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元KNOCK OUT王者の白幡裕星がボクシングの元東洋太平洋王者・小浦翼を完封【Krush】

2023.12.18 Vol.Web Original

 K-1グループの2023年最後の大会となる「Krush.156」(12月17日、東京・後楽園ホール)で元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)がプロボクシングの元OPBF東洋太平洋ミニマム級王者の小浦翼(K-1 GYM横浜infinity)と対戦した。試合は白幡がミドルキックで距離を制し、小浦のパンチを封じ込め3-0の判定で勝利を収めた。小浦はこの試合がキックボクシングデビュー戦だった。

 1R、サウスポーの白幡とオーソドックスの構えの小浦。白幡は右ロー、左ミドル。小浦もロー。小浦は圧をかけて右フック。白幡は右ロー。小浦が右フックも白幡は組み止める。白幡は左ミドル。圧をかける小浦に白幡は左インローを連打。小浦が距離を詰めると組み付く白幡。小浦も右ミドル。白幡は組み止め連打を許さない。

壬生狼一輝が会見で遺恨勃発の白幡裕星に判定勝ち「ほっとしとる。ここでワシが止めんとK-1の顔が立たん」【K-1】

2023.06.04 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~」(6月3日、神奈川・横浜武道館)で前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(力道場静岡)と元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦し、壬生狼がダウンを奪ったうえで3-0の判定勝ちを収めた。

 今大会の会場となった横浜武道館でK-1が大会を開催するのは2年ぶり2度目。その前回大会では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」が行われ、壬生狼は決勝に進出するも黒田斗真にKO負けを喫した。それまでK-1グループでは破竹の6連勝を記録していた壬生狼だったが、この黒星で一気にトーンダウン。黒田のダイレクトリマッチに敗れると池田幸司にも敗れKrush王座から陥落。どん底に落ちるも、昨年8月には峯大樹を破り連敗を3でストップ。昨年12月に行われた「K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント」では1回戦でサンベル・ババヤンに勝利を収めるも準決勝では黒田に3度目の敗戦を喫してしまった。

元KNOCK OUT王者・白幡裕星が「華のないK-1王者とオーラのないKrush王者」、対戦相手の壬生狼には「頭が悪い」と全方位に毒舌【K-1】

2023.04.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(6月3日、神奈川・横浜武道館)の第1弾カード発表会見が4月14日、都内で開催された。

 同所での開催は2年ぶり2度目。その前回大会では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」が行われ、黒田斗真が決勝で壬生狼一輝を破り、優勝を果たした。これを契機にK-1グループのバンタム級戦線に本格的に火が付き、昨年12月のK-1大阪大会では「初代バンタム級王座決定トーナメント」が行われ、ここでも黒田が優勝を果たし、初代王者に輝いた。

 今大会では今後のバンタム級戦線を占う4試合「黒田斗真vsラマダン・オンダッシュ」「池田幸司vsペットモンコン・スーンキラーフォイトム」「壬生狼一輝vs白幡裕星」「大久保琉唯vs齊藤龍之介」が行われるのだが、会見は“新顔”白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)の出現でこれまでとは一線を画した展開となった。

ローブローで計4度の中断も!初参戦の元KNOCK OUT王者・白幡裕星が元バンタム級王者・吉岡ビギンに判定勝ち【Krush】

2023.02.26 Vol.Web Original

「Krush.146」(2月25日、東京・後楽園ホール)で元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)がK-1ジャパングループ初参戦を果たし、元Krushバンタム級王者の吉岡ビギン(team ALL-WIN / 9+ nine plus lab.)と対戦し、2-0の判定で初戦を勝利で飾った。

 白幡は2021年2月の「REBELS ~The FINAL~」で王者・老沼隆斗を破り王座を獲得。しかし同年暮れに長く所属していた橋本道場を離れ、Battle Box所属に。2022年2月には「RIZIN LANDMARK vol.2」で吉成名高と対戦もKO負け。7月にはKNOCK OUTに10カ月ぶりに参戦し鈴木貫太にTKO勝ちを収め再起を果たしていた。

 オーソドックススタイルの吉岡とサウスポーの白幡。1R開始早々に放った白幡の左インローがいきなりローブローになってしまった試合は消化不良のまま終わった。

初参戦の白幡裕星「バンタム級の起爆剤になる」、バンタム級に復帰の吉岡ビギンは計量クリアで“どや顔”【Krush】

2023.02.24 Vol.Web Original

「Krush.146」(2月25日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月24日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級、元MUAY-THAI OPENスーパーフライ級王者の白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)がK-1ジャパングループ初参戦を果たし、元Krushバンタム級王者の吉岡ビギン(team ALL-WIN / 9+ nine plus lab.)と対戦する。

 白幡は2021年2月の「REBELS ~The FINAL~」で王者・老沼隆斗を破り王座を獲得。しかし同年暮れに長く所属していた橋本道場を離れ、Battle Box所属に。2022年2月には「RIZIN LANDMARK vol.2」で吉成名高と対戦もKO負け。7月にはKNOCK OUTに10カ月ぶりに参戦し鈴木貫太にTKO勝ちを収め再起を果たしていた。

10カ月ぶり参戦の白幡裕星がTKO勝ち。目指すはRIZIN再出撃と3階級制覇【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)で前KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle Box)が鈴木貫太(ONE`S GOAL)と対戦し、約10カ月ぶりのKNOCK OUT復帰戦をTKO勝ちで飾った。

 白幡は今年3月に前所属先の橋本道場を退会したことから保持していたKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座を返上。そして「RIZIN LANDMARK vol.2」に参戦も吉成名高にKO負けを喫し、今回はそこからの再起戦だった。

 1R、白幡は右ロー、左ミドル、左ハイでペースを握る。鈴木も左ローからパンチ、じりじりとプレッシャーをかけパンチを放つが、白幡の左ミドルは強烈。白幡は左ミドルから左ストレートをヒット。

 2Rには白幡がワンツー、そして鈴木のミドルをキャッチして左ストレート。鈴木も右ローで反撃も、白幡は狙いすました左ストレートを立て続けにヒット。これで鼻血を流す鈴木に白幡は強烈な縦ヒジ一閃。鈴木は大量の鼻血に加え、左目を大きくはらしドクターチェックが入るとそのままドクターストップとなった。

吉成名高が白幡裕星にKO勝ち。RIZINでの連続KO勝ちを5に伸ばす【RIZIN LANDMARK】

2022.03.07 Vol.Web Original

 有料ライブ配信を収益の柱に据えたRIZINの新しい興行形態によるイベント「RIZIN LANDMARK」の第2弾大会「RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日)が都内某所で行われた。

 第3試合ではキックボクシングルールで吉成名高(エイワスポーツジム)と白幡裕星(Battle-Box)が対戦し、吉成が2RでTKO勝ちを収め、RIZINでの戦績を5戦5勝(5KO)とした。

 吉成は昨年大晦日の那須川天心のRIZINでのラストマッチの相手としてRIZIN側がオファーしたものの、契約体重、ルール面で折り合わずに辞退。この間の経緯を説明する際の榊原信行CEOの発言が物議をかもしたが、2月25日に榊原氏と吉成が同席のもと和解し、今大会の参戦となった。

吉成名高が“ポスト天心”を期待する声に「そう簡単なものではない。人間としても成長しなければ」【RIZIN LANDMARK】

2022.03.04 Vol.Web Original

「いろいろあったが、またRIZINで試合ができてうれしい」

「RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日)の前々日インタビューが3月4日、行われた。

 先日、“電撃参戦”が発表された吉成名高(エイワスポーツジム)は「今回で5回目の出場になるんですが、前回、いろいろな件があったが、またこうしてRIZINのリングで試合ができてうれしく思っています」と笑顔を見せた。

 吉成は昨年大晦日の那須川天心のRIZINでのラストマッチの相手としてRIZIN側がオファーしたものの、契約体重、ルール面で折り合わずに辞退。この間の経緯を説明する際の榊原信行CEOの発言が物議をかもしたが、2月25日に榊原氏と吉成が同席のもと、和解したこととと今大会の参戦が発表されていた。

 吉成は前KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle-Box)と52.5kg契約のヒジありのキックボクシングルールで対戦する。

 白幡は昨年末にそれまで所属していた橋本道場を離れた後にエイワスポーツジムでも練習を行っていたのだが、吉成は「一時期、1~2カ月くらい一緒に練習している期間があった。もちろん決まってからは一緒に練習はしていないんですが、ちょっとやりづらさというか、自分の得意技とかを知っているところもあると思うので、そこはちょっとやりにくいところはあります。なんとなく(自分も相手の)癖だったりとか分かる部分はあるんですが、練習でやるのと試合でやるのとは違うと思う。それはお互いにいえることだと思うので、試合になったらどういう展開になるかは自分でも楽しみ」と率直な感想。

吉成名高がRIZINに“電撃参戦”。KNOCK OUT王者の白幡裕星とヒジありのキックルールで対戦【RIZIN LANDMARK】

2022.02.25 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日)の追加対戦カード発表会見が2月25日に行われ、吉成名高(エイワスポーツジム)の参戦が発表された。KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle-Box)と対戦する。この試合は52.5kgでヒジありのキックボクシングルールで行われる。

 吉成はキックボクシングでは前人未到のアマチュア17冠を達成し「天才ムエタイ少年」と呼ばれ、本場のタイではミニフライ級で、ムエタイの二大殿堂のタイトル「ラジャダムナンスタジアム」と「ルンピニースタジアム」のタイトル統一を達成した。これは外国人として2人目で日本人としては初の快挙。

 RIZINには2020年8月に初参戦し、すべてKOで4連勝。昨年大晦日の那須川天心のRIZINでのラストマッチの相手としてRIZIN側がオファーしたものの、契約体重、ルール面で折り合わずに辞退。この間の経緯を説明する際の榊原信行CEOの発言が物議をかもしたことから、今回の参戦はある意味「電撃参戦」といえるものとなった。

 白幡はアマチュアで45戦30勝の戦績を残し、2018年10月にプロデビュー。2019年12月にMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得。2020年2月のREBELSでは老沼隆斗との王者対決が実現したが、ここでプロ初黒星を喫してしまう。2021年2月の「REBELS ~The FINAL~」で老沼とタイトルマッチで再戦し、判定勝ちを収めリベンジを果たすとともに王座を獲得した。昨年暮れに長く所属していた橋本道場を離れ、1月にプロボクシング、K-1で活躍した渡辺一久氏が会長を務める「Battle-Box」に移籍。エイワスポーツジムでも練習を行っていることをSNSで報告していた。

榊原CEOが吉成名高に直接謝罪。大晦日の天心戦めぐる一連の騒動にピリオド【RIZIN】

2022.02.25 Vol.Web Original

「悪く思って話したわけではないが、思いが余って言葉が強くなってしまった」

「RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日)の追加対戦カード発表会見が2月25日に行われ、吉成名高(エイワスポーツジム)の参戦が発表された。KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle-Box)と52.5kgでヒジありのキックボクシングルールで対戦する。

 吉成はRIZINには2020年8月に初参戦し、すべてKOで4連勝。昨年大晦日の那須川天心のRIZINでのラストマッチの相手としてRIZIN側がオファーしたものの、契約体重、ルール面で折り合わずに辞退。その経緯を説明する際に榊原信行CEOが「天心の前に立つ勇気が無かった。それだけだと思います」などと批判的なコメントをし、翌日に「言い過ぎた」と謝罪する騒動となっていた。

 会見では榊原氏が吉成を呼び込むと「決して吉成選手のこととか、ムエタイのこととか、エイワジムさんのことを悪く思って、敵意を持って話したわけではないが、思いが余って私の言葉が強くなってしまったり、表現がひどい形になってファンの方とかムエタイを愛する選手、関係者に不愉快な思いをさせてしまったことをこの場を借りて深くお詫びしたい。すいませんでした」と直接謝罪。続けて「謝っても遅いかもしれないが、本当に名高と天心の試合を組みたかったし、名高選手にチャレンジしてほしいという、選手側とは別の思いの中でその思いが強すぎて言い過ぎた部分がありました。私の発言をきっかけにして吉成選手と我々の間にすきま風が吹いたのも事実ですし“なんだよRIZIN”と名高選手が思ったかもしれません。ただ、ここまで心ある関係者の皆さんにすごく心配していただき、多分、吉成選手のほうにも多くの人たちから、なんとかRIZINと吉成名高、エイワジム含めてムエタイの皆さんとの関係値を改善するべく、心ある人たちがいろいろ間に入っていただいて、関係修復に動いていただけたおかげで、こうして2人して(会見ができている)」と周囲の関係者への感謝の言葉を述べた。

 そして「今まで起きたことは起きたこと。ここからはリセットして、すでにルンピニーとラジャダムナンの2冠を持っている名高ですが、2022年はさらにムエタイで前人未到のチャレンジをするとも聞いていますし、RIZINの中でも新しいキックの世界を作り出していってくれる、それだけの存在だとも思っているので、お互いに過去を清算して、手を携えて未来を築いていこうということになったことを今日、発表させていただきます。仲直りしました」と続けた。

 吉成も「自分は那須川選手と試合をすることを一つの大きな目標としてキャリアを積んできたんですが、天心選手がキックを卒業する大晦日までに自分の準備が整えばと思って日々精進したんですが、ヒジなしのキックボクシング、55kgのルールでは自信を持って天心選手の前に立つ心技体がまだ準備ができていないなと、断腸の思いだったんですが大晦日の試合のオファーをお断りさせていただきました。その試合を楽しみにしてくださっていたファンの皆さんにはこの場を借りて心からお詫び申し上げたいと思います。申し訳ありませんでした」とファンに謝罪した。

 また榊原氏は「しっかりとマッチアップできる前に先走った部分があったかと思います。それがファンに間に変な形で、両選手が試合を受けるとか受けないとかという議論を呼んでしまったことをプロモーターとしても反省しています。大晦日の前の昨年の6月にも天心と名高がやるんじゃないかという話もあった。実際に名高選手にも打診はしました。ただ年末でも55kgでヒジなしのキックボクシングルールがなかなか難しいということで最終結論に至り、その半年前はまだまだ無理だということで、6月に関して言うと天心選手には正式にオファーすることもなく、RIZINサイドでは消えたカードなんですが、一部のファンの中で“名高が逃げた”“天心が逃げた”という議論になった。それくらい期待は高かったんだと思うが、決してそういうことではなくて。天心選手に至っては正式にオファーが来てない状況だったと思う」などと昨年、6月の東京ドーム大会の際にもSNS上で取りざたされた那須川vs吉成戦の裏側も説明し、両選手ともに“逃げた”という議論の俎上に上がる段階ではなかったことを訴えた。

REDスーパーフライ級王者の白幡裕星が老かいなサンチャイに判定負け【KNOCK OUT】

2021.09.26 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2021 vol.4」(9月25日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星(橋本道場)がサンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM)と対戦し、まさかの判定負けを喫した。

 白幡は今年2月に王者・老沼隆斗に挑戦し判定勝ちを収め王座獲得。6月にはプロボクシング元日本ライトフライ級王者の悠斗に判定勝ちを収めている。

 対するサンチャイは現在、那須川天心らが練習するTEPPEN GYMでトレーナーを務め、戦績は129戦97勝(34KO)25敗3分の33歳。2019年4月に老沼と対戦し0-2、2020年には大崎孔稀に1-2と敗れているが、いずれも際どい判定でのもの。前戦では石井一成にKO負けを喫している。

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