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佐々木大蔵が鈴木勇人を返り討ちし2階級制覇達成【2・24 Krush.111】

2020.02.25 Vol.Web Original

王者・鈴木はK-1横浜大会のリベンジ狙うも…

「Krush.111」(2月24日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」で挑戦者の佐々木大蔵が3-0の判定で鈴木勇人を破り、第8代王者となった。

 2人は昨年11月に行われたK-1横浜大会のスーパーファイトで対戦し、佐々木が判定勝ち。敗戦直後から鈴木が再戦をアピールし、今回のタイトル戦が実現した。

 前日会見で鈴木は「2回負けるということは完全なる負け」と背水の陣を敷いての戦いではあったが「自分は追い込まれているほうが実力を発揮できるタイプ」とも話しこの日の試合に臨んだ。

 試合は1Rから鈴木がプレッシャーをかけ前に出る。しかしあいさつ代わりに放った得意の左ハイは佐々木がスウェーでかわす。鈴木がコーナーに佐々木を詰めてパンチを放つが、佐々木はクリンチで鈴木に連打を許さない。鈴木が押し返し、なおもパンチを放つが佐々木は前蹴りからパンチを打ち返すなど攻め込まれているようで、冷静に鈴木の攻撃をさばいていく。

 仕切り直して鈴木がパンチで来るところに佐々木は右ミドルで迎撃。なおも鈴木がプレッシャーをかけ佐々木をコーナーに詰めるものの、佐々木は巧みに体を寄せて、鈴木の攻撃を止める。

安藤美姫がK-1アマチュア大会への参戦を検討中

2020.02.23 Vol.Web Original

3・22「K’FESTA.3」PRイベントで武尊とトークショー

 プロフィギュアスケーター安藤美姫のK-1参戦が現実味を帯びてきた。

 安藤は2月22日、東京・渋谷のSHIBUYA109イベントスペースにて開催された「『K’FESTA.3』3.22さいたま大会サンテンニイニイK-1見ようぜ!by SHIBUYA109イベントスペース」に出演した。

 このイベントは3月22日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」に向けた無料公開イベント。

 安藤は第2部で「K-1&ISKAダブルタイトルマッチ」に臨む武尊とトークショーを行った。

 2人はテレビ番組での共演がきっかけで交流が生まれ、安藤は昨年12月に行われたK-1名古屋大会では大会アンバサダーも務めた。初代K-1女子フライ級王者・KANAとの対談をきっかけに自らK-1のトレーニングも開始したという安藤は、この日のイベントでは武尊を相手にミット打ちを公開し、パンチに続いてミドルキックも披露。練習を始めて数回とは思えない洗練されたフォームを見た武尊は「一般の人が蹴るとかかとをつけてしまうのですが、つま先立ちで蹴っていたのはすごい」とフィギュアスケートで鍛えた安藤さんのバランス感覚を絶賛した。

武尊「史上初の偉業を成し遂げるのは僕しかいない」【3・22 K’FESTA.3】

2020.02.23 Vol.Web Original

PRイベントでK-1&ISKAダブルタイトルマッチの公開調印式

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のPRイベント「『K’FESTA.3』3.22さいたま大会サンテンニイニイK-1見ようぜ!by SHIBUYA109イベントスペース」が2月22日、東京・渋谷のSHIBUYA109イベントスペースで開催された。

 イベントでは「K-1&ISKAダブルタイトルマッチ」に臨むK-1王者・武尊とISKA世界王者アダム・ブアフフの公開調印式が行われた。

 K-1王者として史上初のダブルタイトルマッチで2冠を狙う武尊は「3月22日にK-1とISKAのダブルタイトルマッチが決まりました。僕は格闘技を始めた頃からK-1を見ていて、ISKAのベルトは魔裟斗さんやジェロム・レ・バンナ選手だったり、K-1の歴史を創った人たちが獲ってきたベルトです。ずっとISKAのベルトを巻きたいという気持ちがありました。『K’FESTA.3』という大舞台でダブルタイトルマッチが決まって、史上初の偉業を成し遂げるのは僕しかいないと思うので、試合が終わった時にK-1とISKAのベルトを2本巻いてリングに立っていたいと思います。今回僕が負けたらK-1のベルトが海外に流出することになります。K-1代表として負けられないし、K-1は世界最高で最強の団体じゃないといけないと思います。立ち技最強を決めるのはK-1なので、ISKAのチャンピオンには負けないです」などと改めて2冠への思いを語った。

王者・鈴木の熱いリベンジ宣言に佐々木はいつものクールなたたずまい【2・24 Krush.111】

2020.02.23 Vol.Web Original

昨年11月の対戦では佐々木が判定勝ち

「Krush.111」(2月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月23日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 計量後には前日会見が行われ、メインで行われるKrushスーパー・ライト級タイトルマッチで対戦する王者・鈴木勇人と挑戦者の佐々木大蔵が登壇した。

 2人は昨年11月に行われたK-1横浜大会のスーパーファイトで対戦し、その時は佐々木が鈴木の得意の左ミドルを封じたうえで判定勝ちを収めた。敗戦直後から鈴木がリマッチをアピールし、今回のタイトル戦が実現。鈴木は2回目の防衛戦となる。

 佐々木は「新型コロナウイルスで騒がれているが、こうして皆さんが来てくださることが僕らにとってはとてもありがたい。明日が自分自身でもすごく楽しみになった」

「月日が経って、鈴木選手も一度やって僕のスタイルなどに感じたところがあると思う。その中で対策を練ってくると思う。僕自身も前回で終わりとは思っていない。結果にとらわれず、常に一段一段ステップアップするために日々過ごしている」

「勝つ自信がないとお互いに戦えない。お互いに勝ちたいという気持ちがぶつかり合うからいいものが生まれると思う。明日はメインですし、最後にお客さんが満足して帰ってもらえるような結果を見せられたらいいなと思っている」といつも通りのクールなたたずまい。

クルーザー級王者K-Jeeが加藤久輝相手に初防衛&リベンジ戦【3・28 Krush.112】

2020.02.14 Vol.Web Original

昨年12月に加藤が2RKO勝ち

「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが2月14日発表された。

 クルーザー級王者K-Jeeが加藤久輝を相手に初防衛戦に臨む。

 2人は昨年12月に行われたK-1名古屋大会で対戦し、加藤が2RでKO勝ち。K-Jeeにとってはベルトをかけてのリベンジマッチとなる。

 加藤は「Krushは初参戦。K-Jee選手と3カ月ぶりの再戦。前回もK-Jee選手のことは強いとずっと言っていた。いい形で勝ったが、今回も同じ形になるかは分からないが、いつも通りに潰しに行く。チャンピオンの意地があると思うので、また激しい試合になると思う」と話した。

 短い期間での再戦については「あまり驚いていない。クルーザー級のマッチアップ的にはそうカードはない。カリミアン選手が愛鷹選手とやるかどうかによってマッチアップも変わると思っていたが、僕はKrushのベルトしかないかなと思っていた」と心の準備はできていたよう。そして「タイトルマッチなので気合が入っている。ベルトを獲って、KOして次のK-1の大きな舞台で試合をしたいと思っている」などとKrushのベルトを獲ったうえで、K-1王座への挑戦をアピールした。

 王座を守る立場ではあるがリベンジマッチでもあるK-Jeeは「負けたまんまで終わりたくないし、福岡大会に向けて一番ということを証明して7月を迎えたい」と7月に開催される初のK-1福岡大会へ向け背水の陣で臨む。

 前回の敗戦については「前回やられて悔しかったし、やり返すチャンスをもらえたのでうれしかった。前回は結構あっさり加藤選手が勝って、今回はおいしいだろうな、くらいにしか思っていないと思う。その気持ちが悔しいんで、そういうものも力にして、今回は叩きつぶしたい」と闘志を燃やし「今までやったことのないタイプでやりにくかった。序盤で効かされて立て直せなかった。加藤選手のスタイルはイメージはつかんだんで、それに向けた練習をしていくという感じ」とリベンジへ対策は万全のよう。そして「“3カ月しか経ってないのにどうなんだ?”という人もいると思うが、ファイターとして、せっかくオファーをいただいているのに断る理由はない。ベルトどうのこうのより、強い相手に挑んでいきたい。まだ守る側の人間でもない。全回負けているし、そこに断る理由はなかった」などと話した。

 同大会では最軽量級のバンタム級のタイトルマッチも行われるのだがK-Jeeは中村拓己K-1プロデューサーに「どっちが先にやるかは何が基準で決まるんですか?」とメインでの開催をアピールした。

篠原悠人がゴンナパーの王座に挑戦。「KOで勝ってK-1王者に挑戦したい」【4・25 Krush.113】

2020.02.14 Vol.Web Original

一昨年12月に篠原が1RKO勝ち

「Krush.113」(4月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が2月14日、都内で開催された。

 1月大会で2度目の防衛戦を行ったライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレックが篠原悠人を相手に早くも3度目の防衛戦に臨むこととなった。

 2人は一昨年12月の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」1回戦で対戦し、篠原が1RKO勝ちを収めている。

 ゴンナパーは身内の不幸があり、一時、タイに戻っていたため1年ほどのブランクがあったのだが、今年1月に横山巧を相手に2度目の防衛を果たし、復活。今回はリベンジとベルト防衛のかかった一戦となる。

 一方、篠原は元Krushスーパー・ライト級王者で2階級制覇のかかった試合となる。

 篠原は「一昨年のトーナメントでゴンナパー選手とやったが、再戦はすると思っていた。ついに来たかという感じ。再戦だが、僕は初対戦のつもりで挑みたい。今のK-1ではゴンナパー選手にKOで勝つことがタイトルマッチへ向け一番のアピールになると思うので、しっかりKOで勝ってKrush王者としてK-1のベルトに挑みたい」。

カリミアンvs愛鷹のクルーザー級タイトル戦がついに決定【3・22 K’FESTA.3】

2020.02.13 Vol.Web Original

カリミアンがPOWER OF DREAM所属に

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが2月12日、K-1グループの年間表彰「K-1 AWARDS 2019」内で発表された。

 昨年11月の横浜大会で行われる予定だったシナ・カリミアンvs愛鷹亮の「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」がついに実現することとなった。

 2人は昨年8月の大阪大会でノンタイトル戦で対戦し、大方の予想を覆し、愛鷹がKO勝ちを収め、タイトル挑戦をアピール。タイトル戦が組まれたものの、カリミアンのケガで大会前日に中止となった。

 愛鷹は「今回、こんな大きな会場でタイトルマッチをやらせてもらってありがとうございます。前回はカリミアン選手のケガで試合が流れてしまったが、自分たちは格闘家なのでケガはつきもの。仕方がないと思う。次こそ万全な体調で来てくれると思うし、自分も史上最強の愛鷹亮となって必ずベルトを奪取します」

 カリミアンは「昨年のケガは残念だった。今年は新しい環境で最高の状態で練習して、誰が一番強いのかリング上で証明したい」などとそれぞれ話した。

 なおカリミアンの「POWER OF DREAMで練習したい」という要望をK-1、そしてPOWER OF DREAMが承諾し、カリミアンはPOWER OF DREAM所属として今回の試合に臨むこととなった。

木村ミノルがベストKO賞と技能賞の2冠受賞【K-1 AWARDS 2019】

2020.02.13 Vol.Web Original

「魔裟斗さんみたいな偉大なファイターに必ずなります」

 K-1グループの年間表彰「K-1 AWARDS 2019」が2月12日、東京都内で開催され、木村“フィリップ”ミノルがベストKO賞と技能賞を獲得した。

 木村は昨年、K-1全5試合と「Krush.101」に出場。全6試合でKO勝ちを収めるという快挙を成し遂げていた。

 木村はベストKO賞では「KO勝というものが存在する限り、一生僕が受賞し続けるんだろうなと思っている。3月に試合が決まっていて、トーナメントなので、3試合ともボコボコにしてまたKO賞を取りに行きたい。僕も犬1匹と猫が3匹いるんで、俺も頑張らないといけないんで、俺も頑張ります(笑)」、技能賞では「KO賞に続き技能賞もいただけた。個人的には技能賞は無茶苦茶うれしい。そんなタイプの選手ではないけど、すげえうれしい。こういう評価をされるのはすごく気持ちがいい。これかKO賞とともに技能賞も狙っていけるようにスキルアップして、世界でも戦える凄い選手になれたらなと思います。プレゼンターの魔裟斗さんみたいに、世界から首を狙われるような偉大なファイターに必ずなります。見ていてください」と挨拶した。

武尊が3月のヨーキッサダー戦でベストバウト受賞【K-1 AWARDS 2019】

2020.02.13 Vol.Web Original

ケガで2試合に終わり「悔いの残った1年。今年はMVPを獲れるように頑張る」

 K-1グループの年間表彰「K-1 AWARDS 2019」が2月12日、東京都内で開催され、昨年のMVPでK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊が最高試合賞(ベストバウト)を受賞した。

 対象となったのは昨年の「K’FESTA.2」で行われたヨーキッサダー・ユッタチョンブリーとの一戦。

 武尊はムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムの現役フェザー級王者のヨーキッサダーを2RKOで破り、悲願のムエタイ王者越えを果たした試合だった。

 しかしこの試合で右拳を痛めた武尊は長期欠場となってしまい、昨年はこの試合と11月の村越優汰戦の2試合の出場にとどまった。

 武尊は「この賞をいただいてすごくうれしく思います。僕自身は去年はケガをして2試合しかできなくて、悔いの残った1年だったんですが、3月の試合が評価されて、対戦相手のヨーキッサダー選手は僕が小さいころからあこがれていたラジャダムナンのチャンピオンということで、そのチャンピオンと戦わせてもらって、そこで勝つことができたので、それを誇りに今年はMVPを獲れるようにまた頑張ります」と2020年の巻き返しを誓った。

フェザー級王者・江川優生がMVP獲得【K-1 AWARDS 2019】

2020.02.13 Vol.Web Original

11月の王座決定トーナメントで3連続1RKO勝ち

 K-1グループの年間表彰「K-1 AWARDS 2019」が2月12日、東京都内で開催され、K-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生がMVPを獲得した。

 江川は1月にKrushフェザー級王座を獲得。11月の「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」では3試合とも1RKO勝ちの圧倒的なパフォーマンスを見せ、悲願のK-1のベルトを獲得した。

 所属するPOWER OF DREAMでは一昨年の武居由樹に続き2人目のMVPとなった。

 またこの日は殊勲賞に武居、江川、佐々木洵樹、技能賞に武居と江川がノミネートされ、武居が殊勲賞を受賞した。古川誠一会長もベストトレーナー賞を受賞し、POWER OF DREAMが「ベストGYM賞(プロ部門)」を獲得するなどPOWER OF DREAM勢がK-1 AWARDSを席巻した。

「皇治を追い詰めた男」川原誠也がK-1第2戦【3・22 K-1】

2020.02.09 Vol.Web Original

「武尊を熱くさせた男」SATORU成合と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第4弾カード発表会見が2月9日、都内で開催され、新たに2試合のスーパーファイトが発表された。

 昨年11月の横浜大会でK-1初参戦を果たし、皇治を相手に敗れはしたものの、先制のダウンを奪うなどあと一歩まで追い込んだ川原誠也がK-1第2戦でSATORU成合と対戦する。この試合は-61kg契約で行われる。

 対する成合はK-1グループに参戦後は勝った試合はすべてKOで、昨年12月の「Krush.109」では元Krush王者の島野浩太朗とダウンを奪い合う壮絶な殴り合いを展開。この試合の解説を務めた武尊を途中から立ち上がったまま解説させるほど熱くさせたというエピソードを持つ。

 また7月26日に開催される初の福岡大会参戦に向け、インパクトを残したい試合となる。

 成合は川原について「試合映像を見たが、バチバチの選手でいい打ち合いができると思う。シンプルに僕とやったら面白いんじゃないかと思った。面白い試合にしかならないと思う。一番会場を盛り上げるつもり。次は前回より仕上げてくると思うが、殴り合ったらもちろん勝ちます」などと話した。

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