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武尊の盟友・大岩が「龍矢祭り」を宣言。レオナ・ペタスは弟・虎於奈の結婚式と自らの王座獲得の「加藤家祭り」に意欲【K-1】

2022.09.10 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が9月10日、都内で開催され、全選手が一発で規定体重をクリアした。

 今大会では武尊の王座返上に伴い「K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が行われる。計量後には8選手による会見が行われた。

 トーナメントには日本からは大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)、朝久裕貴(朝久道場)、横山朋哉(リーブルロア)の4選手が出場し、それぞれ1回戦で海外の強豪を迎え撃つ。

 武尊の盟友でもある大岩はやっと巡ってきたチャンスに「明日はKO祭り、龍矢祭り。全試合KOでベルトを巻きたい」などと腕を撫した。武尊からは「“龍矢にこのベルトを巻いてほしい”とも言われたし“誰にも渡したくない”という話もいただいた。あとは“自分らしくしっかり戦って、龍矢らしく試合を運べば必ずチャンピオンになれる”とも言ってもらえた」といった激励を受けたことを明かしたうえで「やるのは自分なので、あとは自分を信じて、明日は3試合全力で戦って楽しみたい」と王座獲得への並々ならぬ意欲を見せた。

天心vs武尊の熱狂を再び!公式写真集「THE MATCH 2022 IN TOKYO DOME」が9月22日に発売

2022.09.01 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)から約3カ月後となる9月22日、この2人の試合を中心に全対戦カードを収録した公式写真集「THE MATCH 2022 IN TOKYO DOME」がNFTマーケティング株式会社から発売されることとなった。

 この写真集は新進気鋭のフォトグラファー、新田桂一氏が選手ひとりひとりを至近距離から撮影。全試合の名場面を248ページにも及ぶボリュームで完全収録している。

 表紙デザインは那須川天心バージョンと武尊バージョン、オールファイターズバージョンの3種類。

 現在、公式オンラインサイト( https://thematch2022-photobook.com )で事前予約を受け付けているのだが、予約購入者の中から、那須川、武尊いずれかのサイン色紙を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施中。さらに、予約購入者には表紙デザインのトレーディングカードがもれなく1枚、プレゼントされる。これは3種類の中からランダムで封入されるという。

 また10月には撮影された写真の中から珠玉のワンシーンをNFT化したコレクションアイテムが発売予定となっている。

軍司泰斗がトーナメントを制し「次期エースは僕がいいんじゃないかと思っている」と“ポスト武尊”を宣言【K-1】

2022.08.11 Vol.Web Original

決勝で斗麗に1RKO勝ち

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」(8月11日、福岡・福岡国際センター)で行われた「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で現フェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が決勝で斗麗(WIZARDキックボクシングジム)を1RKOで破り優勝した。

 軍司はK-1アマチュア、K-1甲子園で優勝し、2017年にはKrushでバンタム級王座を獲得。昨年12月には椿原龍矢を破りフェザー級王座を獲得した。今年2月には那須川天心戦を控えた武尊のエキシビションマッチの相手を務めるなどK-1の次期エースを争う存在。

 今回のトーナメントについては「僕のためのトーナメントだと思っている。ここで負けたら意味がないと思っている」と自らに優勝を義務付けての参戦だった。

 決勝で対戦した斗麗とは4月の「K’FESTA.5」で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ちという王者としては納得のいかない内容だった。

YUSHIが武尊のMMAデビュー戦の対戦相手の座をかけて皇治との対戦をアピール【RIZIN.37】

2022.07.31 Vol.Web Original

「RIZIN.37」(7月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1試合でプロ2勝目を挙げたYUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が試合後の会見で今後戦いたい相手として皇治の名を挙げた。

 YUSHIはこの日、覇留樹(宴UNIVERSE)を2R43秒、スリーパーホールドで破り、公約通り第1試合から会場に火をつけた。

 そして試合後の会見で、今後については「もし朝倉未来選手(vs.フロイド・メイウェザー戦の大会)のオープニングを僕が務めさせてもらえたらしっかりその辺を盛り上げようかなと思ってます。“年末でもいいんじゃない?”って言われたんですけど、僕34歳なので、今やらないといつやるの?っていう。孝太君とかだったら選手生命が長いので万全な状態じゃなきゃいけないっていうのもあると思うんですけど、僕は多少ケガしてても連戦して見てる人を楽しませて、YUSHIという存在をこの今温まっている時期にたくさん見せておかないとダメかなって思っているので。今、無傷で終われたので、もし連戦できるんだったら、9月、12月と試合に出て、YUSHIという存在がRIZINに必要な存在だと思ってもらえるように頑張っていけたらいいな、と思っています」とこの日、9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが発表されたビッグマッチと大晦日への連続参戦をアピールした。

 そしてその際に戦いたい相手として「皇治選手とやりたいとずっと言っているんです。皇治選手が武尊選手に“MMAで俺とやろう”と言っていたので、武尊戦をかけて俺と先にやってくれたらいいのになあと思っていますね。すみません、生意気に(笑)」とMMA転向の噂もある武尊との対戦をかけての皇治戦を希望した。なおYUSHIは「武尊選手のMMAデビュー戦の相手を務めたい」ということはすでに表明している。

元K-1王者・卜部弘嵩が現役引退。一番強かった相手は実弟の卜部功也【K-1】

2022.07.27 Vol. Web Original

9・11「よこはまつり」で引退セレモニー

 第2代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7月27日、現役引退を発表した。「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)で引退セレモニーが行われる。

 この日行われた会見で卜部は一番の思い出に残る試合として実弟の功也とのK-1王座をめぐる一連の戦いを挙げた。

 卜部は2007年7月29日に18歳で全日本キックでプロデビュー。2009年には旧K-1の「K-1甲子園」にも出場。旧K-1にはその前後に「K-1 WORLD MAX」にも出場した。2010年からはKrushを主戦場とし、2011年には初代Krush -60kg級王座(現スーパー・フェザー級)を獲得し、3度の防衛に成功。

 2014年は5月にフランスでISKAオリエンタル世界スーパーライト級(-63.5kg)王座を獲得。11月にはKrush -60kg級王座に返り咲き、前回と合わせ計5度の防衛に成功した。2015年からは新生K-1にも参戦。1月に行われた「K-1 WORLD GP -60kg級初代王座決定トーナメント」では決勝で実弟の卜部功也に敗れ準優勝に終わったものの、11月には王座挑戦を実現させ、功也にKO勝ちを収め第2代王座(現スーパー・フェザー級王座)に就いた。2018年7月からフェザー級に転向し2連勝し、翌年3月の「K’FESTA.2」で王者・村越優汰に挑むも判定負け。11月に行われた「第3代フェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で敗れ2階級制覇はならなかった。

 今年2月には復活をかけて島野浩太朗と対戦もKO負け。この試合が現役最後の試合となった。通算成績は60戦37勝(18KO) 20敗3分。

「モテてしゃーない」皇治が自らの婚活状況語る「そろそろあるかもしれないですよ」

2022.07.22 Vol.Web Original

 RIZINファイターの皇治(TEAM ONE)が7月22日、かつて拳を交えたK-1ファイターの武尊に予想外のアドバイスを送った。

 武尊は2021年2月の「K-1 AWARDS 2020」の際にリングでは「完全燃焼」、プライベートでは「婚活」を目標に掲げた。その年は、前年の大晦日で対戦に向かって動き出した「那須川天心戦の実現」が期待されたのだが、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、那須川戦はなかなか実現せず。今年1月の「K-1 AWARDS 2021」の際に婚活の進行状況を聞かれた際には「今、それどころじゃないです(笑)」と婚活は封印していることを明かしていた。武尊は現在、復活に向けて休養中とあって、その後も進展がないと思われるのだが、皇治はそんな武尊に「ここまでやった男やから、あいつもモテてしゃーないでしょ」とエールを送りつつ「子供つくったらええんちゃう? そうしたら男として結婚するしかないでしょ」と婚活を飛び越える、あまりに予想外の、いやありがた迷惑なアドバイス。

TOKYO MXの「THE MATCH 2022」特番は7月24日19時から放送。全国の12の独立放送局で順次放送

2022.07.16 Vol.#k1wgp

 那須川天心(TARGET/Cygames)と武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の特別番組の放送スケジュールが7月16日、発表された。

 番組は「格闘技史上最大の決戦 THE MATCH 2022 天心vs.武尊 完全版」というタイトルでTOKYO MXで7月24日19時から21時までのゴールデンタイムで放送される。

 その後、8月3日の岐阜放送(19時~)、三重テレビ放送(19時54分~)を皮切りに全国の12の独立放送局で順次放送される。

 出演はTHE MATCH 2022 出場選手ほか。

武尊が背番号55背負い、1カ月ぶりの東京ドームで始球式。巨人の原監督からは熱い言葉【K-1】

2022.07.16 Vol.Web Original

 K-1ファイターの武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7月16日、東京ドームで行われた巨人vs広島戦で始球式を行った。

 この試合は鳥取県提供の「とっとりデー」として開催され、武尊が鳥取県米子市出身で「鳥取ふるさと大使」を務めていることから今回の始球式が実現した。

 武尊は約1カ月前の6月19日にこの東京ドームで行われた「THE MATCH 2022」で那須川天心と世紀の一戦を戦い、判定で敗れている。試合から8日後の6月27日に会見を開き、現役続行を前提とした「休養」を発表。その後、療養のためタイへ渡ったのだが、タイガームエタイやゲオサムリットジムなどで練習もしており、その様子は自身のSNSでもアップされていた。

武尊が返上したベルトをめぐりトーナメント開催。大岩「責任と覚悟を持ってここに来ている」、レオナ・ペタス「後のことを任されようかなと思う」【K-1】

2022.07.15 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が7月15日、都内で開催された。

 武尊の王座返上に伴い、日本人選手4人、外国人選手4人による「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が開催されることとなった。

 1回戦は(1)大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs アダム・ブアフフ(モロッコ/Multi Fight Boxing Academy/TEAM Samchaou)、(2)レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)vs アヤブ・セギリ(Kaizen Fight Club Burriana)、(3)朝久裕貴(朝久道場)vs ナックロップ・フェアテックス(タイ/Fairtex Gym)、(4)横山朋哉(リーブルロア)vs バイリー・サグテン(イギリス/Suggys Gym)の組み合わせ。準決勝は(1)と(2)、(3)と(4)の勝者が対戦する。

 大岩は昨年11月にBigbangライト級(−61.23kg)王座を獲得。今年4月の「K’FESTA.5」では元K-1フェザー級王者・江川優生に判定勝ちを収めている。対するブアフフは2020年の「K’FESTA.3」で武尊とK-1とISKAのダブルタイトル戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来日がかなわず。今回、ついにK-1初参戦となる。戦績は19戦19勝(10KO)。

 ブアフフはK-1を通じて「武尊とのダブルタイトル戦に向けて最高の状態に仕上げていたので、試合ができなかったのは本当に悔しかった。その時の気持ちを今回のトーナメントにぶつけたい。大岩との試合で武尊がセコンドに就くと聞いているが、それは自分にとって大きなモチベーションになる。大岩と武尊の2人を倒すつもりでリングに上がる。今回、K-1のベルトを巻いて、いつの日か武尊との試合を実現させたい」とのコメントを寄せた。これに対し大岩は「武尊がベルトを返上して、必ず俺が獲るという気持ちでいた。このベルトは必ず自分が取るし、このトーナメントは自分のためのものだと思っている。主役は自分だと思っている。責任と覚悟を持ってここに来ている。必ず優勝します」とベルト獲得への熱い思いを語った。

武尊「試合の2週間前に歩けない、蹴れない状態になり、格闘家としてだけでなく人として普通の生活を送れなくなると思った」と休養を決断【K-1】

2022.06.27 Vol.Web Original

那須川には改めて感謝の言葉

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)で那須川天心に敗れた武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が6月27日、都内で会見を開き、那須川戦について振り返った。

 武尊は19日の試合後、会見場に現れたものの、そこではファンや関係者への謝罪の言葉を絞り出すにとどめ、後日会見を開くことが発表されていた。

 この日は復活へ向けて「休養」することを発表した。それは新たな挑戦へ向けて心身をリセットするため。「最後は勝つ姿を見せてから終わりたいと思っています」と語るように、戦いの場へ戻ってくることを前提とした前向きなもの。

 武尊は那須川戦については「あの時の僕の心と体で出せる100%を出したので悔いはない。内容も振り返るのは辞めようと思っている。あれが100%かなと思っています」と語った。

 那須川については「天心選手がいたから苦しかったこともたくさんあったんですが、天心選手がいなかったら僕はこの年まで格闘技をやれていないと思うし、どこかで満足するか燃え尽きるかでモチベーションを保つこともできなかったと思う。約10年負けないで勝ち続けることができたのも天心選手がいたから、モチベーションを落とさずに強さを維持できたと思う。言葉では表せないですが、同じ時代にこの戦いの世界にいてくれて感謝しかないです」と試合前にも語っていたように、改めて感謝の言葉を口にした。

 その一方で、那須川と機会があれば話をするか?と問われると「それはお互いに引退してからなんじゃないかなと思う。天心選手はこれからもボクシングで活躍していくと思うし、同じ格闘界にいる間は仲良くはできないかな」と語るように闘争心は消えていない。

武尊が新たなる目標実現へ向け「休養」。総合格闘技転向など具体的なプランは明かさず【K-1】

2022.06.27 Vol.Web Original

「いったん海外で療養しようかなと思っています」

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)で那須川天心に敗れた武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が6月27日、都内で会見を開いた。武尊は19日の試合後、会見場に現れたものの、そこではファンや関係者への謝罪の言葉を絞り出すにとどめ、後日会見を開くことが発表されていた。かねてから「負けたら引退」と口にしていたことからその去就に注目が集まっていた。

 この日、武尊は試合後に多くのファンの人から寄せられた言葉に勇気をもらったとして、新しいチャレンジに向かうことを決断。しかし約11年間の激闘でボロボロになった体と心を治すための「休養」に踏み切ることを発表した。

 体については拳、腰、ヒザの故障を上げ、心についてはかねてからうつ病とパニック障害と診断されていたことを明かした。

 休養期間中については「期間は決めていないし、トレーニングはできるところはやろうと思っている。ずっと表舞台から姿を消すわけではないと思うし、やれることは練習も仕事もやっていきたいが、いい意味で自分と向き合える時間を作りたい。なるべく人と関わらない生活を送りたいので、いったん海外で療養しようかなと思っています」と語った。

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