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ピケオーが返上した王座をかけ4選手で王座決定トーナメント。前戦でK-1出場の璃久「一番練習した奴が勝つ」【Krush】

2024.04.17 Vol.Web Original

8月18日の後楽園ホール大会で決勝

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が4月17日、都内で開催された。

 今大会では前王者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)の王座返上に伴い開催される「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」準決勝2試合が行われる。勝者2名は8月18日の後楽園ホール大会で決勝を戦う。

 準決勝の第1試合は森田奈男樹(エイワスポーツジム)vs 小田尋久(TEA3K)、第2試合は藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 璃久(HIGHSPEED GYM)の組み合わせ。

 今回の王座決定トーナメントについてKrushの宮田充プロデューサーは「ピケオー選手が昨年7月にK-1に出る前の5月に王座返上。それから1年空位だった。空位にしておくのもよくないし、3月20日の代々木で『-70㎏世界最強決定トーナメント』を行った結果、和島大海、中島玲、璃久の日本人3選手が惜しくも1回戦で敗れてしまった。そんな中、この中では小田選手が12月にフランスで試合をしたりと海外からの試合のオファーも多く来ている。K-1グループとして“これだ”という選手を育成しなければいけない。空位ではなく“Krushのトップはこの選手”というように選手を競り合わせていかないといけない」などと説明した。

榊原CEOが訃報が伝えられた曙さんを偲ぶ「旗揚げの時に海のものとも山のものとも分からないRIZINに気持ち良く参戦してくれた」【RIZIN】

2024.04.11 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが4月11日、訃報が伝えられた元横綱でK-1、総合格闘技、プロレスラーとしても活躍した曙太郎さん(享年54歳)を偲んだ。

 この日は「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を行ったのだが、榊原氏は冒頭「曙太郎選手がお亡くなりになった。日本の格闘技界にとってとても大きな貢献を果たしてくれた曙さん。そして2015年の旗揚げ戦ではボブ・サップとの再戦をシュートボクシングルールで戦ってくれたことを、今でも覚えている。旗揚げ戦に曙選手に出てもらえたことを光栄に思っているし、誇りに思っています。この場を借りて心からご冥福をお祈りしたい。残された我々、日本の格闘技界はさらに進化を続けられるよう精進したいと思っている」などと語った。

 会見後の取材でも「ショック。旗揚げの時に、海のものとも山のものとも分からないRIZINに気持ち良く参戦してくれて“大晦日といえば曙”ということをRIZINでも示してくれた。病気を患われた後、大砂嵐の参戦の時もすごく親身になって心配してくれていた。体調さえ回復したら大砂嵐の試合は車いすになってでも見に行きたいというくらい格闘技に対する愛はあった。僕らはPRIDEの時代でいうと『ハッスル』ですごくお世話になっているので、その時のことが走馬灯のようによみがえるというか思い出される。密葬と書かれているが、手を合わせに行きたい」などと2015年12月31日の「RIZIN FIGHING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞」で行われたボブ・サップ戦やプロレスラーとしてリングに上がっていたハッスル時代の思い出などを振り返った。

 また「非常におおらかな人だった。交渉の中でもオープンマインドで、自分のところに来る人をウエルカムで受け入れてくれる方。だからいろいろなチャレンジができたのだと思う。相撲界という格式とかしきたりとか歴史がある世界の中で横綱まで行きながらも、K-1とボブ・サップとやるという決断をした時も、当然逆風がたくさんあったと思う。すごい決断だったと思う。本当に偉そうにするところもないし、常に明るく前向きな人だった。元気も勇気ももらって一緒に楽しく仕事ができた」などとその人柄を明かした。

女子戦線の起爆剤に。K-1グループ参戦中の鈴木万李弥とミネルヴァ王者の浅井春香が初参戦【KNOCK OUT】

2024.04.08 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが4月8日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)の会見を開催した。

 今大会では現在、K-1グループを主戦場にしている鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)がKNOCK OUTに初参戦し、ミネルヴァ スーパーバンタム級王者の浅井春香(フリー)と対戦する。浅井も初参戦でこの試合は-57.0kgの契約体重で行われる。

 鈴木の前戦は昨年10月の「Krush.154」で行われた「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」準決勝の麻央戦。判定負けを喫し、今回が再起戦となる。2人は2020年1月の「HEAT 46」で対戦し浅井が2-0の判定勝ちを収めている。

 今回の2人の参戦についてKNOCK OUTの山口元気代表は「浅井選手はミネルヴァの55kgの王者。鈴木は現在、K-1とKrushを主戦場にしているが、試合がなかなかKrushで組まれず、試合経験を積みたいということでこの試合が実現した。2人とも通常体重が重いので、今回は57kg。この設定がどう影響するかは分からない。KNOCK OUTも女子に力を入れていきたいと思っているので、その起爆剤になるような試合を見せてほしい」などと2人の参戦の経緯を説明し、そのファイトに期待した。

璃明武がハイキックでダウンを奪い1RKO勝ち。「Krushでは相手はいない。K-1に乗り込む」【Krush】

2024.03.31 Vol.Web Original

「Krush.159」(3月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ」で王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)が倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を1RKOで破り2度目の防衛を果たした。璃明武は試合後のマイクでK-1王座獲りをアピールした。

 今回のタイトル戦は当初は岩尾力(POWER OF DREAM)が挑戦の予定だったのだが、ケガのため2週間前に倉田に挑戦者が変更になった。璃明武は昨年7月に倉田の同門である永坂吏羅を下し初防衛に成功。さかのぼれば2021年10月には同じくKRESTの鬼山桃太朗にも勝利を収めており、倉田にとっては先輩たちの敵討ちも胸に秘めての対戦だった。

ミドル級王座決定トーナメントで神保克哉とブハリ亜輝留が6月の決勝に進出。ともにKOでの王座獲得を約束【Krush】

2024.03.31 Vol.Web Original

「Krush.159」(3月30日、東京・後楽園ホール)で「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)と神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)がそれぞれ判定勝ちを収め、6月の後楽園大会で行われる決勝に駒を進めた。

 準決勝第1試合ではブハリが谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックス。ローの蹴り合いから谷川が前蹴り。続く谷川の左インローがローブローとなり一時中断。谷川は左ミドル、ワンツー。なおもパンチで前に出る谷川。ブハリはガードを固める。谷川は右ボディー、右ロー。ブハリもパンチを返す。谷川はガード。谷川はワンツーから右ミドル。ブハリは右カーフ。ブハリが左フック。谷川がぐらつく。続く連打で谷川がダウン。立ち上がった谷川がバックブロー、右フックもブハリはガード。右フックで谷川がぐらつく。

晃貴が復活の1RKO勝ちで「ダアアアアー! ベルト獲ります」と雄叫び【Krush】

2024.03.31 Vol.Web Original

「Krush.159」(3月30日、東京・後楽園ホール)で元Krushバンタム級王者の晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が健介(Jay’s Box)に1RでKO勝ちを収め、復活の狼煙を挙げた。晃貴は前戦では岩尾力にKO負けを喫し、この日は昨年3月以来の勝利だった。

 1R、オーソドックスの構えの晃貴とサウスポーの健介。圧をかけて蹴りを見せる健介に晃貴はロー。健介が左ミドル、左インロー。晃貴は右ロー。晃貴はロー、左ジャブで距離を探る。リーチで勝る健介は左ミドルを当てていく。しかし晃貴は一気に距離を詰めるとコーナーに追い込みパンチの連打。最後は左フックでダウンを奪う。立ち上がるも足元がおぼつかない健介。襲い掛かる晃貴に健介もパンチで反撃。しかし晃貴は右フックを打ち抜いてダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

【SDGsピースコミュニケーション宣言】カルロス菊田「格闘技で世界を繋ぎます」

2024.03.29 Vol.Web Original

ラジオで日本を元気にする 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。
「JAPAN MOVE UP」では、日本から世界へ発信するコミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」を推進中!

毎回ゲストの皆さんに「SDGsピースコミュニケーション宣言」を聞いていきます。

2度目の防衛戦の璃明武「このベルトの価値を高めるのが自分の仕事」、初のタイトル戦の倉田永輝「全員引っ繰り返す」【Krush】

2024.03.29 Vol.Web Original

「Krush.159」(3月30日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月29日、都内で行われた。メインイベントで行われる「Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ」で対戦する王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)は55.0kg、挑戦者の倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は54.9kgでともに規定体重をクリアした。

 今回のタイトル戦は当初は岩尾力(POWER OF DREAM)が挑戦の予定だったのだが、ケガのため2週間前に倉田に挑戦者が変更になっている。璃明武は昨年7月に永坂吏羅を下し初防衛に成功。今回は2度目の防衛戦となる。倉田はプロ戦績が14戦8勝(5KO)5敗1分。2022年2月の愛瑠斗戦から3連勝(2KO)、昨年2月に内田晶に判定負けを喫し連勝ストップも、“狂拳”迅、龍翔を相手に再び連勝。上昇気流に乗ったなかで今回の挑戦のチャンスを得た。

25kg減量の谷川聖哉「命を懸けて減量してきた成果を発揮する」、神保克哉は「格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想。絶対に獲りたい」【Krush】

2024.03.29 Vol.Web Original

「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」準決勝2試合を開催

「Krush.159」(3月30日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月29日、都内で行われた。

 今大会では「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。準決勝第1試合に出場する谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は75.0kg、交通事情で到着が遅れたブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)は前日会見前に計量を行い74.9kgで規定体重をクリア。同第2試合に出場する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)は74.9kgでクリアしたものの、YOHAN(T.K.F)は1回目の計量では75.15kgでクリアできず。しかし再計量で75.0kgでクリアした。

 計量後に行われた会見でブハリは「過去最高の自分を作ってきたので、それを見せられるのが今からすごい楽しみ。クルーザー級から落としてきて、全く新しい谷川選手と倒すか倒されるかの、スリリングな“これがミドル級だ”という試合をしてKOで倒したい」とKO勝ちを誓う。

ブアカーオが木村ミノルにKO勝ちし「私はまだ強い」とアピール。木村は「悔しい。やり返したい」【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

 元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で昨年6月の「RIZIN.43」以来のRIZIN参戦を果たした。

 木村はその6月大会でロクク・ダリと対戦し、1R1分8秒で豪快なKO勝ちを収めたものの、試合前に行っていたドーピング検査で陽性判定が出たことから試合はノーコンテストとなっていた。

 木村はこの日、K-1 WORLD MAX世界トーナメントを2004年と2006年に制したブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と対戦。ブアカーオは昨年5月の「RIZIN.42」でRIZIN初参戦を果たし、安保瑠輝也とドローに終わっている。

ブアカーオが7月の「K-1 WORLD MAX」決勝ラウンドのワイルドカード枠に興味【RIZIN】

2024.03.21 Vol.Web Original

 K-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)が3月21日、「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われる「K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント」の決勝ラウンドでのワイルドカード枠に興味を示した。

 この日は「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前々日インタビューが大阪市内で行われた。ブアカーオは大会の5日前となる18日に木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)と対戦することが発表された。

 K-1は前日の20日に行われた代々木大会でトーナメントの1回戦7試合を開催。前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)ら日本人3選手が揃ってKO負けを喫した。大会の総括ではK-1の創始者で現在はアドバイザーを務める正道会館の石井和義館長が主催者推薦となるワイルドカード枠について「誰もが納得するような選手を選ばなければ」と魔裟斗氏、ブアカーオの名も挙げていたのだが、この話を聞かされたブアカーオは「もちろん興味はあります(笑)」と笑顔を見せた。

 出場はともかく、こうして世代を超えて石井氏からまだ名前を挙げられたことについては「とてもうれしく思います。以前は有名な大会でレジェンド的に、そこで名前が挙がることはすごくうれしいですし、石井アドバイザーから何かお話があったらとても喜ばしいことです」などとも語った。

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