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元極真世界王者でRIZIN参戦中の上田幹雄が電撃参戦「どんなルールであろうと最強を証明する」【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の会見が8月8日、都内で開催された。

 極真会館の2019年「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で日本人として16年ぶりに世界王座を獲得した上田幹雄(BRAVE)の参戦が発表された。上田は現在「RIZIN」でMMAファイターとして活躍しており、まさに電撃参戦といえる。

 この日、会見初登場となったカルロス菊田新プロデューサーはフランシスコ・フィリォとエヴェルトン・テイシェイラ以来の元極真世界王者の参戦に「彼のたぐいまれなる打撃センスは世界で通用するはず。総合格闘技とK-1の二刀流を目指すということで、そちらも期待しています。グローブでの戦いに早く適応してもらいたい」と期待した。

 上田は「この度ご縁があり、K-1参戦となりました。K-1ルールは初めてですが僕の大尊敬する大山倍達総裁が“極真は背中を見せない”と常々おっしゃっているので、僕自身もどんなルールであろうと最強を証明するつもりです。K-1のヘビー級は海外の選手が盛り上がっていますが、自分が参戦することにより自分がリーダーシップを取って必ずトップに立ちます」と挨拶。「自分の先輩方がK-1に出て成績を残したように、自分も先輩の方々のように王者になれると思っている。ただK-1(WORLD GP トーナメント)の優勝という意味ではアンディ・フグ選手しかいない。フグ選手はその時は極真会館ではなかった。僕も今は極真は辞めているが、極真空手から総合格闘技で今回、二刀流。僕ならやれるなということで、今回お話をいただき、これはやるしかないなという思いで参戦させていただいた。日本人がトップに立たないとしようがないと思っている。ヘビー級があまり盛り上がらないのは日本人が勝っていないからだと思うので自分に期待してほしい」と自信を見せた。

 また二刀流としての試合の頻度については声がかかれば出るという感じなので、まあ半分半分くらいが理想。僕自身は1年で4試合くらいやりたいと思っているので2-2くらいですかね」とMMA2試合、K-12試合を想定。また今大会では「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」が開催されるのだが「今回はつい最近にお話をいただいので」と今回は見送り「自分の最高のパフォーマンスをどこで出せるかと考えた時に、今回のワンマッチで自分の最高のパフォーマンスを証明して、そこで皆さんに期待を持ってもらって、来年の世界トーナメントにもし出させてもらえるならそこでしっかり王者になりたい」と来年のトーナメントVに照準を絞った。

K-1クルーザー級王者のカリミアンが無差別級トーナメント参戦。サッタリとのイラン人対決実現の可能性も【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カード発表会見が8月8日、都内で開催された。

 K-1は7月18日に行われた会見で「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の開催と5選手の参戦を発表。この日は残る3枠としてシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)、クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)、ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)の3選手の参戦が発表された。

 これまでリトアニアのキックボクシング団体「K.O.K.」からヘビー級王者のミハエル・トゥリンスキー、ブラジルのキックボクシング団体「WGP」からアリエル・マチャド、中国のキックボクシング団体「武林風」からリュウ・ツァー、ルーマニアのキックボクシング団体「DFS」からヴァレンティン“ザ・ガンマン”ボルディアヌ、「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」優勝のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)の5選手の参戦が発表されていた。

金子晃大vs玖村将史が静かに火花。K-1グループ復帰の宮田氏は「2人とも4度目はないという気持ちで戦うと思う」【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の会見が8月8日、都内で開催された。

 7月17日の両国大会で「K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ」での対戦が発表された王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と挑戦者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が出席し、この一戦に向けて改めてコメントした。

 2人は2020年3月に初めて対戦し、玖村が判定勝ち。昨年2月には「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し金子が雪辱を果たして、対戦成績を1勝1敗にした。

 玖村は「去年の2月にトーナメントの決勝で戦ってから、他団体の2トップを倒してK-1が55kgの国内最強ということを僕が証明してきたので。僕のほうが王者にふさわしいと思っている。このカードは国内最高峰のカードだと思っているので、その戦いにふさわしいように盛り上げて、僕が55kgの王者になるので楽しみにしていてください」と語った。玖村は昨年6月の「THE MATCH 2022」では後にRISE世界バンタム級王者となる志朗、今年3月の「K’FESTA.6」ではRISEバンタム級王者の鈴木真彦を破っている。

宮田充氏がK-1グループに電撃復帰しKrushプロデューサーに就任。KNOCK OUTプロデューサーとしばらく兼任【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 K-1が8月8日、都内で会見を開き、現在、KNOCK OUTのプロデューサーを務める宮田充氏がKrushプロデューサーに就任することを発表した。

 宮田氏はKrushで長くプロデューサーを務め、2014年からスタートした新生K-1では2016年11月から2018年12月までプロデューサーを務めた。その後、2020年6月にK-1グループを離れると9月にKNOCK OUTとREBELSのプロデューサーに電撃就任。今回は約3年ぶりのK-1グループ復帰となる。

 宮田氏は今回の復帰について「今回、K-1さんからお話をいただき、(KNOCK OUT運営会社の)Def Fellowさんに申し出て、ご理解、ご了承をいただき、Krushプロデューサーという役に就かせていただくことになりました。現在務めているKNOCK OUTプロデューサーは当面の間、兼任という形でやらせていただくことになりました。ご理解、ご了承いただいたDef Fellowさんには本当に感謝しています。立ち技格闘技のさらなる盛り上がりのために頑張っていきますのでよろしくお願いします」と挨拶した。

対抗戦はK-1の2勝1敗も大将戦はKNOCK OUTの森岡悠樹がインパクト大の1RKO勝ち【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUTとK-1グループの対抗戦3試合が行われた。K-1側が2勝1敗で勝ち越したものの、大将戦となった森岡悠樹(北流会君津ジム)と内田晶(チーム・タイガーホーク)の一戦はKNOCK OUTの森岡が1Rに3つのダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけ右ローの森岡。森岡はコーナーに追い込むと右カーフでバランスを崩させたところに右フックを浴びせいきなりダウンを奪う。立ち上がった内田は前に出てパンチを連打。森岡は右カーフからパンチ。内田の右フックが森岡を襲うが、森岡はガードを固め、今度は右ストレートで2度目のダウンを奪う。なおも立ち上がりパンチを放っていく内田。内田の右ストレートに一瞬ぐらついた森岡だったが、すぐに立て直すと右フックで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

K-1グループとの対抗戦に出場の森岡悠樹が王者引っ張り出しに意欲【KNOCK OUT】

2023.08.05 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月5日、都内で行われ、全選手が時間内に規定体重をクリアした。今大会では6月からスタートしたKNOCK OUTとK-1グループの対抗戦3試合が行われる。計量後に行われた前日会見では出場選手が静かに火花を散らした。

 対抗戦のトリとなる第3試合に出場する森岡悠樹(北流会君津ジム)が「対抗戦と言ってもお互いに王者が出てきていない。お互いに王者が出てくるためには明日の対抗戦に掛かっていると思うので、しっかり盛り上げて、お互いがしっかり王者が出せるような対抗戦がこれからできるように明日はしっかりやりたい」とK-1グループの王者引っ張り出しに向けての意欲を見せた。

 6月にスック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王座を獲得した森岡はカード発表会見でも「まだK-1グループの本気さが自分には見えてこない。もっと王者クラスを呼んでもらえるような試合をする」などと発言していた。

 対戦する内田晶(チーム・タイガーホーク)は「一番インパクトのある試合を見せたい」と静かに闘志を燃やした。

璃明武がダウンを奪ったうえでの判定勝ちで永坂吏羅を返り討ち。連敗止めて初防衛に成功【Krush】

2023.07.23 Vol.Web Original

「Krush.151」(7月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ」で王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)が3-0の判定で永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を破り初防衛に成功した。

 両者は2019年3月に対戦し、璃明武が判定勝ち。その後、璃明武は2021年に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝して王座を獲得。永坂は2021年7月から昨年7月まで4連続KO勝ちを収めるなど勝利を重ね、昨年11月に璃明武への挑戦にこぎつけたのだが、試合の2週間前に璃明武のケガで試合が流れるという事態に。この出来事をめぐり試合前は2人の間で激しい舌戦が繰り広げられていた。

KNOCK OUTから参戦の新田宗一朗が目黒翔大に判定負け【Krush】

2023.07.23 Vol.Web Original

 INNOVATIONスーパーフェザー級王者の新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)が「Krush.151」(7月22日、東京・後楽園ホール)でK-1グループ初参戦を果たしたものの目黒翔大(優弥道場)に0-3の判定負けを喫した。

 6月からK-1グループとKNOCK OUTの対抗戦がスタートしているのだが、新田はKNOCK OUTを主戦場にしており、事実上対抗戦といっても差し支えない対戦だった。

 1R、サウスポーの目黒とオーソドックスの新田。目黒の左インローに新田は右ミドル。圧をかける目黒に新田は右ハイ。目黒は前に出て右ロー。新田は右ミドル、目黒が詰めるが新田はパンチで押し返す。目黒はなおも詰めて左右のロー。圧をかける目黒に新田は左フック、右ストレートからヒザ。しかし、目黒はなおも前に出てローからパンチを放っていく。

初参戦でKO勝ちの璃久がK-1王者の和島大海に「絶対に俺、ベルト獲るから、それまで負けんといて下さい」【Krush】

2023.07.23 Vol.Web Original

「Krush.151」(7月22日、東京・後楽園ホール)でK-1グループ初参戦の璃久(HIGHSPEED GYM)が森田奈男樹(エイワスポーツジム)にKO勝ちを収めた。

 ここまで6戦5勝(3KO)1敗でスーパー・ウェルター級のホープ的な存在だった森田を破ったことで強烈なKrushデビューを果たした璃久は12月に予定されているK-1大阪大会への出場をアピールした。

 1R、ともにオーソドックススタイル。璃久がいきなり右ミドル、右ロー。どっしり構える森田は左ミドル。徐々に詰める森田だが、璃久は押し返し右フック。じりじり詰める森田に璃久は飛び込んで左フック。璃久はなおもパンチをまとめ森田を下がらせる。森田もパンチを返すが、璃久は手数で勝る。しかし終盤、森田が左インロー、左三日月蹴りで璃久を削りに行く。

元Krush王者の佐々木洵樹が引退セレモニー「普通では味わえないような世界を見られたことが一番の誇り」【Krush】

2023.07.23 Vol.Web Original

 元Krushバンタム級王者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)の引退セレモニーが「Krush.151」(7月22日、東京・後楽園ホール)で行われた。

 佐々木はプロボクシングで元東洋太平洋フェザー級13位、元日本フェザー級7位の実績を残した後にキックボクシングに転向。2019年2月にKrushでデビューを果たすと2連勝。3戦目にして晃貴が持つKrushバンタム級王座に挑戦するとダウンを奪った上での判定勝ちで王座を獲得した。2020年7月に王座返上しスーパー・バンタム級へ転向。12月のK-1両国大会でK-1デビューを果たすと、璃明武との無敗対決を制した。その後、2021年5月のK-1横浜武道館大会でタイのラット・エイワスポーツジムからも勝利を収め、デビューからの無敗記録を“6”に伸ばした。昨年2月のK-1東京体育館大会で行われた「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦で内田晶を破るも、準決勝で玖村将史にKO負け。この試合が最後の試合となった。

 プロボクシングの戦績は23戦19勝(7KO)4敗、キックでの戦績は8戦7勝(1KO)1敗だった。

のらりくらりの栗秋祥吾に宮田Pが公開説教。「対戦したい相手の名前を言え!」に「篠塚辰樹選手です」【KNOCK OUT】

2023.07.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が7月19日、都内で開催された。

 出場が発表された栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の発言の際に宮田充プロデューサが公開説教し、会場に緊張感が走った。

 この日、栗秋は現在、対抗戦を展開しているK-1ファイターとの対戦が発表されたのだが「K-1グループの選手、誰が来ても今はKNOCK OUTのほうが強いと思っているのでボコボコにして返り討ちにする」とまずは自信のコメント。ここまでの対抗戦については「あまり気にしてなかった。名前のある選手じゃないんで、名前のある選手を連れてきてほしいですし、こっちが出向いてもいいと思っている」と語った。

 栗秋は一級品の素質を持ちながらも“練習嫌い”で有名。前戦となった6月大会では鮫島大翔にKO勝ちを収め、一夜明け会見では「ポテンシャルとか才能でチャンピオンになった選手っていないと思うので、その枠を狙いたい」「“練習頑張ります”と言ってもあまり練習しないんで、そこそこ頑張って、さくっとベルトを獲って、いい結果で格闘技人生を終えたい」などと本気なのかジョークなのかも分からないトーンで“練習嫌いキャラ”全開だった。

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