扇久保が元谷に2-1の判定勝利。修斗世界王者の底力見せる【7・28 RIZIN.17】

扇久保がグラウンドで上を取る場面が目立った(撮影・上岸卓史)
扇久保が1Rからテイクダウンを重ねる

「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「バンタム級四天王」といわれる4人の試合が行われた。

 元谷友貴と扇久保博正の一戦は2-1の判定で扇久保が勝利を収めた。

 1R、元谷の左フックに合わせ、扇久保がタックルからテイクダウン。元谷は首を抱えるが、扇久保は首を抜いてトップを取る。右足を抜いてハーフガードの体勢からパンチとヒジを放っていく。

 扇久保はサイドを取るとパンチ。バックを取りに行くが、このすきをついて元谷がハーフに戻す。しかし扇久保は再度バックを奪うとリフトしてテイクダウン。スリーパーを取りかけるが元谷がしのぐ。一度は立ち上がった元谷だが、扇久保はまたもタックルからテイクダウン。上を取るが、今度は元谷はきっちりとガードの中に入れ、逆にバックを取り返す。

 しかし扇久保は追撃を許さず、脱出。立ち上がると踏みつけを狙うがゴング。
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