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チケット入手困難のメトロンズ リーダーの児玉智洋「東京での1カ月公演、全国も回りたい。作品の映画化も」と目標掲げる

2025.04.30 Vol.Web Original

 お笑いコンビの「サルゴリラ」「しずる」「ライス」と作家・演出家の中村元樹による7人組の演劇チーム「メトロンズ」のリーダー、児玉智洋(サルゴリラ)が東京での1カ月公演、全国公演、作品の映画化といった目標を掲げた。

 メトロンズは2021年4月の旗揚げ公演以降、コンスタントに年1~2回の公演を行い、4月30日には第8回公演「遠藤さんの叔父さんが死んだけど旅行は行きたい」が東京・赤坂の赤坂RED/THEATERでスタートした。

 この日はゲネプロと取材会が行われ、児玉は今後のメトロンズの目標として「当面は大きくすること。本当にやるごとにじわじわじわじわお客さんが増えてきていて、今回も一番早くチケットが売れた。あとは続けるということ。60代になってもずっと楽しんでやっていければ」と語った。今公演は5月11日まで16公演が予定されているがすでにチケットは完売。5月19日までは配信での観劇も用意されている。

 今後の具体的な目標としては「まずは東京で1カ月公演。それを成功させて、地方を回りたい。例えばこの作品を映画にするとか。映像にも挑戦したい。演劇をやらせていただいているので本多劇場さんでもやりたい」とまずは旗揚げからずっと公演を行っている赤坂RED/THEATERでの1カ月公演、その後のさまざまな展開を目標に掲げた。

 なおメトロンズはすでに次回公演も発表。赤坂RED/THEATERで今年9月10~28日まで22公演が予定されている。

メトロンズの新作はコメディーでありながらも人間ドラマ。脚本・池田一真の「ウケたのはちょっと不本意」に田所仁は「俺の役は笑ってほしい」とぽつり

2025.04.30 Vol.Web Original

 お笑いコンビの「サルゴリラ」「しずる」「ライス」と作家・演出家の中村元樹による7人組の演劇チーム「メトロンズ」の第8回公演「遠藤さんの叔父さんが死んだけど旅行は行きたい」が4月30日から東京・赤坂の赤坂RED/THEATERでスタートした。

 NSCの同期である3組は2018年にSIX GUNSというコントユニットを結成。ここに中村が加わりメトロンズが誕生。2021年4月の旗揚げ公演以降、コンスタントに年1~2回の公演を行っている。

 今回は池田一真(しずる)脚本、中村が演出を担当。コメディーでありながらも人間ドラマの要素も強い作品に仕上がっている。

 自動車工場の洗車部署で働く6人の男たちは親睦を深めようということで仕事を仕切る遠藤(池田)が旅行を提案。場所は、飯島(関町知弘=ライス)の知り合いがガイドをしている宮古島に決まる。しかし旅行の4日前に遠蔵の叔父の訃報が入る。みな遠藤の不参加が頭をよぎるが、彼らを待っていたのは「旅行の中止」。遠藤の落胆ぶりや飯島の昔死んだ叔父の話などから「旅行中止は当然の結果」という雰囲気になりつつも「行ってもいいんじゃない?」と思う者も。それぞれの立場や考え方が交錯するなか、果たして彼らはどういう選択を行うのか…というお話。他人の叔父の死という、ある種のタブーに触れた作品となっている。

松本利夫が主演舞台で歌と笑いとダンスとアクション!!カムカムミニキーナの幕末ヒューマンドラマをリメイク

2025.04.22 Vol.Web Original

 俳優の松本利夫が舞台、LEGENDSTAGE feat. カムカムミニキーナ『よろしく候~BOTTOM OF HEART~』(6月26~30日まで、東京・シアター1010)に主演する。

 劇団「カムカムミニキーナ」による人気作品『YooSoRo!~日本を変えたヤツらを変えたヤツら~』を、キャスト、音楽、衣装、美術を一新して完全リメイクして上演するもの。スピード感のある展開、緩急のある芝居、そして華やかな歌、ダンス、アクションの連続で魅せる幕末ヒューマンドラマだ。

 黒船来航に揺れる幕末、勝海舟の統括のもと、徳川幕府初の海軍養成プロジェクトが始動し、幕府の蒸気船に 西洋航海術を学ぶために、武士、百姓、漁師など出自の異なるさまざまな若者たちが集まる。地獄のかまどと呼ばれる真っ暗な船底。 通称「ぼっとん」こと蒸気エンジンの機関部で、彼らは石炭をくべ続ける。長崎、神戸、江戸、日本の海をいったりきたりの訓練の旅では、いろんな幕府の風が船底に舞い込んできて……

長澤まさみと森山未來が踊り、踊らされ……舞台『おどる夫婦』で不器用な夫婦に! 14年ぶりに共演

2025.04.13 Vol.Web Original

 長澤まさみと森山未來がダブル主演する舞台『おどる夫婦』(作・演、蓬莱竜太)が新宿区のTHEATER MILANO-Zaで上演中だ。

 舞台デザイナーの妻キヌと人生の意味を哲学しながら不器用に生きる夫ヒロヒコ、10年間夫婦として共に過ごした2人が、それぞれ問題を抱え、いきづらさを感じながらも人生を進めるなかで、もがき、世間に翻弄され、互いに主導権を握りながら踊り・踊らされ、また足並みを揃えて進もうとする姿を描く。

 いつ舞台が始まったのか分からないような不思議な空間でスタートする舞台で、誰にとっても等しく経過する10年がものすごいスピードで過ぎていくようにも、ゆっくりと大河のごとく過ぎていくかのようにも感じられる。また、物語が進行するなかで気になってくる舞台上に存在しているものや、舞台上で起きた出来事が、欠けていたパズルのピースがハマって一つひとつ解決され、劇所に足を踏み入れた瞬間から広がったモヤモヤが少しずつ晴れていく感覚も心地よい作品だ。

日韓キャストが夢の競演果たす新感覚舞台 SHOW MUSICAL『ドリームハイ』4月上演! 大人気の原作ドラマのその後

2025.02.03 Vol.Web Original

 韓国で初演され好評を博した新感覚舞台、SHOW MUSICAL『ドリームハイ』の日本版の上演が決まった。日程は、4月11~27日で、東京・シアターH。

  スターを目指す高校生たちが通う芸能高校を舞台に、若者たちが悩みもがき葛藤しつつも夢に向かってまい進する姿を通して、仲間の大切さや世代を超えて引き継いで行くべきことを描く。K-POP音楽やダンスを取り入れ、ライブコンサートを彷彿とさせる華麗なダンスパフォーマンスと共に、ドラマ版の楽曲と軽快でエネルギッシュなオリジナル楽曲で舞台を彩る。

 同時期に韓国で韓国版、日本で日本版が演されることから、日本版と韓国版のキャストの共演が実現。SE7VENとASTROのジンジン、蒼井翔太はソン・サムドン。INFINITEのドンウと瀬戸利樹はチン・グク。韓国版のキャストは韓国版と同じ役で出演する。

 そのほかキャストに、平野莉玖、王林、近藤真彦/別所哲也、川﨑麻世/徳永ゆうき、長谷川初範/大友康平ら。

 振付は、SEVENTEEN、TWICE、Wanna One、Stray Kidsなどを担当し、2020年には大韓民国大衆文化芸術賞国務総理表彰を受けたほか、『PRODUCE101』『ボーイズプラネット』などのオーディション番組で審査員をつとめた振付師のチェ・ヨンジュン氏が担当している。

 現在、チケットのファンクラブ先行受付が行われている。

 

稲垣吾郎の2024年を表す漢字一文字は「感じるの“感”。感謝の“感”」

2024.12.24 Vol.Web Original
 俳優の稲垣吾郎が12月24日、2024年を「幸せな一年」と振り返り、今年1年を表す漢字に「感」を挙げた。
 
 稲垣は21日から上演が始まった舞台「No.9-不滅の旋律-」に出演中。同作は天才作曲家ベートーヴェンの半生を描いたもので、2015年の初演から稲垣は主役のベートーヴェンを演じ、今回が4度目の上演となる。この日は記念すべき100回目の上演ということで、ベートーヴェンの秘書マリアを演じる剛力彩芽、演出の白井晃氏とともに囲み取材を行った。
 
 稲垣は今年1年について「今年は本当に充実した1年だった。新しい地図として草彅剛さんと香取慎吾君と一緒に活動している中では、ファンの方と一緒になって盛り上がれることができる、とても幸せなファンミーティングというものがあって、全国を回ったりしました。俳優としては映像の仕事もそうですし、最後はこの舞台で締めくくることができて幸せな1年だったと思います」と振り返った。
 
 そしてこの時期恒例の「今年1年を漢字一文字で表すと?」という質問には「なんだろう…。感じるの“感”でいいんじゃないですか。感謝の感でもありますし」と「感」を挙げた。

「やれる限りずっと続けていきたい」稲垣吾郎がベートーヴェンを演じる舞台「No.9」が100回目の上演

2024.12.24 Vol.Web Original
 俳優の稲垣吾郎が主演を務める舞台「No.9-不滅の旋律-」が12月24日、東京国際フォーラム ホールCで100回目の上演を迎えた。
 
 同作は天才作曲家ベートーヴェンの半生を描いたもので、2015年に初演され、12月21日から4度目の上演がスタートしている。今年は「第九」の初演から200年という節目の年だ。
 
 この日は上演前にベートヴェンを演じる稲垣、ベートーヴェンの秘書マリアを演じる剛力彩芽、演出の白井晃氏が囲み取材を行った。
 
 稲垣は「初日が明けて今日が3日目。そして今日で100回目を迎える。本当にスイッチが入ってきています。あ、今、入っていたら遅いのか(笑)。いっぱいお客さんにも来ていただいているので、毎日幸せをかみしめながらベートーヴェンを大切に演じています」と挨拶。
 
 今回は2020年以来4年ぶり4回目のベートーヴェン役なのだが「ベートーヴェンスイッチのリモコンがオフになっていても主電源は切れていない感じで、常にベートーヴェンの火種のようなものは自分の中にある。そういう感覚なので、今回もよみがえっている感覚」と現在の心境を表現した。
 
 剛力は3度目のマリア役に「またマリアとしてベートーヴェンの隣に立たせてもらえるのは本当にうれしいこと。そして第九という素敵な音楽とともに皆さんと過ごせることはうれしいことだなと感じています」と語った。

風間俊介、松岡広大らのバチバチ&ヒリヒリの会話劇!舞台『モンスター』東京公演開幕

2024.12.18 Vol.Web Original


 舞台『モンスター』の東京公演が12月18日、新国立劇場で開幕した。

 英劇作家のダンカン・マクミランが2005年に執筆、2007年に英マンチェスターで初演された衝撃作。家族から十分な愛情を受けられず社会に問題児として扱われる14歳の少年と、自身も深い問題を抱える新人教師が対峙することから、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった教育と家族関係を表現する。

 

舞台『丸裸刑事』開幕! 劇団EXILEの小澤雄太と八木将康のプロジェクト

2024.11.13 Vol.Web Original

 劇団EXILEの小澤雄太と八木将康が出演する舞台『丸裸刑事』が11月12日に恵比寿のエコー劇場で開幕、同日、初日公演を控えて、最終稽古が公開された。

 小澤演じる強い正義感を持ち仁義を大切にする刑事のジョー、八木演じる冷静沈着頭脳明晰な刑事のリッキーがバディを組み、凸凹コンビとして大捜査を繰り広げる物語。国際犯罪の捜査に奮闘していたが⼤失態をおかしてしまったジョーとリッキーは、特殊詐欺に関わっている被疑者を追うために沖縄へ向かい、張り込みのために⽤意されたボロアパートで共同⽣活を始めるが、次第に張り込みどころでは無くなっていき……。

『ウルトラ6兄弟 THE LIVE』最新作、エンディング演出をハイローの平沼紀久、EXILE TRIBEのライブ演出家が担当

2024.10.16 Vol.Web Original


 
 ウルトラマンシリーズの本格ライブエンターテイメント『ウルトラ6兄弟 THE LIVE』の新公演『ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編~空想は星空の彼方へ~』のエンディング演出を、『HiGH&LOW』シリーズの平沼紀久とEXILEなどが所属するLDH JAPANのクリエイティブ集団「TEAM GENESIS」のメンバーでEXILE TRIBEのライブ演出を手掛けるPATOが担当することが発表された。

 ウルトラマンの子どもたちの空想をテーマにしたエピソード「恐怖の宇宙線」(『ウルトラマン』第15話)をもとにした舞台作品で、ファミリーでも楽しめるライブステージ。”空想の力”、「ファンタクリエーション」 と、”勇気・希望・思いやり”をテーマに、ドラマチックなストーリーと演出、平沼紀久、PATOのエンディング演出を加えて、これまでの「ウルトラ6兄弟 THE LIVE」シリーズとは異なる新しいライブパフォーマンスが展開される。 

 平沼は「子どもの頃から大好きであったウルトラマンとのエンターテイメント創作に関わる事が出来て大変興奮しております! 円谷プロさんの『勇気』『希望』『思いやり』と、LDHの『Love(愛)』『Dream(夢)』『Happiness(幸せ)』が、どのような融合を果たすのか、皆様、是非ともお楽しみにしていてください」と、意気込む。

 PATOは「演出ポイントとしては、ウルトラ6兄弟という歴史あるヒーローを、LDHならではのパフォーマンスに特化したステージングで、表現しているところです。ウルトラマンと怪獣たちのバトルを各ウルトラマンとEXPGダンサーたちのリンクしたパフォーマンス、LDH LIVEで使用しているレーザーとのリンク、照明、映像演出など、円谷プロさんとLDHコラボならではの演出がみどころです」と、話している。

 11月16・17日に福島県の須賀川市で行われる「すかがわ空想フェス2024」で上演。その後、全国でも上演される。

『まいっちんぐマチコ先生』作者のえびはら武司氏の半生を描いた舞台の完結編が9日から上演開始。「一つもウソが入っていない」

2024.10.09 Vol.Web Original

 漫画家のえびはら武司氏の4コマ漫画「まいっちんぐマンガ道」を原作とする舞台「まいっちんぐマンガ道~明日への扉~」の公開リハーサルが10月9日、東京・新宿のサンモールスタジオで行われた。

 えびはら氏はファンから初めてアシスタントになったことで「藤子不二雄の最初の弟子」といわれる漫画家。独立後、1980年に連載がスタートした「まいっちんぐマチコ先生」は単行本累計800万部、アニメ化、実写映画化もされ大ヒットした。

 舞台の原作となったえびはら氏の原作は藤子不二雄のアシスタントとして、藤子スタジオに勤務していた時期(1973~1975年頃)のエピソードを集めたもの。これまで2020年7月、2021年2月と9月の計3回舞台化され、今回が4回目。

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