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土屋太鳳『るろうに剣心』は「漫画実写の試行錯誤の時代を突き破った作品」

2025.12.23 Vol.web original

 

 俳優の佐藤健、武井咲らが12月23日、都内にて行われた「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」『るろうに剣心』の舞台挨拶に登壇。2作目から参加した土屋太鳳がシリーズへの熱い思いを語った。

 ワーナー ブラザース ジャパン合同会社は今年12月31日をもって100年に渡る日本での劇場配給業務を終了。その終幕に合わせ、歴代の配給作品を期間限定上映。

 全シリーズでメガホンを取った大友啓史監督とアクションを手掛けた谷垣健治に続き、サプライズで主人公・緋村剣心を演じた佐藤健、神谷薫役・武井咲、相楽左之助役・青木崇高、巻町操役・土屋太鳳が登壇すると会場のファンも大興奮。

 それぞれがシリーズへの思いを熱く語る中、土屋は1作目『るろうに剣心』を「高校生のとき、客席で見ていました」と振り返り「衝撃を受けて立てなくて。これはすごい作品になるぞと確信していました」。

 さらに「そのころは、原作ものを実写化するって試行錯誤の時代だったじゃないですか。それを突き抜けたのが『るろうに剣心』だったと思う」と熱弁。当初、漫画『るろうに剣心』の実写化にファン目線で懐疑的だったと明かした佐藤も、人気作品を実写化する難しさを語りつつ「誰も正解が分からなかった。その中で大友さんが“リアルに落とし込むんだ”と言い続けていて」とリアルで人間味あるアクションや演出を信念とした大友監督と谷垣を称賛。青木も「本人の知らないところでいろいろ言われてたと思う。キャスティングとかも。漫画原作の実写化で傷ついている時代でもあった」と感慨深げ。

 さらに土屋は、自分で考えたアクションのアイデアを、実際に採用してもらったと感謝。谷垣は「それを面白いねと拾ったのは健なんだよ」と明かし、土屋も「健先輩、ありがとうございます!」と大感激

「谷垣さんから言われた“アクションは心だ”という一言が今も座右の銘になっています」という土屋。激しいアクション撮影の後、谷垣から「27歳くらいだねと言われて。17歳だったんですけど(笑)。それくらい疲れた顔をしている、と。でもそのとき、27歳になってもアクションができたらいいなと思ったんです。それが、30歳になって、今でも続けてて。幸せです」と笑顔。佐藤も「谷垣さんの一言でアクション女優としても育って」と感嘆していた。

 この日の登壇者は佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、大友啓史監督、谷垣健治。

佐藤健、武井咲は「唯一の癒しでした」『るろうに剣心』上映会で再会

2025.12.23 Vol.web original

 

 俳優の佐藤健、武井咲らが12月23日、都内にて行われた「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」『るろうに剣心』の舞台挨拶に登壇。武井が17歳当時の撮影を振り返った。

 ワーナー ブラザース ジャパン合同会社は今年12月31日をもって100年に渡る日本での劇場配給業務を終了。その終幕に合わせ、歴代の配給作品を期間限定上映。

 全シリーズでメガホンを取った大友啓史監督とアクションを手掛けた谷垣健治に続き、サプライズで主人公・緋村剣心を演じた佐藤健、神谷薫役・武井咲、相楽左之助役・青木崇高、巻町操役・土屋太鳳が登壇すると会場のファンも大興奮。

 14年に渡るシリーズの撮影を感慨深げに振り返った一同。1作目の『るろうに剣心』の思い出を聞かれた武井が「猫(笑)」と言うと佐藤は「俺が一番好きなシーン。“薫どの”が猫を見つけて“わ、猫!”って(笑)」と思い出し笑い。

 武井は、17歳で参加した“るろ剣”の撮影現場で「大友監督と佐藤さんから“どれだけやれますか?”みたいな圧を感じていて、発言ができなかったんです」と明かすと、佐藤は「そんな闇を抱えていたんだ。楽しくやっているのかと」と驚き、武井は「装ってました(笑)。で生のお芝居を最初に教えてもらった作品でした」と感謝。

 佐藤たちのアクション撮影を見守ることが多かったという武井は「薫と同じように、行ってらっしゃい、とアクションに向かう姿を見送って楽屋に戻って」と振り返っていたが「パッと目が覚めたら…」ともらし、一同は「ということは寝てた?」と大笑い。

 武井は照れ笑いしつつ「…まだ撮っていて。また…パッと起きたら、まだ撮ってる。同じシーンですよ。やっと帰ってきたと思ったら本当にボロボロになっていて声がかけられないくらいでした」。

 佐藤も「確かに、戻ってきたらスッキリしてた(笑)」と笑いながら「こういう子がいるから僕らは戦いに行ける。唯一の癒しでした」と振り返っていた。

 この日の登壇者は佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、大友啓史監督、谷垣健治。

佐藤健、脱・独身宣言?“るろ剣”チーム再会で「また皆と集まれるときには…」

2025.12.23 Vol.web original

 

 俳優の佐藤健、武井咲らが12月23日、都内にて行われた「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」『るろうに剣心』の舞台挨拶に登壇。14年でシリーズ5作品を生んだ“るろ剣”チームが再会を喜んだ。

 ワーナー ブラザース ジャパン合同会社は今年12月31日をもって100年に渡る日本での劇場配給業務を終了。その終幕に合わせ、歴代の配給作品を期間限定上映。

 イベント最終日のこの日、終幕を飾るのは大ヒット作『るろうに剣心』。全シリーズでメガホンを取った大友啓史監督が「佐藤健と心中しようかなとテレビ局を辞めて挑んだ(笑)。若いスタッフと試行錯誤し、結果的に礎となった映画ができたと思う」と1作目に挑んだときの気持ちを振り返ると、アクションを手掛けた谷垣健治も「死闘を経てね(笑)」。

 さらに、主人公・緋村剣心を演じた佐藤健、神谷薫役・武井咲、相楽左之助役・青木崇高、巻町操役・土屋太鳳もサプライズで登場。観客の大歓声で迎えられた豪華キャストたちは、久しぶりの再会に「一瞬で15年前に戻った」と皆、満面の笑顔。

 14年間の思い出やシリーズへの思いを熱く語った一同。

 1作目の上映を控える観客に佐藤は「大目に見てください(笑)。そこからさらに進化してますので」と胸を張り「また何かやりましょうよ」。すると大友監督も「やるか!」、青木も「このチームワークをここで終わらせるのはもったいない」と大乗り気。大友監督が「皆、まだ体動く?」と確認すると一同は「もちろんです!」。観客も“るろ剣”チームの新たな始まりに期待の拍手を贈った。

 一方、14年の間に佐藤以外のキャストが既婚者となったという話題が出ると佐藤は「確かに孤独。どこを見ても“夜泣きが…”みたいな」とぼやき「じゃ、皆でまた集まるときは皆の仲間に入れるように…」。

 佐藤の結婚宣言?に会場のファンからは「やだ~」の声も。佐藤が「じゃ僕が分かる話題で盛り上がってほしい」と訴えると、青木が「剣心、1人じゃないって!」と励まし、会場も笑いに包まれていた。

 この日の登壇者は佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、大友啓史監督、谷垣健治。

坂口健太郎、父親役俳優から「汗がしょっぱい」と暴露され「そりゃそうですよ(笑)」

2025.10.16 Vol.web original

 

 映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、俳優の坂口健太郎、渡辺謙らキャスト陣と熊澤尚人監督が登壇。坂口が父親役俳優に撮影中のハプニングを謝罪した。

 柚月裕子による同名小説を映画化。天才棋士が容疑者となった殺人事件に隠された衝撃の真実を描くヒューマンミステリー。

 主人公の天才棋士・上条桂介を演じた坂口。“こんな坂口健太郎はこれまで見たことがない”という評価に「壮絶な生い立ちで、悲しいことや辛いことが降りかかってくる、多くのことに巻き込まれていく人間なので、役として生きている間はその瞬間を生きることを大事に演じていました」。

 中でも父親とのシーンがきつかったと振り返った坂口に、その父親・庸一を演じた音尾琢真が「坂口くんは普段すごく優しい方で。(ぶつかり合うシーンの後に)大丈夫ですか、ケガしてませんかと気遣ってくれて。大好きになっちゃった」。

 一方、坂口は父子の対峙シーンを振り返り「僕が上になってるんですけど、あまりにも暑くて汗がダクダクで、音尾さんにかかっちゃうんです。でも手を首にかけてるので拭くこともできなくて。お芝居としてやりづらいだろうな、と…。すみません」と汗がかかってしまったことを謝罪。

 すると音尾が「しっかり言っておきたいんですけど…坂口くんの汗はしょっぱいです!」と明かし、坂口は「そりゃそうですよ(笑)」。劇中とは一転、コミカルなやり取りに会場も大笑い。すかさず渡辺が「(真剣な場面なのに)そのシーンを見て笑われたら困るじゃん」とツッコみ、さらに笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は坂口健太郎、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督。

渡辺謙「嫌なヤツかなオレ(笑)」家族思いの小日向文世に「好感度上げちゃって…」

2025.10.16 Vol.web original

 

 映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、俳優の坂口健太郎、渡辺謙らキャスト陣と熊澤尚人監督が登壇。「嫌な奴」という役どころに渡辺が「楽しかった」と笑顔を見せた。

 柚月裕子による同名小説を映画化。天才棋士が容疑者となった殺人事件に隠された衝撃の真実を描くヒューマンミステリー。

 腕は一流だが“人間として最低”な賭け将棋の真剣師・東明重慶を演じた渡辺。

 渡辺は「一貫性のないことこの上ない。出てくるシーンごとに言っていることが違う人物。信用しなくていいです。(映画で)2番目くらいに嫌なヤツ」と言いつつ「けっこう楽しかった。嫌なヤツかな、オレ(笑)」。

 東明と運命を交える主人公の天才棋士・上条桂介を演じた坂口。初共演した印象を聞かれると、渡辺は「わりと似ている部分がある。オープンマインドで現場やスタッフが好き。僕も一緒に現場に行きたくなる。そういう稀有な感覚を持った俳優さん」。

 坂口も「これはものすごくうれしいです」と大感激し「現場で、とても軽やかな方なんだなと。それまでやっぱり“ケン・ワタナベだ!”という認識がありましたから」と渡辺の存在感を熱く語ると、渡辺は「かといって映画のような人物ではないので」と念押し。

 この日は、物語にちなみ「一生手放せないもの」を一同が回答。渡辺は「阪神タイガース」と答え「今日も6時から試合をやっているんで…早く終わらないかな、と」と笑いを誘っていたが、小日向文世が「家族。大好きなので。終わったらまっすぐ家族のもとに帰りたい」と回答すると「嫌な感じ! 好感度上げちゃって…」と茶化し、会場の笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は坂口健太郎、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督。

 

土屋太鳳「渡辺謙さんの『ラスト サムライ』で“Perfect”を覚えました」

2025.10.16 Vol.web original

 

 映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、俳優の坂口健太郎、渡辺謙らキャスト陣と熊澤尚人監督が登壇。土屋太鳳が渡辺の代表作の1つ『ラスト サムライ』への思い入れを明かした。

 柚月裕子による同名小説を映画化。天才棋士が容疑者となった殺人事件に隠された衝撃の真実を描くヒューマンミステリー。

 坂口が演じる主人公の元婚約者という、映画オリジナルの役どころを演じた土屋は「原作に無い役はすごく難しかったです」と振り返りつつ「いつもスタッフさんと元気にお話されていて。座長さんが元気でいてくださるって、すごく頼もしいな、と」と坂口の座長ぶりを絶賛。すると渡辺が「大したことしゃべってないよ」とイジり、坂口も「スタッフさんからツッコまれたりしてました(笑)」と照れ笑い。

 この日は、物語にちなみ「生涯、手放すことができないもの」を一同がフリップで回答。土屋は「姉と弟」と答え姉弟との仲良しぶりを語っていたが、渡辺に「姉弟でエンドレスに『ラスト サムライ』を一緒に見ているんです。謙さんの“Perfect”というセリフが初めて覚えた英語です」と特別な作品となっていることを明かしていた。

 この日の登壇者は坂口健太郎、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督。

土屋太鳳、“小さな家族”がイヤイヤ期「呼吸を意識するとグッと堪えられた(笑)」涼しげな浴衣姿で母の顔

2025.07.16 Vol.Web Original

 俳優の土屋太鳳が7月16日、都内で行われた「どうとんぼり神座」の新CMと夏休みのキャンペーンの発表会に登壇した。

 土屋は涼しげな浴衣姿で登場すると、リクエストで、くるりと回転。「着物のような浴衣なので、帯も太鼓帯のように。神座さんに合わせて、帯締めも赤にしてみました」と、にっこり。「せっかく日本を感じられる浴衣があるので、今年の夏は、夏祭りや盆踊りに家族みんなで行ってみたいです!」と、さわやかな笑顔を振りまいた。

 ブランドアンバサダーを務める土屋。出演する新CM『心ゆくまで、おいしい夏』篇は、「先輩とそのお子さんと夏ラーメンを食べに行く」という内容だ。

 一足早く会場でCMが放映されると、司会者が「(土屋が)食べる姿が美しい」と、ひと言。土屋は笑って「なんでしょう……運命のラーメンと言いますか、こんなに食べてホッとするラーメンってあるんだと思いますね……思いますよね(笑)? おいしくて優しくて、人の心を包み込んでくれるラーメンだなと、撮影させていただいて改めて感じました」と、振り返った。

【明日何を観る?】前代未聞のエンターテインメント超大作『八犬伝』

2024.10.24 Vol.759

 世界に誇る日本ファンタジー小説の原点『八犬伝』を、八犬伝の物語を描く“虚パート”と、作者・滝沢馬琴を描く“実パート”を交錯させながら実写映画化した前代未聞のエンターテインメント超大作。

“実パートでは滝沢馬琴に役所広司、葛飾北斎に内野聖陽、馬琴の息子・宗伯(鎮五郎)に磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木 華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶと日本映画界を代表する実力派が集結。“虚パート”では伏姫に土屋太鳳、玉梓に栗山千明、さらに八人の剣士に渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平。加えて重要な役どころで河合優実、塩野瑛久と旬な顔ぶれがそろう。

土屋太鳳に遠藤憲一「太鳳ちゃんてそそっかしいよね」

2024.08.02 Vol.web original

 

 映画『赤羽骨子のボディガード』の初日舞台挨拶が2日、都内にて行われ、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかるらキャスト陣と石川淳一監督が登壇。親子役を演じた遠藤憲一と土屋太鳳が爆笑トークを繰り広げつつ深いコメントで会場を共感させた。

 原作は丹月正光による『赤羽骨子のボディガード』。とある事情で命を狙われることになった赤羽骨子(あかばね・ほねこ)のためにボディガードとなった威吹荒邦(いぶき・あらくに)が“彼女にバレることなく守る”というミッションに挑む。

 主演の威吹荒邦 (いぶきあらくに)役のラウールをはじめ豪華キャストはついに迎えた初日に感激。そんな中、威吹に立ちはだかる尽宮正親を演じた土屋が、冒頭の挨拶でなぜか「威吹荒邦…」とラウールの役名を名乗りかけ、登壇陣から「え!?」「ウソでしょ」と猛ツッコミ。土屋は「間違えた」と照れ笑いしつつ「せっかくなので」と劇中の正親の低音ボイスで「威吹荒邦!…公開おめでとう」。

 そんな土屋に、その父親役の遠藤は「太鳳ちゃんってさ、そそっかしいよね。出番の前には必ず水こぼしてるし。こんなそそっかしい人と思わなかった」と言うと、土屋は「本当にたくさんの方に支えられてここに立っています」と返し会場も大爆笑。

 今回演じた正親役がぴったりとSNSでも話題の土屋。エンディングクレジットで最後に名前が登場する“トメ”は本作が初めてと言い「ずっと夢だったんです」と感激。
 
 そんな土屋は「命に代えても守りたいもの」という質問に「命に代えても守りたいものは…命。大切な人、自分自身。遠くの誰かの命を大切にしたい」と回答。

 続けて遠藤が「妻。僕は普段ポンコツ人間で妻に守られているので」と回答すると観客も感動の拍手を贈っていた。
 
 この日の登壇者はラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、山本千尋、戸塚純貴、有輝(土佐兄弟)、遠藤憲一、土屋太鳳、石川淳一監督。

ラウール、主演作の番宣56本の働き者ぶりに共演陣絶賛「世界一の座長」「宣伝ぶん回し隊長」

2024.08.02 Vol.web original

 

 映画『赤羽骨子のボディガード』の初日舞台挨拶が2日、都内にて行われ、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかるらキャスト陣と石川淳一監督が登壇。座長として撮影現場から宣伝活動までを率いたラウールに共演陣が惜しみない賛辞を贈った。

 原作は丹月正光による『赤羽骨子のボディガード』。とある事情で命を狙われることになった赤羽骨子(あかばね・ほねこ)のためにボディガードとなった威吹荒邦(いぶき・あらくに)が“彼女にバレることなく守る”というミッションに挑む。

 3年ぶりの主演映画となったラウールは「楽しんでいただけると自信をもって言える作品なのでこの日を迎えてワクワク、ハッピーな感じです」と満面の笑み。

 本作の宣伝活動のため出演した番組は計56本というラウールの座長ぶりを共演陣も口をそろえて絶賛。ヒロイン役の出口夏希が「一応私のほうが学年2つ上なんですけど現場ではラウールさんが本当にしっかりしていて年下気分で頼ってました」と言うと、奥平大兼も「僕は朝早いとテンション上がらない日もあるのにラウールくんにはそれがない。長い廊下をスタッフさんたちに挨拶しながら歩いてくる姿が脳裏に残っています」、髙橋ひかるも「宣伝活動のインスタライブでもめっちゃ回してくれる。ぶん回し隊長」、戸塚純貴「美しすぎる人って苦手なんですけど。心の美しさが現れている」、有輝(土佐兄弟)も「世界一の座長」と絶賛に継ぐ絶賛。ラウールは「くすぐられ過ぎて体が小っちゃくなっちゃった」と照れまくり会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者はラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、山本千尋、戸塚純貴、有輝(土佐兄弟)、遠藤憲一、土屋太鳳、石川淳一監督。

ラウール、3年ぶり主演映画の舞台挨拶で気もそぞろ「頭がパンクしそうだった」

2024.07.11 Vol.web original

 

 映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の完成披露試写会が11日、都内にて行われ、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかるらキャスト総勢25名と石川淳一監督が登壇。ラウールが共演陣と協力しながらイベント中に、あるミッションに成功した。

 週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。とある事情で命を狙われることになった赤羽骨子(あかばね・ほねこ)。大好きな彼女のために、ボディガードとなった威吹荒邦(いぶき・あらくに)が“彼女にバレることなく守る”というミッションに挑む。

「赤羽骨子FES.」と題して実施されたこの日の完成披露イベントには、威吹荒邦役の主演ラウールをはじめ、赤羽骨子役の出口夏希ら豪華キャストが大集結。

 3年ぶりの映画主演となるラウールは「僕はヤンキーとかけ離れた平和な暮らしを送ってきて、ケンカも1回もしたことが無かったんですけど、久しぶりに金髪の自分をスクリーンで見て、あ、ヤンキーじゃないかと思いました」と“ヤンキー”役に自信満々。

 一方で冒頭、階段上のステージから下りるタイミングを一人だけ間違えたり「皆さんに見てもらえるという喜びと…」と語りだすと、ふと「何でしたっけ?」と言葉に詰まるなど、なぜか落ち着かない様子。

 イベントでは、劇中で披露するアクションやダンスの練習の話などで盛り上がっていたが、そのトーク中、なぜか突然、有輝(土佐兄弟)が炭酸水を一気飲みしたり、かなで(3時のヒロイン)が主題歌『BEAKOUT』を踊り出すなど、登壇者が次々と謎行動。

 実はこの日、登壇者には物語さながら骨子役の出口にバレないよう、とあるミッションをクリアせよという指令が。

 出口の気をそらしたり、見えないように視線を遮ったりと協力した一同。最後には、フォトセッション直前にサプライズで駆け付けた土屋太鳳が「2分前からいました(笑)」と出口をびっくりさせ、ミッション成功。終始落ち着かなかったというラウールも「頭がパンクしそうだった(笑)」とようやく安どの表情。

 ほとんどのミッションに「気づかなかった」と驚いた出口。フォトセッションではラウールはじめ共演者たちから守られるボディガードのポーズ。出口も「うれしい!」と感激していた。

 この日の登壇者はラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦獠太、髙橋大翔、遠藤憲一、土屋太鳳(サプライズ登壇)、石川淳一監督。

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