SearchSearch

6・24 K-1 YouTubeで合わせて120万回再生の大遺恨!武尊と小澤が対戦

2016.06.13 Vol.668

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜−65kg世界最強決定トーナメント〜」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに−55kg王者の武尊が登場。Krush−58kg王者の小澤海斗を迎え撃つ。

 武尊と小澤は4月29日のカード発表会見で小澤が「首洗って待っとけ」と挑発。大会前の恒例行事「大決起集会」(5月21日、東京スカイツリータウン)ではフォトセッションで大乱闘を繰り広げた。YouTubeで会見は約66万回、決起集会は約55万回再生されるなど、2人の遺恨は大きな注目を集めている。

 小澤の持つKrush−58kgのベルトの初代王者は武尊。K-1王者となった武尊がベルトを返上したため行われた王者決定戦で小澤が第2代王者になったという経緯もあり、武尊は「相手にとって不足はない」と言う。しかし小澤の一連の行動に「リスペクトも何もなく、ただ単に挑発するのは本当に腹が立つ。名前を出されるだけでもムカつく」とK-1王者となってからの“王者らしい”振る舞いを封印。久しぶりに怖い武尊が帰ってきたよう。

 一方、小澤は8日に行われた公開スパーリング後の会見でイベントでの一件に触れ「イベントが終わって次の日もムカツキが止まらなかった」と怒り心頭。下馬評では武尊有利の声が多いことについては「関係ない。試合をやってもいないのに何が分かるのか。俺には武尊が失神しているイメージができている」と武尊を挑発した。

 新生K-1を人気実力の両面で引っ張ってきた武尊にとって一筋縄ではいかない試合となりそうだ。

6・24 K-1 世の中そんなに甘くない!? 城戸の初戦はKrush王者の渡部に決定

2016.05.20 Vol.667

 

 今年のK-1は日本トーナメントとそこを勝ち上がった選手らが参加する世界トーナメントを軸に展開されている。

 次回大会である「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN〜−65kg世界最強決定トーナメント〜」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)は日本トーナメントを勝ち上がった山崎秀晃によるゲーオ・ウィラサクレックへのリベンジなるか——ということでトーナメントに注目が集まるが、今回もスーパーファイトに豪華なカードが並んでいる。

 先に卜部弘嵩vs小宮山工介、武尊vs小澤海斗を発表。卜部の3大会連続出場、BLADE王者の小宮山の参戦、武尊と小澤が乱闘寸前となるなど大きな話題を呼んだ。この2カードだけでも十分おなか一杯なのだが、5月11日にはスーパーファイトの第2弾として「渡部太基vs城戸康裕」「上原誠vs高萩ツトム」。そしてトーナメントのリザーブファイトとして「木村“フィリップ”ミノルvs NOMAN」が発表された。

 城戸はかねてから、「弱い奴がいい」「(王者のマラット・グレゴリアンとの対戦は)まだ早ゴリアン。年末ゴリアンくらいで…」などと独特の表現で強豪との対戦を回避すべくアピールを繰り返してきたが、そうそううまい具合に事は運ばず、Krush−67kg王者との対戦となった。会見では「参戦会見で『お前、誰だ?』という相手をお願いしたのに、渡部選手、めちゃくちゃ強くないですか!」と前田憲作プロデューサーにツッコみながらも気を取り直し「渡部選手は闘牛のようにガンガン前に来る感じなので、僕は闘牛士のようにかわします」とテクニックで翻弄することを予告した。

 一方の渡部は4月大会で山崎陽一に判定負け。Krush−67kg王者として連敗は許されないだけに、「負けちゃったんですけど、チャンスをいただいてうれしい。いつも通りガンガン行って盛り上げて、大会のベストバウト目指して勝ちに行きます」とやる気満々。果たしてどんな試合が展開されるのか…。

山崎秀晃インタビュー 復讐の時来たる!世界最強決定トーナメントでゲーオにリベンジ宣言

2016.05.10 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の-65kgトーナメントに出場する山崎秀晃のインタビューを公開。

【インタビュー 】ゲーオ・ウィラサクレック 世界トーナメント制覇で最強を証明する!

2016.05.10 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の-65kgトーナメントに出場するゲーオ・ウィラサクレックのインタビューを公開。

【インタビュー】HIROYA 覚醒したHIROYAが世界トーナメント、そして最強王者ゲーオに挑む!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の-65kgトーナメントに出場するHIROYAのインタビューを公開。

【インタビュー】野杁正明 格闘技人生をかけて世界を獲りに行く!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の-65kgトーナメントに出場する野杁正明のインタビューを公開。

【インタビュー】小宮山工介 空手・武器術・動物の動きで培った独創性で-60kgを極める!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに出場する小宮山工介のインタビューを公開。

-60kg王者・卜部弘嵩インタビュー K-1を代表して小宮山工介との試練の大一番に臨む!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに出場する卜部弘嵩のインタビューを公開。

【インタビュー】小澤海斗 -55kg王者・武尊は成り上がるための踏み台にすぎない!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに出場する小澤海斗のインタビューを公開。

【インタビュー】-55kg王者・武尊 小澤海斗の挑発で壊し屋の本能に火が点いた!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに出場する武尊のインタビューを公開。

K-1 大雅が功也を破り-60kg日本代表に

2016.05.06 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた-60kg日本代表決定トーナメントを元Krush -55kg王者で19歳の大雅が制し、9月19日に行われる世界最強決定トーナメントに駒を進めた。

 大雅は1回戦で、“最年少vs最年長”対決となった32歳の山本真弘と対戦。左ボディーからの飛びヒザを右こめかみに叩き込み、1R1分47秒、KOで沈めるという衝撃のスタート。
 大雅は準決勝の闘士にも1R54秒で左フック一発でKO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に進出した。
 別ブロックから決勝に上がってきたのは初代K-1 WORLD GP -60kg王者の卜部功也。大会前の予想ではもちろん功也が優勝候補№1だった。

 しかし優勝候補としての声が高まれば高まるほど他の選手からのマークはきつくなるもの。1回戦で功也と対戦する皇治は対戦カード発表の会見から徹底的に功也をこき下ろす。2月大会で現王者の卜部弘嵩が判定負けを喫するやその“口撃”は弘嵩にまで飛び火。今まで誰も手をつけることのなかった「卜部兄弟をいじる」という離れ業をやってのけた皇治は最大級のヒールとしてリングに上がってきた。

 試合は3R戦い切り、3−0の判定で功也が勝利を収めた。額面上は順当な結果だったかもしれないが、1Rにバッティングで皇治が右まぶたをカット。功也も左目尻をはらしダメージを残す。再開後には功也のインローがローブローになるなど試合はやや荒れ加減。功也が微妙にいつもの冷静さを欠いていたことは否めない。しかしこのかつてない難関を突破した功也は準決勝では島野浩太朗を徹底的なローキックで追い詰め、2R51秒KOで沈め決勝に勝ち上がってきた。
 決勝は功也vs大雅。ともにスピードとテクニックに長けた2人だけに一瞬も目の離せない展開となったが、やはりここまでの2試合の蓄積したダメージの差が大きかったか…。大雅が出入りの激しい攻撃と回転の早いパンチで功也を翻弄。功也も右ジャブ、ミドルキック、ヒザ蹴りを的確に当てるものの、大雅はその打ち終わりにきっちり攻撃を返すなど試合を優位に進め、3−0の判定で勝利を収めた。

 大雅は9月の世界トーナメントについて「ここで優勝したことは責任もあるので、日本人が戦える階級にしないといけない」と語った。
 功也は「皇治選手に対策をされてて、硬くなって、やり辛さもあった。決勝は素直に相手が強かった。元気の良さで負けたと思うんですけど、実力でも上でした」と振り返った。

 この日は3階級の王者がスーパーファイトでそろい踏みしたのだが、2月大会に続き、-60kg王者の卜部弘嵩が連敗するという緊急事態が発生した。3Rにはコーナーに詰められ連打を食らいダウン寸前まで追い込まれるシーンもあり、計量オーバーで減点1からスタートのパウロ・テバウ相手に0−2の判定負け。9月の世界トーナメントに向け暗雲が漂った。
 タイの王者クラスの選手との対戦を希望していた-55kg王者の武尊はヨーセンチャイ・ソー.ソーピットを3R48秒、KOで破った。序盤こそヨーセンチャイのパンチを食らい、またそのタフさに手を焼いたものの、3Rに立て続けに3ダウンを奪いきっちりKOした。

 試合後は先日、雑誌で対談したプロレスラーの武藤敬司がトロフィー授与者としてリングイン。2人でプロレスLOVEポーズを決めた。

Copyrighted Image