シュートボクシング「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月10日、都内で行われた。
S-cup最終査定試合となる一戦で対戦する川上叶(龍生塾)は57.35kg、牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)は57.3kgでそれぞれ規定の−57.5kgをクリアした。
川上は昨年4月に龍聖に敗れ、ケガもあり長期欠場。再起戦となった今年2月の山田虎矢太戦では2度のダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。4月には山田ツインズの兄・山田彪太朗の持つSB日本フェザー級王座に挑戦も激闘の末、判定負け。この試合はシーザー武志会長がいったんリングを降りた川上を呼び戻し、山田と川上の2人の手を挙げ、川上の激闘を称えるほどの試合だった。
そして7月には内藤凌太に完封勝ちともいえる内容の判定勝ちを収め、S-cup出場は確定かと思われたのだが、今大会で改めて査定試合が組まれた。
対する牧野はDEEP☆KICK-57.5kg王者で現在はRISEにも参戦中。SBには今年6月に初参戦し、S-cup出場を目指す植山征紀を延長Rでマットに沈めている。