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日本人で唯一KANAを破った壽美が引退セレモニーで「もっとキックをやりたかった。みんなには一瞬一瞬を大切に今を生きてほしい」とメッセージ

2023.11.26 Vol.Web Original

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)で第5代Krush女子フライ級王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)の引退セレモニーが行われた。

 セレモニーで壽美は「このような場を作って下さったK-1の皆様、ありがとうございます。そして王者になったにも関わらず、長い間欠場してしまってごめんなさい。格闘技をやってきた9年間で出会った人、支えてくれた人、応援してくれた人、すべての人にありがとうです。

 格闘技のおかげで、たくさんの素敵な人たちと出会えました。そして周りにいてくれる家族や友達の存在が当たり前ではなく支えられ、応援してもらうなかで、どれだけありがたいことなのか気づかされました。格闘技のおかげで出会えた人、学んだことは私の人生の財産になりました。だから格闘技をやっていてよかったです」と感謝の言葉。

皇治がMMAデビュー戦で三浦孝太と対戦。誰も知らない「武浦スペシャルと青木スペシャルで勝つ」【RIZIN.45】

2023.11.24 Vol.Web Original

 格闘家の皇治(TEAM ONE)が大晦日に三浦孝太(BRAVE)を相手にMMAデビュー戦に臨むことが11月24日、発表された。

 この日は都内で「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が行われ、皇治と三浦は揃って会見に臨んだ。

 皇治は今年4月の「RIZIN.41」で芦澤竜誠にキックボクシングルールで敗れて以来、三浦は5月の「RIZIN.42」でYA-MANにTKO負けを喫して以来のともに再起戦となる。

 会見で皇治は三浦について「なにもない。男前やなと思って。新旧モテ男対決と違いますか。新旧って言ったら俺が終わったみたいになるな」と語ったうえで「こんな平和な記者会見あります? 俺、結婚式かと思って。やっぱり僕たちプロは乱闘とかダメなんですよ。きっちり結婚式のように平和にせんと。僕らはアスリートですから。心を入れ替えて、三浦君みたいにスマートに行く」とこの日はトラッシュトーク的なものは封印。

K-1グループとの3vs3の対抗戦が決定。元K-1の平山迅「勝ってNARIAGARIファイターとしてK-1に暴れに行く」【NARIAGARI】

2023.11.22 Vol.Web Original

 格闘家の皇治(TEAM ONE)がCEOを務める格闘技イベント「NARIAGARI」の第3弾大会となる「NARIAGARI VOL.3」(12月2日、大阪・176BOX)の追加カード発表会見が11月21日、都内で開催された。

 会見にはK-1グループの宮田充Krushプロデューサーも出席し、NARIAGARI vs K-1グループの対抗戦3試合が発表された。

 会見の冒頭、宮田氏は「前回のK-1の会見でNARIAGARIのファイターが出場することに対してファンの皆さんや関係者、ファイターの皆さんからいろいろな声が上がった。それが収まりつつある中で今回の発表になる。いろいろなファイターが出てきて賛否を呼ぶイベントだが、今回の3人のファイターについてはとてもいい選手が対戦相手に挙がっていて、とても意義のあるものだと思っている。ここでどんな戦いが繰り広げられて、来年、NARIAGARIがどんなふうに展開していくかも含めて僕も楽しみだし、今回の大会は生配信もされるということで、これをきっかけに見たことのない人もNARIAGARIの戦い、そこで戦うK-1ファイターの戦いに注目していただければうれしいと思う」などと今回の参戦についての見解を口にした。

 これを受けて皇治は「僕はK-1が好きで、感謝もしていて、K-1があったから今の自分がいてますし、勝ったり負けたりですが、こうなってRIZINの舞台で張り切らさせてもらっているのはK-1があったから。だからK-1に感謝していて、K-1がちょっと元気がない時に僕が行くことで賛否両論起こるならええわと思って行ったんですよ。それでPRおじさんみたいになって、PRしにいったら思いのほかファイターたちがやかましい。“NARIAGARIの選手を出すな”とかファンが言うのはいいんですが、ファイターまでごちゃごちゃいうのは“お前らが盛り上げられないから俺が来てんやろ”という話なんで、気に食わんからしばき倒したろ、と思ってNARIAGARIvsK-1は面白いんじゃないかなと思った。NARIAGARIに対してK-1ファイターは“調子に乗るな”と思っていると思うんですよ。それを代表してNARIAGARIをつぶしに来てくれていると思う。これに勝ったら逆にみんなK-1に上がっていくと思うし、負けたら僕らは考えなあかんところ。僕が言いたいのは結局、出所なんて関係なくて、必死こいてる奴が成り上がっていいけばいいと思っている。僕らはそういう選手を抱えていると思っているんで、それを全力でK-1ファイターにぶつけたいと思いました」と今回の対抗戦が実現した経緯を語った。

MISAKIがK-1からの刺客チャン・リーにダウンを奪って判定勝ち【SB】

2023.11.15 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB vs K-1」の対抗戦でSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)がK-1グループからの刺客チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)に判定勝ちを収めた。

 MISAKIは6月のホンヨック・パッサノンジム戦で1RKO勝ちを収めて以来の試合、SB初参戦となるチャン・リーは4月にK-1グループの2度目の女子大会「Krush~RING OF VENUS~」でKAIに判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。リーは左手を前に伸ばす普段とは違う構えを見せる。MISAKIはロー、前蹴り、右フック。リーは遠めから右ミドル、前蹴り、右フック、右ストレートを放っていく。MISAKIはカウンターで右を合わせ、リーのあごをはねる。MISAKIは前に出て左ボディー、右フック。リーもロー、ミドルを打ち返すが被弾が目立つ。MISAKIはワンツーから蹴りにつなぐ。

K-1からの刺客チャン・リーが「明日は自分を体現するだけ」、迎撃するMISAKIは「SB王者として絶対に負けてはいけない試合」【SB】

2023.11.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)の前日計量が11月13日、都内で開催された。

「SB vs K-1」の対抗戦で対戦するSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)は46.4kg、K-1グループからの刺客チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)も46.4kgでともに規定体重をクリアした。

 MISAKIは6月のホンヨック・パッサノンジム戦で1RKO勝ちを収めて以来の試合、SB初参戦となるチャン・リーは4月にK-1グループの2度目の女子大会「Krush~RING OF VENUS~」でKAIに判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 チャン・リーは「K-1から来ました。明日は1発目なので女子の中でも一番盛り上がる試合にしたいと思っています」と挨拶。計量を終え「自分の計量はすごく順調。オファーが1カ月を切ったくらいできて、普段は45kgでやっていて、今回は1.5kg重い46.5kgで組んでくださったので、いつもより体も仕上がってパーフェクトな状態。相手の印象は明日向かい合ってどうなるかすごく楽しみ」などと語った。

ドーピング陽性で出場停止の木村ミノルが安保瑠輝也戦で復帰。安保の挑発に一瞬目がぎらりも「リングで出すよ」【RIZIN.45】

2023.11.11 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月11日、都内で開催された。

 ドーピング検査で陽性の判定が出たため半年間の出場停止処分が下されていた前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が復帰を果たし、元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と対戦することが発表された。

 木村は「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で約6年9カ月ぶりの参戦を果たし、ロクク・ダリとキックボクシングルールで対戦。1R1分8秒でKO勝ちを収めたが、試合の際に受けたドーピング検査で陽性反応が出たことから、ダリとの試合は無効試合となり、RIZINにおいて試合をした6月24日を起点とする半年間の出場停止処分が下されていた。9月2日に行われた会見で木村はK-1を離脱してからの試合ができない期間にモチベーションのキープのためにクレンブテロールを使用していたことを明かし「RIZIN出場が決まってから接種していなかったが、当日の尿検査の時にまだ体に残っていた」などと説明した。

Krush王者・池田幸司が対抗戦で松下武蔵と対戦。松下の「RISEはそんなに甘くねえ」に池田も「K-1のほうが甘くねえ」【RISE】

2023.11.10 Vol.Web Original

 RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が11月10日、都内で開催された。

 K-1グループからKrushバンタム級王者の池田幸司(ReBORN経堂)が参戦し-54kg契約で松下武蔵(GOD SIDE GYM)と対戦する。K-1との対抗戦は今年3月に両団体のビッグマッチで行われて以来となる。

 池田は2022年3月に壬生狼一輝を下してKrushバンタム級王座を獲得。これまで2度の防衛に成功し、9月のK-1横浜アリーナ大会では第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・心直を2RKOで沈め、現在3連勝中。

 松下は今年6月までKNOCK OUTのリングで「武蔵」のリングネームで活躍。今年3月に行われたKNOCK OUT初のビッグマッチとなった代々木大会で初参戦を果たすと、いきなりKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也に1RKO勝ち。次戦では小倉尚也と次期挑戦者決定戦で対戦し、ここも1RKO勝ちを収め、8月大会で古木への挑戦が決まったが、当時所属していた「WIVERN」を退会したことから大会を欠場し、タイトル挑戦は実現しなかった。10月の「RISE172」で2021年6月以来のRISE参戦を果たし、彪司と対戦し3-0の判定で勝利を収め、ベストバウト賞を獲得している。

K-1から志願の参戦の不可思が初のOFGマッチで判定負け【KNOCK OUT】

2023.11.06 Vol.Web Original

 オープンフィンガーグローブ(OFG)による試合を導入したKNOCK OUTがその最初の大会となる「KNOCK OUT 2023 vol.5“RED ZONE”」(11月5日、東京・後楽園ホール)を開催した。今大会は本戦の全試合がOFG着用でヒジありのREDルールで行われた。

 現在はK-1を主戦場とするKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者の不可思(クロスポイント吉祥寺)が3月の「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」以来、今年2度目の参戦。OFGルールに興味を持ち、自ら志願しての出場だったが、0-3の判定で敗れた。

 対戦相手はK-1グループにも参戦しているデンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)。デンサヤームは2019年にタイのテレビ局が主催するムエタイイベント「True 4U」のバンタム級トーナメントで優勝の実績を持つムエタイファイター。K-1では武居由樹、大沢文也、鈴木勇人と各階級のトップクラスの選手との対戦とあってまだ勝利はあげられていないものの、このルールではその真価を発揮した。

元Krush王者の鈴木勇人がNARIAGARIの豊樹を迎撃「真剣にやってそれなら辞めたほうがいい」「思い出作り」とバッサリ【K-1】

2023.10.31 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH 2」(12月9日、エディオンアリーナ大阪)の追加カード発表会見が10月30日、都内で行われた。

 元K-1ファイターで現在はRIZINを主戦場とする格闘家の皇治(TEAM ONE)がプロデュースする格闘技イベント「NARIAGARI」に出場する豊樹(NARIAGARI)の出場が発表された。−65kg契約で元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。

 今大会については皇治が10月21日、「Krush.154」のリング上で宮田充KrushプロデューサーからPR大使就任を要請され、大使就任こそやんわり断ったものの、PRに協力することは快諾。しかし返す刀で宮田氏にこの大阪大会へのNARIAGARIファイター8人の出場をお願い。その場でカルロス菊田K-1プロデューサーにも電話交渉を行い、OKの言質を取っていた。この日は豊樹と後日発表となるプレリミナリーファイトでもう1選手が出場することが発表された。

 会見で豊樹が「今は顏も名前も分からん奴がごちゃごちゃ言うてるなって思ってると思うんですが、自分はNARIAGARIから皇治CEOをはじめ運営の皆さんのおかげでK-1に乗り込むことができました。いろいろ思っているんですが、これからNARIAGARIの子らの架け橋になりたいと思っているので、鈴木選手、とりあえずぶっ倒してやるからナメとったらやられるで。覚悟しとけや」と啖呵を切る。

1年3カ月ぶり復帰のレオナ・ペタスが「チャンヒョン・リーに近い選手を呼んでほしかった」【K-1】

2023.10.31 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH 2」(12月9日、エディオンアリーナ大阪)の追加カード発表会見が10月30日、都内で行われた。

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が約1年3カ月ぶりの復帰戦に臨むことが発表された。

 レオナは昨年9月の「よこはまつり」で行われた「K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」を制し、王座を獲得も右拳のためケガで長期欠場していた。

 今回は欧州の二冠王レミー・パラ(フランス/CRACHARIAS)と対戦する。パラはWAKO世界−62kg級、IKBO世界−60kg級の二冠王でプロ戦績は13戦12勝(9KO)1敗の22歳。

 レオナは会見で「まず、なぜそんなに大したことない外国人を呼んでくるのか。僕はチャンヒョン・リーとやりたいとずっと言ってきた。もっとそれに近い選手を呼んでほしかった。この試合は僕の復帰戦で終わると思う」とかねてからアピールしていたRISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョンの名を挙げ、物足りなさを口にした。もっとも「弱いんじゃないんです。僕は王者なので、僕からしたら弱い。宮田さんとカルロスさんになってから初めてなので僕がどれだけ強いのかお披露目しようと思っている」とISKAのK-1ルールの王者を倒して王座を獲得している実績はそれなりに評価。

 気になる拳の状況については「ばっちり。期待以上のものを見せられると思う。正直、9月も痛かった。痛くても優勝できた。全然余裕」と語った。

皇治の「やりたいって思うような選手になって」発言にレオナは「ファンとの約束を守らないだせえ男」【K-1】

2023.10.31 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)と元K-1ファイターで現在はRIZINを主戦場とする格闘家の皇治(TEAM ONE)が10月30日、時間差で会見に出席し、互いに対戦について言及した。

 この日は新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH 2」(12月9日、エディオンアリーナ大阪)の追加カード発表会見が都内で行われた。

 皇治は「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)のリング上で宮田充KrushプロデューサーからPR大使就任を要請され、大使就任こそやんわり断ったものの、PRに協力することは快諾。その時に自らがプロデューサーを務める格闘技イベント「NARIAGARI」のファイターの出場を要望。この日は2選手の参戦が発表されたこともあり、皇治も会見に出席した。

 皇治は「K-1にはすごい感謝しているのですごいうれしいです。K-1があったから大宮司さんに会えて、何でもなかったクソ野郎を育ててもらって、そこそこ活躍させてもらって、こうして偉そうにできるようにさせていただいたのはK-1のおかげ。そんなK-1に帰ってこれて感慨深いし、感動しています。僕はずっとK-1にいる時から他団体とどうちゃらこうちゃらと言って飛び出して、今、RIZINで張り切らせてもらってますが、そんなRIZINの俺がここで喋れる機会を作っていただいた。これはいろいろな選手たちが必死に頑張ったおかげだと思うので、感慨深いしファンのおかげでもあるのでよかったなと思います」などと挨拶した。

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