1R序盤、扇久保の攻勢によもや…の空気が流れるも…
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で堀口恭司が扇久保博正を3-0の判定で破った。
2人は5年前に修斗のリングで対戦。この時は王者の扇久保に堀口が挑戦し、スリーパーホールドで堀口が一本勝ちを収めている。扇久保にとっては5年の時をまたいだリベンジマッチだった。
試合は1R、堀口がジャンプして飛び込んで右フックを放つと、扇久保はこれを受け止めタックルでテイクダウンを狙う。扇久保の執拗なタックルに手こずる堀口。離れ際の扇久保の右ストレートにバランスを崩すなど、いつもの堀口らしくない動きに、よもや…の空気が流れるが、堀口は徐々に挽回パンチを的確に扇久保に当て、5年前を思い出させるバックチョークを狙う場面も見せる。扇久保は左まぶたから出血し苦しい展開に。堀口はパンチからコーナー付近の扇久保にサッカーボールキックを放つなど完全にペースを握る。

