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上遠野寧吾が東虎之介との激闘制しフライ級王座決定トーナメント準決勝進出。対戦相手の海凪は昨年8月のリベンジ誓う【Krush】

2025.08.24 Vol.Web Original

「Krush.179」(8月23日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」が開幕した。今回のトーナメントは前王者・大夢の王座返上に伴うもので、この日は1回戦4試合が行われた。

 1回戦第4試合では上遠野寧吾(POWER OF DREAM)と東虎之介(ALONZA ABLAZE)が対戦した。

 上遠野はプロ戦績4戦4勝(3KO)でK-1グループ初参戦となった昨年8月のKrushでは海凪に判定勝ち、10月には大平龍にKO勝ちを収めている。今回はそれ以来の試合となる。

 東はプロ戦績8戦6勝(2KO)2敗。K-1グループには2023年9月から参戦し、3戦1勝2敗。昨年10月には前王者・大夢と対戦し、3RTKO負けを喫した。前戦は今年3月の九州プロキックボクシングでの有馬大翔とのKPKBフライ級王座決定戦で、3RでKO勝ちを収め王座を獲得している。

大久保琉唯の弟・世璃がフライ級王座決定トーナメントで準決勝進出。対戦相手の安尾瑠輝に「全然僕には勝てない」と豪語【Krush】

2025.08.24 Vol.Web Original

「Krush.179」(8月23日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」が開幕した。今回のトーナメントは前王者・大夢の王座返上に伴うもので、この日は1回戦4試合が行われた。

 1回戦第1試合では安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)と渡部蕾(KNOCK OUTクロスポイント大泉)が対戦した。

 安尾はプロ戦績10戦7勝(4KO)3敗。元DEEP☆KICK -51kg王者で昨年7月には元Krushフライ級王者の悠斗にKO勝ちを収めている。渡部はKNOCK OUTを主戦場にするファイターで、今回はk-1グループに初参戦。プロ戦績は5戦5勝(3KO)で現在、3戦連続KO勝ち中。

 1R、オーソドックスの安尾とサウスポーの渡部。詰める安尾に渡部が右フック。渡部は前蹴り。そして足を使って回る渡部。圧をかけるのは安尾。渡部はカウンターでパンチを当てていく。安尾は左右のフック。渡部はワンツー、左の蹴り。渡部は踏み込んで左ストレート。渡部は足を使って動き、的を絞らせない。そして左フック、ワンツー、飛びヒザと多彩な攻撃。安尾のパンチに渡部がカウンターで左ボディー。

「私は絶対にあきらめない」平岡琴が辻井和花を延長の末破り、悲願のRISE王座に王手【RISE190】

2025.07.26 Vol.Web Original

「RISE190」(7月25日、東京・後楽園ホール)で「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」の準決勝第1試合が行われ、平岡琴(TRY HARD GYM/同級2位)と辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK/同級7位)が対戦した。試合は平岡が延長にもつれ込む接戦を制して決勝に進出した。

 今回のトーナメントは宮﨑小雪の王座返上に伴い行われるもの。辻井は5月の後楽園大会で行われた1回戦第1試合で岩永唯伽(OISHI GYM)を2-0の判定で破り、準決勝に進出。平岡はシードされ、この日の準決勝からの出場だった。

 5月大会で行われた1回戦第2試合では島田知佳(team VASILEUS)が奥村琉奈(OISHI GYM)に1RKO勝ちで準決勝に進出。8月30日の「RISE191」でシュートボクシングのSB日本女子アトム級1位・風羽(龍生塾ファントム道場)と対戦する。

宮﨑小雪が返上したベルトをめぐり6選手参加のトーナメント開催。1回戦は辻井和花vs岩永唯伽、奥村琉奈vs島田知佳【RISE188】

2025.04.24 Vol.Web Original

 RISEが4月24日、「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 宮﨑小雪の王座返上に伴う「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」の開催が決まった。

 出場するのは平岡琴(TRY HARD GYM)、辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK)、岩永唯伽(OISHI GYM)、奥村琉奈(OISHI GYM)、島田知佳(team VASILEUS)、X(調整中)の6選手。

 この日は1回戦のカードとして辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK)vs 岩永唯伽(OISHI GYM)の一戦を発表。この勝者がシードの平岡と7月25日の「RISE190」で準決勝で対戦する。すでに発表されている奥村vs島田の一戦も同トーナメントの1回戦となり、この勝者はXと8月大会で予定されている準決勝で戦う。決勝は10月大会が予定されている。

1・17「Krush.62」渡部が-67kg王座奪取

2016.01.18 Vol.658

 立ち技格闘技「Krush.62」(17日、東京・後楽園ホール)のメーンでKrush-67kgタイトルマッチが行われ、王者、牧平圭太に渡部太基が挑戦。延長ラウンドにもつれ込む激戦の末、渡部が判定で勝利を収め、第4代王者に就いた。
 渡部は約10カ月前の昨年3月、このベルトに挑戦。そのときも延長ラウンドに突入する一進一退の攻防を繰り広げた末、ジャッジ1人が渡部を支持したもののドローに終わっていた。雪辱を期す渡部は昨年11月に行われた塚越仁志との挑戦者決定戦を勝ち抜き、再び牧平の前に立った。
 会場を二分する声援の中ゴングが鳴るや、渡部は積極的に前へ出てローキックにパンチで主導権を握る。渡部を突進を止めるべく牧平は前蹴りに左ミドルキック放つが、渡部は委細構わずローを蹴り続ける。ローキックを嫌がる素振りを見せた牧平だったが2Rに入ると左ストレート、左ハイキックが当たりだし、激しい打撃戦に。3Rに入っても渡部の突進は続くが、牧平も下がりながらも手数は出し続け、残り30秒で右ハイキックがクリーンヒット。会場の渡部応援団から悲鳴があがるが、渡部は一瞬動きを止めながらも最後まで左ハイに左フックを放ち続けたところでゴングが鳴った。
 精根尽き果てた表情の2人だったが、判定は1人が30-29で牧平を支持したものの、残り2人が29-29。延長ラウンドへ突入。
 本戦同様に前へ出続ける渡部。牧平もハイキックで応戦するが、渡部が放った飛び膝で牧平の右目尻が切れて出血。ドクターチェック後も距離を詰めてパンチを連打する渡部。牧平はキックで距離を取ろうとするが、渡部はそれを許さない。残り1分、壮絶な打撃戦が繰り広げられたが、最後も渡部が左ストレートをクリーンヒット。今度はジャッジ三者とも渡部を支持した。
 渡部は試合後のリングで「やっと一番になれました。チャンピオンになるという夢がいつしか目標に変わって、ようやくベルトを獲れました。いっぱい失敗して、思い通りに行かない日々もありました。でもあきらめなくてよかったといま改めて思っています」と挨拶した。会見では「強かった。前回はパンチパンチだったので、今回は蹴りを混ぜてうまく戦おうと思ったんですけど、相手もうまくて、なかなか攻めきれなかった」試合を振り返り「牧平選手が2回防衛しています。防衛数でも負けたくないし、歴代のチャンピオンよりもスーパースターになれるようにがんばっていこうと思います」と王者としての覚悟を語った。

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