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“新生”飯野雄貴が大先輩HARASHIMAに圧巻の勝利「これが真の飯野だよ」【DDT】

2023.11.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が11月26日、東京・後楽園ホールで開幕した。Aブロックでは新たなスタートを切った飯野雄貴(飯野“セクシー”雄貴改め)が大先輩のHARASHIMAに圧巻の勝利を挙げ、今後の公式戦に弾みをつけた。

 フェロモンズの解散に伴い、飯野はフェロモン、セクシーを抜くため施設に入っていたといい、モデルチェンジしての再出発。飯野は黒のショートタイツを着用して登場した。

 2019年11月には当時HARASHIMAが保持していたKO-D無差別級王座に挑戦して、惜敗したことがある飯野。その変化をはかるには、HARASHIMAは格好の対戦相手だったかもしれない。

EXTREME王者・平田一喜が超変則ルールで“強敵”HARASHIMAを倒し初V。次期挑戦者・坂口征夫と8・13後楽園でV2戦【DDT】

2023.07.31 Vol. Web Original

 DDTプロレスが7月30日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2023」を開催した。DDT EXTREME王者の平田一喜が超変則ルールで“強敵”HARASHIMAを倒し初防衛に成功。次期挑戦者には坂口征夫が名乗りを挙げ、8月13日の後楽園大会でV2戦を行う。

 6月25日の後楽園でMAO、ヨシヒコとの3WAY戦を制し、新王座に就いた平田が指名したのはディザスター・ボックスの兄貴分のHARASHIMA。平田がHARASHIMAに勝つために知恵を絞ったうえで、考えたルールが「超激戦!平田の戦友奇跡の集結!ノータッチキャプテンフォール&2カウントフォール・ハンディキャップデスマッチ」。平田はほうき、こけし、イス、やきとり、赤ちゃん人形、番犬、コールドスプレー、大鷲透人形を味方に付けたハンディ戦で、キャプテンは平田とHARASHIMA。そして、平田は勝つ可能性を高くするために2カウントフォールマッチに。

平田一喜がMAO、ヨシヒコとの3WAY戦を制し、EXTREME王座を奇跡の初戴冠。初防衛戦の相手にHARASHIMAを指名【DDT】

2023.06.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月25日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2023」を開催した。“ダンシングスター”平田一喜がMAO、ヨシヒコとのサバイバル形式での3WAYダンスを制し、空位のDDT EXTREME王座を初戴冠。平田は7月30日、後楽園で“ミスターDDT”HARASHIMAと初防衛戦を行うことが決まった。

 同王座は勝俣瞬馬が保持していたが、右足首粉砕骨折のため返上。この非常事態に「しゅんまお」でのパートナーMAOが名乗りを挙げ、平田との王座決定戦が決定。ところが、6月13日、東京・花やしき内浅草花劇場での前哨戦(上野勇希&MAOvs平田&ヨシヒコ)で勝利したヨシヒコが自身を加えた3WAYでのタイトル戦を主張。これが認められ、王座決定戦は3WAYダンスに変更。試合形式はMAOの要望で勝ち残り式のサバイバル戦となった。

 ヨシヒコは場外のMAO、平田めがけてスーパーダイブを敢行。MAOにはカナディアンデストロイヤー3連発、平田にジャーマン5連発を見舞うなどアグレッシブに攻め立てた。3者入り乱れた白熱の攻防のなか、ヨシヒコがMAOと平田をまとめて輪廻転生狙いにいくも、2人に切り返され3カウントを奪われて脱落。MAOは掌底、みちのくドライバーⅠ、旋風脚とたたみかけ、みちのくドライバーⅡを狙うが、平田が「奇跡を呼ぶ一発逆転首固め」で丸め込んで3カウントを奪取した。

飯野“notセクシー”雄貴が黒パン姿での正統派ファイトで圧勝。大石真翔はセクシージャッジマンとして監視へ【DDT】

2023.04.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月15日、東京・新宿FACEで「MAX BUMP 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催した。5月3日の神奈川・横浜武道館で、セクシーを封印することを条件にKO-D無差別級王座(王者は火野裕士)への挑戦を認められた飯野“notセクシー”雄貴が黒パン姿の正統派ファイトで圧勝も、一抹の不安をのぞかせた。

 この日のセミファイナルで男色“ダンディ”ディーノとのコンビで登場した飯野は、HARASHIMA&中村圭吾と対戦。飯野はバスローブを脱ぐと、フェロモンズ結成前をほうふつさせる黒パン姿。飯野はHARASHIMAに串刺し式ボディーアタック連発。ブレーンバスターから、HARASHIMAとエルボーのラリーを展開するなど“ストロングスタイル”で戦う。相手の攻撃を受けると、タイツを脱ぎそうになるも我慢する。中村もミサイルキック、トップロープを利したムーンサルトプレスなどで飯野を攻め込む。しかし、スワン式で飛び込んだところを飯野にキャッチされ、そのまま頭から叩きつけられる。飯野が強烈なラリアットを中村に敢行もHARASHIMAがカット。ディーノがHARASHIMAに長い長いリップロック。その間に飯野はババボムから胴絞めnotドラゴンスリーパーで快勝。試合後、飯野は無理やりセクシーを抑え込んだ副作用か「頭が痛い」と倒れ込んだ。

「しゅんまお」が大奮闘の中村圭吾、HARASHIMA組を破りKO-Dタッグ王座V5【DDT】

2023.04.10 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月9日、東京・後楽園ホールで「April Fool 2023」を開催した。KO-Dタッグ王者組の「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が挑戦者組のHARASHIMA、中村圭吾組を破り、5度目の防衛に成功した。

 中村はヒザの故障のため、一昨年11月から1年2カ月にわたって長期欠場。今年1月に復帰したが、若手リーグ戦「D GENERATION CUP」では後輩の後塵を拝し、不本意な成績に終わった。そんななか、大先輩のHARASHIMAとのコンビでのタッグ王座挑戦を直訴。HARASHIMAがその意気込みを買って、挑戦することになった。

 開始早々、MAOにエルボーを叩き込んでいった中村は、場外の「しゅんまお」2人めがけて、トップロープからトペ・コンヒーロを一閃。MAOとミドルキックの応酬で火花を散らした中村は、勝俣にトップロープからのラ・ケブラーダを敢行。セカンドロープからムーンサルト・プレスを勝俣に決めるもカウントは2。さらに中村はHARASHIMA直伝の蒼魔刀を勝俣にぶち込み、ダイビング・ヘッドバットにいくも勝俣がスタナーで迎撃。MAOがキャノンボール450°を中村に決めると「しゅんまお」が中村に合体攻撃。HARASHIMAと完全に分断すると「しゅんまお」は中村に俺たちのまっどまっくすをさく裂させて3カウントを奪った。

HARASHIMAと中村圭吾が「熱々Tシャツ早着替え」から、一転ガチガチの特訓でKO-Dタッグ王座獲り宣言【DDT】

2023.04.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスの4月9日、東京・後楽園ホール大会で、サウナカミーナの「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が保持するKO-Dタッグ王座に挑戦するHARASHIMAと中村圭吾が3日、東京・お茶ノ水の道場で公開練習を行いベルト獲りを宣言した。

 3月27日の調印式では昆虫を食べて意気込みを見せた中村は、この日、大先輩・HARASHIMAに合同練習を提案して呼び出した。ところが、リング横のテーブルにはなぜか鍋が置かれ、すでに沸騰中。鍋の中身はなんと“Tシャツ”で、中村は「熱々Tシャツ早着替え! これでサウナの熱さに勝つ! 着たらサウナカミーナに勝てます!」とキッパリ。中村はやおら鍋のなかからTシャツを取り出すと、熱さに手を焼きながらもなんとか着用に成功。

「しゅんまお」MAO&勝俣がハリマオの樋口&中津を破りKO-Dタッグ王座V4。4・9後楽園でHARASHIMA&中村が挑戦へ【DDT】

2023.03.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月21日、東京・後楽園ホールで旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」を開催した。「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)がハリマオの樋口和貞&中津良太をエニウェアフォールマッチで破り、KO-Dタッグ王座のV4に成功。4月9日、後楽園でHARASHIMA&中村圭吾が挑むことが決まった。

 この試合は、かつて存在した若手主体ブランドDNAのメンバー同士によるタイトル戦。唯一、2期生になるMAOは1期生の先輩・中津から“かわいがり”を受けていたといい、精神的に試練の戦い。中津が昔を思い起こさせるプラスチックバットを持ち出してMAOをぶっ叩き“インド映画のシーンやれ!”と命じると応じてしまう。それでも、場外戦に転じていくとMAOも吹っ切れていく。まさにエニウェアフォールマッチを象徴するかのように、両軍は観客席、バルコニー、正面ロビーで激闘を展開。「しゅんまお」は板をリングと場外フェンスに渡すと、その上での攻防に。中津はMAOに張り手、ハイキックの連打を繰り出すも、MAOが掌底を一閃。「しゅんまお」は俺たちのまっどまっくすを板の上で決めて、MAOが中津から3カウントを奪取した。

納谷幸男がHARASHIMAを制し、3・21後楽園で火野裕士のKO-D無差別級王座に挑戦「絶対にKO-D無差別級チャンピオンになります」【DDT】

2023.02.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月26日、東京・後楽園ホールで「Into The Fight 2023」を開催した。KO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦は、納谷幸男がHARASHIMAを制し挑戦権を獲得。納谷はDDT26周年記念興行(3月21日、東京・後楽園ホール)で王者の火野裕士に挑む。
 
“未完の大器”といわれてきた納谷は火野とのタッグ結成がきっかけとなり開花。昨年12月にはシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX」で準優勝。この挑戦者決定戦に、同王座への初チャレンジをかけることになった。一方、過去10度同王座を戴冠した“ミスターDDT”HARASHIMAは捲土重来を期して納谷戦に臨んだ。
 
 開始早々、納谷はビッグブーツでHARASHIMAを場外に吹っ飛ばすと、ミドルキック連打。ドラゴンスクリューで逆襲したHARASHIMAはリングに戻ると、納谷の足にマトを絞って集中砲火。納谷の動きを止めたHARASHIMAはジャンピング・ハイ、蒼魔刀、ローキック連打と攻め立て、足への攻撃をやめず。HARASHIMAが張り手を見舞えば、納谷も張り手で返し、チョークスラムを一閃。HARASHIMAが走り込んできたところにビッグブーツを叩き込んだ納谷は強引にバックドロップ。これがカウント2で返されると、もう一発バックドロップを繰り出して3カウントを奪った。

“ミスターDDT”HARASHIMAが2・26後楽園での納谷幸男とのKO-D無差別級王座挑戦者決定戦に向け決意【DDT】

2023.02.24 Vol.Web Original

“ミスターDDT”HARASHIMAが捲土重来を狙っている。

 現在48歳のHARASHIMAは過去KO-D無差別級王座を10度戴冠(最多戴冠記録)、通算防衛回数の27回も最多記録で、まさにDDTの象徴たる選手だ。そのHARASHIMAが3年ぶり11度目の戴冠を目指している。1月29日、東京・後楽園ホールで火野裕士が樋口和貞を破り、同王座に10年ぶりに返り咲くと“未完の大器”納谷幸男とともに挑戦の名乗りを挙げた。両者は2月26日の後楽園大会で同王座次期挑戦者決定戦を戦い、勝者がDDT26周年記念興行となる3月21日の後楽園大会で火野にチャレンジする。そのHARASHIMAに納谷との決戦を前に話を聞いた。

2・26後楽園でKO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦を戦うHARASHIMAと納谷幸男が一歩も引かず両者ともに必勝宣言【DDT】

2023.02.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月20日、東京・千代田区の神田明神内で26日の東京・後楽園ホール大会に向け記者会見を行い、KO-D無差別級王者・火野裕士への次期挑戦権をかけて激突するHARASHIMAと納谷幸男がともに必勝を期した。

 納谷は「(1・29後楽園で)火野さんに挑戦表明したときのお客さんの歓声が凄くて、改めて期待していただいてるんだなと思いました。その人たちの思いを背負ってHARASHIMAさんに絶対勝って、DDTの26周年大会(3・21後楽園)のメインで火野さんに勝って、DDTの最強になります」とキッパリ。

 HARASHIMAは「自分がまだDDTの中心でいることを証明するためにはベルトは必要で、そのためにやらなきゃいけない試合だと思ってます。最近のDDTは若い選手に注目が集まったり、年齢制限で出られない大会(D王)があったり、なかなかアピールする場がなかったんですけど、26周年記念大会だからこそメインのリングに立ち、ベルトを獲りたい。そのために、この試合はガッチリやらなきゃいけなくて、必ず勝ってまだまだDDTの中心でいることを証明したい」と話した。

2・26後楽園で激突する納谷幸男とHARASHIMAが前哨戦でバチバチに火花。納谷「今日勝ったのは俺で、後楽園当日も勝つのは俺」【DDT】

2023.02.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月18日、名古屋国際会議場イベントホールで「友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023」を開催した。KO-D無差別級王者・火野裕士への挑戦権をかけて、2月26日の東京・後楽園ホールで次期挑戦者決定戦を戦う納谷幸男とHARASHIMAが最初で最後の前哨戦でバチバチに火花を散らした。

 この日、納谷はMAO、勝俣瞬馬とのトリオで、HARASHIMA、高尾蒼馬、石田慎也組と対戦。気合入りまくりの納谷はリングインすると、HARASHIMAとにらみ合った。試合が開始すると、場外で激しくやり合う。リングに戻ると、納谷が強烈な串刺し式ボディーアタックをHARASHIMAに仕掛け、エルボー、ミドルキックの応酬に発展。納谷がヒザを叩き込むと、HARASHIMAはジャンピング・ハイキック、トラースキック、ファルコンアローと倍返し。10分過ぎ、「しゅんまお」がダブルの場外ダイブを敢行すると、高尾を捕らえた納谷はビッグブーツ、バックドロップを見舞って3カウントを奪取した。試合後も納谷はHARASHIMAと視殺戦を展開。

 納谷は「やっぱ強いっすね。あの人の打撃はエグイ。でも今日勝ったのは俺で、後楽園当日も勝つのは俺。俺がHARASHIMAさんに勝って、DDTの26周年で絶対に火野さんに挑戦します」と意気込んだ。

 HARASHIMAは「久しぶりに対戦して、あえて正面からいったんだけど、確実に前より勢い、強さが上がってるのは感じちゃいました。でも、それを知れたので。全然、策はあるので。思ったより伸びてるのは感じました。26日の試合がますます楽しみになりました」と警戒感を高めていた。

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