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朝倉未来「いつも通り」とあえて多くを語らず【12・31 RIZIN】

2019.12.29 Vol.Web Original

「相手は僕より実績が上。力を試すいい機会」

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の大会前会見が12月28日、都内で開催された。

 今大会では29日に開催される「BELLATOR JAPAN」と2大会に渡って行われる「RIZIN×BELLATOR対抗戦」の副将戦「元谷友貴vsパトリック・ミックス」と大将戦「朝倉未来vsジョン・マカパ」が行われる。

 朝倉は試合に向けての心境については「いつも通りです」、対戦相手のマカパについても「まあまあ強い選手なんじゃないですかね。世界的に僕より実績が上なんで、力を試すいい機会かなと思います。(相手は)4敗しかしてなくてそれも全部トップ選手に負けているだけ。ほぼトップに近い選手だと思うので、4敗の次の負けをつけられたらいいと思う。勝ちたい」などと淡々と答えた。

 またマカパは柔術の黒帯なのだが、それに向けてディフェンス含めた組み技の練習については「何もやっていないです。基本的に打撃の練習しかしていない。もともとテイクダウンをされない戦い方なので。もしテイクダウンされても立ち上がるだけかなと思う」とこれまで同様、倒されない自信を見せた。

 この会見の直前には対抗戦に出場する10選手のフォトセッションが行われ、そこでマカパとニアミスしたのだが「何もなかったですね。計量も終わっていないので」と話す。RIZINチームは鉢巻をして臨んだのだが「あの鉢巻もセンスが悪いし、付き合っているだけです」とそっけなかった。

朝倉未来「来年は格闘技は年2回。ユーチューバーとして頑張りたい」【RIZIN&BELLATOR】

2019.12.17 Vol.Web Original

対抗戦出場の4選手が揃って公開練習

 年末に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催される「BELLATOR JAPAN」(12月29日)「RIZIN.20」(12月31日)で行われる「RIZIN×BELLATOR対抗戦」に出場する日本人4選手が12月17日、都内で合同の公開練習を行った。

 大晦日では朝倉未来vsジョン・マカパ、元谷友貴vsパトリック・ミックス、29日にはロレンズ・ラーキンvs中村K太郎、イララ・ジョアニvs渡辺華奈が行われる。この4試合にゴイチ・ヤマウチvsダロン・クルックシャンクの計5試合が対抗戦として行われる。

 この日は朝倉と中村、元谷と渡辺がそれぞれ2分間のマススパーリングを行った。

 RIZINチームの大将となる朝倉は対抗戦については「特別な意識はない。でも多分、俺目当ての客が一番多いと思うので、日本の格闘技が盛り上がっているところを見せたろうかなという感じ」と言いつつも「RIZINの強さは証明したい。ここで全敗したら舐められる。日本の格闘技ファンも含めて、“RIZINってこんなもんか”と思われたくないんで意地を見せたいと思う」などと対抗戦へ静かに闘志を燃やす。

 対戦相手のマカパについては「ここまでやった選手の中で世界的に見ても一番実績があると思うので楽しみですね。でも試合の映像を見た限り負ける気はしない。あのパンチは多分僕には当て切れない。序盤は丁寧だが、だんだん大振りになってくる。そこで俺がカウンターを合わせるかなと思う」とカウンターでの決着を予告。朝倉は試合前の対戦相手の分析に定評があるのだが「今回はあまり研究してない。あまり映像がなくて3試合くらいしか見ていない。でも合わせる技は3個くらい見つけた。テイクダウンは多分取られないので打撃戦になる。そこで冷静に戦うということ」などと話した。

扇久保が元谷に2-1の判定勝利。修斗世界王者の底力見せる【7・28 RIZIN.17】

2019.07.29 Vol.Web Original

扇久保が1Rからテイクダウンを重ねる
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「バンタム級四天王」といわれる4人の試合が行われた。

 元谷友貴と扇久保博正の一戦は2-1の判定で扇久保が勝利を収めた。

 1R、元谷の左フックに合わせ、扇久保がタックルからテイクダウン。元谷は首を抱えるが、扇久保は首を抜いてトップを取る。右足を抜いてハーフガードの体勢からパンチとヒジを放っていく。

 扇久保はサイドを取るとパンチ。バックを取りに行くが、このすきをついて元谷がハーフに戻す。しかし扇久保は再度バックを奪うとリフトしてテイクダウン。スリーパーを取りかけるが元谷がしのぐ。一度は立ち上がった元谷だが、扇久保はまたもタックルからテイクダウン。上を取るが、今度は元谷はきっちりとガードの中に入れ、逆にバックを取り返す。

 しかし扇久保は追撃を許さず、脱出。立ち上がると踏みつけを狙うがゴング。

DEEPの元谷と修斗の扇久保が団体の威信をかけてともに勝利宣言【7・28 RIZIN.17】

2019.07.27 Vol.Web Original

元谷「スタンドでもグラウンドでも倒すスタイルでいく」
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が7月26日、都内で開催された。

 今大会では「バンタム級四天王」といわれる元谷友貴、扇久保博正、石渡伸太郎、佐々木憂流迦の4人による2試合がマッチメイクされた。

 なかでもRIZIN内の生き残りとは別に団体の威信を背負った戦いとなるのが修斗世界フライ級王者・扇久保と元DEEPフライ&バンタム級王者・元谷の一戦。

 この2人、2014年に「VTJフライ級トーナメント」を優勝した扇久保が元谷に対戦を呼びかけたという過去がある。今年5月に扇久保がタイトル防衛後に改めて対戦をアピールし、今回の対戦が実現した。

 元谷はこの日の会見で扇久保について「タックルから寝かしつけるところがしつこい」と評し、試合については「1R目からアグレッシブに倒す試合をしたい」と話す。

 展開については「あっちがしたい攻防は多分、グラップリングだと思う。自分はどっちでもいいが打撃でも、グラウンドだったらパウンドで倒すスタイルでいきます」と話した。

 元谷は前戦のジャスティン・スコッギンスとの試合では下からの洗濯ばさみ(決まり手はネックシザース)という珍しいパターンで一本勝ちしたのだが、今回については「下からはあまり…。判定では下からの攻撃はどうなるのか…。できるだけ上を取って殴りたい。(扇久保には)下からのサブミッションはかからないと思っている」と話した。

 そして「相手はずっと修斗のチャンピオン。自分はずっとDEEPでやってきた。DEEPとしてしっかりと勝ちたい」と団体の威信をかけての戦いであることを強調した。

扇久保が「ちょっと変わった人」と元谷を警戒【7・28 RIZIN】

2019.07.17 Vol.Web Original

修斗世界王者とDEEP2階級制覇王者の対戦
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する扇久保博正が7月17日、千葉 ・柏の所属ジム、パラエストラ柏で公開練習を行った。

 扇久保はバンタム級ワンマッチで元谷友貴と対戦する。

 扇久保は5月に行われた修斗30周年記念大会で行われた修斗世界フライ級タイトルマッチで防衛を果たした後に「RIZINでやり残したことがある」として元谷の名前を挙げ、対戦をアピールし、この対戦が実現した。

 元谷は今年3月までDEEPバンタム級王座を保持。DEEPではフライ級とバンタム級の2階級制覇を果たすなど、日本の軽量級では指折りの実力者だ。

 この日は2分間のミット打ちの後に元ONE世界ストロー級王者の内藤のび太を相手に2分間のマススパーリングを披露した。

 ミット打ちでは空手仕込みの強烈なミドルにパンチのコンビネーション、途中、ヒジ打ちも交えるなど多彩な打撃を見せ、スパーではテイクダウンからの腕十字、スリーパーホールドとパラエストラ仕込みのグラウンドテクニックを見せた。

朝倉未来と対戦の矢地祐介が2ショットも拒否して帰宅【7・28 RIZIN.17】

2019.07.09 Vol.Web Original

矢地はいつもの“ヤッチくんポーズ“もなし
 RIZINが7月8日、都内で会見を開き「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメーンで対戦する矢地祐介と朝倉未来が登壇した。

 2人は「RIZIN.16」のリング上での対戦発表時のやり取りを皮切りに雑誌でのインタビュー、SNS上、5日に配信された「RIZIN CONFESSIONS」と静かに舌戦を繰り広げていたことから、この日の対面に注目が集まっていた。

 最近ではYouTuberとしても活躍中の朝倉が「ごきげんよう。陰キャの朝倉です。相手は空気読む、読まないとか、わけ分からないことを言ってるけど、空気を読んでも読まなくても、俺とやれば盛り上がるんで、足を運んで、覚悟を見てくれればうれしいです」と挨拶。

 対して矢地は「KAMIOGEでもCONFESSIONでも散々話してきたので、特に言うことはないっすね。しっかり相手を叩き潰して結果を出すだけだと思います。応援よろしくお願いします」と言葉少な。

 矢地はこの日はサングラス姿で登場。いつもの笑顔もなければ“ヤッチくんポーズ“もなし。質疑応答でも「今はもう喋ることも、喋れることもないですかね」とそっけない。髪の毛について質問が飛んだときも無言を貫くなど、終始ピリピリムード。試合後のツーショット撮影も拒否し早々に引き揚げた。

元UFCファイター佐々木憂流迦が電撃参戦。マネル・ケイプと対戦【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

バンタム級王座を制定。堀口恭司がBellator現役王者と初代王座決定戦
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 同大会はこれまでスペシャルエキシビションマッチ「フロイド・メイウェザーvs那須川天心」、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ「浅倉カンナvs浜崎朱加」、宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ「宮田和幸vs山本アーセン」の3試合が発表されているが、この日は新たに9試合を発表。

 女子スーパーアトム級に続き男子のバンタム級王座を制定し、王座決定戦として堀口恭司とダリオン・コールドウェルが対戦することとなった。

 堀口は昨年行われた「RIZINバンタム級GP」の優勝者。コールドウェルは米総合格闘技団体Bellatorの現バンタムチャンピオン。

 今回の王座新設について榊原信行RIZIN実行委員長は「RIZINとして階級を分けてのベルトを制定することを決めた。これまでグランプリという形で行ってきたが、きちんとしたベルトを制定し、ベルトをめぐる戦いを展開していきたい。普通の団体はUFCを筆頭に契約した選手の中での順位決定戦となる。我々はフェデレーションなので、あらゆる、世界中のプロモーションのチャンピオンクラスの選手にベルトを巡って戦ってもらう」と話した。

 榊原氏によると、これは2015年からBellatorのスコット代表と話してきたことで、それを具現化する形でBellatorの現役王者と堀口が戦うことになるという。堀口が負けた場合はRIZINのベルトが流出。コールドウェルはRIZINでタイトルマッチをすることになるが、そのタイミングはいつになるか分からないためそう簡単に取り返すことはできない。

矢地祐介が初のメーンで壮絶KO負け【8・12 RIZIN.12】

2018.08.13 Vol.Web Original

ヴァンダレイ・シウバの刺客ルイス・グスタボが鮮烈日本デビュー
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で初めてメーンを務めた矢地祐介はヴァンダレイ・シウバの刺客ルイス・グスタボと対戦し、2R2分32秒、KOで壮絶に散った。

 1Rから尋常ではないプレッシャーをかけ前に出てくるグスタボに手こずる矢地。グスタボは両足タックルからリフトしてテイクダウンに成功するとパウンドを落としていく。バスターも交えるなど矢地に攻撃の糸口を与えないグスタボだが、矢地はスキを突いて立ち上がると、組み付きテイクダウンを狙う。しかしグスタボは踏ん張りそれを許さない。そして離れるとまたパンチの連打で距離を詰めていく。

4・16RIZIN 那須川、矢地が1RKO、ZST王者・伊藤は初参戦初勝利

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で、第6代RISEバンタム級王者の那須川天心が総合格闘技(MMA)3戦目に臨み、イタリアからの刺客フランチェスコ・ギリオッティに1R1分7秒、TKO勝ちした。

 那須川は昨年末の総合デビューでは、2日間で急きょ2試合を行い連勝という離れ業を演じ、今回は「それ以上のインパクトを」と臨んだ試合。

 開始早々、蹴りでプレッシャーをかける那須川はギリオッティをロープに詰めると左ハイキック一閃。ぐらついたギリオッティを追撃の左ストレートでダウンさせ、パウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

 那須川は「こんなに早く終わると思わなかったです。打撃で勝つのがベスト。それが実行できて良かった。僕は打撃の選手。これからも打撃でどんどん倒します。皆さん、そのほうが見ていて楽しくないですか? 僕は皆さんの期待以上のことをして、格闘技界を変えていきます」とアピールした。

4・16RIZIN 堀口が元UFC3位の実力見せ完勝 川尻は病床の友に捧げる勝利

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で元UFCフライ級3位の堀口恭司がUFC離脱後、初の試合を行い、初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴を3-0の判定で破り復帰戦を飾った。

 UFCでは時の世界王者・デメトリウス・ジョンソンへ挑戦したこともある堀口は世界に名だたる“メジャー”ファイター。一方の元谷は国内軽量級のトップファイター。
 1R序盤、飛びヒザを狙った元谷を堀口が右フックで迎撃。ここから堀口がペースを握る。堀口の右フックが何発もヒットするが、元谷は食らいながらも果敢にタックルでテイクダウンに成功するなど持ち味を発揮する。しかし堀口は1R終盤、右フックでダウンさせるとパウンドからスリーパーであわや一本の場面を作る。堀口は2R中盤にはリフトしてテイクダウンを狙うなどフィジカルの強さも見せ、KO・一本こそならなかったものの、終始試合をリードし判定を制した。

 試合後のマイクで「初めまして。ちょっとUFCで名前が売れていたので、もっと強いと思っていたんじゃないかと思いますが、元谷選手が凄く強くてビックリしました。自分ももっともっと強くなります。そしてRIZINを盛り上げます。アイ・ラブ・ジャパン」と日本のファンにアピールした。

4・16RIZIN 元UFCフライ級3位の堀口が電撃参戦。相手は元谷

2017.02.22 Vol.684

 

 昨年11月にUFCとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となっていた堀口恭司の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』(4月16日、神奈川県・横浜アリーナ)への参戦が20日、発表された。

 堀口は22日に一時帰国し、羽田空港で記者会見。会見の冒頭で対戦相手が初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴となったことが発表された。試合は58kg契約で行われる。RIZINルールでヒジ攻撃はなし。

 堀口はUFCフライ級3位で、2度目のタイトル挑戦が十分手に届くところだったのだが「試合を組んでもらえない。いつになるか分からない試合を待っているのが、練習をしていてももどかしかった。このままだと、自分が練習でケガをしてしまったりすると、試合をやらないこともありえるなと思った。この一番大事な時期に試合をしないということは、ちょっともったいないなと思った」とUFCを離れた理由を説明した。

 RIZIN参戦の決め手については「FAになってタイミングよく榊原さん(RIZIN実行委員長)が話を持ってきてくれた。“試合は3試合以上組めるよ”と言われた。UFCは1~2カ月前に試合は決まるが、いきなりのオファーになる。RIZINは大会の予定が決まっているから調整もしやすい。せっかくアメリカに行ってトレーニングをしていて、どんどん試合に出て、試合で試していって、もっともっと強くなりたいのに、その場が用意されていない。そのもどかしさがRIZIN参戦のきっかけ」と話した。

 米の総合格闘技団体ベラトールへの参戦も噂されていたが、「とりあえずRIZINを、日本を盛り上げたい。今はRIZINです」とのこと。

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