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高梨knuckle美穂が女子3階級制覇も視野に!?【6・28 Krush.113】

2020.06.27 Vol.Web Original

「もっと体を大きくして上の階級に行きたいという気持ちはある」

 
「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)の前日計量が6月27日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 計量後には前日会見が行われ、今大会で2試合が組まれた女子選手4人がそろって会見に臨んだ。

 女子アトム級王座を返上し、今回から女子ミニマム級に階級を上げる高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)はK-1グループ初参戦となる真美(Team ImmortaL)と対戦する。

 高梨は「アトム級よりパワーが上がっていると思うのでパンチ力を見てほしい。絶対にKOして勝ちます。(真美は)全く情報がないので分からないが、パンチでガンガン来るのかなと思う。でも一発のパンチ力は私のほうがあると思うので、負けません」とKO勝利を予告した。また今後については「もちろんミニマム級のベルトを取るのが目標だが、もっと体を大きくして上の階級に行きたいという気持ちはある」と女子ミニマム級のベルトはもちろん女子フライ級のベルトにまで意欲。女子3階級制覇を視野に入れているよう。

 対する真美は「いろいろな方々の協力あっての参戦となる。その方々のためにも、応援してくれる方のためにもしっかりと勝って魅せる試合をしたい」と語り「(高梨は)スピードがある選手。パワーは私もあるので、パワーでは負けないつもり」とこちらも真っ向勝負を約束した。

ライト級王座挑戦の篠原が2階級制覇へ意欲【6・28 Krush.113】

2020.06.27 Vol.Web Original

2カ月越しのタイトル戦に闘志

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)の前日計量が6月27日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 計量後には前日会見が行われ、メインで行われるライト級タイトルマッチに出場する王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と挑戦者の篠原悠人(DURGA)が静かに火花を散らした。

 2人は2018年12月に行われたK-1大阪大会の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の1回戦で対戦し、篠原が1R25秒でKO勝利を収めている。ゴンナパーにとっては待ちに待ったリベンジマッチでもある。

 待ちに待ったといえば、この試合は当初、4月25日に行われる予定だったのだが、新型コロナウイルスの感染拡大予防による非常事態宣言等で試合が延期されていたことから篠原は「4月25日から延期になって、明日はやっとタイトルマッチができる。試合ができない期間もしっかり練習して仕上げてきたので、明日はKOで勝ってライト級のベルトを取りたい」と2カ月越しのタイトル戦に闘志を燃やした。

K-1甲子園とK-1カレッジの応援サポーターにPopteen専属モデルの古田愛理が就任

2020.06.23 Vol.Web Original

甲子園PR大使に近藤魁成、初のカレッジPR大使は松本日向

 K-1実行委員会が6月23日、オンラインで会見を開き「K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~」と「K-1カレッジ2020~大学生日本一決定トーナメント~」の応援サポーターとPR大使を発表した。

 両大会の応援サポーターにはPopteen専属モデルで、今年2月にAbemaTVオリジナルドラマ『僕だけが17歳の世界で』で女優デビューを果たした古田愛理が就任した。

 古田は「私自身、K-1ジムに通っていて、同世代の選手の熱い姿を見られるのがすごくうれしく思います。これから応援サポーターとしてたくさん盛り上げていきたい」と挨拶した。

 K-1甲子園のPR大使には2017、2018年と-65kgを2連覇した近藤魁成、K-1カレッジのPR大使には2018年に-55kgで優勝した松本日向が就任した。

 近藤は「去年に引き続き、応援サポーターになれてうれしい。関西と関東の戦いの違いを今年も期待している」

 松本は「K-1カレッジ初めてのPR大使に選んでもらえてすごくうれしい。この大会にかける選手の熱い思いをしっかりみんなに伝えられるように、盛り上げられるように頑張る」などとそれぞれ挨拶した。

 今年の甲子園とカレッジは8月2日に東京・新宿FACEで開催。ともに-55kg、-60kg、-65kgの3階級でワンデイトーナメントが行われ、甲子園では-70kg、+70kg、女子の-45kg、-50kg、-55kgの3階級、カレッジでは-70kg、+70kgでワンマッチも開催される。

 この日は第1弾の出場選手も発表。

 甲子園では-55kgに「Krush.113」(6月28日)でプロデビューを控える玉川らいと、-60kgにはK-1アマチュア全日本大会の優勝者で「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」にも出場した薮崎陸、-65kgには昨年の優勝者である大庭龍華、「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」でブレイクし今年4月の「KHAOS.10」でプロデビューを果たした古宮晴が出場する。
 
 これらの出場選手を見た近藤は「65kgの大庭選手が2連覇がかかっている。今まで2連覇したのは僕だけだが、それに続いて大庭選手も2連覇するのではないかと思っている」、松本は「60kgの薮崎選手は代理戦争で木村組で出場してテクニックのあるうまい選手だと思った。65kgの古宮晴選手はデビュー戦は60kgで試合をしていたと思うが、65kgでどう戦うのか楽しみ。期待できると思う」などとそれぞれ期待をかけた。

 またK-1公式YouTubeチャンネルでは24日からK-1甲子園の過去の名勝負を集めた動画も配信される。

 なお一昨年、昨年とK-1甲子園を冠協賛したガスワンが今年はK-1カレッジも冠協賛することとなった。

ゴンナパーが篠原とのリベンジ戦へ「今回は自信がある。100%勝つ」【6・28 Krush.113】

2020.06.12 Vol.Web Original

前回KO負けのリベンジ&3度目の防衛戦

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)で篠原悠人(DURGA)を相手に3度目の防衛戦を行うKrushライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が6月12日、公開練習を行った。

 ゴンナパーと篠原は2018年12月に行われたK-1大阪大会の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の1回戦で対戦し、篠原が1R25秒でKO勝利を収めている。ゴンナパーにとっては待ちに待ったリベンジマッチでもある。

 この日は2分間のミット打ちを披露。強烈な左右のパンチ、前蹴りもまじえた破壊力抜群のキックはいつも通りで、新型コロナウイルスによる試合延期の影響を感じさせない動きを見せた。

 ゴンナパーはその篠原戦後、昨年3月の「K’FESTA.2」に出場しリュウ・ウェイ相手に勝利を収めたものの、タイで身内に不幸があったことから試合間隔が空き、今年1月の横山巧(リーブルロア)相手の復帰戦では、いつもの迫力に欠き、判定勝ちに終わっている。

K-1福岡大会と大阪大会が延期。「Krush.115」でレオナが大岩を相手に2度目の防衛戦

2020.06.06 Vol.Web Original

福岡大会は日程調整中。大阪大会は9月22日開催

 K-1グループが開催する「K-1」と「Krush」の大会スケジュールの変更が6月6日、発表された。

 7月26日に福岡国際センターで開催予定の福岡大会と8月22日にエディオンアリーナ大阪で開催予定の大阪大会がともに会場と協議の上、安全を考慮して延期することとなった。

 福岡大会の代替日程は調整中。大阪大会は9月22日に延期され、会場は同じエディオンアリーナ大阪となる。

 また6月と7月の「Krush」については、6月21日に東京・後楽園ホールで開催予定の「Krush.113」が6月28日に東京・新宿FACEへ移動。6月28日に後楽園ホールで開催予定だった「Krush.114」が7月11日、後楽園ホールへ移動する。7月にはもともと開催予定だった「Krush.115」(7月21日、後楽園ホール)と合わせ2大会が開催される。

久保優太がK-1引退。ボクシング転向で「東京五輪で金メダル目指す」

2020.06.03 Vol.Web Original

「ピケオーも倒し、K-1ではやり切った」

 初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太が6月3日、会見を開き、王座の返上とボクシングへの挑戦を発表した。

 久保は今年3月のK-1の年間最大のイベント「K’FESTA.3」でジョーダン・ピケオーを破り、王座を防衛したのだが、試合後「今後の活動について大きな発表がある」と発言していた。

 久保は「7歳の頃からテコンドーを始めて、K-1を見て育っち、高校1年生でキックボクシングに転向した。それから2011年にK-1に出られるようになった。そしてこのベルトを約2年半保持することができた。K-1では最後のラスボス的なピケオー選手も破って、やり切ったという思いがあった」とこれまでの格闘家人生を振り返り「今後はボクシングに転向しようと思う。来年、東京でオリンピックもある。ボクシングでオリンピックの金メダルを取りたいと思っている。あと、(プロでも)チャンピオンになりたいということもあって、転向を決めた」と語った。

 その理由については「妻のサラちゃんに“久保ちゃんはオリンピックに出ないの?”と言われ“ああ、オリンピックか”と思った。でもK-1はオリンピック競技ではない。ボクシングはオリンピック競技だった。調べてみると元プロでも出られるということなので、K-1を引退して、ベルトを返上してオリンピックを目指そうと決めた」などと明かした。

 そして「K-1は僕の青春だった。それを“捨てて”ではなく“生かして”いきたい。僕は自分のことをK-1ファイターで、生涯格闘家だと思っているので、これからも皆さんのパワーを借りて、新しいチャレンジを応援してくれたらと思っている」などとK-1ファンへのメッセージを送った。

 久保の所属先などは今後、改めて発表される。

 空位となったウェルター級王座の新しいチャンピオンを決めるトーナメントについても今後改めて発表される。

「Krush」が6月に2大会の開催を発表。6・21にゴンナパーvs篠原、6・28に佐々木vs近藤のタイトル戦

2020.05.22 Vol.Web Original

堀井翼vs金子大輝のカードが新たに決定

 K-1の中村拓己プロデューサーが5月22日、オンラインで会見を開き「Krush」の今後のスケジュールについて発表した。

 Krushは「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)を無観客試合で開催したものの、4月25日に開催予定だった「Krush.113」は5月30日に延期。しかしその後、緊急事態宣言が延長されたことから再び延期されていた。また5月9日に大阪で開催予定だった「Krush.114」も延期となっていた。

 この日の会見では「Krush.113」を当初「Krush.114」を開催予定だった6月21日に後楽園ホールで開催し、その1週間後の6月28日に「Krush.114」をスライド開催することとなった。

「Krush.113」では王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に篠原悠人(DURGA)が挑戦するKrushライト級タイトルマッチが開催される。

 またいくつかのカードの追加と変更も発表。

 ライト級の堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)vs金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)、女子フライ級の壽美(NEXT LEVEL渋谷)vs NA☆NA(エスジム)、フェザー級の森坂陸(エスジム)vs勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の3カードが追加。

 バンタム級の玉川らいと(K-1ジム総本部チームペガサス)の対戦相手が嶋拓実(team ALL-WIN)に変更となった。

 堀井は今大会から所属がK-1ジム五反田チーム・キングスに変更。1階級下げてライト級での参戦となる。堀井、金子は1月大会に出場したもののともにKOで敗れており、再起をかけた一戦となる。

 もともと参戦予定だった里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)、瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)、中野滉太(POWER OF DREAM) 、瑠久(K-1 GYM横浜infinity)、西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)のカードは調整中。他のカードはそのまま行われることとなった。

山本直樹「自己満足だとしても、チャンピオンになれるなら自分はどうなってもいい」

2020.04.24 Vol.729

格闘家イケメンファイル Vol.109

 2015年に「Krush.53」でデビューして以来、K-1でもひときわスター選手が揃うスーパー・フェザー級で奮闘する山本直樹。2017年には5連勝と好調で王座へと着実に駒を進めるもその後は島野浩太郎や郷州征宜、朝久泰央らトップクラスの選手たちにはいずれも敗戦。2019年末には「Krush.109」のKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチで王者レオナ・ペタスへの挑戦権を得るも2ラウンドでKO負けを喫した。20代最後の試合は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、過去に例のない無観客興行となった「Krush.112」。山本同様に再起戦となる佐野天馬を延長判定で下し、再びトップ戦線を見据える。

若手時代の武尊の試合にドキドキしてみる【今日のおうち時間】

2020.04.16 Vol.Web Original

2013年8月の「Krush.26」をプレイバック

 K-1ジャパングループによるK-1メディアでは現在、過去の試合映像を配信中で、4月13日には2013年1月26日に開催された「Krush.26」が配信された。

 同大会では現在、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊が「Krush -58kg級初代王座決定トーナメント」の1回戦で八神剣太と対戦した( https://www.k-1.media/video/1285/ )。

 武尊はこれがプロ10戦目。「Krushの第1試合といえば武尊」などといわれた時代から徐々にポジションを上げ、この日は第7試合に登場。Krushの中核を担う存在になりつつある、まさにスターへの階段を一気に駆け上がらんとする時期だった。

 試合は1R2分21秒で鮮やかなKO勝ち。とはいえ、試合では八神のローキックにてこずる場面もあり、まさに成長途上の武尊を感じることができる懐かしい映像となっている。試合後のマイクも初々しさが残り、このへんも必見だ。

 またこのトーナメントにはKrush2戦目の皇治も参戦。武尊のひとつ前の第6試合で神戸翔太と対戦している。勝ち上がることはできなかったが、2018年12月のK-1大阪大会のメインで対決する武尊と皇治が思わぬニアミス。もしこのトーナメントで2人の対戦が実現していたら、その後のK-1はどう動いていたのか…。

 また同大会のメインはKrush -70kg級王者の城戸康裕が初防衛戦(vs守屋拓郎 https://www.k-1.media/video/3007/ )。セミファイナルには佐藤嘉洋が登場(vs 健太 https://www.k-1.media/video/3006/ )と今から思うとなかなか趣深い対戦カードが並んでいる。

佐々木大蔵vs近藤拳成のタイトル戦が大阪大会からスライド【5・30 Krush.113】

2020.04.15 Vol.Web Original

4月25日から延期された大会の全カード発表

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、4月25日から5月30日に開催が延期されていた「Krush.113」(東京・後楽園ホール)の全対戦カードが4月15日、発表された。

 同大会は基本的には当初発表されたカードがスライドする形で編成されているのだが、一部カードが変更。

 桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の対戦相手が鷹大(WSRフェアテックス西川口)から椿原龍矢(月心会チーム侍)に、蒼士(昇龍會)の対戦相手が小倉尚也(スクランブル渋谷)から璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)にそれぞれ変更。TETSU(月心会チーム侍)vs林京平(湘南格闘クラブ)の試合は行われないこととなった。鷹大、小倉、TETSU、林の試合は6月大会以降で調整される。

 また当初、「Krush.114」(5月9日、大阪・コミュニティプラザ平野)で開催予定だった「スーパー・ライト級タイトルマッチ」佐々木大蔵(王者/K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)vs近藤拳成(挑戦者/大成会館)は大阪大会が延期になったため今大会で行われることとなった。

メインで勝利の古宮晴「K-1とKrushの両方獲りに行きたい」【KHAOS.10】

2020.04.05 Vol.Web Original

前日の試合については「ふがいない試合をしてしまった」と反省

「KHAOS.10」(4月4日、東京・新宿FACE)の一夜明け会見が4月5日、都内で開催された。

 同大会では「K-1選抜vs格闘代理戦争」の7対7全面対抗戦が行われ、格闘代理戦争が4勝3敗で勝ち越した。

 3勝3敗で迎えたメインでは格闘代理戦争の古宮晴(昇龍會)とK-1選抜の目黒翔大(優弥道場)がともに一歩も引かない激しい試合を繰り広げ、古宮が3-0の判定勝ちを収めた。

 古宮はこの日の会見で「昨日はふがいない試合をしてしまった。でも勝ててホッとしている。僕の作戦ではとにかく動いて手数を出して、カウンターを当てていくつもりだったが、足を止めて打ち合ってしまった。目黒選手の圧力が強くて失速してしまった。そこが反省点」などと試合を振り返った。

 判定決着については「圧力に負けて下がっていたが、手数やヒット数では勝っていたと思う」と勝因を語った。そして「今回の試合で反省点がたくさん見つかった。それを修正して、理想のスタイルに近づいて、どんどん強い選手を倒していけたらいいなと思っている。ダウンを取ったり倒したりすることで見ている人は盛り上がる。自分も倒せる能力をつけていきたい」などと今後の課題を挙げた。

 古宮は耳が聞こえないというハンディを克服してリングに上がっているのだが「障害を持っている人たちに夢や元気を与えられるような選手になりたい」とし、「最終的にはベルトは獲りたい。(K-1とKrushの)両方獲りに行きたい」と今後の目標を掲げた。

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