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宮沢りえは「お芝居も上手いし絵も上手い」西島秀俊が裏話を披露

2025.12.18 Vol.web original

 配信ドラマ『人間標本』のプレミアイベントが12月18日、都内にて行われ、俳優の、市川染五郎、宮沢りえらキャスト陣と原作者・湊かなえ、廣木隆一監督が登壇。主演・西島秀俊が滞在先のロンドンから中継で参加し、宮沢にまつわる裏話を披露した。

 湊かなえの原作を映像化。「親の子殺し」をテーマにした衝撃のミステリー。

 作品にちなみ“世界で最も美しい蝶”と言われるレテノールモルフォ蝶をイメージしたブルーカーペットに登場した一同。

 この日は、主演の西島がロンドンに滞在中のため中継で参加。西島が演じる主人公・榊史朗の息子・至を演じた市川が「お父さん~!」と呼びかけると西島も「元気?」と和気あいあい。

 そんな西島が、作品にちなみ共演者の「意外な一面」について聞かれ「宮沢りえさんは絵がすごくお好きなんですよね。(宮沢が演じる)一之瀬留美が描いた絵というのは実際に画家さんが描いているんですけど、宮沢さんが描いたこの中に入ってるんじゃないかな」と明かすと、宮沢も「入ってます。絵を描いているシーンは実際に描かせていただいて」。

「画家はあこがれの職業だった」と言う宮沢。廣木監督も「お芝居も上手いし絵も上手いってすごいなと思います」と感嘆し宮沢を照れさせていた。

 この日の登壇者は市川染五郎、宮沢りえ、伊東蒼、荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫、湊かなえ、廣木隆一監督。

『人間標本』は12月19日よりPrime Videoにて配信(全5話一挙配信)。

市川染五郎は「叔母の松たか子さんと同じく額に“第3の目”がある」原作者・湊かなえが絶賛

2025.08.13 Vol.web original

 

 配信ドラマ『人間標本』の制作発表会見が13日、都内にて行われ、俳優の西島秀俊、市川染五郎と原作者・湊かなえ、廣木隆一監督が登壇。現代ドラマ初出演で難しい役どころを演じた市川と叔母の松たか子との共通点を湊氏が語った。

“イヤミスの女王”湊かなえによる禁断の同名小説を実写ドラマ化。「親の子殺し」という衝撃のテーマを描く愛の物語。

 現代劇ドラマ初出演となる市川は「自分にとっても大きな挑戦でした」と振り返りつつ「湊先生の原作の『告白』で叔母の松たか子が主演を務めさせていただいていたこともあり、とてもご縁を感じていました」。

 湊氏も「『告白』のときスタッフさんが“松さんはここ(額)に第3の目がある、眉間で表情を見せるんです”と言っていて、その時はよく分からなかったんですけど、今回、染五郎さんもここに目がある、と思いました」と叔母の松と相通じる演技力を感じた様子で、父親役の西島も「もっと現代劇に出てほしい。また共演したい」と太鼓判。

 本作では、西島が演じる蝶の研究家・榊史郎の息子であり、史郎から標本にされるという衝撃的な役どころを演じた市川。自身をかたどって作られた標本に「顔ももちろんそっくりでしたが…、小さいころから足袋を履いているので足が足袋の形に変形しているんですけど、その足の感じがすごく似ていて。(標本は)裸なので“ちょっと、見ないでよ”みたいな恥ずかしさがありました」と苦笑。

 湊氏も「これを作るためなら一線を踏み越える人がいるかもしれないと思わせる素晴らしい仕上がり」と標本の美術を絶賛しつつ、市川と初対面したのが、顔のアップのシーンを撮るために市川本人が標本役を演じる日だったと言い「初めまして、で“市川さん、ケースに入りまーす”って(笑)」。

 市川も「ちゃんとした至の姿でお会いしたかった。まさかパンツ一丁でケースに入っているところとは…」と苦笑していた。

『人間標本』はPrime Videoにて12月19日よりプライム会員向けに世界配信(全5話一挙配信)。

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