SearchSearch

恋人役の堺雅人と井川遥、撮影現場で毎朝「子どもの送り出しを報告」

2025.05.22 Vol.web original

 

 映画『平場の月』(11月14日公開)の製作報告会見が22日、都内にて行われ、俳優の堺雅人、井川遥らキャストと土井裕泰監督が登壇。初恋同士の恋人役を演じた堺と井川が和気あいあいと撮影現場を振り返った。

 第32回山本周五郎賞を受賞した、朝倉かすみによる同名恋愛小説を『花束みたいな恋をした』(2021年)の土井裕泰監督、『ある男』(2022年)の向井康介脚本で映画化。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017年、山崎貴監督)以来8年ぶりの映画主演となった堺。実はラブストーリーの主演は本作が初と司会から告げられると「そうなんですか。僕も驚きました」と驚きつつ「お相手が井川さんだったのでなんの気苦労もなくできました」と笑顔。

 主演ドラマ『半沢直樹』など共演を重ねてきた堺と井川。新たに発見した一面を聞かれると、堺は「優しくてクレバーで素敵な女優さんだと思っていたんですけど、今回、浮かれる部分、お調子者の部分もあるんだと」と明かし、井川も苦笑。

 一方の井川は「お互いに、子どもを送り出してから(現場に)来るので、冬なのに汗だくで(笑)。朝は、お互いにどんなハプニングがあったかの報告から始まりました」と明かしつつ、「ど真ん中に立つ方なんですけど、そういう日々の機微を感じる方。そういうことがいろいろな役を演じることに生かされるんだろうなと思いました」と座長・堺をたたえた。

 会見では、土井監督が「撮影では皆、2000円くらいの衣装を着てたので今日はキラキラしている(笑)」と言い、堺が井川のキラキラ輝く耳飾りを指でつつくなど、ほほえましいやりとりもあった。

 この日の登壇者は堺雅人、井川遥、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄、土井裕泰。

堺雅人「皆、奥さん思いなんだよね」8年ぶり映画主演は「国家機密など背負ってない」普通の50歳

2025.05.22 Vol.web original

 

 映画『平場の月』(11月14日公開)の製作報告会見が22日、都内にて行われ、俳優の堺雅人、井川遥らキャストと土井裕泰監督が登壇。堺が、8年ぶりの主演映画で演じた“普通の50歳”を振り返った。

 第32回山本周五郎賞を受賞した、朝倉かすみによる同名恋愛小説を『花束みたいな恋をした』(2021年)の土井裕泰監督、『ある男』(2022年)の向井康介脚本で映画化。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017年、山崎貴監督)以来8年ぶりの映画主演となった堺も「じわじわ来る。気づいたら原作を夢中になって読んでいた。ぜひ原作小説を手に取ることをお勧めします」と感嘆する、大人のラブストーリー。

 実はラブストーリーの主演は本作が初と司会から告げられた堺は「そうなんですか。僕も驚きました」と驚きつつ「お相手が井川さんだったのでなんの気苦労もなくできました」と笑顔。ドラマ『半沢直樹』でも共演した井川も「こんなに2人のシーンはこれまであまりなかった。『半沢直樹』ではいつも作戦を練られていて(笑)」。

 堺が演じるのは、井川が演じる中学時代の初恋相手・須藤と再会し、引かれ合う主人公・青砥健将。印刷業に従事するごく普通の50歳という役に堺は「でもキリっとしているところはキリっとしてるんです」と言い、ロケ地・朝霞で撮影協力した印刷工場にも感謝。作業のアドバイスもしてもらったと言い「皆さん、奥さん思いのいいヤツなんです。朝霞には青砥がいっぱいいるな、と」「強面の人もいましたけど、奥さん思いなんですよね」と強調し笑いをさそった。

 そんな堺は、初タッグを組む土井監督に「実は早稲田の演劇サークルの大先輩なんです。若いころから、先輩なので使ってくれるだろうと思っていたら、そこから30年…」。一方の土井監督も「僕もいつかご一緒したいなと機会をうかがっていたんですけど、そうこうするうちに国民的な、手の届かない人になっていて」と言い、堺も苦笑。土井監督は「国家の機密など背負ってない堺さん。一緒に仕事できて本当に楽しかったです」と笑顔で振り返っていた。

 この日の登壇者は堺雅人、井川遥、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄、土井裕泰。

中井貴一と関ジャニ∞安田の今年の運勢は…「おとめ座のA型と同じなので」

2023.01.06 Vol.web original

 

 映画『嘘八百 なにわ夢の陣』の舞台挨拶が6日、都内にて行われ、出演の中井貴一、安田章大(関ジャニ∞)、中村ゆり、友近と武正晴監督が登壇。“開運映画”にちなみ今年の運勢の話題で盛り上がった。

 中井貴一と佐々木蔵之介が目利き古美術商と腕の立つ陶芸家という“骨董コンビ”を演じる痛快な娯楽作。

 本作で3作目となった人気シリーズ。中井は「3作目では海外を望んでいたんですけど(1作目と同じ)大阪の堺に戻るという展開になった」と苦笑しつつ、ロケ地の大阪を満喫した様子。シリーズ初参加の安田も「撮影させていただくにあたって豊臣秀吉さんには1回ご挨拶に行かないと、と思ってお墓のほうに手を合わせに行きました」。

 劇中では“カリスマ波動アーティスト”TAIKOHを演じた安田。武監督から「(絵を描くシーンは)何かが降りてきている感じで素晴らしかった。実は安田さんとお会いして、あてがきというかTAIKOHのキャラが作られていった」と絶賛され、TAIKOHを支える謎の美女を演じた中村ゆりからも「あのTAIKOHが胡散臭い存在にならなかったのは安田さんの持っている純粋さのおかげ」と言われると「そんなん言われるなんて…生きてきてラッキー」と照れまくり。

 新年早々ということで「今年チャレンジしたいこと」と聞かれた一同。最初に友近が「楽屋でも話題になっていたんですが、今年最強の運勢がしし座のB型だってテレビでやってたらしいんです。私、しし座のB型なんです。今年はいいことがありそう。何でも挑戦したい」と喜び、自身のネタキャラ「“西尾一男”と“水谷千重子”とでハワイ公演ができたら」と意気込み。

 一方、同じ運勢ランキングで48通り中の「41位だった」という安田は「あまりにも低いところにいるので、あやかりたいなと、一男さんと千重子さんのところに参加できたら」と、友近のハワイ公演に参加希望。中村は「私は48位だったので、チャレンジしない」と笑いをさそい、最後に中井が「この『嘘八百』を海外で撮影する」と1作目からの夢を掲げつつ「僕と安田くんはおとめ座のA型と同じなので、友近について行きながら」と4作目の海外撮影に向け、運勢1位の友近にあやかる気満々で笑いをさそっていた。

 映画『嘘八百 なにわ夢の陣』は公開中。

加藤雅也、松本利夫のハードボイルドすぎるアドリブに「びっくりしちゃった」

2019.09.07 Vol.web original



 映画『影に抱かれて眠れ』舞台挨拶が7日、都内にて行われ、主演の加藤雅也、共演の中村ゆり、松本利夫、カトウシンスケ、若旦那、熊切あさ美、和泉聖治監督、原作者の北方謙三が登壇した。

 北方謙三の「抱影」を「相棒」シリーズのメイン監督を務めた和泉聖治がメガホンを取り映画化。横浜の街を舞台に、裏社会の抗争に巻き込まれながらも愛する女性と仲間を守ろうとする男の決断を描く。

三部作待望の再演。その第1弾 鄭義信 三部作 Vol.1『焼肉ドラゴン』

2016.02.21 Vol.661

 新国立劇場は今年上半期に鄭義信が日本の影の戦後史を描いた三部作を一挙上演する。『焼肉ドラゴン』はその第1弾。

 本作は万博に沸く1970年前後の関西の地方都市に暮らす在日コリアン一家と、彼らが営む焼き肉屋に集う人々の日常を通じて、日韓の現在・過去・未来を音楽を交え、おかしくも悲しい物語として描いたもの。
 2008年、2011年には日本ばかりではなく韓国・ソウルでも上演されるなど、大きな話題を呼んだ。今回はキャストをほぼ一新しての待望の再々演となる。
 焼き肉店の店主らの世代とその子供世代、在日コリアンと日本人、男と女といった立場の違う人間たちが繰り広げる物語は、見る者の感情によって感想は大きく変わってくるだろう。

 4月に朝鮮戦争が始まった1950年代を描いた『たとえば野に咲く花のように』、5月には60年代半ばの九州のとある炭鉱町で炭鉱事故に巻き込まれた在日コリアンの家族を描いた『パーマ屋スミレ』が上演される。
 きっとなんらかの“気づき”のきっかけとなってくれる三部作だ。

【日時】3月7日(月)〜27日(日)(開演は水木土日13時、金18時30分。月は7日18時30分、21日13時。火は8日18時30分、15日13時。26日(土)は18時30分の回あり。14・22日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】新国立劇場 小劇場 THE PIT(初台)
【料金】A席5400円、B席3240円
【問い合わせ】新国立劇場(TEL:03-5351-3011 [HP] http://www.nntt.jac.go.jp/ )
【作・演出】鄭義信
【出演】馬渕英里何、中村ゆり、高橋努、櫻井章喜、朴勝哲、山田貴之、大窪人衛、大沢健、あめくみちこ/ナム・ミジョン、ハ・ソングァン、ユウ・ヨンウク、キム・ウヌ、チョン・ヘソン

Copyrighted Image