」連覇宣言。前年度準優勝の納谷幸男も優勝に向け気炎【DDT】

2023.11.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」(11月26日、東京・後楽園ホールで開幕)の直前会見が11月22日、東京・千代田区の神田明神内で行われた。11・12両国でKO-D無差別級王座を戴冠した上野勇希が連覇を高らかに宣言した。

 同リーグ戦はAブロックで上野、遠藤哲哉、樋口和貞、佐々木大輔、HARASHIMA、飯野雄貴、Bブロックでクリス・ブルックス、MAO、納谷幸男、KANON、平田一喜、斉藤レイ(全日本プロレス)の12選手が出場。各ブロックに分かれ、11・26後楽園、12・2新宿、12・3新宿、12・9大阪、12・16福岡、12・17八代、12・24後楽園で公式戦を行い、各ブロック1位の選手2名により、来年1月3日の後楽園で優勝決定戦を実施する。

 前年覇者の上野は「KO-D無差別級チャンピオンで、2連覇のチャンスがあるのは僕だけ。それを果たすことができれば、おもろいことがたくさんあるDDTで、誰がどう見てもDDTで一番おいしいヤツは上野なんだと伝えられると思います。その先に今まで見たことのない、見えたことがないようなものがあると思うんで、それを探しに行きたいと思います。僕が優勝してもっともっとDDTを広めていきたいと思います」と語った。

 上野とはDDT UNIVERSAL王座を巡って、激しい戦いを繰り広げてきた佐々木が「佐々木大輔が確実に優勝するって決まってるんだ。俺は今年のD王のために酒をやめた。酒をやめたってことは、完全健康ベリーグッドコンディションだ。新しい佐々木大輔がやってくる。ちょっくら優勝してきます」と発言。

DDTが史上初の屋形船プロレスを敢行。勝った上野勇希は「次は空、飛行機プロレスしかないですよ!」

2023.11.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月13日、東京・隅田川で史上初の屋形船プロレスを敢行。前日の両国国技館大会でKO-D無差別級王座を戴冠した上野勇希が、勢いそのままで勝ちどきを挙げた。

 ビッグマッチの翌日ともなれば、本来なら体を休めたいところだろうが、そんなことはお構いましなのがDDTの真骨頂。平日の真っ昼間の午後1時半に両国桟橋を第七あみ幸丸が出航。まずは参加した24人のファンのための親睦会となり、大石真翔、勝俣瞬馬、小嶋斗偉の3人がお客さまをご接待。

 事前に明らかになっていたのは「時間差入場?WAYマッチ」ということだけで、誰が入ってくるかも分からない状況。午後2時過ぎ、勝ちどき桟橋から高木三四郎と上野が乗船し、シングルマッチで戦いのゴングが鳴った。両者は船内で濃厚なレスリングの攻防を展開。高木はギャラ2万5000円の“取っ払い”という好条件を提示して大石と結託。1vs2のハンディ戦となるも、いつしか上野には小嶋が加勢しタッグマッチの様相に。高木は上野の額に爪楊枝を突き刺す非道な手に。戦いは船上のデッキに移動し、上野が高木の額に爪楊枝を刺したり、抜いたりで逆襲。デッキでの戦いをよそに、船上では勝俣、小嶋がカラオケで熱唱。

KO-D無差別級新王者・上野勇希が改めて将来的な竹下幸之介との防衛戦を熱望「最速ではD王で優勝して、竹下を指名したい」【DDT】

2023.11.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月13日、都内のホテルで、秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)の一夜明け会見を行った。クリス・ブルックスを破り、同団体の最高峰であるKO-D無差別級王座を初戴冠した上野勇希が改めて、将来的なKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)との防衛戦を熱望した。
 
 上野は「昨日はたくさんの方に見ていただいて。いろんな団体、海外からいろんな選手が来てくれて。DDTのいろんな顔を見てもらって。楽しかったよと言ってもらえるのがすごくうれしくて。僕とクリスがメインで戦い尽くして、KING OF DDTというのを見せられたと思うし、伝えたい思いも見せられた。それがつながっていくのが誇らしくて、うれしい大会になりました」と笑顔を見せた。
 
 さらに「クリスがチャンピオンだったから、自分だけではいけないところまでいけたと思うし。クリスが僕と出会ってくれたから、僕がKO-D無差別級のチャンピオンになれるようなレスラーになれたと思っているので。クリスとはこれからも何十回も何百回も試合をして、このベルトをかけて、試合してDDTを見せていきたいし、そんな選手に勝てたというのがすごく大事なものを学んだなと思います」と王座に就いた心境を話した。
 
 王座奪取後のバックステージでは、高校時代の同級生であり、自身のプロレス入りに大きな影響を与えたTAKESHITAとの防衛戦プランを掲げていたが、この日も「僕がこのベルトを持ってやりたいことの一つ。竹下が挑戦してきて、僕が勝って防衛するというのが大きな目標の一つ。最速ではD王(11・26後楽園で開幕)で優勝して、竹下を指名して米国から日本に来てもらって、試合するということも狙ってます」と青写真を描いた。

上野勇希がクリス・ブルックスからKO-D無差別級王座を奪取し、DDT新時代に突入。「チャンピオンの僕に期待してください。面白がってください」【DDT】

2023.11.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月12日、東京・両国国技館で秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」を開催した。ダブルメインイベント第2試合では、デビュー8年目で28歳の上野勇希がクリス・ブルックスを破り、KO-D無差別級王座を涙の初戴冠。若きイケメン王者の誕生でDDTは新時代に突入したといえそうだ。

 開始早々、上野はドロップキックでクリスを場外に落とし、トルニージョを見舞う。戦場が場外に移ると、クリスはイス、フェンスを投げつける手荒い攻め。上野は通路の上に登ってムーンサルトアタックを敢行も、クリスは鉄柱にぶつけ、机上パイルドライバーを繰り出す。リングに戻ると、目が離せないノンストップの一進一退の攻防に。25分過ぎ、クリスはみちのくドライバーⅡ、プレイングマンティスボム、ハイアングル式のプレイングマンティスボム、バズソーキック3連発と怒涛の攻め。耐えた上野はドロップキック、BME連発もカウントは2。ならばと上野はWRを繰り出して3カウントを奪った。

KO-D無差別級王座戦に臨むクリス・ブルックスと上野勇希は一歩も引かず。親友対決が激しい試合になるのは必至【DDT】

2023.11.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月11日、都内のホテルで秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)の直前会見を行った。ダブルメインイベント第2試合でKO-D無差別級王座を争う王者のクリス・ブルックスと挑戦者の上野勇希がともに一歩も引かない姿勢を示した。

 クリスは7月23日の両国大会で火野裕士を破り初戴冠。その後、入江茂弘、赤井沙希の挑戦を退けV2を果たした。上野は昨年12月29日、TOKYO DOME CITY HALLで当時王者の樋口和貞に挑んで敗れて以来、11カ月ぶりの王座挑戦。クリスと上野はプライベートでは親しくしており、まさしく親友対決となる。

 チャレンジャーの上野は「明日の両国大会はDDTのレスラーのいつも以上のレスリングが見られると思いますし、海外、他団体からも(DDTで)初めて見る選手がたくさんいます。だからDDTのいろんな顔が見られると思うし、そのメインが僕とクリスのKO-D無差別級選手権。いろんなものが見られるDDTのビッグマッチだからこそ、僕とクリスがこのベルトを競うことで、DDTの先を見せられると思う。試合が終わった後は、僕が少しだけ前に出て、DDTを見せていくことになっていると思います」とベルト獲りを誓った。

上野勇希がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスとの最後の前哨戦を制し「両国では絶対に勝つ」【DDT】

2023.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」を開催した。12日の東京・両国国技館でクリス・ブルックスの持つKO-D無差別級王座に挑戦する上野勇希が最後の前哨戦を制して弾みをつけた。

 両者による前哨戦は10・22後楽園に続き2度目。そのときはクリスが上野から直接勝利をマークしている。この日、クリスは正田壮史と、上野はMAOと組みタッグマッチで激突。

 互いに意識し合ったクリスと上野はバチバチの戦いを展開。クリスが豪快な雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞えば、上野は後頭部にシャイニング・ウイザードを叩き込む。上野とMAOが合体式のMADMAXを正田に決めれば、クリスはダイビング・ダブルニーでカット。クリスはエプロンで上野にツームストーン・パイルドライバーを叩き込む。上野が正田にサドンインパクトを決める。上野がドロップキックでクリスを場外に落とすと、すかさずMAOがラ・ケブラーダで完全排除。最後は上野がJul.2(ローリング・ギロチン式エースクラッシャー改め)で正田からフォールを奪った。

 試合後、クリスと視殺戦を繰り広げた上野は「KO-D無差別級、すごい試合になるとか、しようとか考えなくても、私たちならその先にいける。俺はクリスに絶対勝つ。すごい試合が両国ではいっぱいあります。でも僕とクリスの夢の先、DDTを大きくしようって、いっぱいの人に見てもらおうって。僕とクリスの戦いのその先には、僕がチャンピオンでいて、みんなが楽しんでますんで、応援よろしくお願いします」と力強くベルト獲り宣言。

KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが上野勇希との前哨戦制し、王座死守宣言「両国で勝つのは僕だ」【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが11月12日の東京・両国国技館で挑戦を受ける上野勇希との初の前哨戦を制して、王座防衛を力強く宣言した。

 両者による王座戦は9・24後楽園で決まったが、クリスが古傷の右肩に違和感を覚え欠場。クリスが復帰すると、今度は上野がインフルエンザに罹患してしまい欠場。王座戦が決まってから1カ月が経ち、ようやく前哨戦が実現した。

 互いに対戦を熱望していた“相思相愛”の関係とあって、2人は序盤から激しくやり合った。クリスがチョップを放てば、上野はエルボーで応戦。上野がスワン式ミサイルキック、プランチャーを繰り出せば、クリスはフットスタンプ、オクトパスストレッチで攻め込む。上野がトペ、MAOがラ・ケブラーダをクリス組に発射すると、上野がクリスにフロッグスプラッシュ。上野とMAOがMAD MAXを決める。MAOが旋風脚でHARASHIMAを排除し、リング上はクリスとMAOの1vs1に。上野のBMEを自爆させたクリスはドロップキック、パイルドライバー。これはMAOがカットするも、クリスはバズソーキック、ダイビング・ダブルニーからプレイングマンティスボムを決めて、上野から直接フォールを奪った。

佐々木大輔の勧誘に上野勇希の心が傾いたか?「答えは出てんだろ? 俺たちと一緒に世界を変えようぜ」【DDT】

2023.08.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と共闘するダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔の悪魔のささやきに、サウナカミーナの上野勇希の心がグラリと傾いたか?
 
 9月9日、東京・大田区総合体育館でのTAKESHITA&佐々木vs上野&MAO戦を前に、8・20大阪で上野は佐々木にシングル戦で完敗。試合後には佐々木から「俺たちとやるしかない」と迫られていた。本来、今大会では佐々木とMAOが一騎打ちを行う予定だったが、MAOが頬の負傷のため欠場となり、代わりに同じサウナカミーナの小嶋斗偉が出陣した。
 
 奇襲をかけた佐々木はクロス・フェースロック、ペディグリーと速攻。しかし、小嶋もプランチャー、レッグラリアットで反撃し、ととのえスプラッシュを狙うも佐々木は剣山で阻止。佐々木はスピア、みちのくドライバーⅡからクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪った。

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