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山崎育三郎、長州弁に悩まされる! 初大河の『青天を衝け』で伊藤博文

2021.09.25 Vol.Web Original


 明治編に入って盛り上がりを見せている大河ドラマ『青天を衝け』。主演の吉沢亮が直近のインタビューで、これまでは栄一が
変人だったが明治では周りがさらに変人というようなことを言っていたが、まさにその通り。一癖も二癖もあるキャストが続々と登場している。

 伊藤博文もそのひとり。初代の総理大臣となる人物で、オーバー40ならば昔の千円札の人という印象になるだろうか。伊藤を演じている山崎育三郎は「僕が生まれたのは1986年で、千円札だったのはその年までらしいので僕は実物を見たことがなかったので、ピンとこないところから始まりました」と、さらりと語る。

伊藤博文は「今でいうプロデューサー」

『青天を衝け』にはすでに登場している。その頃はまだ江戸時代で、外国人を相手にほぼ全編英語のシーンにチラリと登場したが、いよいよ本格的に登場。「時代も変わってキャストも入れ替わって、また新しい『青天を衝け』を見せられると思っています」と、山崎。

 伊藤を「魅力的。今まで演じたことがないような人物」だという。

「ひげを蓄えていてホクロがあって怖そうな印象だったんですけど、勉強していくと、ものすごく苦労されていて、泥臭く、男っぽい。それでありながら軽やかでコミュニケーション能力が高い人でもあり最初に抱いたイメージとは真逆なんじゃないかという印象でした」

 また、「今でいうプロデューサー」のような人物としても捉えている。

「この人とこの人を合わせたらこうなるのではと考えている人で、伊藤さんがいることでいろんな人がつながっていきます。人の懐に入っていくのもうまいんです。人と人とのつながりを一番大事に思っているんですよね。それでいて国のために自分はどう生きるかということを考えている」

 

ディーン・フジオカ「五代さんは会ったことがない恩人」大河ドラマ『青天を衝け』で西の五代

2021.09.18 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『青天を衝け』の放送が先日再開。時代は明治時代に入り、日本が少しずつ変わっていく。今後はカンパニー、郵便、銀行耳慣れた言葉が劇中で飛び交いはじめ、いまの日本にぐっと近づいていく 

 「みんなで幸せになる」より良い日本を目指す渋沢栄一(吉沢亮)は、明治時代に入っても刺激的な人物たちと出会っていく。なかでも重要なのは五代才助(友厚)。すでに放送された回ですれ違っているが今度はしっかりと出会う。演じているのはディーン・フジオカだ。 

  ディーンが五代を演じると発表された時には、世間からは大きなレスポンスがあった。ディーンは過去にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で同じ人物を演じて人気に。その時の脚本は大森美香氏。大森氏は『青天を衝け』でも脚本を担当している 

 「今回の方が五代友厚像がより史実に基づいていて、歴史の中でどういう行動をし、それが現代にどういう影響を与えたのかがより分かりやすい形で描かれていると思います。明治新政府、民間でもキープレイヤーが次々と出てきて現代につながる日本をを作り上げていきますが、そのなかで五代がどういう信念や哲学に基づいて行動したのか、より詳細に描かれていると思います」 

  以前行われたインタビューで、『あさが来た』の五代と比べ、『青天を衝け』の五代はワイルドな印象と語った。これまでの登場シーンを振り返ってみても、自信や信念が感じられ、主人公の栄一の立場で見ると「できるゆえに、ちょっと嫌な奴」といった印象さえもあった。 

 『青天を衝け』では五代にどれだけ先見の明があったのかという部分がより具体的に描かれていると思います。立場によって、したたかだという印象もあれば、反対に「頼もしいという印象にもな表裏一体なところもあって一筋縄ではいかない存在になっているのではないかと思います。五代友厚という人物は広い視野を持ち、具体的に何をどういう順番でやっていくべきかということに確信を持っていました。そういうところから自信がにじみ出ていたのだと思います」 

  栄一を演じている吉沢亮は、放送再開直前のインタビューで、ディーンには五代が染みつていると話した。ディーンもまた前回のインタビューで五代が自分自身に多大な影響を与えていると語っている。 

 「五代友厚という歴史上の人物との出会いはすごく大きなものでしたし、今も現在進行形で、気づきを与えられています。いち俳優として五代友厚という人物を演じる上で自分自身とのシンクロ率というか距離感をどう図るべきかその尺度を持ち合わせていないので分からないですが、会ったことはないけどすごい恩人、恩義を感じるべき対象だと思っています。 

  自分は朝ドラで五代さんを演じるまでの存在を知りませんでした。彼の偉大さ思想その生きざまが、より多くの人に伝わっていけば良いと思いますし、自分はそこで何ができるかということに、全力を尽くしていきたい思っています」 

 

渋沢栄一は日本をより良い未来に導いていく頼もしい仲間 

 

 後に「西の五代、東の渋沢」と呼ばれるように、五代は、栄一と同様、日本の資本主義を語るうえで欠かせない人物。ただ「比較されることが多いと思いますが、西の五代としては、東の渋沢は、同じ未来に向かい前に進んでいく仲間」と、ディーンは言う。 

  五代のほうが渋沢よりも少しだけ年長で、その分経験や見識が多いことから「兄貴というか頼れる先輩」と考え、演じている。 

 五代にとって、栄一が成長していくことすごくうれしいことであり大きな包容力やゆとりをもって接しています。栄一の成長は日本という新しい国をより良い未来へと導く頼もしい仲間がひとり増えることになりますし、五代はどこか栄一を頼りにしていたところもあったと思います 

   その包容力は、カットがかかった後も続いているよう。 

 “おりょう”は年間通してこの現場にずっといてそれって簡単なことではないと思うんです彼と待ち時間が重なった時には、寝れてる? だとか、好きなゲームはやってるの? とかたわいもないことを話したりしています。自分との会話が息抜きになっていたらいいな(笑)」 

 『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時から放送。BSプレミアム・BS4K18時~。再放送土曜135分~。 

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野) 

大河ドラマ『青天を衝け』は明治編へ 吉沢亮「本領発揮の渋沢栄一を見て!」

2021.09.08 Vol.Web Original

 大河ドラマ『青天を衝け』がおもしろい。日本の近代資本主義の父とされる渋沢栄一を吉沢亮が演じる物語は明治編へ。栄一の本領が発揮される時代に突入する。直情的で真っ直ぐな青年だった栄一は、いろいろな意味で“大人”になっていくと吉沢は語る。

吉沢亮が「盛り上がってるかーい?」オンライン開催のTGC、220万超が楽しむ

2021.09.05 Vol.Web Original

 ファッションイベント『第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER』(以下、TGC)が4日、オンラインで開催された。ファッションショー、アーティストによるライブや最新のエンタメコンテンツなどが集まる人気イベントで、毎年2回開催。今回も新型コロナウイルスの影響で、最先端の映像技術などを駆使した演出を用いて、華々しく行われた。

 この日冒頭に登場したのは俳優の吉沢亮。TGCには2年ぶりの出演で、MCのEXITと鷲見玲奈に呼びこまれて登場すると、「みなさん、盛り上がっているかーい」と元気に呼びかけた。

 トークでは、出演中の『青天を衝け』も話題に。「今後は銀行とか郵便とか、みなさんのなじみのあるものがどんどん生まれていく瞬間が出てきます」。

 次回の放送は12日。「僕が演じる渋沢栄一がパリから日本に帰ってきて、その間にものすごいことが起きているのを知るという切ない回になっています。また来週から始まるのでぜひ期待してほしい」と、アピールした。 

吉沢亮「ヒロアカ」舞台挨拶で「全集中で行きます!」意外な才能を披露

2021.08.07 Vol.Web original

 

 映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』公開記念舞台挨拶が7日、都内にて行われ、声優の山下大輝、岡本信彦、梶裕貴とゲスト声優を務めた吉沢亮が登壇。“No.1ヒーロー”の座をかけたゲームで盛りあがった。

 公開初日の8月6日だけで3億2000万円弱を売り上げ、シリーズ最大ヒットは確実。興行収入30億円も見込めるという好成績に、主人公デク役・山下大輝は「劇場版を1弾、2弾とやってきてヒロアカが大好きな人たちが増えたんだなというのが、一ヒロアカファンとして仲間が増えたみたいでうれしい」と笑顔。

 シリーズの大ファンで、今回ゲスト声優として出演を果たした吉沢亮は「劇場版もアニメも原作も欠かさず見ている作品に、しかもこんないい役で出させていただいて。途中でちょっと出てくるヴィランかなと思っていたんですけど」と感激しきり。

 劇中に登場する、吉沢が演じるロディ・ソウルが書いた借用書のサインは、吉沢の直筆だと明かされると、吉沢は「敢えて汚く書いているんです」と苦笑し、初めて知ったという山下も「ロディならではの文字」と感心。

吉沢亮 夢叶った『ヒロアカ』アフレコで「隣からデクの声がして泣きそうに」

2021.07.19 Vol.Web original

 

 映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』公開に合わせワールドファンミーティングが19日、都内にて行われ、山下大輝をはじめ人気声優とゲスト声優を務める俳優・吉沢亮が登壇。“ヒロアカ”愛を語りつくした。

 堀越耕平による大人気作品「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3弾。人口の約8割が超常能力“個性”を持つ世界で“無個性”で生まれた主人公・緑谷出久(デク)の成長を描くストーリー。本作では世界を舞台にシリーズ史上最大級のスケールで展開する。

 原作者・堀越氏がデザインの原案を手がけた劇場版オリジナルのキャラクター“ロディ・ソウル”を演じた吉沢は、今回のオファーに「やっと来たか、という感じ。そのためにヒロアカ愛を語ってきたといっても過言ではないので。本業の俳優を全力でやってきてよかった。夢が叶いました」と満面の笑みを見せつつ「でもあまりにも好きすぎて自分が入ることで世界観を壊してしまうのではという不安もありました。こんなに素晴らしい声優さんの中に、僕みたいなただのファンがポツンと…」と恐縮の表情。

 主人公デク役の山下とアフレコをしたという吉沢は「隣からデクの声がして感動しちゃって泣きそうでした」。すると山下は「すごいんですよ、吉沢さん。ひと言しゃべった瞬間、ロディがいると思いました」と太鼓判。それでも吉沢は「ヒロアカの世界でちょいちょい“吉沢亮”みたいなのが出てくるのが…要る?みたいな」と言いつつ「本当にヒロアカが好きだしリスペクトしてるので僕がやれることはやれたかなと思う」と胸を張った。

栄一、渡仏!パリでもおかしれぇ精神が発動『青天を衝け』パリ編スタート

2021.07.11 Vol.Web Original


 大河ドラマ『青天を衝け』は11日放送の「第22回 篤太夫、パリへ」からパリ編に入る。

 パリに到着した篤太夫(栄一、吉沢亮)たちは万国博覧会の会場を視察、蒸気機関やエレベーターといった最先端の西洋技術に度肝(どぎも)を抜かれる。昭武(板垣李光人)はナポレオン三世の謁見式に出席し、堂々と慶喜(草彅剛)の名代としての役目を果たすが……。

 ここから篤太夫の活躍の場はしばらくパリになる。演出の田中健二氏は見どころを「1867年のパリは映像で残っていませんし絵や写真で知るだけ。その当時のパリ、パリ万博を現代の技術であたかもそこにあるかのように再現されているかが見どころになります。幕末の日本人がそこでどういう考えに浸ったのか、ビビッドな反応をしたのかをお楽しみいただけたら」と話す。

 画面には1867年のパリが広がるが役者が時空を超えて当時のパリに行くことはできない。それどころか、コロナの影響で現在のパリに行くこともできなかった。「当初はいくつもりで考えていたんです。いけなくなったことによって脚本の作りや何ができるのかを考えながらやったのがものすごく大変でした。それによって描き方なども工夫して作り上げました。パリと日本がパラレルに描かれるのでその差もお楽しみいただければと思います」と、田中氏。

板垣李光人が 『青天を衝け』でプリンス・トクガワ! でも実際は「ほど遠い(笑)」

2021.06.18 Vol.Web Original

 

 近代日本資本主義の父、実業の父とされる渋沢栄一のジェットコースターのような人生を描いて人気を集めている大河ドラマ『天を衝け』。栄一は恩師である平岡円四郎を失って、徳川慶喜との距離がぐっと近くなり、物語は新たな展開を見せている。

 そのなかで新たに登場する注目の人物が慶喜の異母兄弟にあたる徳川昭武。将軍となった慶喜の名代として、パリ万国博覧会へと出向き、随行した栄一とは特別な絆を結ぶ。

 演じるのは、『仮面ライダージオウ』のウール役や、ドラマ『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』(読売テレビ・日本テレビ系)でめぐる役を演じた板垣李光人だ。

 大河ドラマに出演するのは2回目。2015年に放送された『花燃ゆ』で吉田松陰の子ども時代を演じた。

「以前出演した時は中学生で13歳、今は19歳になりました。十代のうちに、大河ドラマに2回も出演させていただけるのは贅沢なことだなと思っています」

 オーディションを経て出演が決定。オファーが来たのはずいぶん時間が経ってからで「正直オーディションに行ったことも忘れていたぐらいのときにお話をいただいて、すごく驚きました」

 昭武の写真を見て「気高そうな印象で、鋭いんだけど柔らかさもある人だろうと感じた」と話す。

「昭武は14歳で日本を背負ってパリに行くのですが、その年齢にしては重すぎるぐらいの大役だと思います。昭武それだけの品位やカリスマ性があったのだと思いますし、佇まいや話し方が大事になってくるんだろうなと思いました」

 プリンス・トクガワと呼ばれる人物。板垣自身の凛とした佇まいやこれまで演じてきた役どころを振りかえるとプリンスのフレーズが重なる部分もある。ただ、本人は、仕事を離れると、「日常生活はすごく堕落していてプリンスからはほど遠い」と笑う。「だから撮影が近くなると、ちゃんと意識しないとというところがあります」

 パリ万博には吉沢亮演じる栄一を連れて訪れ、日本から遠く離れた異国でこれまでにない経験や刺激を受けて、2人は特別な絆を結ぶ。見逃せないシーン、心を揺さぶるフレーズの連続だ。

「昭武には近しい家臣もいるのに栄一を信頼し関係を築いていきます。どうしてかといえば、栄一の柔軟な考えがあるところにひかれたのだと思います。自分のお父さん(徳川斉昭・竹中直人)は堅くてその元で育って、すごく柔らかい考えを持ってい慶喜のような考え方に影響を受けていたとも思います。パリでもいろんな問題があり、水戸の人たちの考え方の違いも出てきたりするなかで、自分と通ずる考え方を持ってい栄一にひかれていきます。昭武が身分を超えて心を動かされていくところは見どころになっていくと思います」

 パリのシーンは見ごたえもあるが撮影には苦労も少なくなかったそう。グリーンバックで撮影している。

「皇帝ナポレオン三世に謁見するシーンは、豪華絢爛な宮殿で人がたくさん並んでいて、ナポレオンがいてというところをおずおずと進んでいきます。撮影の前に映像を見せていただいて、それを自分の中で想像しながら演じていくので、集中力が求められました。栄一とセーヌ川の川辺を歩くシーンもそうでした。(演技するうえで)風だったり、川のにおいとか、パリの景色だったり、環境に助けられるところがあるのですが、全部想像しながらやらなければいけなかった」

 謁見シーンとセーヌ川の川辺を歩くシーンは、板垣いわく、昭武のかっこいいシーンだという。

「謁見のシーンは昭武のなかでも大きな仕事でしたし、日本の歴史を含めて自分が先頭に立って歩いていくシーンになっているので、かっこいいシーンになっていればいいなと思います。個人的に好きなのはセーヌ川を歩いているシーン。栄一に対してすごく正直な想いを伝えられていると思います」

 そんな栄一を演じる吉沢との共演の感想を聞くと、「目がすてきできれい」。

「いろんな作品は拝見していたのですが、一緒に芝居をさせていていただいて、目がすてきできれいな方だなと思いました。初めて見る世界に目を輝かせている子どものような澄んだ目をされているときもあれば、動物のように鋭い目をされているときもあって、それを間近で感じられたのはうれしかったです。芝居以外のところでは、僕が5月に朝の情報番組のパーソナリティをしていて、朝2時半起きでその後大河の撮影にきた時、心配して声をかけてくださいました。あとは、服の話とかしてます」

 吉沢と特別な絆もできたかも?

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

草なぎ慶喜がどしゃぶりけちらす慟哭「尽未来際と…」円四郎が襲われ<青天を衝け>

2021.05.30 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『青天を衝け』は30日、第16回「恩師暗殺」を放送した。タイトルや予告映像から大切な人との別れが予測されていたうえ、放送前から内容や見どころが盛りだくさんであることも広まっていた。18時にBSプレミアムでの「早天」がスタートしたころからSNS上には「美しい殺陣」「フラグが立った」、「ロス決定」、慶喜が親友を失った父の姿と重なるといったツイートでにぎやかだった。

 水戸、血洗島、京と行き来しながら展開。京では新選組が池田屋を襲撃し、それがきっかけとなって、攘夷派志士たちの怒りは慶喜(草彅剛)と側近の円四郎(堤真一)に向かい、円四郎は襲われる。

土方歳三を演じる町田啓太の美しい殺陣に吉沢亮が「いいなあ」<青天を衝け>

2021.05.29 Vol.Web Original

 

 放送中の大河ドラマ『青天を衝け』は30日、第16回『恩人暗殺』を放送する。

 見どころが盛りだくさんの回だ。篤太夫(吉沢亮)と成一郎(高良健吾)は一橋家の兵と家臣を募るために関東に出向く。血洗島村では惇忠(田辺誠一)と平九郎(岡田健史)が水戸騒動に関わった疑いをかけられて連行されてしまう。そのころ、京都では土方歳三(町田啓太)ら新選組が池田屋を襲撃。そのことがきっかけとなって、攘夷派志士たちの怒りは慶喜(草彅剛)と側近の円四郎(堤真一)に向かっていく。

 水戸、血洗島、そして京都で同時多発的にドラマティックなできごとが発生。いつも以上に目が離せないうえ、心が揺さぶられ続ける。

 たくさんある見どころの1つが、土方歳三を演じている町田の「美しい殺陣」だ。

「剣を振った姿がとっても美しくて。動きがきれいなんですよ」というのは、演出の村橋直樹氏。「もちろん見目麗しいんですけれども、形がすごくきれい。あのシーン(町田の殺陣)はある種、昔っぽい殺陣なんです。最近は、途中で殴ったりつかみあったりが入ったりするんですけれども、相手は町田さんにまったく振れられないままに、一太刀のもとに死んでいく。そういう美しい殺陣を目指していて、まさにそれを美しく演じていただきました」。

 町田の格好良さにやられたのは村橋氏だけではなかったよう。

「吉沢君がモニターで見ていて、いいなあって言っていました(笑)。栄一はそういう格好いい見せ場がある人じゃないですし、それを狙って作っているので」

『青天を衝け』は、毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送もある。

北村匠海、10年内の多角的ビジネスプランを披露「カレー屋もやりキャンプ場を経営し…」

2021.05.10 Vol.Web original

 映画『東京リベンジャーズ』のイベントが10日、都内にて行われ主演・北村匠海をはじめ豪華キャスト10名と英勉監督が登壇。コロナ対策のためオンラインで一般参加者との質問タイムを楽しんだ。

 和久井健による大人気コミック「東京卍リベンジャーズ」の実写化。負け犬人生を送っていた主人公が、10年前にタイムリープし、殺された元恋人を救い、負け犬人生を変えるため仲間を作り奮闘する姿を描く。

 コロナによる撮影中断を乗り越えての完成を喜んだ面々。この日はオンラインで参加者とつながり質問タイムを実施。最初は、学生時代にやりたかったことはという質問。「バンドとかやってみたかった。もう少しオープンな遊びをしたかった」と回答した吉沢亮。登壇者たちから「どんな遊びをしていたの」と問われると「学校をさぼって喫茶店に行ってクラスメイトの悪口を言っていました。リア充としての遊びをしたかった」と回答し、登壇者からツッコミが続々。

 続いて、後悔しないように大きな決断をするにはどうしたら、という相談に、北村は「直観を信じること」と回答し、鈴木伸之は「自分がこれ好きだなと思うものを見つけてとことん追求することが大事だと思う」と真面目に回答しつつ「目をバキバキに見開くことが未来を切り開く!頑張れ!」と熱く激励。磯村勇斗は「後悔してもいい。後悔を恐れずに自分が本当に何をしたいか大事にして」とエールを贈った。

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