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秋山準が遠藤哲哉を破りKO-D無差別級王座を初戴冠。そしてDDT入団希望を表明【DDT】

2021.02.15 Vol.Web Original

初防衛戦の対戦相手に樋口和貞を指名

 DDTプロレスが2月14日、神奈川・カルッツかわさきで今年初のビッグマッチ「KAWASAKI STRONG 2021」を開催した。

 メインイベントでは昨年12月いっぱいで全日本プロレスとの契約が満了し、1月からフリー参戦していた秋山準が王者の遠藤哲哉を破り、KO-D無差別級王座を初戴冠。試合後にはDDTへの入団希望を表明し、初防衛戦の対戦相手には「イラプション」の樋口和貞を指名した。

 2人は昨年11月22日に行われた「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦(東京・後楽園ホール)で初めてシングルマッチで対戦し、遠藤が勝利。秋山にとっては、2連敗は許されず、どうしても負けられない戦いだった。

2・14川崎でKO-D無差別級王座を懸けて戦う遠藤哲哉と秋山準が会見で火花【DDT】

2021.02.09 Vol.Web Original

小橋建太氏が立会人に

 DDTプロレスが8日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で記者会見を開き、同団体として今年初のビッグマッチとなる2月14日、神奈川・カルッツかわさきでKO-D無差別級王座を懸けて対戦する遠藤哲哉(王者)と秋山準(挑戦者)がバチバチに火花を散らした。

 まず会見に先立って、“鉄人”小橋建太氏がこの一戦の立会人、そして動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で解説を務めることが発表された。

 冒頭、秋山は「ヒザの手術がありまして、前哨戦は1回ということで、戦って盛り上げることができなかったんですけど、チャンピオンは僕に辛らつな言葉を投げかけてくれたり、小橋さんのところに行ったりして、よく盛り上げてくれた。当日は小橋さんが立会人ということで、チャンピオンが呼んでくれたのかな? 小橋さんが立会人のときは、ほぼすべてタイトルマッチは勝ってるんで。それも分かったうえで呼んでくれてるのかどうか分かんないですけど、小橋さんの前でいいところを見せられるようにがんばりたいと思います」と余裕を見せた。

秋山準との防衛戦を前にした王者・遠藤哲哉に小橋建太氏が“握り拳”を伝授【DDT】

2021.02.06 Vol.Web Original

2・14川崎でKO-D無差別級王座戦

 DDTプロレスのKO-D無差別級王者・遠藤哲哉が神奈川・カルッツかわさき大会(2月14日)での秋山準とのタイトル戦を前にした2月某日、プロレス界の“レジェンド”小橋建太氏の元を訪れ、タイトル戦に向けた“秘策”を伝授された。

 遠藤は小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(東京都世田谷区)を訪問。小橋氏は、秋山の全日本プロレス、プロレスリング・ノア時代の先輩で、自身が率いたユニット「バーニング」で共に戦い、2人で世界タッグ王座にも戴冠した間柄で、誰よりも秋山のことを熟知した人物だ。

 遠藤が「秋山選手とKO-Dのベルトをかけて対戦することになりまして、アドバイスをいただけたら」と切り出すと、その来訪を歓迎した小橋氏は「DDTに上がるようになって、全日本で背負ってたモノがなくなって、自分らしく本来の準のよさが出ている」と、DDTマットでの秋山のファイトを分析。小橋氏は「その準を倒したら、遠藤君のランクがまた一つ上がる。そういう試合になる」と続けた。

 昨年11月22日、東京・後楽園ホールでの「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦で遠藤が秋山から勝利を挙げていることを聞いた小橋氏は「リーグ戦とタイトル戦は違う。2連敗は許されないというのが彼のなかにはある。フリーでやっていて、ここでタイトルを獲らなかったら、準のプロレス生命にかかわってくるから非情になる。だから面白い。受けて立つ遠藤君がどうさばくか。遠藤君のプロレス人生にとっても、ためになるタイトルマッチになる」と熱弁を振るった。

“フリー戦士”秋山準が遠藤哲哉との最初で最後の前哨タッグ戦に勝利【DDT】

2021.02.01 Vol.Web Original

秋山がヒザの手術から約1カ月ぶりに復帰

 DDTプロレス「新春ドラマティック・イタバシリーズ2021」(1月31日、東京・板橋グリーンホール)にフリー戦士となった秋山準が参戦した。秋山は1月上旬、左ヒザ半月板損傷による手術(関節鏡下半月板切除術)を受けたため休んでいたが、約1カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。

 秋山は昨年12月27日、東京・後楽園ホールでの「D王 GRAND PRIX 2021」優勝決定戦で竹下幸之介を破り、同リーグ戦を初制覇。2月14日、神奈川・カルッツかわさき大会で、遠藤哲哉が保持するKO-D無差別級王座に挑戦する権利を得た。だが、左ヒザの古傷の悪化により、1月9日の後楽園大会より欠場。昨年7月1日付でDDTにレンタル移籍していたが、復帰にあたって、同12月いっぱいで全日本プロレスとの契約が満了し、フリーランサーになったことを明らかにした。

遺恨が深まった「準烈」渡瀬瑞基と元全日本・岡田佑介が2・20成増で一騎打ち【DDT】

2021.01.29 Vol.Web Original

試合は遠藤が岡谷に勝利

 DDTプロレス「Dramatic 2021 January Special」(1月28日、東京・新宿FACE)で秋山準が所属するユニット「準烈」メンバーの渡瀬瑞基と、9日の東京・後楽園ホール大会からDDTにレギュラー参戦している元全日本プロレスの岡田佑介(フリー)の遺恨が深まり、2月20日、東京・成増アクトホール大会で一騎打ちを行うことが決まった。

「準烈」の大石真翔、岡谷英樹とトリオを結成した岡田は「ダムネーション」の遠藤哲哉、佐々木大輔、高尾蒼馬組と対戦。「準烈」軍も奮闘したが、遠藤が岡谷を捕獲すると、ゆりかもめで絞め上げてギブアップ勝ちを収めた。

初陣飾った元全日本・岡田佑介が王者・遠藤に堂々アピール【DDT】

2021.01.10 Vol.Web Original

秋山準の欠場で急きょ「準烈」軍とのトリオで登場

 DDTプロレス「GO TO DDT!vol.1」(1月9日、東京・後楽園ホール)で、昨年12月いっぱいで全日本プロレスを退団し、DDTへのレギュラー参戦が決まった岡田佑介が初出場し、チームの白星で初陣を飾った。

 当初、岡田は第1試合に出場予定だったが、秋山準が左ヒザの手術(左ヒザ半月板損傷による関節鏡下半月板切除術)で欠場となったため、秋山が入る予定だった第4試合の枠に組み込まれた。その秋山が属する「準烈」メンバーの大石真翔、渡瀬瑞基と組んだ岡田は「ダムネーション」の遠藤哲哉、佐々木大輔、島谷常寛組と対戦。

 岡田はKO-D無差別級王者の遠藤哲哉と激しいエルボー合戦を繰り広げ、ドロップキックで佐々木と島谷をまとめて吹っ飛ばすなど、その存在を大いにアピール。「準烈」は「ダムネーション」の猛攻で形勢不利となったが、島谷を捕らえた大石がフジヤマ・ニーロックでギブアップを奪い、岡田は勝利に貢献した。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉、来年2・14川崎での秋山準との防衛戦に向け勝利宣言【DDT】

2020.12.29 Vol.Web Original

秋山「D王覇者として、堂々とチャンピオンの前に立ちたい」

 DDTプロレスは12月28日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で「D王 GRAND PRIX 2021」にて初出場初制覇を果たした秋山の一夜明け会見と、来年2月14日の川崎大会でのKO-D無差別級王座戦の調印式を行った。

 冒頭、秋山は「初出場初優勝。若い選手ばかりで厳しい戦いでしたけど、優勝することができました。優勝=挑戦者決定という感じではないと思うんですけど、D王覇者として、堂々とチャンピオンの前に立ちたいと思います」とコメント。

 7月1日付で全日本プロレスからDDTにレンタル移籍して半年が経過したが、「自分ではよくできたんじゃないかと思ってます。選手たちの目の色も変わってきてるんじゃないかと思います」と話した。

 優勝決定戦でシングル2連勝となった竹下幸之介に対しては、「いろいろ考えてること、悩んでることがあるとは思うんですけど。昨日は吹っ切れてやっていたように思うので、これからどんどん上がっていくと思うし。昨日、彼の土俵で戦ったと思います。僕の土俵には上がらなかったですけど」と評した。

 ここ数年、全日本では最前線から引いていたが、久しぶりのトップ戦線での戦いについて、「高木さんの“追いつけ追い越せ”。それが一番ですかね。十分できるんじゃないですか」と話し、来年に関しては「僕だけじゃなく、みんないろいろ見ながらやっていってほしいなと。それはみんなに思います。それぞれ同じ年代のライバルが団体内だけじゃなく、外にもいると思うので、そういうのを見ながらやってもらいたいと思います」と述べ、団体、選手への考えを示した。

 27日、後楽園ホール大会での試合後、秋山が「このプロレス界には、(プロレス大賞で)認められたシングル王者が3人。IWGP・内藤哲也(MVP)、GHC・潮崎豪(殊勲賞)、そして、KO-D・遠藤哲哉。この3人だけ」とマイクで発言したことが反響を呼んでいるが、「僕は素直にプロレス大賞でシングルのチャンピオンで取った3人と言ったつもりなんですけど、いろいろ反響があるみたいですね。あったほうがいいんじゃないですかね」と語った。

秋山準が竹下幸之介を退け「D王 GP」初出場初制覇【DDT】

2020.12.28 Vol.Web Original

来年2・14川崎で遠藤哲哉が保持するKO-D無差別級王座に挑戦

 DDTプロレスリング「D王 GRAND PRIX 2021 the FINAL!!」(12月27日、東京・後楽園ホール)のメインでDDTプロレス最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021」の優勝決定戦が行われ、元全日本プロレス社長の秋山準が“DDTの若きエース”竹下幸之介を破り、初出場にして初優勝を飾った。

 これにより秋山は来年2月14日に神奈川・カルッツかわさきで開催されるビッグマッチで、遠藤哲哉が持つKO-D無差別級王座に挑戦することが決まった。

 両者は11月3日の東京・大田区総合体育館大会で初の一騎打ちを行い、秋山が勝利しており、竹下にとっては雪辱戦となった。

 序盤、秋山は竹下が傷めている左腕にマトを絞って、場外で鉄柱やフェンスにぶつけるなど集中砲火。これを耐えた竹下はドラゴンスクリュー、低空ドロップキック、足4の字固めなどを繰り出して、秋山のヒザを攻め立てた。20分過ぎ、竹下は投げ捨てジャーマン、ラリアット連打、パワーボム、ザーヒー(ヒザ蹴り)で怒涛の攻撃。しかし、変型ジャーマンを狙いにいったところ、秋山がチキンウイング・アームロックで切り返す。さらに、秋山はヘッドシザースとの複合技に移行し、渾身の力で左腕を絞り上げると、これ以上は危険と判断したレフェリーが試合を止めて、秋山が勝利を飾った。

12・27後楽園で「D王 GP」優勝をかけて戦う竹下幸之介と秋山準が火花【DDT】

2020.12.16 Vol.Web Original

勝者は来年2月にKO-D無差別級王者の遠藤哲哉に挑戦

 DDTプロレスが12月15日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で記者会見を開き、27日に東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2021」の優勝決定戦で戦う竹下幸之介と秋山準が激しい火花を散らした。

 両者は11月3日の東京・大田区総合体育館大会で一騎打ちを行い、その際は秋山が勝利を収めており、約2カ月ぶりのリマッチとなる。優勝者は来年2月14日に神奈川・カルッツかわさきで開催される21年初のビッグマッチで、KO-D無差別級王者の遠藤哲哉に挑戦する。

 竹下は「20年はボクのなかで、いろんな葛藤、不安、そういういろんな気持ちが渦巻くなか、11・3大田区で秋山選手と戦って、自分本来のプロレスが分からなくなった一戦になった。この2カ月弱でリベンジの機会がきた。21年、DDTを本当の意味で先頭で引っ張っていくために秋山選手に勝って、20年に大きく飛躍した遠藤哲哉とタイトルマッチで対戦したい」と必勝宣言。

 秋山は「僕が決勝にいけたのは、実際自力だけではなく、『準烈』リーダーの大石(真翔)選手にも助けられて、ここまで来ました。自分のためだけじゃなく、彼のためにも、横にいる竹下選手に勝って優勝して、遠藤選手の前に立ちたい」と、こちらも優勝を口にした。

 続けて、秋山は「(DDTに)一人で来て、大石選手を始め、みんなが手助けしてくれて、ここまで来れた。チームの大切さが分かった。仲間の輪を、DDTですごく感じた1年」と振り返った。

12・27後楽園での「D王」優勝決定戦は竹下幸之介VS秋山準【DDT】

2020.12.13 Vol.Web Original

11月3日の再戦が実現

 DDTプロレスリングの最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021」は「D王 GRAND PRIX 2021 in NARIMASU!」(12月12日、東京・成増アクトホール)で全公式戦が終了し、Aブロックでは竹下幸之介、Bブロックでは秋山準が勝ち上がった。

 決勝は27日の東京・後楽園ホール大会で行われる。両者は11月3日、東京・大田区体育館大会で初の一騎打ちを行い、秋山が勝利しており、その再戦となる。

 この日は先にBブロック公式戦が行われ、まず得点6の高尾蒼馬が勝俣瞬馬に敗れ脱落。続いて、秋山がDDT UNIVERSAL王者の上野勇希と対戦。上野はエルボー連打、きりもみ式プランチャ、ブリザード・スープレックス・ホールドなど果敢に攻め立てるも、BMEは自爆。チャンスと見た秋山はサポーターを外してのヒザ蹴りからエクスプロイダーを見舞うもカウントは2。ならばとリストクラッチ式エクスプロイダーから、上野を引き起こしてフロント・ネックロックで絞め上げてギブアップを奪い、得点8で公式戦を終えた。

樋口和貞が秋山準から大金星ゲットで「D王」決勝進出にかすかな望み【DDT】

2020.12.07 Vol.Web Original

開幕前の記者会見では「終わりかけた人」扱い

 DDTプロレスリング「D王 GRAND PRIX 2021 in NARIMASU!」(12月6日、東京・成増アクトホール)で樋口和貞が「D王 GRAND PRIX 2021」Bブロック公式戦で秋山準を破る大金星を挙げ、決勝進出にかすかな望みをつないだ。

 樋口と秋山はメインイベントで対戦。リーグ戦開幕前の記者会見で樋口は「全日本で終わりかけた人に(トップを)譲るわけにはいかない」と発言していただけに、一歩も引けない一戦となった。

 試合はショルダータックルの応酬から、秋山がエルボーをたたき込めば、樋口はチョップで返し、壮絶な打ち合いが何度も続いた。樋口は串刺しラリアット連発、アバランシュホールド、ダイビング・ボディープレスとつなぐもフォールを奪えず。秋山はジャンピング・ニーから、顔面へヒザ蹴り4連発。さらに、ヘッドバットからエクスプロイダーを見舞うも、カウントは2。

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