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北海道で鳥インフルエンザ感染確認 鈴木直道知事「万全の措置を講じて参りたい」

2025.10.22 Vol.Web Original

 鈴木直道北海道知事は10月22日、都内で行われた北海道米の新米のPRイベントに出席、この日、白老町の養鶏所で確認された高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことについてコメントした。

 今シーズン、全国の養鶏場で初めて確認された感染。鈴木知事は、挨拶の冒頭で、すでに対策本部を設置して120人体制で防疫措置に当たっていると説明すると、「北海道は我が国の食料供給地域。早期の収束と感染拡大の防止に向けて、万全の措置を講じて参りたい」と、語った。

 また、「現在流通している卵や鶏肉につきましては、すべて安全に食べていただけます」と強調。「正しい情報についても丁寧に発信をしていきたいと思いますので、皆様もご理解いただければと思います」と話した。

多摩動物公園、鳥インフルエンザの疑いで当面臨時休園。ツクシガモ4羽から陽性を確認

2023.02.15 Vol.Web original

 多摩動物公園は14日、園で飼育しているツクシガモについて鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したため、当面の間、臨時休園することを発表した。

 園によれば11日11時頃、カモ池で飼育していたツクシガモ2羽の死亡個体を飼育担当者が発見し、動物病院に収容。14日8時半頃には同じ池で飼育していたツクシガモ1羽の死亡個体を飼育担当者が発見し、10時頃、環境省の定める対応レベルに応じた野鳥サーベイランスにもとづき、鳥インフルエンザの簡易検査をしたところ、3羽とも陽性が確認された。同日16時頃には、同じ池で飼育していたツクシガモ2羽についても簡易検査を実施したところ、1羽について陽性を確認したため、安楽死処置を行ったという。

 園は防疫体制を強化するため、2月16日から当面の間、臨時休園することを発表した(15日は通常の休園日)。

 今後、死亡した4羽は検体を国立環境研究所に送り、確定検査をおこなう。また、都立動物園の上野動物園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園についても、園内の死亡野鳥の監視態勢強化や、野鳥に関する注意喚起の掲示、一部鳥類の展示中止を行うとした。

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