EXILEなど多くのダンス&ボーカルグループを送り出してきたLDH JAPANがプロダンスチーム『LDH SCREAM』を創設、プロダンスリーグ『D.LEAGUE』(Dリーグ)に参戦する。チームディレクターにEXILE NAOTO、クリエイティブプロデューサーにSHIGE・Deeを迎え、CHAMPIONSHIP優勝を目標に、さまざまなジャンルを極めるとともに国内外から注目とリスペクトを集めるDリーガー、ダンスの超人たちのなかに飛び込む。10月25日の新シーズン開幕を前に、旋風を巻き起こす予感しかないメンバー、10人にインタビューした。
「やっと夢を掴んだ」
――「LDH SCREAM」は、広くから参加を募ったオーディションを経て、7月にメンバーが決まりました。改めて、選ばれた時、どんな気持ちだったのか教えてください。
航⽣:合宿が終わってから一旦自分を見つめ直す時間を設けていたので、(最終審査が行われた)有明のステージには「勝ち取りに行く」という揺るぎないマインドで立っていました。今振り返っても、あの時間は間違いではなかったと思います。
RYU-SEI:僕は自信と不安半々だったので、名前が呼ばれた時は今までの努力が報われたとすごくうれしかったです。
SHUNNOSUKE:僕も率直にうれしかったです。でも、それと同時に自分が理想とするレベルに達していないことも感じたので、これからどう挽回して、Dリーグに挑むのかを考えました。
笑⼤郎:僕は名前が呼ばれた瞬間に頭が真っ白になって、正直記憶がありません(笑)。ただ、ステージ上に合格者だけが上がれる場所があって、そこに立って初めて「僕は選ばれたんだ」と実感が湧いたのは覚えています。うれしかったし、みんなが泣いているのを見て、ボロボロ涙が止まらなかったです。途中までは「まだ堪えられる」と思ったんですけど、みんなを見ていたら涙があふれてきちゃって、感動でいっぱいでした。
武蔵:自分ができることは全てやってきたので、「落ちても受かっても悔いなく終われるな」という気持ちでした。名前を呼んでいただいた時は安心とうれしい気持ちでいっぱいでしたが、候補生からDリーガーになった自覚が湧いてきて、すぐに気持ちを切り替えました。
京太朗:「Dリーガーになりたい」という夢を目指してダンスに向き合ってきたので、メンバーに選ばれた時は「やっと夢を掴んだんだ」って、泣くつもりはなかったんですけど、泣いちゃいました。あと、親にも「Dリーガーになりたい」とずっと言っていたので、当日会場に観に来てくれていたお父さんお母さん、家族全員喜んでいました。
日々強くなる勝利への意欲
――Dリーグのシーズン開幕が近づいて、メンバーに選ばれた時と今、気持ちの変化があるんじゃないでしょうか。
來夢:そうですね。今までの気持ちのままではいけないと思うようになりました。プロとしての自覚をしっかり持って開幕戦に臨めるよう、気持ち作りからやっていこうと思っています。今、大事にしているのは「緊張でケガをしたらどうしよう」とか無駄な心配をなるべくしないこと。ワクワクした気持ちのまま、開幕戦は全力でかませるように準備をしていきたいと思っています。
Ryunosuke:僕も來夢くんと同じような感じです。今までの気持ちじゃ絶対にダメだと思っています。開幕戦のメンバー入りはできたものの、自分の全てのレベルを上げる必要があると思っています。そうじゃないと勝てない。自分はプロだという自覚をしっかり持って勝ちに行きたいです。
空:僕は開幕戦の8人には選ばれなくて……選ばれなかった時は悔しさとか色々ありました。前は自分のことばかり考えていましたが、LDH SCREAMの一員になってからは周囲のことも考えるようになって、いまはチームが勝つために選ばれた8人をサポートしたいって思っています。そして、練習して、みんなに追いつけるように頑張っていきたいと思っています。
LION:僕は……前から勝ちたい思いで毎日取り組んでいましたが、今はさらに勝利への意欲が強くなっていますね。そのなかで特に今自分が気をつけているのは、みんなと意識を合わせること。メンバーからは常に助けられています。