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林健太が「実家の体重計が壊れていた」とあわや計量オーバー【8・24 K-1大阪】

2019.08.23 Vol.Web Original

「実家の体重計に誤差があったのでお父さんとお母さんをきつく叱っておきました(笑)」
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量と会見が8月23日、大阪市内で行われた。

 セミで「日本vs世界・5対5」のトリを務めるK-1WORLD GPライト級王者の林健太がリミットが62.5kgのところ1回目の計量で500gオーバー。下着を脱いで再びはかりに乗るも62.85kgと350gオーバーで再計量となったものの、会見中に体重を落とし、最終的に62.1kgで計量をパスした。

 林は「日本vs世界・5対5」の選手による会見にはスーツ姿で登場。

「万全に仕上げてきたつもりだったが、まさかの実家の体重計が壊れていて。結構落としてきていて、4回くらいはかり直してもらったのにオーバーと言われて、ホテルに戻って山崎秀晃さんに体重計を借りて計ったらだいぶオーバーしていた。このクロコダイルスーツを作ってもらって今日絶対にお披露目しなきゃいけなかったのに、このまま体重落ちんでスーツ着られへんかったらめっちゃ怒られるなと思って。それが一番心配だったんですが、無事にスーツを着られて皆さんの前に出てこられてよかった。対戦相手もこうやって見ることができて。思ったより男前。イケメンだけど明日は俺がぼこぼこにするから、大阪の空気を楽しんで明日はぶっ倒れてください」と計量オーバーの経緯を説明。「500gくらい実家の体重計に誤差がありました。なのでお父さんとお母さんをきつく叱っておきました(笑)。新しいのを買っておいてくれと(笑)」と続けた。

 試合については「体が僕より小さいと思うんで、しっかりプレッシャーをかけてじりじり追い詰めてパンチで倒してやろうと思う」などと話した。

野杁がムエタイのシンスリヤーに「K-1はそんなに甘くねえぞ」【8・24 K-1大阪】

2019.07.27 Vol.Web Original

「K’FESTA.2」でピケオーに敗れて以来の復帰戦
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場する野杁正明が神奈川県内の所属ジムで公開練習を行った。

 野杁は「日本vs世界・5対5」でシンスリヤー・サクチャイチョートと対戦。3月の「K’FESTA.2」でジョーダン・ピケオーに敗れて以来の復帰戦となる。

 野杁は1分半のミット打ちを行い、シャープなパンチを次々と打ち込み順調な仕上がりを見せた。

 練習後の会見では「コンディションはいつもと変わらない。今は普段から節制もしていて、体重が増えすぎないようにキープしているので体調はいい」などと話した。

 3月のピケオー戦については「ただ単に自分の力が足りなくて、ピケオーのほうが強かったから負けたんだと思う」と振り返る。そして「今は自分でどうすればいいかを考えたり、トレーナーにもいろいろと相談したり、選手同士で意見交換したり、レベルアップするための練習をしているので、次の試合ではさらにレベルアップした姿を見せられると思う」と続ける。野杁は今年から「K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST」に移籍。KREST勢は野杁の移籍にあたり「学ぶことが多い」と口を揃えていたのだが、野杁にとってもプロ選手の多いKRESTへの移籍は大きなプラスとなっているよう。

ライト級王者・林健太が凱旋試合でトルコの「若き天才」と対戦【8・24 K-1大阪】

2019.06.16 Vol.Web Original

家族との沖縄旅行後に戦闘モードに切り替え
 K-1が現体制になってからの大阪大会第2弾となる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カード発表会見が6月16日、都内で開催された。

 3月の「K’FESTA.2」で当時の王者・卜部功也を破り、第3代K-1ライト級王座に就いた林健太が地元・関西に凱旋を果たす。

 林は約半年ぶりの試合となるのだが「K-1の世界チャンピオンという響きにみんなも家族も喜んでくれた。去年は休む暇もないくらい試合をしたが、今回は久しぶりに半年くらい空いたので、ゆっくりとリラックスして家族と過ごした。心の充電もできたので、そろそろ試合に向けて動き出したい」と話した。

 林は功也との試合後にこれまで苦労を掛けた家族との時間を持つことを話していたのだが、この間、念願の「ピザづくり体験」も実現。今月11日の息子の誕生日には奥さんも行きたがっていたというディズニーシーにも行った。昨年は試合とかぶることが多く行けなかった沖縄旅行については、「やっと行けそうになって予約した日に台風が直撃して飛行機が飛ばなかった。沖縄にはどうしても行かないといけないと思って、来週、家族で沖縄旅行に行って、いったんリラックスモードは終了。試合に向けて戦闘モードに入ろうと思う」とのこと。

武居がこぼれるK-1愛「RISEとかONEには絶対に負けたくない」【3・10 K-1】

2019.03.11 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で行われた日本のK-1ファイターと海外の強豪選手による対抗戦「日本vs世界・7対7」は日本の3勝4敗に終わった。

武尊がラジャの現役王者と対戦【3・10 K’FESTA.2】

2018.12.27 Vol.Web Original

ヨーキッサダー「パンチと蹴りだけでも倒せる」
 K-1平成最後のビッグマッチとなる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(2019年3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)の第一弾カード発表会見が12月27日、東京都内で開催された。

 この日はフェザー級、ライト級、ウェルター級、クルーザー級のタイトルマッチ4試合と「日本vs世界7対7」と題して行われる3試合が発表された。

「日本vs世界7対7」には武尊、武居由樹、野杁正明の3王者が出陣する。

 武尊は現ラジャダムナンスタジアム・フェザー級チャンピオンのヨーキッサダー・ユッタチョンブリーと対戦する。

 ヨーキッサダーは11月にチャンピオンになったばかりのムエタイの強豪選手。今回の試合について「今回はタイの代表としてやってきた。武尊選手の映像を見たが怖さは全く感じなかった。今回は自信を持っているのでタイに勝利を持って帰りたい。今回の試合でさらにムエタイの強さを証明したい。ムエタイの全部の武器を使えば簡単に勝てると思っているが、K-1ルールでは使えない技もある。だがパンチと蹴りだけでも倒せると思っている」と絶対的な自信を見せた。

安保瑠輝也が山崎秀晃と壮絶ド突き合いの末、KO勝ち【12・8 大阪K-1】

2018.12.09 Vol.Web Original

本戦では1つずつダウンを奪い合う
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われたスーパー・ライト級スーパー・ファイトで安保瑠輝也が山崎秀晃を延長ラウンド14秒でKOで倒した。

 1R、山崎がロープに詰めてパンチの連打でラッシュをかけるが、瑠輝也も打ち合いに応じ、左フックで先制のダウン奪う。2Rは瑠輝也がキックで攻め込むと、山崎はパンチで対抗。打ち合いから今度は山崎が左フックでダウンを奪い返す。しかし山崎の右目の下は安保の攻撃で大きくはれ上がる。

 3Rスタートと同時にドクターチェックが入るが試合は続行。山崎はパンチの連打で瑠輝也を追い込むも瑠輝也はがっちりガードを固め、しのぐと打ち合いに応じ、こちらも左右のフックを打ち返す。最後まで互いに下がらず打ち合うが、瑠輝也の左フックが山崎をとらえる場面が多く、山崎の右目は限界寸前。3R終了時点ではジャッジ3者とも28-28で延長ラウンドへ。瑠輝也は狙いすました左ハイ一閃。山崎はガードしたものの、踏ん張りがきかずダウン。ここでレフェリーが試合を止めた。

Krush10周年記念大会に歴代のチャンピオンが揃い踏み。久保優太「この舞台に感謝。他の団体なら首になっていた」【11・21 Krush】

2018.11.22 Vol.web Original

 11月21日(水)東京・後楽園ホールで「Krush.95」が行われた。Krushの10 周年記念大会として開催された同リングに、Krush、K-1のベルトを巻いた人気選手が登場すると、会場から大きな歓声が上がった。

 選手たちはそれぞれ、Krushの思い出やKrushという舞台についてコメント。同大会への感謝を述べるとともに、20周年、30周年に向けてエールを送った。

 各選手のコメントは以下。

卜部弘嵩
初代・第4代Krushスーパー・フェザー級王者
第2代K-1ワールドグランプリ スーパー・フェザー級王者
「今、頭の中はK-1のタイトルでいっぱいなので、それが終わってからまたよろしくお願いします」

野扖正明
第2代Krushウエルター級王者
第2代K-1ワールドグランプリ スーパーライト級王者
「krushはデビューして2戦目から参戦させてもらっていて、10周年を迎えさらに盛り上がっている。一番熱いリングがKrushだと思います。そんなKrushが20周年、30周年と続いていけるように選手みんな頑張っていくので、ファンのみなさんもぜひ会場に足を運んで、選手と一緒に盛り上げて下さい」

久保優太
初代Krushウエルター級王者
初代K-1ワールドグランプリ ウエルター級王者
「Krushには感謝しかありません。僕はいつもお騒がせしまくってる男なんですけど、KrushやK-1に出させてもらい、宮田プロデューサーには感謝しかないです。というか、他の団体だったら3回ぐらい首になっていると思います(笑)。K-1が急になくなって、それにともないリングがなくなった時とか、Krushでたくさん試合をさせてもらって、本当に感謝しています。今後もこの舞台が盛り上がってくれたら嬉しいと思っています」

武居由樹
初代Krushバンタム級王者
第2代K-1ワールドグランプリ スーパー・バンタム級王者
「僕はKrushのリングに憧れて、2年前このリングでデビューさせてもらいました。僕がそうだったように、今のK-1やKrushを見てくれている子ども達が憧れてくれるようなリング、そしてファイターでありたい。最近はKrushのリングで戦っていませんが、いつでもオファーお待ちしております。ありがとうございました」

武尊
初代Krushフェザー級王者
代K-1ワールドグランプリ スーパー・バンタム級王者
初代K-1ワールドグランプリ フェザー級王者
第4代K-1ワールドグランプリ スーパー・フェザー級
「デビュー戦もKrushでしたし、アマチュアを通しても初めてベルトを巻いたのもKrushでした。また、僕のファイテングスタイルである“壊す戦い”というのを、作り上げてくれた大会でもあります。僕のキャッチコピーの“ナチュラルボーンクラッシャー”のクラッシャーのKはKrushのKですし、僕のファイトスタイルを作り上げてくれた大会なので、すごく感謝しています。これからまだまだ続きますが、K-1、Krush、そして格闘技全体を僕が引っ張って盛り上げていくので、これからも応援よろしくお願いします。僕もKrushのリングがすごく大好きなので、ぜひまたこのリングで試合させてください」

スーパーファイトに武居由樹、野杁正明が出場【12・8 K-1大阪】

2018.10.19 Vol.Web Original

武居がムエタイのラジャダムナン王者と対戦
 新生K-1初の大阪大会となる「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の第2弾カード発表会見が10月19日、東京都内で開催され、スーパーファイト3試合が発表された。

 スーパー・バンタム級王者の武居由樹が出場。タイのヨーブアデーン・フェアテックスと対戦する。フェアテックスはタイのラジャダムナンスタジアム・ミニフライ級王者でムエタイのトップ選手。

 武居は9月大会で1RKO勝ちを収め、現在13連勝中。国内外で対戦相手に窮する状況となっていたこともあり、立ち技では避けて通れないムエタイの選手との対戦がついに実現することとなった。

 武居は「かなり強い選手だが、いつも通り、武居らしく戦ってKOで勝って、レベルの高い熱い試合を見せたい」と話した。

 相手の印象については「サウスポーでかなりうまい選手。K-1ルールにも対応してくると思う。左の蹴りと左のパンチの印象が強い。左の蹴りはかなり強い感じ。パンチもかなり伸びてくるパンチで怖いと感じた」などと警戒したが「ムエタイのかなりいい実績を持っている選手だが、K-1のほうがすごいというところを見せたい」と勝利を約束した。

 また大阪での試合については「大阪は初めてだが、いい感じで歓迎してもらいたい。この日は武尊選手応援団と皇治選手応援団がいると思うんですが、僕の時はみんな仲良く応援してほしい(笑)」といつものほのぼの発言で会見を締めくくった。

スーパーファイトも波乱の展開【6・17 K-1】

2018.06.18 Vol.web Original

 6月17日(日)に、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」。トーナメントだけではなくスーパーファイトでもファンが喜ぶカードが並び、波乱の展開で会場をわかせた。

安保瑠輝也が戦線復帰。ゴンナパーとの幻の一戦が実現【6・17 K-1】

2018.04.25 Vol.Web Original

安保兄弟が大阪に自らのジム「ALL-WIN GYM」立ち上げ
 K-1実行委員会が4月25日、都内で会見を開き、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 ライト級のスーパーファイトでゴンナパー・ウィラサクレックと安保瑠輝也(瑠輝也から改名)が対戦する。

 安保は20日にSNSで弟の安保璃紅とともに大阪を拠点に活動していくことと自分たちのジムとして「ALL-WIN GYM」を立ち上げることを発表していた。リングネームの変更もそれに伴ってのもの。

 このカードはKrushの2月大会でライト級挑戦者決定戦として組まれていたのだが、安保が当時所属していたTRY HARD GYMとK-1側との契約トラブルに伴い流れた経緯があった。

 安保はプレリミナリーファイト、トーナメントのリザーバーとして出場経験があるが、今回が本格的なK-1参戦となる。

 冒頭、安保は「2月に決まっていたゴンナパー戦はたくさんの方に期待してもらっていたが、それが実現できないとなってしまった。今回ゴンナパー選手と戦えることになってすごくワクワクしている。」と話した。

 一方、ゴンナパーは「瑠輝也選手は多分、自分より下だと思っている。そんなに強くないと思うので、自分が練習を頑張れば絶対に負けないと思う」と話した。

 安保は2月に試合が流れた時のことについては「複雑な気持ちになった。直前で流れたので落ち込んだ」と振り返った。そして「本当に僕自身、弟と一緒に悩んだが、僕たちが姫路から出てきた理由がK-1のチャンピオンになることだったので、まだK-1でやり残したことがあるという決断になった」と戦線復帰の経緯を説明した。

 改めてゴンナパーについては「強い選手。Krush王者になったし、K-1王者の卜部功也選手にも勝っている。ここでゴンナパーを倒すことによって、夢であるK-1チャンピオンが見えてくるのかなと思う」と話した。

 拠点が東京から大阪へ変わることで練習環境にも大きな影響がありそうだが、その点については「東京で2年弱頑張ってきましたが、トップ戦線に通用するノウハウは知りえたと思う。大阪って今盛り上がっているじゃないですか。そこに僕たち兄弟が行くことによって、大阪がもっと大きくなっていくのかなと思う。練習環境は、今は姫路で昔お世話になったところで練習していますが、タイに行って帰ってきたら自分たちのジムがあって、タイ人のトレーナーも用意する予定なので、そこに関しては問題ないと思う。後は気持ちだと思います」と胸を張った。

2017年MVPの武居が久保を壮絶KO【3・21 K-1】

2018.03.22 Vol.Web Original

試合後にやっと挨拶。「いい人でした」
 新生K-1史上最大の規模で開催された「K-1 WORLD GP ‪2018 JAPAN‬ ~K’FESTA.1~」(‪3月21日‬、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で6階級のタイトルマッチが行われた。

「K-1 AWARDS 2017」でMVPに輝いたバンタム級王者・武居由樹が久保賢司を相手に初防衛戦に臨み、1R1分27秒、KOで勝利を収めた。

 昨年行われた王座決定トーナメントの決勝の再戦となった2人。カードが決まってから久保の激しい挑発を受けてきた武居。前日会見でも久保は握手拒否、おじぎ無視、打ち合い強制とあらゆる物言いで武居を挑発。武居から「僕もKOを狙っていく」という言葉を引き出したのだが…。

 その言葉通り、1Rからアグレッシブな攻めを見せる武居。左ハイキックで久保をぐらつかせると前蹴りからパンチの連打を追撃し最初のダウンを奪う。「まだまだ」といった表情を見せ立ち上がった久保に今度は左ハイキック。そして左のボディーブローから右フックを撃ち抜くと久保は大の字でダウン。レフェリーが試合を止めた。

 武居は試合後のマイクで王者として、そしてMVPとして「こんな大きな会場で試合ができて、たくさんの人に応援してもらって、本当に僕は幸せです。もっともっと大きい会場でやりたいので、みなさん、K-1の試合、毎回見にきてくだい。これからも応援よろしくお願いします」と挨拶した。

 そして会見では久保について「1回やっていたので取りあえず倒すことを意識していた。終わってからリング上でも控え室でもお互いに“ありがとうございました”と挨拶しました。いい人でした」と話した。

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